JP3173883U - バタフライバルブ - Google Patents

バタフライバルブ Download PDF

Info

Publication number
JP3173883U
JP3173883U JP2011007377U JP2011007377U JP3173883U JP 3173883 U JP3173883 U JP 3173883U JP 2011007377 U JP2011007377 U JP 2011007377U JP 2011007377 U JP2011007377 U JP 2011007377U JP 3173883 U JP3173883 U JP 3173883U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
handle
central flange
butterfly valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011007377U
Other languages
English (en)
Inventor
正二 抽冬
Original Assignee
協和ステンレス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 協和ステンレス株式会社 filed Critical 協和ステンレス株式会社
Priority to JP2011007377U priority Critical patent/JP3173883U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3173883U publication Critical patent/JP3173883U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Abstract

【課題】耐久性があって長持ちし、かつ、衛生的に使用できるバタフライバルブを提供する。
【解決手段】円筒状弁ボデー1の中央フランジ部10内に環状弾性シール部材4を装着し、環状弾性シール部材4の内周面に摺接する扁平状円盤部9の角度を変えて円筒状弁ボデー1内の流路2を開閉するための弁体3を、弁ボデー1の軸心Lに直交する回転軸心L廻りに揺動自在に設けたバタフライバルブに於て、弁体3を手動操作するためのハンドル部5を具備し、ハンドル部5は硬質樹脂製であって、中央フランジ部10に軸装された弁体3のシャフト部8に嵌合可能な取付孔部15を有すると共に、取付孔部15に装入されてシャフト部8に固着される締結部材16を備え、さらに、取付孔部15に弾性差込部材7を密嵌している。
【選択図】図1

Description

本考案は、バタフライバルブに関する。
従来、衛生面で高度なレベルのサニタリー性が要求されるサニタリー配管には、ボデー内でジスク(弁体)が揺動することで流路の開閉を行なうバタフライバルブが広く用いられている(特許文献1参照)。
特開平5−164252号公報
しかし、従来のバタフライバルブは、ボデー内のジスク(弁体)を手動操作して揺動角度を調整するための手動ハンドルを有し、その全ての部品が金属で構成されていた。このようなバタフライバルブが、サニタリー配管に使用される場合、特に、僅かな汚染物の混入も許されない食品、バイオ、医薬品、半導体等の分野で使用される際には、部品間の狭小な隙間に外部から液体や飲料、薬液等の液体が浸入して、錆が発生したり、液中で雑菌が繁殖すると、配管を汚染する虞れがあり、サニタリー性を低下させてしまうという欠点があった。
そこで、本考案は、耐久性があって長持ちし、かつ、衛生的に使用できるバタフライバルブを提供することを目的とする。
本考案に係るバタフライバルブは、円筒状弁ボデーの中央フランジ部内に環状弾性シール部材を装着し、該環状弾性シール部材の内周面に摺接する扁平状円盤部の角度を変えて上記円筒状弁ボデー内の流路を開閉するための弁体を、上記弁ボデーの軸心に直交する回転軸心廻りに揺動自在に設けたバタフライバルブに於て、上記弁体を手動操作するためのハンドル部を具備し、該ハンドル部は硬質樹脂製であって、上記中央フランジ部に軸装された上記弁体のシャフト部に嵌合可能な取付孔部を有し、さらに、該取付孔部に装入されて上記シャフト部に固着される締結部材を備えると共に、上記取付孔部に弾性差込部材を密嵌したものである。
また、上記ハンドル部に、揺動自在のグリップ部を付設し、さらに、該グリップ部の基端側係止突起部を係脱自在として上記ハンドル部の揺動を規制する係止凹凸部を円弧状に配設すると共に、上記中央フランジ部に嵌着突部を係止して非回転状に取付けられる弁開閉角度規制盤を具備し、該弁開閉角度規制盤は、上記シャフト部を挿通する貫通孔を有し、上記ハンドル部のボス部によって抜止めされているものである。
本考案のバタフライバルブによれば、ハンドル部の取付孔部に外部から液体が入らず、雑菌の繁殖を防止することができる。ボルトや枢結軸等の部品点数を減らすことができ、組立・分解が容易にできる。
本考案の実施の一形態を示した正面図である。 バタフライバルブを示した側面図である。 バタフライバルブの使用状態を示した平面図である。 図1のX−X断面図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
図1と図2に示すように、本考案のバタフライバルブは、サニタリー配管に使用されることを目的として構成されたものであって、円筒状弁ボデー1の中央フランジ部10内に環状弾性シール部材4を装着し、環状弾性シール部材4の内周面に摺接する扁平状円盤部9の角度を変えて円筒状弁ボデー1内の流路2を開閉するための弁体3を、弁ボデー1の軸心Lに直交する回転軸心L廻りに揺動自在に設けている。本考案のバタフライバルブは、弁体3を手動操作するためのハンドル部5を具備し、ハンドル部5は硬質樹脂製であって、中央フランジ部10に軸装された弁体3のシャフト部8に嵌合可能な取付孔部15を有し、さらに、取付孔部15に装入されてシャフト部8に固着される締結部材16を備えると共に、取付孔部15に弾性差込部材7を密嵌している。
弁ボデー1は、ステンレス製であって、中央フランジ部10にて2分割型のボデー半体をボルトで連結して構成されている。中央フランジ部10の内周面に形成した凹部には、弾力性を有するシリコンゴムから成る環状弾性シール部材4が装着され、この環状弾性シール部材4の内周面に、弁体3の扁平状円盤部9の外周縁部を摺接させて円筒状弁ボデー1内の流路2を開閉する構造である。弁体3は、扁平状円盤部9のラジアル方向に先端部非円形状のシャフト部8(弁軸)を一体に有している。弁体3は、シャフト部8が中央フランジ部10に軸装(挟着)されて弁ボデー1内に揺動自在(180°回転自在)に保持されている。
ハンドル部5は、中央フランジ部10に軸装された弁体3のシャフト部8の先端に、取付孔部15を嵌着して取付けられている。取付孔部15の中間位置には、内鍔部が設けられ、その上から雄ネジを有する締結部材16(ボルト)が装入されてシャフト部8の雌ネジ孔に螺着(固着)されている。さらに、取付孔部15の開口部に、シリコンゴムから成る弾性差込部材7を圧入して閉塞している。弾性差込部材7は、外鍔状のヘッド部を有し、かつ、シール用突部7Aを突設しており、このシール用突部7Aが、取付孔部15の開口部近傍に設けられた凹周溝に対応して嵌込まれている。なお、ハンドル部5は、青色に着色され、弾性差込部材7は、白色に着色されている。
また、本考案のバタフライバルブは、ハンドル部5に、揺動自在のグリップ部14を付設している。さらに、グリップ部14の基端側係止突起部14Aを係脱自在としてハンドル部5の揺動を規制する係止凹凸部17を円弧状に配設すると共に、中央フランジ部10に嵌着突部18を係止して非回転状に取付けられる弁開閉角度規制盤6を具備している。
ハンドル部5と、グリップ部14との間には、コイルスプリングから成る弾発部材21が配設されている。グリップ部14の基端側には、係止突起部14Aが形成されており、弾発部材21の弾発力により、係止突起部14Aが、係止凹凸部17に常時押し付けられている。また、弾発部材21の弾発力に抗してグリップ部14を揺動させることで、係止凹凸部17から係止突起部14Aが離れて、ハンドル部5が揺動可能となるように構成されている。
弁開閉角度規制盤6は、中央にシャフト部8を挿通するための貫通孔19を有する略ドーナツ型の円盤形状であって、シャフト部8に取着されたハンドル部5のボス部20によって抜止めされている。
図4に示すように、外周縁部の中心角180°にわたる範囲に係止凹凸部17を円弧状に配設している。係止凹凸部17の両端には、グリップ部14の基端側係止突起部14Aのストッパーとしての突部22,22が、(180°中心点対称位置に)形成されている。弁開閉角度規制盤6は、中央フランジ部10に係止して回転を規制するための嵌着突部18,18を、中央フランジ部10との当接面の外周端縁部近傍から突出状に形成している。
上述した本考案のバタフライバルブの使用方法(作用)について説明する。
図3に示すように、サニタリー配管に於て、本考案のバタフライバルブをパイプに接続して、弁ボデー1内の流路2に水や飲料、薬液等の液体を流通させる。ハンドル部5が、弁ボデー1の軸心Lに沿った方向に在れば、流路2は開いている開状態である。ハンドル部5を手動で操作して弁体3(扁平状円盤部9)を揺動させれば、流路2が次第に閉じて流量が減少し、そして、流路2が完全に閉じて閉状態となると、液体が流れなくなる。この際、ハンドル部5は、弁ボデー1の軸心Lに対して、時計回りに最大で90°、かつ、反時計回りに最大で90°の揺動が可能である。つまり、ハンドル部5は、中心角180°の可動域を有しているので、サニタリー配管への接続の際、方向性が無く、設置が容易に行える。
また、ハンドル部5が、青色に着色されていることにより、使用者が一目でサニタリー配管であることを認識できる。また、本考案のバタフライバルブは、ハンドル部5が青色、弾性差込部材7が白色という配色で、しかも、樹脂によって構成されているため、使用者が美観的に清潔に感じ、サニタリー配管に好適なものとなる。
弾性差込部材7は、ハンドル部5の取付孔部15に外部から液体が浸入するのを防止する。弾性差込部材7により、弁体3のシャフト8と締結部材16が内在する取付孔部15は、防水性を有し、その僅かな隙間にも液体が入り込むことなく、サニタリー配管の汚染の原因となる雑菌の繁殖を防止できる。従って、本考案のバタフライバルブは、食品、バイオ、医薬品、半導体等の分野で使用されるサニタリー配管に於て、手動操作用のハンドル部5を清潔に保つことができ、交換や修理の必要が生じた際に、管内汚染の危険性を著しく低減できる。
以上のように、本考案に係るバタフライバルブは、円筒状弁ボデー1の中央フランジ部10内に環状弾性シール部材4を装着し、環状弾性シール部材4の内周面に摺接する扁平状円盤部9の角度を変えて円筒状弁ボデー1内の流路2を開閉するための弁体3を、弁ボデー1の軸心Lに直交する回転軸心L廻りに揺動自在に設けたバタフライバルブに於て、弁体3を手動操作するためのハンドル部5を具備し、ハンドル部5は硬質樹脂製であって、中央フランジ部10に軸装された弁体3のシャフト部8に嵌合可能な取付孔部15を有すると共に、取付孔部15に装入されてシャフト部8に固着される締結部材16を備え、さらに、取付孔部15に弾性差込部材7を密嵌したので、ハンドル部5の取付孔部15に外部から液体が入らず、雑菌の繁殖を防止することができる。また、構成が簡素であり、部品点数を減らすことができ、組立・分解が容易にできる。
また、ハンドル部5に、揺動自在のグリップ部14を付設し、さらに、グリップ部14の基端側係止突起部14Aを係脱自在としてハンドル部5の揺動を規制する係止凹凸部17を円弧状に配設すると共に、中央フランジ部10に嵌着突部18を係止して非回転状に取付けられる弁開閉角度規制盤6を具備し、弁開閉角度規制盤6は、シャフト部8を挿通する貫通孔19を有し、ハンドル部5のボス部20によって抜止めされているので、構成が簡素で、部品点数を減らすことができ、組立・分解が容易である。また、弁開閉角度規制盤6の係止凹凸部17を中心角180°の円弧状に配設したことにより、ハンドル部5が180°揺動可能となり、サニタリー配管への接続の際、方向性が無く、設置が容易に行える。
1 弁ボデー
2 流路
3 弁体
4 環状弾性シール部材
5 ハンドル部
6 弁開閉角度規制盤
7 弾性差込部材
8 シャフト部
9 円盤部
10 中央フランジ部
14 グリップ部
14A 係止突起部
15 取付孔部
16 締結部材
17 係止凹凸部
18 嵌着突部
19 貫通孔
20 ボス部
軸心
回転軸心

Claims (2)

  1. 円筒状弁ボデー(1)の中央フランジ部(10)内に環状弾性シール部材(4)を装着し、該環状弾性シール部材(4)の内周面に摺接する扁平状円盤部(9)の角度を変えて上記円筒状弁ボデー(1)内の流路(2)を開閉するための弁体(3)を、上記弁ボデー(1)の軸心(L)に直交する回転軸心(L)廻りに揺動自在に設けたバタフライバルブに於て、
    上記弁体(3)を手動操作するためのハンドル部(5)を具備し、該ハンドル部(5)は硬質樹脂製であって、上記中央フランジ部(10)に軸装された上記弁体(3)のシャフト部(8)に嵌合可能な取付孔部(15)を有すると共に、該取付孔部(15)に装入されて上記シャフト部(8)に固着される締結部材(16)を備え、さらに、上記取付孔部(15)に弾性差込部材(7)を密嵌したことを特徴とするバタフライバルブ。
  2. 上記ハンドル部(5)に、揺動自在のグリップ部(14)を付設し、
    さらに、該グリップ部(14)の基端側係止突起部(14A)を係脱自在として上記ハンドル部(5)の揺動を規制する係止凹凸部(17)を円弧状に配設すると共に、上記中央フランジ部(10)に嵌着突部(18)を係止して非回転状に取付けられる弁開閉角度規制盤(6)を具備し、
    該弁開閉角度規制盤(6)は、上記シャフト部(8)を挿通する貫通孔(19)を有し、上記ハンドル部(5)のボス部(20)によって抜止めされている請求項1記載のバタフライバルブ。
JP2011007377U 2011-12-14 2011-12-14 バタフライバルブ Expired - Lifetime JP3173883U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007377U JP3173883U (ja) 2011-12-14 2011-12-14 バタフライバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007377U JP3173883U (ja) 2011-12-14 2011-12-14 バタフライバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3173883U true JP3173883U (ja) 2012-02-23

Family

ID=48001084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011007377U Expired - Lifetime JP3173883U (ja) 2011-12-14 2011-12-14 バタフライバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3173883U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110081232A (zh) * 2019-04-28 2019-08-02 南漳县庆瑞精密铸造有限公司 一种焙烧炉用风量调节阀门开关手柄

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110081232A (zh) * 2019-04-28 2019-08-02 南漳县庆瑞精密铸造有限公司 一种焙烧炉用风量调节阀门开关手柄

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014520234A (ja) 水栓バルブカートリッジ
JPS63669B2 (ja)
WO2009053936A1 (en) Valve, comprising snap-fitting handle for regulating fluid
JP2014510349A (ja) 非対称溝を有するエルゴノミクスハンドノブ
WO2016099693A1 (en) Valve body and seat with tongue and groove connection
KR101998860B1 (ko) 축 휨을 방지하는 밸브
JP3173883U (ja) バタフライバルブ
KR100927965B1 (ko) 조립식 회전 제한수단을 갖는 버터플라이 밸브
JP6850833B2 (ja) 閉鎖弁
AU2011286149B2 (en) Tap with a locking pin
KR101829307B1 (ko) 수도꼭지 밸브구조
KR20090010273A (ko) 일체형 지지부를 갖는 체크밸브
KR101402915B1 (ko) 밸브 부재 및 이를 이용한 버터플라이 밸브
JP3721372B2 (ja) バタフライ弁
JP2007205485A (ja) ボールバルブ
AU2010101326A4 (en) Ceramic disc tap spindle assembly
US1884207A (en) Faucet
CN112469935A (zh) 阀上部件
KR200426895Y1 (ko) 이중 교체형 실링부가 구비된 3중편심 버터플라이 밸브
US11982074B2 (en) Faucet assembly with a washable handle
JP2006342891A (ja) 1回転電動弁
JP2015197206A (ja) ソフトシール仕切弁
JP3021891B2 (ja) バタフライバルブ
KR200253342Y1 (ko) 버터플라이 밸브
TWM561158U (zh) 球閥開閉之防呆安全結構

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3173883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150201

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term