JP3174509U - 歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】歯磨き粉材料を歯ブラシから外へ押し出すために、1本の指で操作できる歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシは、本体部2が後方通路部を画定し、後方通路部と空間的に連通する細長スロット222が形成されるハンドル壁部22を含み、歯磨き粉材料がハンドル壁部で受けられ、及び駆動部材23がスロットを通してハンドル壁部へ伸びる。駆動部材は歯磨き粉材料が後方通路部に沿って剛毛24搭載面上を前進するように、スロットに沿ってスライド可能である。
【選択図】図3
【解決手段】歯ブラシは、本体部2が後方通路部を画定し、後方通路部と空間的に連通する細長スロット222が形成されるハンドル壁部22を含み、歯磨き粉材料がハンドル壁部で受けられ、及び駆動部材23がスロットを通してハンドル壁部へ伸びる。駆動部材は歯磨き粉材料が後方通路部に沿って剛毛24搭載面上を前進するように、スロットに沿ってスライド可能である。
【選択図】図3
Description
本考案は、歯ブラシ、特に歯磨き粉材料と、歯磨き粉材料を歯ブラシから外へ押し出すために、1本の指で操作できる駆動部材とを有する歯ブラシに関する。
図1は、ホテル、モーテル、病院などでの使用に適した通常の歯ブラシキットを図示する。
通常の歯ブラシキットは歯ブラシ81と、歯ブラシ81から分離した絞り可能な歯磨き粉容器82とを含む。使用には、歯磨き粉容器82は歯磨き粉容器82から歯ブラシ81の剛毛上に歯磨き粉材料80を載せるように絞られる。
通常の歯ブラシキットは歯ブラシ81と、歯ブラシ81から分離した絞り可能な歯磨き粉容器82とを含む。使用には、歯磨き粉容器82は歯磨き粉容器82から歯ブラシ81の剛毛上に歯磨き粉材料80を載せるように絞られる。
図2は、歯磨き粉材料80が歯ブラシ83の中空ハンドル834内で受けられる、別の通常の歯ブラシ83を図示する。歯ブラシ83のブラシヘッド832から、歯ブラシ83の剛毛831上へ歯磨き粉材料80を移動させるために、プランジャ835が中空ハンドル834へ挿入される。しかし、歯磨き粉材料80を動かすためのプランジャ835の操作は不便である。
米国特許番号4,116,570は、ヘッド部分、スロットを備える中空ハンドル部、ハンドル部で受けられ、その中へ歯磨き粉材料を受ける絞り可能な歯磨き粉容器、及びハンドル部上にスライド可能に取り付けられ、歯磨き粉容器を絞るためのスロットに沿ってスライド可能な駆動部材、を含む歯ブラシについて開示する。ハンドル部は、歯磨き粉容器をハンドル部へそれを通して挿入するための、及び開口端をカバーするためのカバーを備える、開口端を画定する後方開口端を有する。スロットは、それぞれハンドル部の後方開口端とヘッド部に隣接配置される2つの閉止端を有する。ハンドル部の後方セクションは、歯磨き粉容器がハンドル部へ通過するために、駆動をその場で停止させるように、ハンドル部の後方開口端に向かう方向に周長が徐々に大きくなる。上記歯ブラシは、絞り可能な歯磨き粉容器を絞るための駆動部材の操作が面倒であるという欠点がある。
米国特許番号7,128,492は、ヘッド部と、絞り可能な歯磨き粉容器のねじ付き口へ接続されるようになっているねじ付き開口端を有し、かつねじ付き開口端から遠位にスロットが形成された中空ハンドル部と、及びハンドル部上をスライド可能に搭載され、かつ歯磨き粉材料をハンドル部で受けるように駆動するため、スロットに沿ってスライド可能な、駆動部材とを、含む歯ブラシについて開示する。上記歯ブラシは、ねじ付き開口端とスロット間に配置される著しい量の歯磨き粉材料は駆動部材で駆動できないため、歯磨き粉材料の無駄が発生するという欠点がある。
従って、本考案の目的は、従来技術に関係する上記欠点を克服することができる歯ブラシを提供することである。
本考案の一実施態様によると、以下のような歯ブラシが提供される。この歯ブラシは以下からなる:ヘッド壁部、ヘッド壁部へ接続され、後方に配置されるハンドル壁部と、及びヘッド壁部に形成される前方通路部、及びそれを通してハンドル壁部が形成され、前方通路部へ接続される後方通路部を有する内部通路と、からなり、ヘッド壁部は剛毛搭載面を有し、前方通路部は剛毛搭載面を通して伸び、ハンドル壁部は後方自由端を有し、ヘッド壁部の後端から本体の長さ方向に沿って後方へ伸び、及び細長いスロットが形成され、後方通路部は、その後端に開口端を有し、スロットは後方通路部と空間的に連通し、ヘッド壁部とハンドル部の後方自由端との間に配置される前端を有し、及びハンドル壁部の後方自由端を通して前端から本体部の長さ方向に沿って伸び、後方通路部は前方通路部とスロットの自由端との間に配置される歯磨き粉受けセクションを有し;歯磨き粉材料は前方通路部の後端を有する歯磨き粉受けセクションで受けられ;駆動部材はスロットを通して後方通路部へ伸び、かつハンドル壁部の外側上に配置される操作端を有し;及び駆動端は後方通路部に配置され、かつ後方通路部の歯磨き粉受けセクションの歯磨き粉材料の後端と接触し、駆動部材は、歯磨き粉材料を押して前方及び後方通路部に沿って前進させるようにし、スロットに沿ってスライド可能であり;複数の剛毛は、剛毛搭載面に搭載される。
本考案の別の態様によると、以下のような歯ブラシが提供される:ヘッド壁部を含む本体部と、本体部の長さ方向に沿って、ヘッド壁部の後端から後方へ伸びるハンドル壁部と、及びヘッド壁部に形成される前方通路部、及びハンドル壁部に形成され、かつ前方通路部へ接続される後方通路部、を有する内部通路と、を含み、ヘッド壁部は剛毛搭載面を有し、前方通路部は剛毛搭載面を通して伸び、ハンドル壁部は第一セクションと第一セクションへ接続される第二セクションとを有し、第一セクションは後方端面を有し、後方通路部は第一セクションに後方端面を通して形成され、かつ後方端面により囲まれた開口端を有し、第二セクションは後方通路の開口端と空間的に連通する内部区画を画定し、かつ内部区画と空間的に連通するスロットが形成され;歯磨き粉供給機は内部区画内に配置され、かつ円筒容器とポンプを含み、円筒容器は、その中に歯磨き粉材料を受けるような歯磨き粉室を画定する前方開口端を有し、ポンプは排出端を有する引き抜き管を含み、終端フランジは、引き抜き管へ固定され、これから外側へ突出し、カートリッジは、歯磨き粉室へ伸び、かつ円筒容器の前方開口端へ固定され、及びガイド部材からなり、引き抜き管は、ある方向へカートリッジの後方へ、及び反対方向へ後方通路部の開口端を通して後方通路部へ伸び、円筒容器とカートリッジの組み合わせは、終端フランジと引き抜き管の組み合わせに対して伸縮自在に移動可能であり、ガイド部材は、円筒容器とカートリッジの組み合わせが、終端フランジと引き抜き管の組み合わせから伸縮自在に移動させるように誘導し、終端フランジは、円筒容器とカートリッジの組み合わせと終端フランジと引き抜き管の組み合わせとの間の伸縮自在移動の間、第一セクションの後端面に絶えず当接し;及び駆動部材は、円筒容器と接触するためにスロットを通して内部区画へ伸び、かつ第二セクション外部上に配置される操作端を有する。駆動部材は円筒容器とカートリッジの組み合わせと、終端フランジと引き抜き管の組み合わせとの間の伸縮自在移動を駆動するため、スロットに沿ってスライド可能である。
図3〜図5は本考案による歯ブラシの第一好適実施例を図示する。本歯ブラシは以下を含む:
ヘッド壁部21を含む本体部2と、ヘッド壁部21へ接続され、これの後方に配置されるハンドル壁部22と、及びヘッド壁部21に形成される前方通路部210、及びハンドル壁部22を通して形成され、かつ前方通路部210へ接続される後方通路部220を有する内部通路とを含み、
ヘッド壁部21は剛毛搭載面211を有し、前方通路部210(図5参照)は剛毛搭載面211を通して伸び、ハンドル壁部22は後方自由端221を有し、本体部2の長さ方向に沿ってヘッド壁部21の後端から後方へ伸び、かつ細長スロット222が形成され、後方通路部220はその後端に開口端2210を有し、スロット222は、後方通路部220と空間的に連通し、ヘッド壁部21とハンドル壁部22の後方自由端221の間に配置される前端2221を有し、かつハンドル壁部22の後方自由端221を通して、前端2221から本体部2の長さ方向に沿って伸び、後方通路部220は、前方通路部210とスロット222の前端2221との間に配置される歯磨き粉受けセクション2201を有し;歯磨き粉材料80は後方通路部220の、後端801を有する歯磨き粉受けセクション2201で受けられ;駆動部材23はスロット222を通して、後方通路部220へ伸び、かつハンドル壁部22の外部上に配置される操作端231を有し、及び駆動端232は、後方通路部220に配置され、後方通路部220の歯磨き粉受けセクション2201の歯磨き粉材料80の後端801と接触し、駆動部材23は、歯磨き粉材料80を押して前方及び後方通路部210,220に沿って前進させるようにするために、スロット222に沿ってスライド可能であり;複数の剛毛24は剛毛搭載面211上に搭載され;及びプラグ25は、後方通路部220の開口端2210を通して後方通路部220へ挿入され、かつ後方通路部220の開口端2210をカバーする。
ヘッド壁部21を含む本体部2と、ヘッド壁部21へ接続され、これの後方に配置されるハンドル壁部22と、及びヘッド壁部21に形成される前方通路部210、及びハンドル壁部22を通して形成され、かつ前方通路部210へ接続される後方通路部220を有する内部通路とを含み、
ヘッド壁部21は剛毛搭載面211を有し、前方通路部210(図5参照)は剛毛搭載面211を通して伸び、ハンドル壁部22は後方自由端221を有し、本体部2の長さ方向に沿ってヘッド壁部21の後端から後方へ伸び、かつ細長スロット222が形成され、後方通路部220はその後端に開口端2210を有し、スロット222は、後方通路部220と空間的に連通し、ヘッド壁部21とハンドル壁部22の後方自由端221の間に配置される前端2221を有し、かつハンドル壁部22の後方自由端221を通して、前端2221から本体部2の長さ方向に沿って伸び、後方通路部220は、前方通路部210とスロット222の前端2221との間に配置される歯磨き粉受けセクション2201を有し;歯磨き粉材料80は後方通路部220の、後端801を有する歯磨き粉受けセクション2201で受けられ;駆動部材23はスロット222を通して、後方通路部220へ伸び、かつハンドル壁部22の外部上に配置される操作端231を有し、及び駆動端232は、後方通路部220に配置され、後方通路部220の歯磨き粉受けセクション2201の歯磨き粉材料80の後端801と接触し、駆動部材23は、歯磨き粉材料80を押して前方及び後方通路部210,220に沿って前進させるようにするために、スロット222に沿ってスライド可能であり;複数の剛毛24は剛毛搭載面211上に搭載され;及びプラグ25は、後方通路部220の開口端2210を通して後方通路部220へ挿入され、かつ後方通路部220の開口端2210をカバーする。
この実施例で、駆動部材23は、後方通路部220に配置される棒部233と、ハンドル壁部22の外部上に配置されるノブ部234と、及びスロット222を通して伸び、棒部233とノブ部234の間に接続される接続部235と、を含む。ノブ部234は駆動部材23の操作端231を画定する。棒部233は、駆動部材23の駆動端232を画定する。
後方通路部220の歯磨き粉受けセクション2201はそれぞれ前方通路部210の隣接端2210と、スロット222の前端2221とで終端する2つの対向端を有する。棒部233は駆動部材23の駆動端232から接続部235の隣接端2351へ伸び、かつ歯磨き粉受け部2201の長さとほぼ同一長さを有する挿入セクション2331(図4参照)を有する。ハンドル壁部22は、更にスロット222の前端2221を画定するスロット画定面223を有する。駆動部材23は、挿入セクション2331が歯磨き粉受けセクション2201の外部に配置され、かつノブ部234がスロット222の前端2221から離れた第一位置(図5参照)と、挿入セクション2331が歯磨き粉受けセクション2201内でほぼ全体が受けられ、かつノブ部234がスロット222の前端2221に配置され、スロット画定面223に当接する、第二位置(図6参照)との間でスロット222に沿ってスライド可能である。
駆動部材23の駆動端232は、後方通路部220のそれとほぼ同一の周長を有する。
本考案の歯ブラシのハンドル壁部22の後方自由端を通して伸びるスロット222を形成することにより、歯磨き粉材料80は、駆動部材23とプラグ25のハンドル壁部22への組み込みに先立ち、後方通路部220の歯磨き粉受けセクション2201へ充填されることが可能になる。従って、米国特許NO7,128,492で遭遇するような歯磨き粉材料を浪費する従来の欠点は排除することができる。
図7〜12は本考案による歯ブラシの第二好適実施例を図示する。本歯ブラシは以下の要素を含む:
ヘッド壁部31を含む本体部3と、本体部3の長さ方向に沿ってヘッド壁部31の後端から後方へ伸びるハンドル壁部32と、及びヘッド壁部31に形成される前方通路部310、及びハンドル壁部32に形成され、かつ前方通路部310へ接続される後方通路部320、を有する内部通路を含み、ヘッド壁部31は剛毛搭載面311を有し、前方通路部310は、剛毛搭載面311を通して伸び、ハンドル壁部32は、第一セクション321、第二セクション322、及び第一セクションと第二セクション321,322を相互接続するベル型相互接続セクション323を有し、第一セクション321は、環状後端面3211を有し、かつ後方通路部320が形成され、後方通路部320は後端面3211を通して伸び、後端面3211により囲まれる開口端3201を有し、相互接続セクション323は、第一セクション321の後端から後方に広がり、かつ後端3231を有し、第二セクション322は、相互接続セクション3231(図8参照)の後端3231へ取り外し可能に結合され、後方通路部320の開口端3201と空間的に連通する内部区画3220を画定し、及び内部区画3220と空間的に連通するスロット3221が形成される前端3225を有し;ポンプ型歯磨き粉供給機4は内部区画3220に配置され、かつ円筒容器41、ポンプ42及びピストン44を含み、円筒容器41はその中に歯磨き粉材料80を受けるように歯磨き粉室410を画定する前方開口端411と、少なくとも1つの空気孔4120が形成される後端壁412と、を有し、ピストン44は、歯磨き粉室410内に移動可能に配置され、かつ歯磨き粉材料80の後端と接触し、ポンプ42は、排出端4211(即ち、前端)を有する引き抜き管421を含み、終端フランジ422は引き抜き管421へ固定され、そこから外へ突出し、円筒形カートリッジ423は歯磨き粉室410へ伸び、かつ円筒容器41の前方開口端411へ固定される環状スリーブ4238、ガイド部材424、及び弁機構を備え、引き抜き巻4211は、ある方向へカートリッジ423へ伸び、及び反対方向へ後方通路部320の開口端3201を通して後方通路部320へ伸び、円筒容器41とカートリッジ423の組み合わせは、終端フランジ422と引き抜き管421の組み合わせに対して伸縮自在に移動可能であり、ガイド部材424は、円筒容器41とカートリッジ423の組み合わせを終端フランジ422と引き抜き管421の組み合わせから伸縮自在に移動させるように誘導し、終端フランジ422は、円筒容器41とカートリッジ423の組合せと終端フランジ422と引き抜き巻421の組み合わせとの間の相対的伸縮自在の移動の間、第一セクション321の後方端面3211に対して絶えず当接し、弁機構は、ポンプ42(図11参照)の押圧段階の間のカートリッジ423から引き抜き管421への、及びポンプ42(図12参照)の吸引段階の間の歯磨き粉室410からカートリッジ423への歯磨き粉材量80の流れを制御するため、カートリッジ423に配置され;駆動部材43は、円筒容器41と接触するため、スロット3221を通して内部区画3220へ伸び、かつ第二セクション322の外部上に配置される操作端431を有する。駆動部材43は、円筒容器41とカートリッジ423の組合せと、終端フランジ422と引き抜き巻421の組み合わせとの間の相対的伸縮自在の移動を駆動するため、第一位置(図8参照)と第二位置(図9参照)との間、スロット3221に沿ってスライド可能であり;及び複数の剛毛24は剛毛搭載面311上に搭載される。
ヘッド壁部31を含む本体部3と、本体部3の長さ方向に沿ってヘッド壁部31の後端から後方へ伸びるハンドル壁部32と、及びヘッド壁部31に形成される前方通路部310、及びハンドル壁部32に形成され、かつ前方通路部310へ接続される後方通路部320、を有する内部通路を含み、ヘッド壁部31は剛毛搭載面311を有し、前方通路部310は、剛毛搭載面311を通して伸び、ハンドル壁部32は、第一セクション321、第二セクション322、及び第一セクションと第二セクション321,322を相互接続するベル型相互接続セクション323を有し、第一セクション321は、環状後端面3211を有し、かつ後方通路部320が形成され、後方通路部320は後端面3211を通して伸び、後端面3211により囲まれる開口端3201を有し、相互接続セクション323は、第一セクション321の後端から後方に広がり、かつ後端3231を有し、第二セクション322は、相互接続セクション3231(図8参照)の後端3231へ取り外し可能に結合され、後方通路部320の開口端3201と空間的に連通する内部区画3220を画定し、及び内部区画3220と空間的に連通するスロット3221が形成される前端3225を有し;ポンプ型歯磨き粉供給機4は内部区画3220に配置され、かつ円筒容器41、ポンプ42及びピストン44を含み、円筒容器41はその中に歯磨き粉材料80を受けるように歯磨き粉室410を画定する前方開口端411と、少なくとも1つの空気孔4120が形成される後端壁412と、を有し、ピストン44は、歯磨き粉室410内に移動可能に配置され、かつ歯磨き粉材料80の後端と接触し、ポンプ42は、排出端4211(即ち、前端)を有する引き抜き管421を含み、終端フランジ422は引き抜き管421へ固定され、そこから外へ突出し、円筒形カートリッジ423は歯磨き粉室410へ伸び、かつ円筒容器41の前方開口端411へ固定される環状スリーブ4238、ガイド部材424、及び弁機構を備え、引き抜き巻4211は、ある方向へカートリッジ423へ伸び、及び反対方向へ後方通路部320の開口端3201を通して後方通路部320へ伸び、円筒容器41とカートリッジ423の組み合わせは、終端フランジ422と引き抜き管421の組み合わせに対して伸縮自在に移動可能であり、ガイド部材424は、円筒容器41とカートリッジ423の組み合わせを終端フランジ422と引き抜き管421の組み合わせから伸縮自在に移動させるように誘導し、終端フランジ422は、円筒容器41とカートリッジ423の組合せと終端フランジ422と引き抜き巻421の組み合わせとの間の相対的伸縮自在の移動の間、第一セクション321の後方端面3211に対して絶えず当接し、弁機構は、ポンプ42(図11参照)の押圧段階の間のカートリッジ423から引き抜き管421への、及びポンプ42(図12参照)の吸引段階の間の歯磨き粉室410からカートリッジ423への歯磨き粉材量80の流れを制御するため、カートリッジ423に配置され;駆動部材43は、円筒容器41と接触するため、スロット3221を通して内部区画3220へ伸び、かつ第二セクション322の外部上に配置される操作端431を有する。駆動部材43は、円筒容器41とカートリッジ423の組合せと、終端フランジ422と引き抜き巻421の組み合わせとの間の相対的伸縮自在の移動を駆動するため、第一位置(図8参照)と第二位置(図9参照)との間、スロット3221に沿ってスライド可能であり;及び複数の剛毛24は剛毛搭載面311上に搭載される。
この実施例で、相互接続セクション323は、その中に、内部空間3230を画定する(図8参照)。ガイド部材424は、引き抜き管421へはめられ、かつ終端フランジ422に当接する。ガイド部材424と終端フランジ422は、相互接続セクション323の内部空間3230で受けられる。
引き抜き管421は弁開口451が形成される。弁機構は、弁開口451(図10〜12参照)を開閉するため、カートリッジ423へ固定される第一弁45と、カートリッジ423の壁端4235の開口端4230を開閉するため、その外周にあり、第一弁45から離れたカートリッジ423の内壁へ固定される(弾性柔軟膜の形の)第二弁46と、を含む。カートリッジ423は、開口端4230を画定する自由壁端4235を有する。第二弁46は、自由壁端4235に隣接配置され、環状孔4610が形成され、かつ弾性的に及び柔軟に変形可能である。カートリッジ423と円筒容器41の組合せと共に駆動部材43が、第一位置(図8参照)に配置される場合、弁開口451は第一弁45により閉になり(図10参照)、カートリッジ423の壁端4235の開口端4230は、第二弁46により閉になる。
駆動部材43は、内部区画3220に配置されるスリーブ部432と、及びスリーブ部432から伸び、スロット3221で受けられ、及び操作端431を画定するノブ部433と、を含む。円筒容器41は、円筒容器41の前方開口端411へ隣接して配置され、かつそれから外へ突出した環状フランジ416を備える。スリーブ部432は、引き抜き管421に対してカートリッジ423と共に、駆動部材43が円筒容器41を移動させるように、円筒容器41上にはめられ、かつ環状フランジ416に当接する。ハンドル壁部32の第二セクション322には、少なくとも1つの内部ガイド溝が形成される。駆動部材43のスリーブブ432には、駆動部材43のスライド移動をスロット3221に沿って、第二セクション322上でガイドするように、ガイド溝へ伸びる少なくとも1つのガイド舌部が形成される。スロット3221は、前端3221aを有し、スロット画定面3222により画定される。ノブブ431の前端は、駆動部材43が第一位置へ配置される場合(図8参照)、スロット3221の前端3221aから離れ、駆動部材43が第二位置に配置される場合(図9参照)、スロット3221の前端3221aに配置され、かつスロット画定面3222に当接する。
操作において、円筒容器41とカートリッジ423の組合せと共に、駆動部材43が第一位置(図8と10参照)から第二位置(図9と11参照)へ移動すると、カートリッジ423の前端壁4231は、引き抜き管421の肩部4211’と接触し、引き抜き管421はカートリッジ423へ後退し、その結果、カートリッジ423の歯磨き粉材料80へ弁開口451が露出し、カートリッジ423の壁端4235の開口4230を閉止するために、第二チェック弁461を扁平にすることで、歯磨き粉材料80がカートリッジ423から弁開口451を通って、引き抜き管421へ流れるようにする。反対に、円筒容器41とカートリッジ423の組み合わせと共に駆動部材43がガイド部材424の誘導作用により第二位置から第一位置へ移動する場合、引き抜き管421はカートリッジ423に対して前進し、この結果、カートリッジ423内に真空が発生し、このために第二弁461が変形して、カートリッジ423の壁端4235の開口端4230を開にし、かつ空気孔412を通して歯磨き粉室410へ周辺空気を引き込み、円筒容器ピストン44(表示なし)を押すことで、開口端4230と環状孔4610を通して円筒容器41からカートリッジ423への歯磨き粉材料80の流れを起こす。
本考案の歯ブラシにポンプ型歯磨き粉供給機を含むことで、歯磨き粉材料80は、駆動部材43を操作することにより、ヘッド壁部31の剛毛搭載面311上に円筒容器41から容易に引き出すことができる。
本考案は、最も実際的で、かつ好ましい実施例と思われることに関して述べてきたが、本考案は開示実施例に限定されることなく、このような修正や同等の配置を包含するように、最も広範囲の解釈の精神と範囲内に含まれる様々な配置をカバーすることを意図する。
2、3:本体部
4:ポンプ型歯磨き粉供給機
21,31:ヘッド壁部
22、32:ハンドル壁部
23、43:駆動部材
24:剛毛
25:プラグ
41:円筒容器
42:ポンプ
44:ピストン
45:第一弁
46:第二弁
80:歯磨き粉材料
81、83:歯ブラシ歯磨き粉容器
82:歯磨き粉容器
4:ポンプ型歯磨き粉供給機
21,31:ヘッド壁部
22、32:ハンドル壁部
23、43:駆動部材
24:剛毛
25:プラグ
41:円筒容器
42:ポンプ
44:ピストン
45:第一弁
46:第二弁
80:歯磨き粉材料
81、83:歯ブラシ歯磨き粉容器
82:歯磨き粉容器
Claims (9)
- ヘッド壁部を含む本体部と、前記ヘッド壁部へ接続され、前記ヘッド壁部の後方に配置されるハンドル壁部と、及び前記ヘッド壁部に形成される前方通路部、及び前記ハンドル壁部を通して形成され、かつ前記前方通路部へ接続される後方通路部を有する内部通路と、からなり、前記ヘッド壁部は剛毛搭載面を有し、前記前方通路部は前記剛毛搭載面を通して伸び、前記ハンドル壁部は後方自由端を有し、前記本体部の長さ方向に沿って前記ヘッド壁部の後端から後方へ伸び、及び細長いスロットが形成され、前記後方通路部はその後端に開口端を有し、前記スロットは前記後方通路部と空間的に連通し、前記ヘッド壁部と前記ハンドル壁部の後方自由端との間に配置される前端を有し、及び前記ハンドル壁部の後方自由端を通して前記前方端から、前記本体部の長さ方向に沿って伸び、前記後方通路部は前記前方通路部と前記スロットの前端との間に配置される歯磨き粉受けセクションを有し、
歯磨き粉材料は、前記後方通路部の、かつ後端を有する歯磨き粉受けセクションで受けられ、
駆動部材は、前記スロットを通して前記後方通路部へ伸び、及び前記ハンドル壁部の外部上に配置される操作端を有し、及び駆動端は、前記後方通路部に配置され、前記後方通路部の歯磨き受けセクションの前記歯磨き粉材料の後端と接触し、前記駆動部材は、前記歯磨き粉材料を押して前記前方と後方通路部に沿って前進させるように、前記スロットに沿ってスライド可能であり、及び、
複数の剛毛は、前記剛毛当搭載面上に搭載される、歯ブラシ。 - 前記後方通路部の開口端を通して前記後方通路部へ挿入され、かつ前記後方通路部の開口端をカバーする、プラグから更になる、請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記駆動部材は、前記後方通路部に配置される棒部と、前記ハンドル壁部の外部上に配置されるノブ部と、及び前記スロットを通して伸び、かつ前記ノブ部と前記ノブ部の間に接続される接続部と、を含み、前記ノブ部は前記駆動部材の操作端を画定し、前記棒部は前記駆動部材の駆動端を画定する、請求項1に記載の歯ブラシ。
- 前記後方通路部の歯磨き粉受けセクションは、それぞれ前記前方通路部の隣接部と、前記スロットの前端とで終端する2つの対抗端を有し、前記棒部は前記駆動部材の駆動端から前記接続部の隣接端へ伸び、かつ前記歯磨き粉受けセクションの長さとほぼ同一の長さを有する、挿入セクションを有し、前記ハンドル壁部は前記スロットの前端を画定するスロット画定面を有し、前記駆動部材は、前記挿入セクションが前記歯磨き粉受けセクションの外側に配置され、かつ前記ノブ部が前記スロットの前端から離れる第一位置と、前記挿入セクションが前記歯磨き粉受けセクション内でほぼ完全に受けられ、かつ前記ノブ部が前記スロットの前端に配置され、前記スロット画定面に当接する、第二位置との間で、前記スロットに沿ってスライド可能である、請求項3に記載の歯ブラシ。
- 前記駆動部材の駆動端は前記後方通路部の周長とほぼ同一の周長を有する、請求項1に記載の歯ブラシ。
- ヘッド壁部を含む本体部と、及び前記本体部の長さ方向に沿って前記ヘッド壁部の後端から後方へ伸びるハンドル壁部と、及び前記ヘッド壁部に形成される前方通路部、及び前記ハンドル壁部に形成され、かつ前記前方通路部へ接続される後方通路部と、からなる歯ブラシで、前記ヘッド壁部は剛毛搭載面を有し、前記前方通路部は前記剛毛搭載面を通して伸び、前記ハンドル壁部は第一セクションと前記第一セクションへ接続された第二セクションとを有し、前記第一セクションは後端面を有し、前記後方通路部は前記後端面を通して伸び、かつ前記後端面により囲まれた開口端を有し、前記第二セクションは、前記後方通路部の開口端と空間的に連通し、かつ前記内部区画と空間的に連通するスロットが形成される内部区画を画定し、
歯磨き粉供給機は前記内部区画に配置され、かつ円筒容器とポンプを含み、前記円筒容器は中に歯磨き粉材料を受けるような歯磨き粉室を画定する前方開口端を有し、前記ポンプは排出端を有する引き抜き管を含み、終端フランジは前記引き抜き管へ固定され、かつ前記引き抜き管から外へ突出し、カートリッジは前記歯磨き粉室へ伸び、かつ前記円筒容器の前方開口端とガイド部材に固定され、前記引き抜き管はある方向へ前記カートリッジへ、及び反対方向へ前記後方通路部の開口端を通して前記後方通路部へ伸び、前記円筒容器と前記カートリッジの組み合わせは、前記終端フランジと前記引き抜き管の組み合わせに対して伸縮自在に移動可能であり、前記ガイド部材は前記円筒容器と前記カートリッジの組み合わせを前記終端フランジと前記引き抜き管の組み合わせから伸縮自在に移動させるようにし、前記終端フランジは、前記円筒容器と前記カートリッジの組合せと前記終端フランジと前記引き抜き管の組み合わせの間での伸縮自在の移動の間、前記第一セクションの前記後方端面に対して絶えず当接し、及び、
駆動部材は、前記円筒容器と接続するため、前記スロットを通して前記内部区画へ伸び、かつ前記第二セクションの外部上に配置された操作端を有し、前記駆動部材は前記円筒容器と前記カートリッジの組み合わせと前記終端フランジと前記引き抜き管の組み合わせとの間の伸縮自在の移動を駆動するため、前記スロットに沿ってスライド可能である、歯ブラシ。 - 前記ハンドル壁部は、さらに前記第一と第二のセクションを相互接続する相互接続セクションを有し、前記相互接続セクションは前記第一セクションから後方へ広がり、かつ後端を有し、前記第二セクションは前記相互接続セクションの後端へ取り外し可能に結合される前端を有する、請求項6に記載の歯ブラシ。
- 前記相互接続セクションはベル型を有し、かつその中に内部空間を画定し、前記ガイド部材は前記引き抜き管へかぶせられ、かつ前記終端フランジに当接し、前記ガイド部材と前記終端フランジは、前記相互接続セクションの内部空間で受けられる、請求項7に記載の歯ブラシ。
- 前記駆動部材は前記内部区画に配置されるスリーブ部と、及び前記スリーブ部から伸び、前記スロットで受けられ、及び前記操作端を画定するノブ部と、を含み、前記円筒容器はそれから突出する環状フランジを備え、前記スリーブ部は前記円筒容器にかぶせられ、かつ前記環状フランジに当接する、請求項6に記載の歯ブラシ。
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