JP3173911U - ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの巻き取り装置の取り付けにおける施工性を向上させることのできるブラケットを提供すること。
【解決手段】固定部2とブラケット本体3を備え、ブラケット本体は、対向する一対の第1側壁部13を有し、この第1側壁部の一端から外方に第1爪が突設されたガイドブロック10と、対向する一対の第2側壁部を有し、この第2側壁部の一端から第1爪と反対方向に外方に突出する第2爪28が設けられ、ガイドブロックに摺動自在に支持された摺動ブロック11とを備え、固定部とブラケット本体のガイドブロックとが、1つの回転軸6により締結され、ブラケット本体が、固定部に対し、回転軸の周りを回転自在に設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、スクリーンの巻き取り装置を天井に取り付けるブラケットに関する。
ローラーパイプに一端部において固定されたスクリーンが、ローラーパイプの周りに巻き取られる巻き取り装置は、ローラーパイプを内部に収めるヘッドボックスを備えている。ローラーパイプは、ヘッドボックス内に回転自在に設けられ、ローラーパイプの周りに巻き取られたスクリーンは、ヘッドボックス内に収納される。ヘッドボックス内に収納されたスクリーンは、その他端部においてヘッドボックスから引き出し可能であり、ローラーパイプの回転をともなって引き出され、展開する。展開したスクリーンは、建物の窓などの開口部を覆うブラインドや映写用のスクリーンなどとして使用される。
このようなスクリーンの巻き取り装置は、建物の天井などにブラケットを介して取り付けられる。巻き取り装置のヘッドボックスに形成された溝に、ブラケットに設けられた爪を嵌合させることにより、巻き取り装置は取り付けられる。巻き取り装置の取付用のブラケットには、これまでに各種のものが提供されているが、巻き取り装置の取り付けの際には、一般に、2個のブラケットが、建物の天井などにねじを用いて固定される。
しかしながら、2個のブラケットが一直線上に並んでいないと、巻き取り装置の取り付けができないという問題があった。このため、2個のブラケット間の距離がたとえば3.3mとなるような長尺の巻き取り装置を取り付ける場合などは、水糸を張るなどしてブラケットの固定位置を正確に測定する必要があった。
また、2個のブラケットの固定位置に精度が要求されないようにするためには、ヘッドボックスの溝にブラケットの爪を緩く嵌合させることが必要となるが、この場合、施工後の巻き取り装置のガタツキが大きくなるなどの不具合が発生しやすくなる。
このような巻き取り装置の取り付けに関する問題を解消するものとして、下記特許文献1には、ブラケット自体の取付誤差を吸収可能なブラケットが記載されている。このブラケットは、水平板状のブラケット本体と、このブラケット本体の下側に摺動可能に挿入したブロック体とからなり、ブロック体は前後方向に摺動自在であり、かつブラケット本体に設けられた掛座は前後方向に弾性変形可能である。このため、ヘッドボックスとブラケット本体は、掛座を中心に相対的にある一定の角度だけ振れ回すことができ、ブラケット本体とヘッドボックスの相対的な取付角度の位置ずれが比較的大きくても吸収することができる。したがって、ブラケット本体の取付位置に誤差があっても、ヘッドボックスを支障なくブラケットに取り付けることができる。
特開平7−331970号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたブラケットでは、ブラケット本体とヘッドボックスの相対的な取付角度の位置ずれを吸収することができても、ヘッドボックスの取付強度を高め、また、取付状態を安定化させるために、振れ回したブラケット本体を固定するねじを増し締めすることができない。それというのも、ヘッドボックスの施工後に、ブラケット本体の取付座板の中央部に形成されたねじ孔に通されたねじがヘッドボックスによって隠れてしまうからである。ねじを増し締めしないと、スクリーンの引き出しおよび巻き取り時に巻き取り装置全体がぐらつくなどの不具合が発生しやすく、また、ねじの緩みを誘発して巻き取り装置が落下しやすくなるという危険性がある。
本考案は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、スクリーンの巻き取り装置の取り付けにおける施工性を向上させることのできるブラケットを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本考案のブラケットは、固定部とブラケット本体を備え、ブラケット本体は、対向する一対の第1側壁部を有し、この第1側壁部の一端から外方に第1爪が突設されたガイドブロックと、対向する一対の第2側壁部を有し、この第2側壁部の一端から第1爪と反対方向に外方に突出する第2爪が設けられ、ガイドブロックに摺動自在に支持された摺動ブロックとを備え、固定部とブラケット本体のガイドブロックとが、1つの回転軸により締結され、ブラケット本体が、固定部に対し、回転軸の周りを回転自在に設けられていることを特徴とする。
このブラケットにおいては、固定部とブラケット本体のガイドブロックとの間に平座金が設けられ、この平座金と固定部の間および平座金とガイドブロックの間に潤滑剤が介在していることが好ましい。
本考案のブラケットによれば、スクリーンの巻き取り装置の取り付けにおける施工性が向上する。
本考案のブラケットの一実施形態を示した斜視図である。 図1に示したブラケットの分解斜視図である。 図1に示したブラケットの底面図である。 図1に示したブラケットを用いて巻き取り装置を取り付ける状態を示した要部斜視図である。 図4に示した巻き取り装置の取付状態の要部断面図である。 2個のブラケットの取付精度が及ぼすヘッドボックスの取付状態を検証した試験を示した概要図である。
図1は、本考案のブラケットの一実施形態を示した斜視図である。図2は、図1に示したブラケットの分解斜視図である。図3は、図1に示したブラケットの底面図である。
ブラケット1は、固定部2とブラケット本体3を備えている。固定部2は、平板状で矩形形状を有する連結部4と、連結部4の左右両端部から一段立ち上がり、外方に延在しているフランジ部5とから形成されている。連結部4の中心部には、回転軸6を形成するリベット7を通す、円形形状を有する孔8が、連結部4の表裏を貫通して形成されている。各フランジ部5には、小判状の形状を有する3つの固定孔9が、フランジ部5の表裏を貫通して形成されている。3つの固定孔9は、各フランジ部5の突出代の中心線上を一列に並んで配置されている。3つの固定孔9の内のいずれか2つを選んで(一般にはフランジ部5の前後両端部に位置する2つが選択される)、その下方からねじを上方に向けて挿入し、建物の天井を形成する駆体部にねじをねじ込むことにより、ブラケット1は、天井に取り付けられる。
ブラケット本体3は、ガイドブロック10と摺動ブロック11を備えている。ガイドブロック10は、平板状で矩形形状を有する上面部12と、上面部12の左右両側端縁から垂下する、対向する一対の第1側壁部13と、図3に示したように、ガイドブロック10の後端部を形成する、平板状で矩形形状を有する背面部14とから形成されている。上面部12は、固定部2の連結部4とほぼ同じ大きさとされている。上面部12の中心部には、図2に示したように、固定部2の連結部4に形成された孔8に対応して、リベット7を通す、円形形状を有する孔15が、上面部12の表裏を貫通して形成されている。各第1側壁部13の後端からは、ガイドブロック10の外方に第1爪16が突設されている。第1爪16は、下端面に、第1爪16の前端から後端に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面17と、上端面の後端部に、斜め下方に傾斜する傾斜面18とを有している。また、各第1側壁部13には、中央部から前方寄りの部分にコ字型形状を有する切欠19が形成され、切欠19の内側に、ガイドブロック10の内方にやや折り曲げられた、矩形形状を有するストップ片20が設けられている。さらに、各第1側壁部13には、図3に示したように、その下端からガイドブロック10の内方に延び、第1側壁部13と直交するガイド片21が設けられている。
摺動ブロック11は、ガイドブロック10よりもひとまわり小さなサイズとされている。図3に示したように、摺動ブロック11は、平板状で矩形形状を有する上面部22と、上面部22の左右両側端縁から垂下する、対向する一対の第2側壁部23と、摺動ブロック11の後端部寄りの部分に、上面部22から下方に垂下する連結片24とから形成されている。上面部22は、ガイドブロック10の上面部12の大きさより小さくされている。上面部22の中心部には、ガイドブロック10の上面部に形成された孔15に対応して孔25が、上面部22の表裏を貫通して形成されている。孔25は、円形の孔15よりも大きな楕円形状を有している。また、上面部22には、図2に示したように、その前端縁から摺動ブロック11の外方に突出する操作片26が設けられ、操作片26の前端部27は、操作片26に対して略直角に下方に折り曲げられている。図3に示したように、各第2側壁部23の前端からは、ガイドブロック10に設けられた第1爪16と反対方向に外方に突出する第2爪28が設けられている。第2爪28は、下端面に上方に湾曲する湾曲面29を有している。また、各第2側壁部23には、中央部から前方寄りの部分に、矩形形状を有する開口部30が形成されている。連結片24には、摺動ブロック11の後部側に、連結部材31を介して、断面略V字形状を有する板ばね32が連結されている。
ブラケット本体3では、摺動ブロック11を板ばね32とともに、ガイドブロック10の内側にその前端から挿入することによって、摺動ブロック11がガイドブロック10に摺動自在に支持される。摺動ブロック11は、ガイドブロック10よりもひとまわり小さなサイズを有しているので、ガイドブロック10の内側に挿入することができる。板ばね32から摺動ブロック11をガイドブロックの前端から後端に向けて挿入すると、摺動ブロック11の第2側壁部23が、ガイドブロック11のストップ片20に当接するが、ストップ片20は弾性を有しているので、第1側壁部13の外側に撓むように変形する。このため、摺動ブロック11はガイドブロック10の内側に挿入される。板ばね32の後端部が、ガイドブロック10の背面部14に当接すると、ストップ片20は初期状態に復元し、摺動ブロック11の第2側壁部23に形成された開口部30の内側に配置される。このため、摺動ブロック11の前方への移動は、開口部30の後端の内縁がストップ片20に接触するまでの範囲内で規制される。ガイドブロック10の内側への挿入後の摺動ブロック11では、操作片26が、図1に示したように、ガイドブロック10の前方に突出して配置され、第2側壁部23が、ガイドブロック10のガイド片21にガイドされて、摺動ブロック11は、ガイドブロック10に前後方向に摺動自在に支持される。操作片26を前端部27において後方に押し込むと、連結片24が板ばね32を後方に押圧し、板ばね32が弾性変形し、摺動ブロック11をガイド片21に沿って後方に押し込むことができる。操作片26の後方への押し込みを解除すると、板ばね32が初期状態に復元するため、摺動ブロック11は、ガイド片21に沿って前方に移動し、開口部30の後端の内縁がストップ片20に接触すると、摺動ブロック11の前方への移動が停止する。
このようなブラケット1では、図1に示したように、固定部2とブラケット本体3のガイドブロック10とが、1つの回転軸6を形成するリベット7により締結され、ブラケット本体3が、固定部2に対し、回転軸6の周りを回転自在に設けられている。すなわち、図2に示したように、固定部2とガイドブロック10は、孔8と孔15を一致させ、平座金33を介してリベット7を孔8および孔15に挿入し、かしめて締結されている。図3に示したように、ブラケット本体3では、摺動ブロック11がガイドブロック10に摺動自在に支持されている状態では、摺動ブロック11の上面部22に形成された孔25は、ガイドブロック10の孔15の外側に位置している。このため、リベット7は、摺動ブロック11の下方まで貫通し、平座金34を孔25の下側から内部に挿入し、ガイドブロック10の上面部12の裏面に当接させて、リベット7の下端部をかしめることができ、固定部2とガイドブロック10が締結する。なお、リベット7の頭部は、連結部4の上面上に配置されるが、フランジ部5の存在により連結部4はフランジ部5よりも一段下がっているので、リベット7の頭部は、連結部4とフランジ部5の段差内に納まる。ブラケット1を建物の天井に取り付ける際に、リベット7の頭部が天井面に接触してブラケット1の取り付けを阻害することはない。また、孔25は、孔15よりも大きな楕円形状を有しているので、固定部2とガイドブロック10がリベット7により締結されていても、摺動ブロック11のガイドブロック11に対する前後方向の摺動は阻害されない。
ブラケット本体3の固定部2に対する回転は、平座金33の介在によりスムーズに実現される。平座金33は、固定部2とブラケット本体3のガイドブロック10との間に設けられている。平座金33は、ガイドブロック10の上面部12に載置可能なやや大きなサイズを有する円環状の部材であり、そのサイズは平座金34よりも十分大きい。平座金33の中心部には、固定部2に形成された孔8およびガイドブロック10の上面部に形成された孔15よりもひとまわり大きなサイズを有する、リベット7を通す孔35が、平座金33の表裏を貫通して形成されている。平座金33の上面にはグリースなどの潤滑剤36が、平座金33の外周部からはみ出さない程度に塗布されている。また、ガイドブロック10の上面部12において平座金33と接触する部分にも、潤滑剤36が、平座金33の外周部からはみ出さない程度に塗布されている。このように、潤滑剤36が、平座金33と固定部2の間および平座金33とガイドブロック10の間に介在しているので、ブラケット本体3の固定部2に対する回転がよりスムーズとなる。
図4は、図1に示したブラケットを用いて巻き取り装置を取り付ける状態を示した要部斜視図である。図5は、図4に示した巻き取り装置の取付状態の要部断面図である。
図4に示したように、スクリーンの巻き取り装置37は、スクリーン(図示なし)を巻き取るローラーパイプ38を収納する断面略矩形形状を有するヘッドボックス39を備えている。スクリーンの一端部はローラーパイプ38に固定され、スクリーンの他端部にはボトムバー40が設けられている。ローラーパイプ38の外周に巻き取られたスクリーンは、ボトムバー40とともにヘッドボックス39の内部に収納される。ヘッドボックス39の下端は開口しており、スクリーンをボトムバー40とともに下方に引き出すことができるようにしている。ヘッドボックス39の上端部には、ヘッドボックス39の長さ方向に、上方に開口する取付溝部41が形成されている。取付溝部41の内側縁部には、断面略コ字型形状を有する第1耳部42と第2耳部43が設けられている。第1耳部42にブラケット1の第1爪16を、第2の耳部43に第2爪28を係合させることによって、ヘッドボックス39はブラケット1に取り付けられる。
ブラケット1は、巻き取り装置37の取付位置に対応させて建物の天井に固定される。固定部2のフランジ部5の上面を天井面に当接させ、前後に配置された2つの固定孔9にねじ44を、ばね座金45を介して挿入し、ねじ4を天井を形成する駆体部にねじ込むことにより、ブラケット1は天井に固定される。固定部2では、フランジ部5が連結部4より一段上がっているので、ねじ44の頭部は、連結部4とフランジ部5の段差内に収まる。ブラケット1は、ヘッドボックス39の左右両端部に1個ずつ、計2個が天井に取り付けられる。ブラケット1の取り付け後、ヘッドボックス39が、ブラケット1に取り付けられ、巻き取り装置37が天井に取り付けられる。
図5に示したように、ヘッドボックス39をブラケット1に取り付ける際には、まず、ヘッドボックス39の取付溝部41の内側縁部に形成された第1耳部42の中に、ブラケット本体3のガイドブロック10に設けられた第1爪16を挿入し、第1耳部42に係合させる。第1爪16は、下端面に傾斜面17を、また、上端面に傾斜面18を有しているので、第1爪16の第1耳部42への挿入および係合はスムーズに行われる。次いで、ヘッドボックス39を天井に向けて押し上げ、第2耳部43を、ブラケット本体3の摺動ブロック11に設けられた第2爪28に接触させる。第2爪28は、下端面に湾曲面29を有しているので、第2耳部43は、ヘッドボックス39の押し上げにともない、傾斜面29に沿って上昇する。このとき、摺動ブロック11がガイドブロック10の後方に押し込まれ、摺動ブロック11は、スライド片21に沿って後退する。第2耳部43の内部が第2爪28と対向して配置されると、第2耳部43と傾斜面29の接触が解かれ、図3に示した板ばね32に蓄積された弾性力が解放され、摺動ブロック11が前方に移動し、第2爪28が、第2耳部43の中に挿入され、第2耳部43と係合する。このような第1耳部42と第1爪16の係合および第2耳部43と第2爪28の係合は、天井に固定された2個のブラケット1に対して行われ、ヘッドボックス39は、2つのブラケット1に取り付けられ、固定される。
図1〜図3に示したように、ブラケット1では、ブラケット本体3が、固定部2に対し、回転軸6の周りを回転自在に設けられている。このため、天井に取り付けられた2個のブラケット1が、たとえ一直線上に並んでいなく、基準位置から多少ずれている場合には、ブラケット本体3を回動させることによって、図5に示した第1耳部42と第1爪16の係合および第2耳部43と第2爪28の係合を実現することができる。したがって、ヘッドボックス39の取付強度を高め、また、取付状態を安定化させることができ、スクリーンの巻き取り装置37の取り付けにおける施工性を向上させることができる。
実際に、2個のブラケット1の取付精度が及ぼすヘッドボックス39の取付状態について検証を行った。図6に示したように、2このブラケット1間の距離を3220mmとし、一方のブラケット1を基準線46上に取り付け、他方のブラケット1を基準線46から1mmずつずらし、位置ずれΔPが何mmまでヘッドボックス39の取り付けが可能であるか検証した。ブラケット1では、ΔPが10mmまでヘッドボックス39の取り付けが可能であった。この結果より、ブラケット1を用いてヘッドボックス39の取り付けを行う場合には、2個のブラケット1を目見当で取り付けても、ヘッドボックス39を安定な取付状態で取り付けることができ、巻き取り装置37を建物の天井に取り付けることが可能であることが確認された。
なお、ブラケット1では、操作片26をその前端部27において後方に押し込むことにより、第2耳部43と第2爪28の係合を解除することができる。このため、ヘッドボックス39の取り外しを容易に行うことができる。第2耳部43と第2爪28の係合を解除した後、ヘッドボックス39を下方に引き下げることによって、第1耳部42と第1爪16の係合を解除することができ、ヘッドボックス39をブラケット1から取り外すことができる。
もちろん、本考案は、以上の実施形態によって限定されるものではない。固定部、ガイドブロックおよび摺動ブロックの細部の構成や構造については様々な態様が可能である。
1 ブラケット
2 固定部
3 ブラケット本体
6 回転軸
10 ガイドブロック
11 摺動ブロック
13 第1側壁部
16 第1爪
23 第2側壁部
28 第2爪
33 平座金
36 潤滑剤

Claims (2)

  1. 固定部とブラケット本体を備え、前記ブラケット本体は、対向する一対の第1側壁部を有し、この第1側壁部の一端から外方に第1爪が突設されたガイドブロックと、対向する一対の第2側壁部を有し、この第2側壁部の一端から前記第1爪と反対方向に外方に突出する第2爪が設けられ、前記ガイドブロックに摺動自在に支持された摺動ブロックとを備え、前記固定部と前記ブラケット本体の前記ガイドブロックとが、1つの回転軸により締結され、前記ブラケット本体が、前記固定部に対し、前記回転軸の周りを回転自在に設けられていることを特徴とするブラケット。
  2. 前記固定部と前記ブラケット本体の前記ガイドブロックとの間に平座金が設けられ、この平座金と前記固定部の間および前記平座金と前記ガイドブロックの間に潤滑剤が介在していることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
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