JP3174339U - 水棲生物水槽用エアーポンプ - Google Patents

水棲生物水槽用エアーポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP3174339U
JP3174339U JP2011007781U JP2011007781U JP3174339U JP 3174339 U JP3174339 U JP 3174339U JP 2011007781 U JP2011007781 U JP 2011007781U JP 2011007781 U JP2011007781 U JP 2011007781U JP 3174339 U JP3174339 U JP 3174339U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
pump
air
cylinder
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011007781U
Other languages
English (en)
Inventor
淳一 山根
Original Assignee
日本動物薬品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本動物薬品株式会社 filed Critical 日本動物薬品株式会社
Priority to JP2011007781U priority Critical patent/JP3174339U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3174339U publication Critical patent/JP3174339U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

【課題】 電力がなくても使用でき、かつ保管時に嵩張らない水棲生物水槽用エアーポンプを実現可能とする。
【解決手段】 ペットボトルBの首部B1に螺着するための螺合部P1を有するポンプ本体P、本体をボトルに螺着した際にボトル内に垂下されるポンプシリンダー1、本体上に露出するポンピングバー4とシャフト3を介して連結され、ポンプシリンダー内を摺動するピストン2、シリンダーからボトル内への送気時は開放するが、ボトル内の圧縮空気のシリンダー内への逆流時は閉止する逆止弁13、ボトルと連通して設けられる吐出調整室6、吐出流量ダイヤル8により操作される吐出流量調節弁を介して吐出調整室と連通するエアーチューブ接続口9、ボトルの内圧が所定値を上回った際に開放する安全弁10によりエアーポンプを構成する。
【選択図】 図1

Description

この考案は観賞魚などの水棲生物の水槽での生存のために使用するエアーポンプに関する。
観賞魚などの水棲生物を限られた容積の水槽の中で生かすためには、水中の生物が消費する溶存酸素が不足しないように配慮しなくてはならない。酸素が欠乏すると生物は酸欠状態となり死亡してしまうおそれがある。
そのため、水棲生物用水槽においては、エアーポンプにより水槽内に強制的に空気を吐出し、それにより生じた気泡により上昇水流を発生させ、水面を常に循環させて水面より空気中の酸素を水に溶け込ませるエアレーションが必須となった。
そのためには、継続的に空気を吐出させなくてはならず、それを可能とする電動エアーポンプを使用するのが一般的であった(例えば、特許文献1)。
一方、水棲生物の輸送にあたり酸素ボンベや酸素発生剤(例えば、特許文献2)を用いて水槽内の酸素量を高めることも行われていた。
特開平10−184553号公報 特開平11−100201号公報
前記の電動エアーポンプによるエアレーションはもっとも確実な酸素補給の手段であり、初心者にも失敗がない手段である。しかしながら、例えば停電などにより電力が遮断された場合は使用できない問題があり、特に昨今の震災により停電が起こりうる現実となった状況においてはこの問題は深刻であった。
一方、例えば観賞魚などの水棲生物を店舗で購入して遠隔地まで持ち帰る場合や、海や川で採取した水棲生物を生きたまま自宅まで持ち帰る場合には、電源がないので前記の電動エアーポンプは使用できない問題があった。また、前記の酸素ボンベは通常の者にとっては一般的でなく、同様に酸素発生剤も一般的ではなく、ある程度長時間継続して使用するにはそれなりの知識を要するという問題があった。
この考案は、以上の問題点を解決した水棲生物用エアーポンプを提供することを目的として創作されたものである。すなわち、この考案の水棲生物水槽用エアーポンプは合成樹脂製のボトルのスクリューキャップ用の雄ネジを設けた首部にボトルと気密状態を保って螺着するための螺合部を有するポンプ本体、本体をボトルに螺着した際にボトル内に垂下されるポンプシリンダー、本体上に露出するポンピングバーとシャフトを介して連結され、ポンプシリンダー内を摺動するピストン、ピストンによるシリンダーからボトル内への送気時は開放するが、ボトル内の圧縮空気のシリンダー内への逆流時は閉止する逆止弁、ボトルと連通してポンプ本体内に設けられる吐出調整室、吐出流量ダイヤルにより操作される吐出流量調節弁を介して吐出調整室と連通するエアーチューブ接続口、ボトルの内圧が所定値を上回った際に開放する安全弁を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の水棲生物水槽用エアーポンプは、前記のエアーポンプにおいて、ボトルを飲料用のペットボトルとしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の水棲生物水槽用エアーポンプは、前記のエアーポンプにおいて、ポンプシリンダーを透明としたことを特徴とする。
この考案のエアーポンプによれば、空のボトルの首部にスクリューキャップに代えて螺合部をもって螺着することによりポンプ本体はボトル上に固定することができる。ついで、吐出流量調節弁を閉止状態としてポンピングバーの手動による上下動を繰り返すことにより、ポンプシリンダー内のピストンを昇降させてボトル内の空気を圧縮して内圧を高める。そして、内圧が高まった段階で吐出流量調節弁を開放することによりエアーチューブ接続口からボトル内の圧縮空気が吐出されることになる。この場合、吐出流量調節弁の開放具合を吐出流量ダイヤルにより調節することにより、空気の吐出流量と吐出持続時間を設定することができる。
よって、この考案の水棲生物用エアーポンプによれば、第1に電力無しで手動でポンプを作動させることが可能となるので、停電時の水槽のエアレーションや、店舗で購入した水棲生物や、屋外で採取した水棲生物を輸送する際のエアレーションも電源無しで行うことができる。
第2に、吐出流量調節弁の開放具合を吐出流量ダイヤルにより調節することによって長時間に渡ってエアレーションを持続することができ、仮にボトル内の圧縮空気が少なくなっても再度ポンピングすることにより容易に補充できるので、長時間の停電や輸送にも充分対処することができる。
第3に、請求項2記載の考案のように、ボトルとして飲料用のペットボトルを採用すれば、身近にある使用済ペットボトルを利用してポンプ容器とすることができ、異なる容量のボトルを選択することにより多種多様の容積のポンプが実現される。同様の理由から部品構成がシンプルとなり、製造コストを低減できる。
第4に、ボトルとして飲料用のペットボトルを採用すれば、使用時に身近にある使用済ペットボトルを探してポンプ容器とすることができるので、使用しない場合はポンプ本体のみを保管すれば済み、嵩張らないポンプが実現される。
第5に、ボトルの内圧が所定値を上回った際に開放する安全弁を設けているので、ペットボトルを選択した場合でも破裂事故の危険が回避される。
第6に、請求項3記載の考案のように、ポンプシリンダーを透明素材により構成すれば、ペットボトルは例外なく透明であることから、ボトルを透かしてピストンが昇降してポンプ作用を果たす様子を視認でき、子供の理科教育にも役立ちポンプが実現される。
この考案の水棲生物水槽用エアーポンプの一部切り欠き側面図。 同上、加圧状態を示す一部切り欠き側面図。 同上、分解状態の一部切り欠き側面図。
以下、この考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はこの考案の水棲生物水槽用エアーポンプをボトルに取り付けた状態を示す一部切り欠き側面図である。図中符号Pはエアーポンプの本体であり、下方に設けた内周に雌ねじを設けた螺合部P1を合成樹脂製のボトルBのスクリューキャップ用の雄ネジを設けた首部B1 に螺着することによりボトル上部に固定される(図3参照)。この場合、ボトルBは後記する連通孔5およびポンプシリンダー1を除いては外部と気密状態を保たなくてはならず、そのためにパッキンなどを用いて気密状態を確保する。
ボトルBはここでは市販の飲料用のペットボトルを使用している。この種のボトルとしては対内圧強度の観点から炭酸飲料用のペットボトルが最適である。
図中符号1はポンプ作用を実現するためのポンプシリンダーであり、ポンプ本体PをボトルBに螺着した際にボトル内に垂下されるよう、ポンプ本体に垂設される。上記ポンプシリンダー1内には内部を上下に摺動するピストン2が内設されるものであり、このポンプシリンダーはポンプ本体上に露出する上端にポンピングバー4を設けたシャフト3の下端に固定されることにより、ポンピングバーの手動による上下動に伴いポンプシリンダー内を昇降する(図2参照)。上記ポンプシリンダー1の下端にはピストン2によるシリンダー1からボトルB内への送気時は開放するが、ボトル内の圧縮空気のシリンダー内への逆流時は閉止する逆止弁13が設けられる。図中符号12は弁体を示す。なお、ここではポンプシリンダー1を透明素材により構成することにより、ボトルを透かしてピストンが昇降する様子を視認できるようにしている。
図中符号6はポンプ本体P内に設けられる吐出調整室である。この吐出調整室6は一方が連通孔5を介してボトルB内と連通し、他方が吐出流量調節弁を介してエアーチューブ接続口9と連通することにより、ボトル内の圧縮空気は吐出調整室、吐出流量調節弁を経てエアーチューブ接続口から外部に吐出することになる。図中符号7は吐出流量調節弁の弁体であり、エアーチューブ接続口9と一体をなす流量調節ダイアル8の回転に伴い吐出調整室6内に進退することにより、零を基点として吐出量を段階的に増加する作用を果たす。
図中符号10は前記の吐出調整室6の下方に設けられる安全弁であり、ボトルBの内圧が所定値を上回った際に弁体11が押し出されて開放する作用を生じる。
以上の構成よりなるこの考案の水棲生物水槽用エアーポンプは、先端にエアーストーンを設けたエアーチューブ(図示せず)をエアーチューブ接続口9に接続することにより使用に供される。すなわち、ボトルB内に蓄積した圧縮空気を徐々に水槽内に吐出し、それにより生じた気泡により上昇水流を発生させ、水面を常に循環させて水面より空気中の酸素を水に溶け込ませるエアレーション効果を生じさせる。
B ボトル
B1 ボトルの首部
P ポンプ本体
P1 螺合部
1 ポンプシリンダー
2 ピストン
6 吐出調整室
9 エアーチューブ接続口

Claims (3)

  1. 合成樹脂製のボトルのスクリューキャップ用の雄ネジを設けた首部にボトルと気密状態を保って螺着するための螺合部を有するポンプ本体、本体をボトルに螺着した際にボトル内に垂下されるポンプシリンダー、本体上に露出するポンピングバーとシャフトを介して連結され、ポンプシリンダー内を摺動するピストン、ピストンによるシリンダーからボトル内への送気時は開放するが、ボトル内の圧縮空気のシリンダー内への逆流時は閉止する逆止弁、ボトルと連通してポンプ本体内に設けられる吐出調整室、吐出流量ダイヤルにより操作される吐出流量調節弁を介して吐出調整室と連通するエアーチューブ接続口、ボトルの内圧が所定値を上回った際に開放する安全弁を有することを特徴とする水棲生物水槽用エアーポンプ。
  2. ボトルは飲料用のペットボトルである請求項1記載の水棲生物水槽用エアーポンプ。
  3. ポンプシリンダーは透明である、請求項1または2記載の水棲生物水槽用エアーポンプ。
JP2011007781U 2011-12-30 2011-12-30 水棲生物水槽用エアーポンプ Expired - Fee Related JP3174339U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007781U JP3174339U (ja) 2011-12-30 2011-12-30 水棲生物水槽用エアーポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007781U JP3174339U (ja) 2011-12-30 2011-12-30 水棲生物水槽用エアーポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3174339U true JP3174339U (ja) 2012-03-15

Family

ID=48001497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011007781U Expired - Fee Related JP3174339U (ja) 2011-12-30 2011-12-30 水棲生物水槽用エアーポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3174339U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108849710A (zh) * 2018-08-24 2018-11-23 湖州高源金机械有限公司 一种新型潜水式增氧机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108849710A (zh) * 2018-08-24 2018-11-23 湖州高源金机械有限公司 一种新型潜水式增氧机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9375742B1 (en) Motorized hydration system
RU2421406C2 (ru) Картридж для системы дозирования добавок
ES2860934T3 (es) Un procedimiento de dispensación de bebidas carbonatadas, un sistema de dispensación de bebidas y un recipiente plegable
US11904269B2 (en) Media insert for use with an oxygen generation device
US20120111202A1 (en) Portable Beverage Aeration Device
US20130214007A1 (en) Water bottle with check valve
WO2007128571A3 (en) Helmet
US11046606B2 (en) Drinking bottle
KR102229293B1 (ko) 볼텍스 튜브를 이용한 활어차의 산소 공급 및 온도 조절 겸용 장치
JP3174339U (ja) 水棲生物水槽用エアーポンプ
US9828982B1 (en) Electric pump and delivery tube for personal hydration system
CN204134785U (zh) 手动喷雾器
CN202435972U (zh) 一种可控供氧的活鱼箱
KR101544414B1 (ko) 수중과 대기에서 사용이 가능한 기포 공급장치 및 기포 공급방법
CN214570968U (zh) 可防止氢气泄漏的一体化富氢水饮水器
CN212815698U (zh) 双电源便携直饮净水杯
JP2021129542A (ja) 養殖設備用酸素供給装置
CN208783430U (zh) 微型自动控水器
JP4262530B2 (ja) 深海生物水槽
CN202122483U (zh) 全封闭型饮水机
EP2665874A1 (en) Device for adding an additive to tap water
CN201665380U (zh) 电子感应液体容器
US20140027533A1 (en) Device for Adding and Additive to Tap Water
CN103719009A (zh) 淡海鲜活鱼鱼箱
US20210100234A1 (en) Infusion reservoir for live wells

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3174339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees