JP3174154U - 旋回角度調整可能な手工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡単であり、組付作業が容易であり、生産コストを減少でき、噛合構造の定位が容易であり、誤動作を回避でき、操作が更に精確で便利である旋回角度調整可能な手工具を提供する。
【解決手段】互いに連接する、第1端30と、第2端40とを含み、第1端と第2端の相対角度を調整できる。第1端は、上下に並列している、上壁部31と、下壁部32とを有する。上壁部に第1歯付き穴35が設けられる。下壁部に貫通孔37が設けられる。第2端に第2歯付き穴42が設けられる。第2端が上壁部と下壁部の間に挿し込まれて、第2歯付き穴が第1歯付き穴と貫通孔の間に位置する。係柱50は、第1歯付き穴と第2歯付き穴に設けられ、噛合部51と、突出部54とを有する。弾性規制リング60は、環状溝に配され、少なくとも二つの挟持部を有し、貫通孔内に位置する。
【選択図】図3

Description

本考案は、手工具に関し、特に、旋回角度調整可能な手工具に関するものである。
従来の旋回角度調整可能な手工具は、図1及び図2に示すように、本願の考案者が特許文献1の実願2009-000878号の「レンチ」を提案した。前記レンチは、ハンドル10と、少なくとも一つのヘッド部11と、を含む。係柱14により、ヘッド部11とハンドル10が枢着される。このように、ヘッド部11とハンドル10の相対角度を調整できる。ハンドル10の一端には、上壁部12と、上壁部12からある距離に離れる下壁部13と、が設けられる。第1歯付き穴121は上壁部12に設けられる。貫通孔131は下壁部13に設けられる。規制用環状突起132は貫通孔131の周面に設けられる。ヘッド部11は、上壁部12と下壁部13の間に挿し込まれ、第2歯付き穴111を有する。第2歯付き穴111は、第1歯付き穴121と貫通孔131の間に位置する。係柱14は、第1歯付き穴121と第2歯付き穴111の間に組み付けられ、上下に変位できる。
係柱14の周面に環状溝141が設けられる。環状溝141にCリング142が配される。Cリング142の外径は、前記ヘッド部11の第2歯付き穴111の内径よりも大きい。係柱14の底側には、若干のバネ143及びスチール玉144が埋められている。図2に示すように、係柱14が噛合位置に位置しているときには、係柱14が第1歯付き穴121及び第2歯付き穴111と同時に噛合い、これにより、ハンドル10とヘッド部11の相対角度が固定される。このとき、Cリング142が第2歯付き穴111の底面に当接し、これにより、係柱14が第1歯付き穴121と第2歯付き穴111から脱出できない。スチール玉144が規制用環状突起132の上面に押付けることにより、係柱14が噛合位置に保持される。ハンドル10とヘッド部11の相対角度を調整したいときには、リリース位置(図示せず)に係柱14を移動することにより、係柱14が第1歯付き穴121と噛合わなくなって、ヘッド部11がハンドル10に対して旋回できる。このとき、スチール玉144が規制用環状突起132を越えて規制用環状突起132の下に位置して、係柱14がリリース位置に定位され、そしてCリング142が規制用環状突起132に当接するため、係柱14の脱出を防止できる。
しかしながら、係柱14の定位及び脱出防止に関する設計は、構成が複雑すぎ、部品の点数が多すぎ、容易に生産できない。例えば、バネ143及びスチール玉144を埋めるために、係柱14に穴を開けることが必要であり、そして前記穴にバネ143及びスチール玉144を組付けることも必要である。Cリング142を配するために、係柱14に環状溝141を設けることが必要である。
実願2009-000878号公報
本考案の主な目的は、構成が簡単であり、組付作業が容易であり、生産コストを減少できる旋回角度調整可能な手工具を提供することにある。
本考案の次の目的は、噛合構造の定位が容易である旋回角度調整可能な手工具を提供することにある。
本考案の別の目的は、誤動作を回避でき、操作が更に精確で便利である旋回角度調整可能な手工具を提供することにある。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、互いに連接し、その相対角度を調整できる第1端及び第2端と、
それぞれ第1端の上下に位置し、その間にスペースが形成される上壁部及び下壁部と、
上壁部に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる第1歯付き穴と、
下壁部に設けられ、第1歯付き穴に対応する貫通孔と、
貫通孔の周面に設けられる環状溝と、
第2端に設けられ、その周面に複数の歯が設けられ、第2端が第1端のスペースに挿し込まれて上壁部と下壁部の間に位置し、第1歯付き穴と貫通孔の間に位置する第2歯付き穴と、
第1歯付き穴と第2歯付き穴に設けられ、第1歯付き穴と第2歯付き穴において、噛合位置、又はリリース位置に切替えることができる係柱と、
係柱の上段に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる噛合部と、
噛合部の下に設けられる柱本体と、
柱本体に設けられる突出部と、
突出部の上に形成され、その外径が突出部の外径よりも小さい第1定位部と、
突出部の下に形成され、その外径が突出部の外径よりも小さい第2定位部と、
並列している少なくとも二つの挟持部と、複数の挟持部と連接する外周部分と、を含み、二つの挟持部は、その間の距離が突出部の外径よりも小さく、外側に拡大し、又は回復することができる弾性を有し、外周部分が下壁部の環状溝に入れられ、これらの挟持部が貫通孔に位置する弾性規制リングと、
を含む旋回角度調整可能な手工具において、
係柱がリリース位置、又は噛合位置に切替えているときには、突出部により弾性規制リングの複数の挟持部が拡径され、これにより、係柱が第1端と第2端の間に移動でき、
係柱が噛合位置に移動したときには、噛合部が第1歯付き穴及び第2歯付き穴と同時に噛合い、弾性規制リングの複数の挟持部が第2定位部に位置し、
係柱がリリース位置に移動したときには、噛合部が第2歯付き穴と噛合い、弾性規制リングの複数の挟持部が第1定位部に位置し、
これにより、係柱がリリース位置に位置しているときには、第1端と第2端の相対角度を調整でき、係柱が噛合位置に位置しているときには、第1端と第2端の相対角度を固定できることを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、弾性規制リングの外周部分は、複数の挟持部と連接する少なくとも一つの押付部を有することを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、弾性規制リングは二つの端部を有し、二つの端部の間に切り欠が形成されることを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、弾性規制リングの外周部分は、それぞれ二つの挟持部の一端と連接する少なくとも二つの押付部を有し、更に、二つの挟持部に垂直する第3挟持部を含み、第3挟持部の両端が二つの押付部とそれぞれ連接することを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、弾性規制リングの外周部分は、それぞれ二つの挟持部の一端と連接する少なくとも二つの押付部を有し、更に、二つの挟持部に垂直する第3挟持部を含み、第3挟持部は、切り欠の反対側に位置し、その両端が二つの押付部とそれぞれ連接することを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、更に、係柱の底端に設けられる底縁を含み、底縁の外径は柱本体の第2定位部の外径よりも大きいことを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、噛合位置に位置しているときには、複数の挟持部が第2定位部を弾性的に挟み、又は挟まず、リリース位置に位置しているときには、複数の挟持部が第1定位部を弾性的に挟み、又は挟まないことを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、第1端及び第2端と、
それぞれ第1端の上下に位置し、その間にスペースが形成される上壁部及び下壁部と、
上壁部に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる第1歯付き穴と、
下壁部に設けられ、第1歯付き穴に対応する貫通孔と、
貫通孔の周面に設けられる環状溝と、
第2端に設けられ、その周面に複数の歯が設けられ、第2端が第1端のスペースに挿し込まれて上壁部と下壁部の間に位置し、第1歯付き穴と貫通孔の間に位置する第2歯付き穴と、
第1歯付き穴と第2歯付き穴に設けられ、第1歯付き穴と記第2歯付き穴において、噛合位置、又はリリース位置に切替えることができる係柱と、
係柱の上段に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる噛合部と、
噛合部の下に設けられる柱本体と、
柱本体に設けられ、中央での直径が最も大きい突出部と、
並列している少なくとも二つの挟持部と、複数の挟持部と連接する外周部分と、を含み、二つの挟持部は、その間の距離が突出部の外径よりも小さく、外側に拡大し、又は回復することができる弾性を有し、外周部分が下壁部の環状溝に入れられ、これらの挟持部が貫通孔に位置する弾性規制リングと、を含む旋回角度調整可能な手工具において、
係柱がリリース位置、又は噛合位置に切替えているときには、突出部により弾性規制リングの複数の挟持部が拡径され、これにより、係柱が第1端と第2端の間に移動でき、
係柱が噛合位置に移動したときには、噛合部が第1歯付き穴及び第2歯付き穴と同時に噛合い、弾性規制リングの複数の挟持部が突出部の底縁に位置し、
係柱がリリース位置に移動したときには、噛合部が第2歯付き穴と噛合い、弾性規制リングの複数の挟持部が突出部の上縁に位置することを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によると、更に、係柱の底端に設けられる底縁を含み、底縁の外径は突出部の底端の外径よりも大きいことを特徴とする。
本考案の旋回角度調整可能な手工具によれば、構成が簡単であり、組付作業が容易であり、生産コストを減少でき、噛合構造の定位が容易であり、誤動作を回避でき、操作が更に精確で便利であるという効果を有する。
図1は従来の旋回角度調整可能な手工具を示す分解斜視図である。 図2は図1の一部の組合済み状態を示す断面図である。 図3は本考案の一実施例を示す分解斜視図である。 図4は本考案の一実施例の手工具の第1端と第2端とを示す断面図である。 図5は本考案の一実施例の係柱を示す側面図である。 図6は本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図であって、係柱が噛合位置に位置している。 図7は本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図であって、係柱が噛合位置からリリース位置に切替えている。 図8は本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図であって、係柱がリリース位置に位置している。 図9は図6における9-9線の断面図である。 図10は図7における10-10線の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図3を参照する。本考案の一実施例の旋回角度調整可能な手工具は、ヘッド部の角度を調整可能なレンチを例にして説明するが、本考案はこれらに限定されない。レンチ20は、ハンドル22と、少なくとも一つのヘッド部24と、を含む。第1端30と第2端40により、ヘッド部24がハンドル22と連接し、そしてヘッド部24とハンドル22の相対角度を調整できる。本実施例では、第1端30がハンドル22に設けられ、第2端40がヘッド部24に設けられるが、もちろん、第2端40がハンドル22に設けられ、第1端30がヘッド部24に設けられてもよい。ヘッド部24に嵌合端26が設けられ、これはよく知られた構成であるため、説明を省略した。図4を参照する。第1端30の上下には、並列している上壁部31と下壁部32がそれぞれ設けられる。上壁部31と下壁部32の間にスペース34が形成される。第2端40は、スペース34に挿し込まれて、上壁部31と下壁部32の間に位置する。
レンチ20は噛合構造を有する。前記噛合構造により、ハンドル22の第1端30とヘッド部24の第2端40の相対角度を一つの手で調整できる。前記噛合構造は、上壁部31に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる第1歯付き穴35と、下壁部32に設けられ、第1歯付き穴35に対応する貫通孔37と、貫通孔37の周面に設けられ、貫通孔37と連通する環状溝38と、を含む。
第2歯付き穴42は、第2端40に設けられ、その周面に複数の歯が設けられ、第1歯付き穴35と貫通孔37の間に位置する。
係柱50は、第1歯付き穴35、第2歯付き穴42及び貫通孔37に設けられ、図6及び図7に示すように、第1歯付き穴35、第2歯付き穴42及び貫通孔37において、噛合位置、又はリリース位置に切替えることができる。
噛合部51は、図5に示すように、係柱50の上段に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる。底縁52は係柱50の底端に設けられる。噛合部51は第1歯付き穴35及び第2歯付き穴42と噛合うことができる。柱本体53は噛合部51と底縁52の間に位置する。突出部54は柱本体53に設けられる。柱本体53の突出部54の上に第1定位部55が形成され、柱本体53の突出部54の下に第2定位部56が形成される。第1定位部55と第2定位部56との外径は突出部54の外径よりも小さい。底縁52の外径は第2定位部56の外径よりも大きい。突出部54は、その外形が円弧状又は斜面状を呈し、中央での直径が最も大きい。突出部54、第1定位部55及び第2定位部56の横断面は円形を呈する。
弾性規制リング60は、図6乃至図8に示すように、環状溝38に配され、並列している第1挟持部61及び第2挟持部62と、第1挟持部61及び第2挟持部62と連接する外周部分と、を含む。前記外周部分は、下壁部32の環状溝38に組み付けられ、少なくとも二つの押付部64を含む。押付部64、64は、それぞれ第1挟持部61及び第2挟持部62の一端と連接し、これにより、弾性規制リング60が環状溝38に定位される。本実施例では、弾性規制リング60がほぼ矩形を呈し、前記外周部分には、四つの押付部64がそれぞれ前記矩形の四つのコナーに設けられる。これらの押付部64は、円弧形を呈し、環状溝38の内壁面に当接できる。第1挟持部61及び第2挟持部62は、貫通孔37に位置し、その間の距離が突出部54の外径よりも小さい。弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62は、外側に拡大し、又は回復することができる弾性を有する。このように、係柱50がリリース位置、又は噛合位置に切替えているときには、弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62が拡径して、その一部が環状溝38に進入し、これにより、係柱50は第1端30と第2端40の間に変位可能である。
次に、本考案の手工具の噛合構造の作動方式を説明する。図6を参照する。噛合位置に係柱50を移動したときには、係柱50の噛合部51は、第1歯付き穴35と第2歯付き穴42とに挿し込まれて、第1歯付き穴35及び第2歯付き穴42と噛合う。このように、第1端30と第2端40が互いに旋回できなくなり、ハンドル22を引くと、ヘッド部24によってナットなどを回転できる。このとき、弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62は、係柱50の第2定位部56に位置する。第1挟持部61及び第2挟持部62は、第2定位部56を弾性的に挟むことが好ましい。突出部54の底縁が第1挟持部61及び第2挟持部62に規制されるため、係柱50が噛合位置に定位される。また、係柱50の底縁52が弾性規制リング60に止められるため、係柱50は上方へ脱出できない。
図8を参照する。係柱50がリリース位置に移動したときには、係柱50の噛合部51が第2歯付き穴42だけと噛合うことにより、第1端30と第2端40を自在に旋回できる。このとき、弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62は第1定位部55に位置し、突出部54の上縁が第1挟持部61及び第2挟持部62に止められるため、係柱50がリリース位置に定位される。また、噛合部51の底端が弾性規制リング60に止められるため、係柱50は下方へ脱出できない。同じように、第1挟持部61及び第2挟持部62は第1定位部55を弾性的に挟むことができる。
係柱50がリリース位置、又は噛合位置に切替えているときには、図7、図9及び図10に示すように、係柱50の突出部54により、弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62が拡径されて、係柱50は第1端30と第2端40の間に変位できる。このように、リリース位置に係柱50を移動したときには、第1端30と第2端40の相対角度を調整できる。なお、噛合位置に係柱50を移動したときには、第1端30と第2端40の相対角度を固定できる。
特に説明したいのは、第1挟持部61及び第2挟持部62が第1定位部55又は第2定位部56に位置しているときに、突出部54の上端又は底端を止めることができるため、係柱50の脱出を防止できる。このように、実際の実施では、第1挟持部61及び第2挟持部62により第1定位部55又は第2定位部56を挟むことが必要ない。
本考案の手工具によれば、ユーザは一つの手で係柱を押圧することだけにより、第1端と第2端の相対角度を調整でき、又は固定でき、係柱に穴を開けることが必要せず、バネ及びスチール玉を配するために、環状溝及びCリングを設けることも必要ないため、部品の点数を減少でき、製造プロセスを簡単化でき、生産コストを減少できる。
また、本考案の弾性規制リングは、貫通孔に位置する少なくとも二つの挟持部を有し、その弾性により、挟持部を弾性的に拡径し、又は回復できる。これらの挟持部が定位部のうちの一つに位置しているときには、係柱を定位でき、そして係柱の脱出を防止できる。
図9を参照する。本実施例では、弾性規制リング60が二つの端部を有し、前記二つの端部の間に切り欠63が形成される。第3挟持部65は、その両端が押付部64のうちの二つと連接し、第1挟持部61及び第2挟持部62に垂直し、切り欠63の反対側に位置する。弾性規制リング60は四つの押付部64を有し、弾性規制リング60の両端に挟持部601、601が形成される。挟持部601、601は、切り欠63の両側に位置し、押付部64、64とそれぞれ連接する。第3挟持部65及び挟持部601、601により、係柱50を更に確実に止めることができる。弾性規制リング60は、何れかの形式にしてもよく、例えばU字形を呈し、並列している二つの挟持部と、前記二つの挟持部と連接し、円弧形を呈する押付部と、を有してもよい。弾性規制リングの構成をどのようにしても、その押付部が弾性規制リングの外周部分を構成することが必要である。
第1挟持部61、第2挟持部62及び第3挟持部65を弾性的に変形しているときには、弾性規制リング60の前記外周部分が何時も環状溝38内に位置するため、弾性規制リング60が環状溝38から離脱することを回避できる。
本実施例では、係柱50の突出部54の外径が噛合部51の外径よりもやや小さいため、係柱50が上下に移動しているときに、弾性規制リング60の第1挟持部61及び第2挟持部62が環状溝38に後退して完全に入れることはない。
本考案は、手工具に適用することができる。
10:ハンドル
11:ヘッド部
14:係柱
12:上壁部
13:下壁部
20:レンチ
22:ハンドル
24:ヘッド部
26:嵌合端
30:第1端
31:上壁部
32:下壁部
34:スペース
35:第1歯付き穴
37:貫通孔
38:環状溝
40:第2端
42:第2歯付き穴
50:係柱
51:噛合部
52:底縁
53:柱本体
54:突出部
55:第1定位部
56:第2定位部
60:弾性規制リング
61:第1挟持部
62:第2挟持部
63:切り欠
64:押付部
65:第3挟持部
111:第2歯付き穴
121:第1歯付き穴
131:貫通孔
132:規制用環状突起
141:環状溝
142:Cリング
143:バネ
144:スチール玉

Claims (9)

  1. 互いに連接し、その相対角度を調整できる第1端及び第2端と、
    それぞれ前記第1端の上下に位置し、その間にスペースが形成される上壁部及び下壁部と、
    前記上壁部に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる第1歯付き穴と、
    前記下壁部に設けられ、前記第1歯付き穴に対応する貫通孔と、
    前記貫通孔の周面に設けられる環状溝と、
    前記第2端に設けられ、その周面に複数の歯が設けられ、前記第2端が前記第1端の前記スペースに挿し込まれて前記上壁部と前記下壁部の間に位置し、前記第1歯付き穴と前記貫通孔の間に位置する第2歯付き穴と、
    前記第1歯付き穴と前記第2歯付き穴に設けられ、前記第1歯付き穴と前記第2歯付き穴において、噛合位置、又はリリース位置に切替えることができる係柱と、
    前記係柱の上段に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる噛合部と、
    前記噛合部の下に設けられる柱本体と、
    前記柱本体に設けられる突出部と、
    前記突出部の上に形成され、その外径が前記突出部の外径よりも小さい第1定位部と、
    前記突出部の下に形成され、その外径が前記突出部の外径よりも小さい第2定位部と、
    並列している少なくとも二つの挟持部と、前記複数の挟持部と連接する外周部分と、を含み、前記二つの挟持部は、その間の距離が前記突出部の外径よりも小さく、外側に拡大し、又は回復することができる弾性を有し、前記外周部分が前記下壁部の環状溝に入れられ、これらの前記挟持部が前記貫通孔に位置する弾性規制リングと、を含む旋回角度調整可能な手工具において、
    前記係柱が前記リリース位置、又は前記噛合位置に切替えているときには、前記突出部により前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が拡径され、これにより、前記係柱が前記第1端と前記第2端の間に移動でき、
    前記係柱が前記噛合位置に移動したときには、前記噛合部が前記第1歯付き穴及び前記第2歯付き穴と同時に噛合い、前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が前記第2定位部に位置し、
    前記係柱が前記リリース位置に移動したときには、前記噛合部が前記第2歯付き穴と噛合い、前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が前記第1定位部に位置し、
    これにより、前記係柱が前記リリース位置に位置しているときには、前記第1端と前記第2端の相対角度を調整でき、前記係柱が前記噛合位置に位置しているときには、前記第1端と前記第2端の相対角度を固定できることを特徴とする旋回角度調整可能な手工具。
  2. 前記弾性規制リングの前記外周部分は、前記複数の挟持部と連接する少なくとも一つの押付部を有することを特徴とする、請求項1に記載の旋回角度調整可能な手工具。
  3. 前記弾性規制リングは二つの端部を有し、前記二つの端部の間に切り欠が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の旋回角度調整可能な手工具。
  4. 前記弾性規制リングの前記外周部分は、それぞれ前記二つの挟持部の一端と連接する少なくとも二つの押付部を有し、更に、前記二つの挟持部に垂直する第3挟持部を含み、前記第3挟持部の両端が前記二つの押付部とそれぞれ連接することを特徴とする、請求項2に記載の旋回角度調整可能な手工具。
  5. 前記弾性規制リングの前記外周部分は、それぞれ前記二つの挟持部の一端と連接する少なくとも二つの押付部を有し、更に、前記二つの挟持部に垂直する第3挟持部を含み、前記第3挟持部は、前記切り欠の反対側に位置し、その両端が前記二つの押付部とそれぞれ連接することを特徴とする、請求項3に記載の旋回角度調整可能な手工具。
  6. 更に、前記係柱の底端に設けられる底縁を含み、前記底縁の外径は前記柱本体の前記第2定位部の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の旋回角度調整可能な手工具。
  7. 前記噛合位置に位置しているときには、前記複数の挟持部が前記第2定位部を弾性的に挟み、又は挟まず、前記リリース位置に位置しているときには、前記複数の挟持部が前記第1定位部を弾性的に挟み、又は挟まないことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の旋回角度調整可能な手工具。
  8. 第1端及び第2端と、
    それぞれ前記第1端の上下に位置し、その間にスペースが形成される上壁部及び下壁部と、
    前記上壁部に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる第1歯付き穴と、
    前記下壁部に設けられ、前記第1歯付き穴に対応する貫通孔と、
    前記貫通孔の周面に設けられる環状溝と、
    前記第2端に設けられ、その周面に複数の歯が設けられ、前記第2端が前記第1端の前記スペースに挿し込まれて前記上壁部と前記下壁部の間に位置し、前記第1歯付き穴と前記貫通孔の間に位置する第2歯付き穴と、
    前記第1歯付き穴と前記第2歯付き穴に設けられ、前記第1歯付き穴と前記第2歯付き穴において、噛合位置、又はリリース位置に切替えることができる係柱と、
    前記係柱の上段に設けられ、その周面に複数の歯が設けられる噛合部と、
    前記噛合部の下に設けられる柱本体と、
    前記柱本体に設けられ、中央での直径が最も大きい突出部と、
    並列している少なくとも二つの挟持部と、前記複数の挟持部と連接する外周部分と、を含み、前記二つの挟持部は、その間の距離が前記突出部の外径よりも小さく、外側に拡大し、又は回復することができる弾性を有し、前記外周部分が前記下壁部の環状溝に入れられ、これらの前記挟持部が前記貫通孔に位置する弾性規制リングと、
    を含む旋回角度調整可能な手工具において、
    前記係柱が前記リリース位置、又は前記噛合位置に切替えているときには、前記突出部により前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が拡径され、これにより、前記係柱が前記第1端と前記第2端の間に移動でき、
    前記係柱が前記噛合位置に移動したときには、前記噛合部が前記第1歯付き穴及び前記第2歯付き穴と同時に噛合い、前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が前記突出部の底縁に位置し、
    前記係柱が前記リリース位置に移動したときには、前記噛合部が前記第2歯付き穴と噛合い、前記弾性規制リングの複数の前記挟持部が前記突出部の上縁に位置することを特徴とする旋回角度調整可能な手工具。
  9. 更に、前記係柱の底端に設けられる底縁を含み、前記底縁の外径は前記突出部の底端の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項8に記載の旋回角度調整可能な手工具。
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