JP3174194U - 減振バット - Google Patents

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Abstract

【課題】バット内に減振ケーシングの構造を設けることで、打撃する際、有効的にボールの衝撃を吸収し、減振効果に達し、使用時の安全を確保する減振動バットの構造を提供する。
【解決手段】主に本体、打撃部21、先細部22及びグリップ部23で構成する減振動バットの構造である。長い軸穴24は打撃部、先細部及びグリップ部の軸心を通り、該長い軸穴内24に強化ロブ3を挿入し、減振ケーシング6を強化ロブの中段にある外周縁に套接する。よって、打者がボールを当てた場合、減振ケーシングが衝撃を吸収し、減振の効果に達する。
【選択図】図3

Description

本考案はバットの構造に関し、特にボールの衝撃を有効的に吸収し、振動を小さくする効果を具有する減振バットの構造に関する。
野球或いは軟式野球の練習中、打者が思いっきりバットを振ると、バットとボールが接触するポイント、球速及びバットを振る速度が異なるため、バットがボールに当たる瞬間、バットに様々な衝撃力を与える。また、バット本体の長さにより、バットが振動し、やや彎曲する。
ボールを打つ瞬間は大変な衝撃力が生じ、且つそのエネルギーが打者の手に伝わる。バットを通じて生じる振動が波形となり、または直線或いは円形状を兼ねる可能性もあり、該振動がバットのグリップ部にまで伝わると、打者の手は痺れる或いは刺激痛のような感覚を覚える。それでは打撃の楽しみが半減するだけでなく、打者の手にダメージを与える可能性があるため、更なる改善が必要であった。
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は減振動バットの構造を提供することにある。本考案の第1の目的は、バット内に減振ケーシングの構造を設けることで、打撃する際、有効的にボールの衝撃を吸収し、減振効果に達し、使用時の安全を確保する減振動バットの構造を提供することにある。
本考案の第2の目的は、バット内に長い強化ロブを設け、減振ケーシングを強化ロブ中段の外周縁に套接し、打撃部分と先細部分を分ける構造により、バットが十分な強度を持ちながらも、成形するプロセスを簡易化することができ、生産コストを下げる減振動バットの構造を提供することにある。
上述の目的を解決するために、本考案は減振動バットの構造を提供することにあり、それに含まれるのは本体であり、本体には打撃部、先細部及びグリップ部を含む。先細部の太い端は打撃部と接続し、細い端はグリップ部と接続する。該特徴は、本体内に打撃部、先細部及びグリップ部の軸心を通る長い軸穴を設け、該長い軸穴内に強化ロブを挿入する。該減振ケーシングを強化ロブの中段にある外周縁に套接する。
実施する際、本考案は更に前減振ヘッドカバー及び後減振ヘッドカバーを含み、前減振ヘッドカバーを強化ロブの一端に套接し、後減振ヘッドカバーを強化ロブの別端に套接する。
実施する際、該減振ケーシングは一つの弾性物体であり、且つ減振ケーシングは先細部の太い端に位置する。
実施する際、該グリップ部及び先細部は一体成形の構造であり、打撃部の一端は同時に先細部の太い端及び減振ケーシングと接着する。
本考案の長い軸穴は打撃部、先細部及びグリップ部の軸心を通り、該長い軸穴内に強化ロブを挿入し、該減振ケーシングを強化ロブの中段にある外周縁に套接することによって、打者がボールを当てた場合、減振ケーシングが衝撃を吸収し、減振の効果に達する。
本考案の第一実施例の組合せ断面図である。 本考案の第一実施例の減振ケーシングの立体外観図である。 本考案の第二実施例の組合せ断面図である。 本考案の第二実施例の部品分解図である。
図1に示すのは、本考案の減振バット1第一実施例であり、それに含まれるのは本体2、強化ロブ3、前減振ヘッドカバー4、後減振ヘッドカバー5及び減振ケージング6である。更に該本体2は一つの打撃部21、先細部22及びグリップ部23を含み、該打撃部21、先細部22、グリップ部23は同一の軸線上に位置し、且つ該先細部22の太い端を打撃部21に接続し、細い端をグリップ部23に接続する。本実施例では、該打撃部21のフリーエンドとはバットの前端とし、グリップ部23のフリーエンドはバットの後端とする。
該本体2は発泡材で作られ、本体2の内部には同時に打撃部21、先細部22及びグリップ部23の軸心を通る長い軸穴24を設ける。
該強化ロブ3を長い軸穴24内に挿入し、該長い軸穴24を完全に満たす。また、該強化ロブ3の素材はアルミ合金、硬質プラスティック、炭素繊維或いはガラス繊維のいずれの一つとすることができ、バット全体の強度を増すことができる。
前減振ヘッドカバー4は階段状を呈し、該後端は円形溝41を形成することで、強化ロブ3の前端に套接することができる。該後減振ヘッドカバー5は前減振ヘッドカバー4と互いに対称する形であり、強化ロブ3の後端に套接することができる。
図2に示すように、該減振ケーシング6は一つの弾性物体であり、それに含まれるのは小径部61及び小径部61の前端の軸方向から放射線状に延伸する大径部62を含む。該大径部62の後端面に一つのサークル状溝63を設ける。実施する際、大径部62の後端面に複数の放射線状に延伸する溝を設置することができ、それにより減振ケーシング6を強化ロブ3の中段部分の外周縁に套接する際、バットの打撃部21にボールが当たるときに生じる力を吸収し、緩衝弾性の効果がある。
図3及び図4に示すのは、本考案減振バット1の第二実施例である。第一実施例と異なる点は、該打撃部21の前端に階段状の溝211を形成し、そこに減振ヘッドカバー4を結合し、該打撃部21の前端と前減振ヘッドカバー4の前端は同時に一つの蓋7を粘着する。一方先細部22及びグリップ部23は一体成形の構造であり、先細部22の前端及びグリップ部23の後端はそれぞれ階段状の溝221、231を形成し、そこに減振ケーシング6及び後減振動ヘッドカバー5を結合する。また、該先細部22の前端及び該減振ケーシング6の前端を同時に打撃部21の後端面に粘着する。
上記をまとめ、本考案は下記のメリットを具有する:
1.本考案の減振ケーシング6を強化ロブの中段位置に套接し、ボールがバットの打撃部に当たると、衝撃ははまず減振ケーシングに伝わるため、有効的にボールの衝撃を吸収し、減振効果に達し、使用する際の安全を確保することができる。
2.本考案の先細部及び打撃部は元々分離している部品であり、且つ減振ケーシングは先細部の前端に粘着しているため、筒状の打撃部は製造する際に、実際のニーズに基づき異なる長さに作ることができるなど、柔軟に対応できるほか、有効的に生産コストを下げることができる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 減振バット
2 本体
21 打撃部
211 221 231 階段状溝
22 先細部
23 グリップ部
24 長い軸穴
3 強化ロブ
4 前減振ヘッドカバー
41 円形溝
5 後減振ヘッドカバー
6 減振ケーシング
61 小径部
62 大径部
63 サークル状溝
7 蓋

Claims (5)

  1. 本体、打撃部、先細部及びグリップ部を含み、
    該本体に打撃部、先細部及びグリップ部を具有し、先細部の太い一端は打撃部と接続し、細い一端はグリップ部と接続し、
    本体内に打撃部、先細部及びグリップ部の軸心を通る長い軸穴を設け、該長い軸穴内に強化ロブを挿入し、該減振ケーシングを強化ロブの中段にある外周縁に套接することを特徴とする減振バットの構造。
  2. 更に前減振ヘッドカバー及び後減振ヘッドカバーを含み、該前減振ヘッドカバーを強化ロブの一端に套接し、該後減振カバーを強化ロブの別端に套接することを特徴とする請求項1記載の減振バットの構造。
  3. 前記減振ケーシングは小径部及び、小径部の一端から放射線状に一つの大径部を延伸し、且つ該大径部に少なくとも放射線状に延伸する一つの溝を設けることを特徴とする請求項1記載の減振バットの構造。
  4. 前記減振ケーシングは弾性物体であり、該減振ケーシングを先細部の太い一端に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の減振バットの構造。
  5. 前記グリップ部及び先細部は一体成形の構造であり、該打撃部の一端は同時に先細部の太い一端及び減振ケーシングと粘着することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の減振バットの構造。
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