JP3172926U - 体動量測定装置 - Google Patents

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供することができる使い勝手のよい活動量計を提供する。
【解決手段】活動量計1Aは、体動検出部110と、ワークアウト期間の始期および終期を入力するための始期/終期入力操作部141と、高負荷活動期間の始期および終期を検出する高負荷活動期間検出部122bと、ワークアウト期間に該当する可能性のある特定期間の始期および終期を決定する特定期間決定部122cと、特定期間における活動量を算出する特定期間活動量算出部122dと、特定期間の始期および終期が始期/終期入力操作部141における入力および高負荷活動期間検出部122bによる検出結果のいずれの組み合わせに基づいて決定されたものであるかに応じて、特定期間活動量算出部122dにて算出された体動量をワークアウト体動量とワークアウト相当体動量とに分類処理する選択処理部123とを備える。
【選択図】図4

Description

本考案は、体動を検出することで体動量を測定する体動量測定装置に関し、より特定的には、所定期間における総体動量と、当該所定期間に含まれるワークアウト期間におけるワークアウト体動量とを測定することが可能に構成された体動量測定装置に関する。
体動量測定装置は、使用者の体動(すなわち、体の動きに伴う振動)を検出することによって使用者の体動量を測定する機器である。従来、検出された体動に基づいて体動量としての歩数や当該歩数に基づいて算出される歩行距離、歩行によって消費された消費カロリー等が測定可能とされた歩数計が普及している。また、近年においては、検出された体動に基づいて歩行以外の他の活動についてもこれを体動量である活動量として捉えることにより、歩行を含む日常活動による総消費カロリー等が測定可能とされた活動量計が普及している。
ここで、歩数計や活動量計は、使用者の健康増進やダイエットを支援するための機器として利用される場合が多い。そのため、当該目的を達成するために、様々な付加的な機能を備えた体動量測定装置が提案されている。その一つに、高負荷の活動を行なった際に測定される体動量を平常の活動を行なった際に測定される体動量と区別して測定する機能を備えた体動量測定装置が知られている。
たとえば、特開昭60−311586号公報(特許文献1)には、平常の活動に該当する歩行と高負荷の活動に該当する走行とのいずれを行なうかを使用者がボタン操作を行なうことによって機器に入力する構成とし、これにより歩行の際に測定された消費カロリー等と走行の際に測定された消費カロリー等とを個別に表示したり合算して表示したりすることが可能とされた歩数計が開示されている。
また、特開平6−44417号公報(特許文献2)には、検出された体動に基づいて当該体動が歩行によるものであるのか走行によるものであるのかを自動的に判別する構成とし、これにより歩行の際に測定された消費カロリー等と走行の際に測定された消費カロリー等とを個別に表示したり合算して表示したりすることが可能とされた歩数計が開示されている。
特開昭63−311586号公報 特開平6−44417号公報
ここで、健康増進やダイエットのために意図的に行なわれるエクササイズは、一般にワークアウトと称される。通常、ワークアウトには、上述した走行(比較的遅い速度での走行であるジョギングや比較的早い速度での走行であるランニングを含む)の他にも、ウォーキング(通常の歩行速度よりもやや早い速度での歩行や比較的長時間にわたる歩行)やジムでのトレーニング等、様々なエクササイズが含まれる。
近年における健康増進やダイエットへの関心の高まりに伴い、このようなワークアウトを行った際の体動量であるワークアウト体動量について、これを平常の活動を行なった際に測定される体動量と区別して測定および表示する機能を備えた体動量測定装置が強く求められている。
当該機能を備えた体動量測定装置を実現するためには、ワークアウトを行なった期間であるワークアウト期間の始期および終期を機器において正しく認識することが不可欠である。そのためには、上記特許文献1に開示される如くの手動入力方式を採用するか、あるいは上記特許文献2に開示される如くの自動検出方式を採用するか、のいずれかを選択することが想定される。
しかしながら、上述した手動入力方式を採用した場合には、使用者がワークアウトを行なう際に、その始期を機器に入力するための操作をし忘れてしまったり、入力したつもりが正しく入力できていなかったりするおそれが多分にあり、その結果、ワークアウト後においてワークアウト体動量が測定できていないことにはじめて気づいて落胆してしまうケースが頻繁に発生してしまう問題がある。
一方、上述した自動検出方式を採用した場合には、機器が検出した体動量に基づいて自動的にワークアウト期間の始期および終期が決定されることになるため、このような問題が未然に防止できるメリットが得られるものの、その反面、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供できない問題が生じてしまう。
たとえば、自動検出方式を採用した場合には、比較的低負荷のワークアウトについてはそもそも機器がこれを平常の活動と区別することができず、当該ワークアウトにおける活動量をワークアウト体動量として提供できない問題がある。
また、日常の活動には、ワークアウトとは意図していないものの比較的高負荷の活動(たとえば、電車に乗り遅れそうになって走ったというような運動や、職場において頻繁な階段の上り下りを伴う仕事をしたというような運動等)が含まれる場合がある(以下、これを非ワークアウト高負荷活動と称する)。このような非ワークアウト高負荷活動とワークアウトとを機器において自動的に判別することは非常に困難であり、そのため、上記自動検出方式を採用した場合には、これらを区別してワークアウト体動量のみを測定したいという使用者にとっては、知りたい情報が的確に得られない問題がある。
このように、手動入力方式および自動検出方式のいずれを採用した場合にも、ワークアウトに関連した情報を的確に提供できる必ずしも使い勝手のよい体動量測定装置とすることはできない。
また、これら手動入力方式や自動検出方式に機器を切替可能に構成することも考えられるが、仮にそのように構成したとしても、単に手動入力方式および自動検出方式のいずれに設定するかが選択できるようになるに過ぎず、上述した問題が何ら解消されるものではなく、単に機器に対する操作が複雑化するのみである。
したがって、本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供することができる使い勝手のよい体動量測定装置を提供することを目的とする。
本考案に基づく体動量測定装置は、所定期間における総体動量と、上記総体動量に含まれるワークアウト体動量とを測定するものであって、体動を検出する体動検出部と、上記所定期間において上記体動検出部にて検出された検出結果に応じて上記総体動量を算出する第1算出部と、上記所定期間に含まれるワークアウト期間の始期および終期を入力するための始期/終期入力操作部と、上記体動検出部にて検出された検出結果に応じた体動量が予め定められた体動量よりも大きい体動量として検出された高負荷活動期間の始期および終期を検出する高負荷活動期間検出部と、上記始期/終期入力操作部における入力および上記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて上記ワークアウト期間に該当する可能性のある特定期間の始期および終期を決定する特定期間決定部と、上記特定期間において上記体動検出部にて検出された検出結果に応じて上記特定期間における体動量を算出する第2算出部と、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量のうちから、上記ワークアウト体動量と、上記ワークアウト体動量に該当する可能性のあるワークアウト相当体動量とを少なくとも選択して処理する選択処理部とを備えている。上記選択処理部は、上記特定期間の始期および終期が上記始期/終期入力操作部における入力および上記高負荷活動期間検出部による検出結果のいずれの組み合わせに基づいて決定されたものであるかに応じて、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量を上記ワークアウト体動量と上記ワークアウト相当体動量とに少なくとも分類して記憶手段に格納するように構成されている。
上記本考案に基づく体動量測定装置にあっては、上記選択処理部が、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量が上記特定期間の終期が上記始期/終期入力操作部における入力に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を上記ワークアウト体動量に分類し、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量が上記特定期間の始期および終期が上記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を上記ワークアウト相当体動量に分類するように構成されていることが好ましい。
上記本考案に基づく体動量測定装置にあっては、上記選択処理部が、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量が上記ワークアウト体動量および上記ワークアウト相当体動量のいずれにも該当しないものである場合に、当該特定期間における体動量を破棄して上記記憶手段に格納しないように構成されていることが好ましい。
上記本考案に基づく体動量測定装置は、上記特定期間の始期および終期が上記始期/終期入力操作部における入力によって決定されることを前提とした手動入力モードと、上記特定期間の始期および終期が上記高負荷活動期間検出部による検出結果によって決定されることを前提とした自動検出モードとに切り替え制御するモード切替制御部をさらに備えていてもよく、その場合には、上記選択処理部が、上記手動入力モードにある状態において、上記第2算出部にて算出された上記特定期間における体動量が、上記特定期間の始期および終期が上記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を破棄して上記記憶手段に格納しないように構成されていることが好ましい。
上記本考案に基づく体動量測定装置にあっては、上記高負荷活動期間検出部が、予め定めた所定時間にわたって予め定めた体動よりも大きい体動が上記体動検出部にて継続して検出され始めた時点を、上記高負荷活動期間の始期に決定するように構成されていることが好ましい。
上記本考案に基づく体動量測定装置にあっては、上記高負荷活動期間検出部が、予め定めた所定時間にわたって予め定めた体動よりも大きい体動が上記体動検出部にて継続して検出されなくなり始めた時点を、上記高負荷活動期間の終期に決定するように構成されていることが好ましい。
上記本考案に基づく体動量測定装置は、上記総体動量と上記ワークアウト体動量とを表示するための表示部と、上記表示部における表示動作を制御する表示動作制御部とをさらに備えていることが好ましく、その場合には、上記表示動作制御部は、上記選択処理部にて分類された上記ワークアウト体動量および上記ワークアウト相当体動量を区別して上記表示部において表示させることが好ましい。
本考案によれば、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供することができる使い勝手のよい体動量測定装置とすることができる。
本考案の実施の形態1における活動量計の機能と使用者の日常活動との関係を説明するための図である。 本考案の実施の形態1における活動量計の外観図である。 本考案の実施の形態1における活動量計の装着態様を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期と終期とが決定される第1の態様(ケース1)を説明するための図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期と終期とが決定される第2の態様(ケース2)を説明するための図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期と終期とが決定される第3の態様(ケース3)を説明するための図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期と終期とが決定される第4の態様(ケース4)を説明するための図である。 本考案の実施の形態1における活動量計の特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係を示す表である。 本考案の実施の形態1における活動量計の制御部が実行する基本的な処理を示すフローチャートである。 本考案の実施の形態1における活動量計の制御部が実行する高負荷活動期間の始期の検出処理を示すフローチャートである。 本考案の実施の形態1における活動量計の制御部が実行する高負荷活動期間の終期の検出処理を示すフローチャートである。 本考案の実施の形態1における活動量計の制御部が実行する特定期間の終期の入力処理を示すフローチャートである。 本考案の実施の形態1における活動量計の制御部が実行する特定期間の始期の入力処理を示すフローチャートである。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期が自動検出された場合の特定期間中における表示部の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、特定期間の始期が手動入力された場合の特定期間中における表示部の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、ワークアウト活動量を表示させる場合の表示部の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、ワークアウト相当活動量を表示させる場合の表示部の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態1における活動量計において、ワークアウト活動量とワークアウト相当活動量との合算値を表示させる場合の表示部の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態2における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。 本考案の実施の形態3における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。 本考案の実施の形態3における活動量計の特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係の一例を示す表である。 本考案の実施の形態3における活動量計の特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係の他の一例を示す表である。
以下、本考案の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態1ないし3は、いずれも体動量測定装置としての活動量計に本考案を適用した場合を例示するものである。なお、以下に示す実施の形態1ないし3においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本考案の実施の形態1における活動量計の機能と使用者の日常活動との関係を説明するための図である。まず、この図1を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの機能と使用者の日常活動との関係についてその概略を説明する。なお、本実施の形態における活動量計1Aは、ワークアウトとしてジョギングを行なうことが想定されたものである。
本実施の形態における活動量計1Aは、図1に示すように、0時から24時までの24時間を総活動量測定期間とし、当該総活動量測定期間において使用者の総活動量の測定を行なうとともに、総活動量測定期間に含まれるワークアウト期間および非ワークアウト高負荷活動期間を特定期間として決定し、決定した特定期間毎にそれぞれ使用者の活動量の測定を行なうものである。
その際、本実施の形態における活動量計1Aは、決定した上記特定期間において測定された活動量(以下、特定期間活動量と称する)を、所定の条件に従ってそれぞれワークアウト活動量とワークアウト相当活動量(ワークアウト活動量に該当する可能性のある活動量)とに少なくとも分類処理する。当該分類処理の詳細については後述するが、当該分類処理は、特定期間の始期および終期が機器による自動検出および使用者による手動入力のいずれの組み合わせに基づいて決定されたものであるかに応じて行なわれる。
具体的な一例を示すと、図1に示すように、たとえば使用者が電車に乗り遅れそうになって8時10分から8時20分までの期間(当該期間は、非ワークアウト高負荷活動期間に該当する)において、その始期および終期において活動量計1Aに対して何ら入力操作することなく走った場合には、活動量計1Aは、当該期間を特定期間として決定し、当該特定期間において測定された活動量をワークアウト相当活動量に分類処理する。
また、他の具体的な一例を示すと、図1に示すように、使用者が健康増進やダイエットの目的のために18時から19時までの期間(当該期間は、ワークアウト期間に該当する)において、その始期および終期において活動量計1Aに対して入力操作を行なってジョギングを実施した場合には、活動量計1Aは、当該期間を特定期間として決定し、当該特定期間において測定された活動量をワークアウト活動量に分類処理する。
なお、特定期間活動量の分類処理については、上記具体例の他にも複数のケースが存在するが、当該分類処理の詳細については、上述したように後述することとする。
このように、本実施の形態における活動量計1Aにあっては、総活動量測定期間における総活動量が測定されるばかりでなく、総活動量測定期間に含まれる特定期間における活動量である特定期間活動量としてのワークアウト活動量および非ワークアウト高負荷活動に伴う活動量についてもこれらが余すところなく測定されることになる。
加えて、本実施の形態における活動量計1Aにおいては、一部データを破棄するものを除き、特定期間活動量のそれぞれに上記所定の条件に基づいて属性が付与されてワークアウト活動量とワークアウト相当活動量とに分類処理がなされるため、ワークアウト相当活動量に分類処理された特定期間活動量のそれぞれが実際にワークアウト活動量であるのか非ワークアウト高負荷活動に伴う活動量であるのかを事後的に使用者が判別することが可能になる。これにより、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供できる使い勝手のよい活動量計とされている。
図2は、本実施の形態における活動量計の外観図であり、図3は、当該活動量計の装着態様を示す図である。次に、これら図2および図3を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの外観構成および装着態様について説明する。
図2に示すように、活動量計1Aは、携行可能な単一の端末100によって構成されており、当該端末100は、使用者がこれを身に付けて日常活動を行なうことができるように、好ましくは手のひらに納まる程度の大きさにまで小型化されている。活動量計1Aの外殻を構成する筐体の表面には、表示部130および操作部140が設けられている。
図3(A)および図3(B)に示すように、活動量計1Aは、使用者の腰位置に装着されて使用されたり、衣服のポケットに収容されて使用されたりする。なお、図3(A)および図3(B)に示す装着態様に限られず、活動量計1Aは、使用者の身体の他の位置に装着されて使用されてもよいし、使用者が携行する鞄等に収容されて使用されてもよい。
図4は、本実施の形態における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。次に、この図4を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの機能ブロックの構成について説明する。
図4に示すように、活動量計1Aは、上述した表示部130および操作部140に加え、体動検出部110と、制御部120と、電源150と、記憶部160と、通信部170とを主として備えている。
体動検出部110は、使用者の体動を検出するための部位であり、検出した体動に応じた電気信号を制御部120に出力する。体動検出部110は、好ましくは加速度センサによって構成される。
ここで、体動検出部110として使用される加速度センサとしては、一方向の加速度を検出する一次元加速度センサであってもよいし、互いに直交する二方向の加速度を検出する二次元加速度センサであってもよいし、互いに直交する三方向の加速度を検出する三次元加速度センサであってもよい。ただし、より高精度に活動量を測定するためには、検出される体動に関する情報量がより多くなる三次元加速度センサを体動検出部110として使用することが好ましい。
制御部120は、活動量計1Aの全体を制御するための部位であり、たとえばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。制御部120は、たとえば操作部140を介して使用者の指令の入力を受付けたり、体動検出部110からの入力を受付けて測定結果としての活動量を算出したり、算出した測定結果を表示部130、記憶部160および通信部170に出力したり、記憶部160に予め記憶されたプログラムを読み出して実行したりする。なお、制御部120の詳細については、後述することとする。
表示部130は、測定結果等を表示するための部位であり、制御部120に含まれる後述する表示動作制御部124から出力される制御信号によってその動作が制御される。表示部130は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルによって構成される。
操作部140は、使用者からの指令を受付けるための部位であり、使用者の操作があった場合にこれを制御部120に出力する。操作部140は、たとえば押しボタン等によって構成さる。操作部140は、電源のオン/オフを行なうためのボタンや使用者の情報を入力するためのボタン、表示部130の表示状態の切り替えを行なうためのボタン等を含んでいる。また、操作部140は、使用者が操作することによってワークアウト期間の始期または/および終期を機器に入力するための始期/終期入力操作部141を含んでいる。
電源150は、制御部120に電力を供給するための部位であり、使用者の操作部140に対する操作に従って制御部120へ電力を供給する。電源150は、たとえばボタン電池等の乾電池や充電池等にて構成される。
記憶部160は、各種演算処理を制御部120等に実行させるためのプログラムを記憶したり、測定結果を一時的に記憶したりするための部位であり、たとえばROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)によって構成される。特に、記憶部として不揮発性メモリの一種であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)を利用すれば、電源がオフになった状態においても各種データの保持が可能となる。記憶部160は、主として制御部120との間で電気信号の授受を行なう。なお、記憶部160として、SDメモリーカード等の外部メモリを利用することとしてもよい。
通信部170は、外部端末との間で通信を行なうための部位であり、たとえば外部端末と有線接続を行なうためのUSB(Universal Serial Bus)や外部端末との間で無線通信を行なうためのNFC(Near Field Communication)としてのFeliCa(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信インターフェイスにて構成される。通信部170は、主として制御部120との間で電気信号の授受を行なう。当該通信部170を活動量計1Aに具備させることにより、活動量計1Aと、PC(Personal Computer)やスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等に代表される情報処理装置との通信が実現できることになる。
上述した制御部120は、計時部121と、演算処理部122と、選択処理部123と、表示動作制御部124とを含んでいる。
計時部121は、時刻の計時を行なうための部位であり、たとえば制御部120に内蔵されたクロック等にて構成される。
演算処理部122は、各種の演算を行なうための部位であり、第1算出部としての総活動量算出部122aと、高負荷活動期間検出部122bと、特定期間決定部122cと、第2算出部としての特定期間活動量算出部122dとを含んでいる。
総活動量算出部122aは、体動検出部110の検出結果に基づいて総活動量測定期間の始期から終期までの総活動量を算出する部位である。総活動量算出部122aは、少なくとも総活動量測定期間の経過後において総活動量を算出するように構成されていればよいが、本実施の形態においては、総活動量測定期間中において、総活動量測定期間の始期からの累積活動量を途中経過として随時算出する。なお、算出された途中経過としての累積活動量は、表示部130において随時表示が可能である。
高負荷活動期間検出部122bは、体動検出部にて検出された検出結果に応じた活動量が予め定められた活動量よりも大きい活動量として検出された高負荷活動期間の始期および終期を検出する部位である。すなわち、高負荷活動期間検出部122bは、使用者が平常の活動よりも高負荷の活動を行なった場合にこれを自動検出し、その始期または/および終期を決定する。
特定期間決定部122cは、始期/終期入力操作部141における入力および高負荷活動期間検出部122bによる検出結果に基づいてワークアウト期間に該当する可能性のある特定期間の始期および終期を決定する部位である。ここで、特定期間決定部122cが決定する特定期間の始期および終期の決定態様としては、後述するケース1〜4の4つの態様(図5ないし図8参照)が存在するが、当該4つの態様の詳細については、後述することとする。
特定期間活動量算出部122dは、特定期間において体動検出部110にて検出された検出結果に応じて特定期間活動量を算出する部位である。特定期間活動量算出部122dは、少なくとも特定期間の経過後において特定期間活動量を算出するように構成されていればよいが、本実施の形態においては、特定期間中において、特定期間の始期からの累積活動量を途中経過として随時算出する。なお、算出された途中経過としての累積活動量は、表示部130において随時表示が可能である。
選択処理部123は、特定期間活動量算出部122dにて算出された活動量を分類処理して記憶部160に格納するための部位である。ここで、選択処理部123は、特定期間決定部122cが決定する特定期間の始期および終期の決定態様に応じて、特定期間活動量算出部122dにて算出された活動量をワークアウト活動量とワークアウト相当活動量とに少なくとも分類処理するものであるが、その分類処理の詳細については、後述することとする。
表示動作制御部124は、表示部130の表示動作を制御するための部位である。ここで、表示動作制御部124は、後述する各種の表示動作を表示部130が実行するように表示部130の表示動作を制御する。なお、表示部130における表示態様の詳細については、後述することとする。
図5ないし図8は、本実施の形態における活動量計において、上述した特定期間の始期と終期とが決定される第1ないし第4の態様(ケース1〜4)を説明するための図である。また、図9は、本実施の形態における活動量計の特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係を示す表である。次に、これら図5ないし図9を参照して、本実施の形態における活動量計1Aにおける特定期間の始期および終期の具体的な決定態様と、その決定態様とデータ分類との関係とについて説明する。
上述したように、活動量計1Aにおいては、特定期間決定部122cにおいて、始期/終期入力操作部141における入力および高負荷活動期間検出部122bによる検出結果に基づいてワークアウト期間に該当する可能性のある特定期間の始期および終期が決定される。そのため、活動量計1Aにおいては、以下のケース1〜4に示す4つの態様にて特定期間が決定される。
図5を参照して、ケース1は、使用者の活動が平常の活動から高負荷の活動に移行した場合に、高負荷活動期間の始期が高負荷活動期間検出部122bにおいて自動検出され、これに基づいて特定期間決定部122cが当該高負荷活動期間の始期を特定期間の始期に決定するとともに、当該特定期間の始期の決定後において使用者の活動が高負荷の活動から平常の活動に移行した場合に、高負荷活動期間の終期が高負荷活動期間検出部122bにおいて自動検出され、これに基づいて特定期間決定部122cが当該高負荷活動期間の終期を特定期間の終期に決定する態様である。
図6を参照して、ケース2は、使用者の活動が平常の活動から高負荷の活動に移行した場合に、高負荷活動期間の始期が高負荷活動期間検出部122bにおいて自動検出され、これに基づいて特定期間決定部122cが当該高負荷活動期間の始期を特定期間の始期に決定するとともに、当該特定期間の始期の決定後において使用者が始期/終期入力操作部141を操作した場合に、特定期間決定部122cが当該操作に伴う手動入力があった時点を特定期間の終期に決定する態様である。
図7を参照して、ケース3は、使用者が始期/終期入力操作部141を操作した場合に、特定期間決定部122cが当該操作に伴う手動入力があった時点を特定期間の始期に決定するとともに、当該特定期間の始期の決定後において使用者の活動が高負荷の活動から平常の活動に移行した場合に、高負荷活動期間の終期が高負荷活動期間検出部122bにおいて自動検出され、これに基づいて特定期間決定部122cが当該高負荷活動期間の終期を特定期間の終期に決定する態様である。
図8を参照して、ケース4は、使用者が始期/終期入力操作部141を操作した場合に、特定期間決定部122cが当該操作に伴う手動入力があった時点を特定期間の始期に決定するとともに、当該特定期間の始期の決定後において使用者が始期/終期入力操作部141を操作した場合に、特定期間決定部122cが当該操作に伴う手動入力があった時点を特定期間の終期に決定する態様である。
図9に示すように、活動量計1Aにおいては、上述したケース1〜4の決定態様に基づき、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量がワークアウト活動量とワークアウト相当活動量とに少なくとも分類処理されて記憶部160に格納される。
具体的には、特定期間の始期および終期が自動検出された場合であるケース1にあっては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によってワークアウト相当活動量に分類処理されて記憶部160に格納される。
また、特定期間の始期が自動検出されるとともに特定期間の終期が手動入力された場合であるケース2にあっては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によってワークアウト活動量に分類処理されて記憶部160に格納される。
また、特定期間の始期が手動入力されるとともに特定期間の終期が自動検出された場合であるケース3にあっては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によって破棄される。
また、特定期間の始期および終期が手動入力された場合であるケース4にあっては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によってワークアウト活動量に分類処理されて記憶部160に格納される。
ここで、より具体的には、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量は、記憶部160に含まれるRAMに一時的に仮保存される。そして、選択処理部123は、特定期間決定部122cによる特定期間の終期の決定後において、当該RAMに一時的に仮保存されている特定期間活動量を読み出してこれを分類処理し、当該特定期間活動量の属性を決定した後に、当該特定期間活動量に決定した属性を関連付けて記憶部160に含まれるROMに保存し、特定期間活動量を破棄する場合には、当該ROMへの保存を行なわない。
なお、上記に代えて、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量を記憶部に含まれるRAMに保存することなく直ちにROMに保存し、選択処理部123が、特定期間決定部122cによる特定期間の終期の決定後において、当該ROMに保存されている特定期間活動量を読み出してこれを分類処理し、当該特定期間活動量の属性を決定してROMに記憶された特定期間活動量にこれを付与し、特定期間活動量を破棄する場合には、当該ROMに保存された特定期間活動量を消去することとしてもよい。
図10は、本実施の形態における活動量計の制御部が実行する基本的な処理を示すフローチャートである。次に、この図10を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの制御部120の基本的な処理の流れについて説明する。
図10に示すように、まず、制御部120は、測定開始時刻(すなわち、0時)であるか否かを判断する(ステップS1)。具体的には、制御部120は、計時部121にて取得された現在時刻が上記測定開始時刻に達したか否かを判断する。
制御部120は、現在時刻が上記測定開始時刻に達していないと判断した場合(ステップS1においてNOの場合)に、当該測定開始時刻に達するまで待機する。
制御部120は、現在時刻が上記測定開始時刻に達したと判断した場合(ステップS1においてYESの場合)に、機器を通常動作状態に設定する(ステップS2)。ここで、通常動作状態とは、特定期間に移行しておらず、通常の総活動量の測定のみを行なう機器の状態を指す。
次に、制御部120は、体動の検出および活動量の算出を行なう(ステップS3)。具体的には、制御部120は、体動検出部110にて検出された体動に基づいて演算処理部122において活動量の算出を行なう。
活動量の具体的な算出方法については、ここではその説明を省略するが、たとえば計時部において計時される時間の情報と体動検出部110にて検出された体動に関する情報とを関連付けることで活動量の算出が可能である。すなわち、所定のアルゴリズムを利用すれば、どの程度の頻度や大きさで体動が検出されたかやどの方向に向けて体動が検出されたか等の情報に基づいて、使用者の活動の種類(歩行か、家事か、デスクワークか等)を峻別できることになり、その結果に基づいて活動量を算出することが可能である。
次に、制御部120は、総活動量を算出してこれを表示し、さらに保存する(ステップS4)。具体的には、総活動量算出部122aにおいて、上記ステップS3において算出された活動量に基づいて上記測定開始時刻からの総活動量が算出され、当該算出結果を表示するように表示部130に対して表示動作制御部124が指令することにより、表示部130において総活動量が数値表示される。
次に、制御部120は、機器の状態が特定動作状態にあるか否かを判断する(ステップS5)。ここで、特定動作状態とは、特定期間に移行しており、通常の総活動量の測定と特定期間活動量の測定とを行なう機器の状態を指す。
制御部120は、機器の状態が特定動作状態にあると判断した場合(ステップS5においてYESの場合)に、特定期間活動量を算出してこれを表示し、さらに仮保存する(ステップS6)。具体的には、特定期間活動量算出部122dにおいて、上記ステップS3において算出された活動量に基づいて特定期間の始期からの特定期間活動量が算出され、当該算出結果を表示するように表示部130に対して表示動作制御部124が指令することにより、表示部130において特定期間活動量が数値表示される。
制御部120は、機器の状態が特定動作状態にない(すなわち、通常動作状態にある)と判断した場合(ステップS5においてNOの場合)、あるいはステップS6において特定期間活動量の算出、仮保存および表示を行なった後の場合のいずれかにおいて、測定終了時刻(すなわち、24時)であるか否かを判断する(ステップS7)。具体的には、制御部120は、計時部121にて取得された現在時刻が上記測定終了時刻に達したか否かを判断する。
制御部120は、現在時刻が上記測定終了時刻に達していないと判断した場合(ステップS7においてNOの場合)に、当該測定終了時刻に達するまでの間、上述したステップS1〜ステップS5またはステップS6の処理を繰り返す。
制御部120は、現在時刻が上記測定終了時刻に達したと判断した場合(ステップS7においてYESの場合)に、すべての測定を終了する。
図11は、本実施の形態における活動量計の制御部が実行する高負荷活動期間の始期の検出処理を示すフローチャートであり、図12は、特定期間の始期の入力処理を示すフローチャートである。次に、これら図11および図12を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの制御部120が実行する高負荷活動期間の始期の検出処理および特定期間の始期の入力処理の流れについて説明する。
なお、図11に示す処理は、上述した図10に示す処理のステップS2〜ステップS7の間において当該処理に並行して実行される処理であり、さらに図12に示す処理は、上述した図10に示す処理のステップS2〜ステップS7の間において当該処理に対して割り込み処理として実行されるものである。
図11に示すように、高負荷活動期間の始期の検出処理においては、まず、制御部120は、ジョギング時間を表わすパラメータであるjog_minutesに”0”を与える(ステップS11)。
次に、制御部120は、60秒間待機を行ない(ステップS12)、つづいて待機した直近60秒におけるウォーク歩数およびジョギング歩数をそれぞれ算出する(ステップS13)。当該ウォーク歩数およびジョギング歩数の算出は、体動検出部110にて検出された体動に基づいて行なわれる。
次に、制御部120は、直近60秒におけるウォーク歩数が直近60秒におけるジョギング歩数よりも小さいかを判断する(ステップS14)。
制御部120は、直近60秒におけるウォーク歩数が直近60秒におけるジョギング歩数よりも大きいと判断した場合(ステップS14においてNOの場合)に、ステップS11の処理に戻る。
制御部120は、直近60秒におけるウォーク歩数が直近60秒におけるジョギング歩数よりも小さいと判断した場合(ステップS14においてYESの場合)に、ジョギング時間を表わすパラメータであるjog_minutesに”1”を加算する(ステップS15)。
次に、制御部120は、ジョギング時間を表わすパラメータであるjog_minutesが”5”に等しいかを判断する(ステップS16)。
制御部120は、ジョギング時間を表わすパラメータであるjog_minutesが”5”に等しくないと判断した場合(ステップS16においてNOの場合)に、ステップS12の処理に戻る。
制御部120は、ジョギング時間を表わすパラメータであるjog_minutesが”5”に等しいと判断した場合(ステップS16においてYESの場合)に、特定期間の始期の決定態様を示すパラメータであるmodeに”自動”を付与し、表示部130において自動検出マークM1(図15参照)を表示させる(ステップS17)。
次に、制御部120は、機器を上述した特定動作状態に設定し(ステップS18)、つづいて表示部130において特定動作状態マークM2(図15参照)を表示させる(ステップS19)。この後、制御部120は、以上において説明した高負荷活動期間の始期の検出処理を終了する。
一方、使用者の始期/終期入力操作部141の入力があった場合には、図12に示すように、制御部120は、特定期間の始期の入力処理を実行する。
まず、制御部120は、特定期間の始期の決定態様を示すパラメータであるmodeに”手動”を付与する(ステップS21)。
次に、制御部120は、機器を上述した特定動作状態に設定し(ステップS22)、つづいて表示部130において特定動作状態マークM2(図16参照)を表示させる(ステップS23)。この後、制御部120は、以上において説明した特定期間の始期の入力処理を終了する。なお、当該特定期間の始期の入力処理の後においては、上述した高負荷活動期間の始期の検出処理は強制的に終了される。
図13は、本実施の形態における活動量計の制御部が実行する高負荷活動期間の終期の検出処理を示すフローチャートであり、図14は、特定期間の終期の入力処理を示すフローチャートである。次に、これら図13および図14を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの制御部120が実行する高負荷活動期間の終期の検出処理および特定期間の終期の入力処理の流れについて説明する。
なお、図13に示す処理は、上述した図11および図12に示す処理のいずれかが実行された後における図10に示す処理のステップS2〜ステップS7の間において当該処理に並行して実行される処理であり、さらに図12に示す処理は、上述した図11および図12に示す処理のいずれかが実行された後における図10に示す処理のステップS2〜ステップS7の間において当該処理に対して割り込み処理として実行されるものである。
図13に示すように、高負荷活動期間の終期の検出処理においては、まず、制御部120は、60秒間待機を行ない(ステップS31)、つづいて待機した直近60秒におけるウォーク歩数およびジョギング歩数をそれぞれ算出する(ステップS32)。当該ウォーク歩数およびジョギング歩数の算出は、体動検出部110にて検出された体動に基づいて行なわれる。
次に、制御部120は、直近60秒におけるウォーク歩数と直近60秒におけるジョギング歩数との合算値が、予め定めた閾値である”3”よりも小さいかを判断する(ステップS33)。
制御部120は、上記合算値が”3”よりも大きいと判断した場合(ステップS33においてNOの場合)に、ステップS31の処理に戻る。
制御部120は、上記合算値が”3”よりも小さいと判断した場合(ステップS33においてYESの場合)に、特定期間の始期の決定態様を示すパラメータであるmodeが”自動”であるかを判断する(ステップS34)。
制御部120は、特定期間の始期の決定態様を示すパラメータであるmodeが”自動”であると判断した場合(ステップS34においてYESの場合)に、特定期間活動量の仮保存データを選択処理部123を用いてワークアウト相当活動量に分類処理して記憶部160に保存し(ステップS35)、表示部130において表示されている自動検出マークM1(図15参照)を非表示にする(ステップS36)。
制御部120は、特定期間の始期の決定態様を示すパラメータであるmodeが”自動”でない(すなわち、”手動”である)と判断した場合(ステップS34においてNOの場合)に、特定期間活動量の仮保存データを破棄する(ステップS37)。
次に、制御部120は、表示部130において表示されている特定動作状態マークM2(図15,図16参照)を非表示にし(ステップS38)、つづいて機器を上述した通常動作状態に設定する(ステップS39)。この後、制御部120は、以上において説明した高負荷活動期間の終期の検出処理を終了する。
一方、使用者の始期/終期入力操作部141の入力があった場合には、図14に示すように、制御部120は、特定期間の終期の入力処理を実行する。
まず、制御部120は、特定期間活動量の仮保存データを選択処理部123を用いてワークアウト活動量に分類処理して記憶部160に保存し(ステップS41)、表示部130において自動検出マークM1(図15参照)が表示されている場合にはこれを非表示にする(ステップS42)。
次に、制御部120は、表示部130において表示されている特定動作状態マークM2(図15,図16参照)を非表示にし(ステップS43)、つづいて機器を上述した通常動作状態に設定する(ステップS44)。この後、制御部120は、以上において説明した特定期間の終期の入力処理を終了する。なお、当該特定期間の終期の入力処理の後においては、上述した高負荷活動期間の終期の検出処理は強制的に終了される。
図15は、本実施の形態における活動量計において、特定期間の始期が自動検出された場合の特定期間中における表示部の表示例を示す図であり、図16は、特定期間の始期が手動入力された場合の特定期間中における表示部の表示例を示す図である。次に、これら図15および図16を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの特定期間中における表示部130の表示例について説明する。
図15に示すように、特定期間の始期が自動検出された場合の特定期間中においては、表示部130の表示領域131のうち、上段表示領域A1においてその時点における総活動量が数値表示されるとともに、下段表示領域A2においてその時点における特定期間活動量が数値表示される。また、下段表示領域A2においては、特定期間の始期が自動検出されたことを示す自動検出マークM1が表示されるとともに、特定期間にあることを示す特定動作状態マークM2が表示される。
図16に示すように、特定期間の始期が手動入力された場合の特定期間中においては、表示部130の表示領域131のうち、上段表示領域A1においてその時点における総活動量が数値表示されるとともに、下段表示領域A2においてその時点における特定期間活動量が数値表示される。また、下段表示領域A2においては、特定期間にあることを示す特定動作状態マークM2が表示される。
なお、総活動量の数値表示としては、図示するように消費カロリーとして表示されることが好ましい。一方、特定期間活動量の数値表示としては、図示するように消費カロリーで表示されてもよいし、特定期間の始期からの累積走行距離やピッチとして表示されてもよく、またこれらが切り替え可能に表示されることとしてもよい。
図17は、本実施の形態における活動量計において、ワークアウト活動量を表示させる場合の表示部の表示例を示す図であり、図18は、ワークアウト相当活動量を表示させる場合の表示部の表示例を示す図である。また、図19は、ワークアウト活動量とワークアウト相当活動量との合算値を表示させる場合の表示部の表示例を示す図である。次に、これら図17ないし図19を参照して、本実施の形態における活動量計1Aの、ワークアウトに関連した情報の測定終了後における表示部130の表示例について説明する。
図17に示すように、測定終了後においてワークアウト活動量を表示する場合には、表示部130の表示領域131のうち、上段表示領域A1において総活動量測定期間における総活動量が数値表示されるとともに、下段表示領域A2において選択処理部123にて分類処理されたワークアウト活動量が数値表示される。また、下段表示領域A2においては、当該数値がワークアウト活動量に分類処理されたものであることを示すワークアウト活動量マークM3が表示される。
図18に示すように、測定終了後においてワークアウト相当活動量を表示する場合には、表示部130の表示領域131のうち、上段表示領域A1において総活動量測定期間における総活動量が数値表示されるとともに、下段表示領域A2において選択処理部123にて分類処理されたワークアウト相当活動量が数値表示される。また、下段表示領域A2においては、当該数値がワークアウト相当活動量に分類処理されたものであることを示すワークアウト相当活動量マークM4が表示される。
図19に示すように、測定終了後においてワークアウト活動量とワークアウト相当活動量との合算値を表示する場合には、表示部130の表示領域131のうち、上段表示領域A1において総活動量測定期間における総活動量が数値表示されるとともに、下段表示領域A2において選択処理部123にて分類処理されたワークアウト活動量およびワークアウト相当活動量の合算値が数値表示される。また、下段表示領域A2においては、当該数値がワークアウト活動量およびワークアウト相当活動量に分類処理されたものの合算値であることを示すために、ワークアウト活動量マークM3とワークアウト相当活動量マークM4とが同時に表示される。
なお、総活動量の数値表示としては、図示するように消費カロリーとして表示されることが好ましい。一方、特定期間活動量の数値表示としては、図示するように消費カロリーで表示されてもよいし、特定期間の始期から終期までの総走行距離やピッチとして表示されてもよく、またこれらが切り替え可能に表示されることとしてもよい。
以上において説明したように、本実施の形態における活動量計1Aにあっては、特定期間の終期が手動入力によるものである場合に、特定期間の始期が自動検出によるものであるかあるいは手動入力によるものであるかの如何を問わず、算出された特定期間活動量がワークアウト活動量に分類処理されることになる(すなわち、上述したケース2またはケース4の場合)。したがって、仮に使用者がワークアウトを行なう際にその始期を機器に入力するための操作をし忘れてしまったり、入力したつもりが正しく入力できていなかったりした場合にも、ワークアウト活動量を漏らすことなく測定することができ、使用者が測定されたワークアウト活動量を表示部130において参照することが可能になる。
また、上記のように構成することにより、本実施の形態における活動量計1Aにあっては、特定期間の始期および終期がいずれも自動検出によるものである場合に、算出された特定期間活動量がワークアウト相当活動量に分類処理されることになる(すなわち、上述したケース1の場合)。したがって、使用者が非ワークアウト高負荷活動とワークアウトとを区別したい場合には、ワークアウト相当活動量に分類処理された特定期間活動量のそれぞれが実際にワークアウト活動量であるのか非ワークアウト高負荷活動に伴う活動量であるのかを事後的に判別することにより、ワークアウト活動量を漏らすことなく測定することができ、使用者が測定されたワークアウト活動量を表示部130において参照することが可能になる。
したがって、本実施の形態における活動量計1Aは、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報を的確に提供することができる使い勝手のよいものとなる。
なお、本実施の形態における活動量計1Aにあっては、特定期間の始期が手動入力によるものでありかつ特定期間の終期が自動検出によるものである場合に、算出された特定期間活動量が破棄されることになる(すなわち、上述したケース3の場合)。通常、ワークアウト期間後においては、使用者は直ちにワークアウト活動量を参照する場合が多く、そのため特定期間の終期を機器に入力するための操作をし忘れることや、入力したつもりが正しく入力できていないことは考え難い。したがって、上記のようなケース3については、特定期間の始期を入力したが実際にはワークアウトを行なわなかった状況にあると判断しても差し支えがなく、本実施の形態においては、上述したように算出された特定期間活動量を破棄することとしている。
しかしながら、当該ケース3においては、必ずしも上記のように算出された特定期間活動量を破棄する必要はなく、場合によっては、これをワークアウト活動量に分離処理することとしてもよいし、ワークアウト相当活動量に分類処理することとしてもよい。
(実施の形態2)
図20は、本考案の実施の形態2における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。以下においては、この図20を参照して、本実施の形態における活動量計1Bについて説明する。
図20に示すように、本実施の形態における活動量計1Bは、上述した実施の形態1における活動量計1Aとは異なり、体動検出部110が設けられた携行可能な端末100に加え、外部端末200と、管理端末300とをさらに備えている。ここで、外部端末200は、たとえばPCやスマートフォン、PDAといった情報処理装置であり、管理端末300は、たとえばサーバ装置である。情報処理装置である外部端末200と、サーバ装置である管理端末300とは、たとえばインターネット400介して通信可能に接続されている。
端末100は、上述した実施の形態1における端末100と同様のものであり、体動検出部110と、制御部120と、表示部130と、操作部140と、電源150と、記憶部160と、通信部170とを主として備えている。
外部端末200は、制御部220と、表示部230と、操作部240と、通信手段としての2つの通信部270A,270Bとを主として備えている。通信部270Aは、上述した端末100に設けられた通信部170と通信を行なうための部位であり、たとえば端末100と有線接続を行なうためのUSBや端末100との間で無線通信を行なうためのNFCとしてのFeliCa(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の通信インターフェイスにて構成される。一方、通信部270Bは、外部端末200をインターネット400に接続するための有線LANボードや無線LANボード等のインターフェイスにて構成される。
管理端末300は、制御部320と、表示部330と、操作部340と、記憶部360と、通信手段としての通信部370とを主として備えている。通信部370は、管理端末300をインターネット400に接続するための有線LANボードや無線LANボード等のインターフェイスにて構成される。
ここで、管理端末300は、端末100にて測定された測定結果としての各種測定データ(上述した総活動量や特定期間活動量としてのワークアウト活動量およびワークアウト相当活動量を含む)を外部端末200およびインターネット400を介して受信し、記憶部360において蓄積する機能等を有している。また、外部端末200は、管理端末300の記憶部360に蓄積された測定結果としての上記各種データを必要に応じてインターネット400を介して読み込み、読み込んだ各種データを利用してグラフや表等を表示部230において表示させる機能等を有している。
以上において説明した本実施の形態における活動量計1Bの如くの構成を採用した場合には、端末100を外部端末200等に接続していない状態においては、上述したように、端末100の表示部130において数値表示等によって総活動量や特定期間活動量としてのワークアウト活動量およびワークアウト相当活動量が表示可能であり、また端末100を外部端末200等に接続した状態においては、外部端末200の表示部230においてこれら総活動量や特定期間活動量としてのワークアウト活動量およびワークアウト相当活動量がグラフや表等を用いて表示可能になる。したがって、当該活動量計1Bを使用することにより、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報をより理解がし易い可視化した情報として表示することが可能となり、健康増進やダイエットの促進に供することになる。
なお、本実施の形態においては、端末100が、外部端末200のみならずインターネット400を介してさらに管理端末300にも接続された構成とされた場合を例示して説明を行なったが、端末100が、外部端末200のみ接続されるように構成されていてもよい。その場合には、端末100にて測定された測定結果としての各種測定データを外部端末200の図示しない記憶部に蓄積することとすればよく、また上述した管理端末300に具備させた各種機能を外部端末200に具備させることとすればよい。
(実施の形態3)
図21は、本考案の実施の形態3における活動量計の機能ブロックの構成を示す図である。また、図22は、本実施の形態における活動量計の特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係の一例を示す表であり、図23は、さらに他の一例を示す表である。以下においては、これら図21ないし図23を参照して、本実施の形態における活動量計1Cについて説明する。
図21に示すように、本実施の形態における活動量計1Cは、上述した実施の形態1における活動量計1Aと比較した場合に、制御部120がモード切替制御部125を有している点において相違している。モード切替制御部125は、特定期間の始期および終期が入力操作部によって決定されることを前提とした手動入力モードと、特定期間の始期および終期が高負荷活動期間検出部による検出結果によって決定されることを前提とした自動検出モードとに機器を切り替え制御する部位である。なお、当該手動入力モードと自動検出モードとの切り替えは、たとえば使用者が操作部140を操作することによって行なわれる。
ここで、手動入力モードは、機器が当該モードにある場合に特定期間の始期および終期が高負荷活動期間検出部による検出結果によって決定されることを完全に排除するものではない。また、自動検出モードも、機器が当該モードにある場合に特定期間の始期および終期が入力操作部によって決定されることを完全に排除するものではない。
すなわち、図22および図23に示すように、特定期間活動量をそれぞれワークアウト活動量とワークアウト相当活動量とに少なくとも分類処理する際に、当該分類処理が、特定期間の始期および終期が機器による自動検出および使用者による手動入力のいずれの組み合わせに基づいて決定されたものであるかの条件に加え、機器が上述した自動検出モードにあるか手動入力モードにあるかの条件に基づいても判断されるものである。その意味において、単に手動入力方式および自動検出方式のいずれに設定するかが選択可能となるように構成したものではない。
図22に示す特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係においては、機器が自動検出モードに設定されている場合において、上述した実施の形態1の場合におけるそれと同様である。
一方、機器が手動入力モードに設定されている場合であって、特定期間の始期および終期が自動検出された場合であるケース5においては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によって破棄される。
また、機器が手動入力モードに設定されている場合であって、特定期間の始期が自動検出されるとともに特定期間の終期が手動入力された場合であるケース6においては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によってワークアウト活動量に分類処理されて記憶部160に格納される。
また、機器が手動入力モードに設定されている場合であって、特定期間の始期が手動入力されるとともに特定期間の終期が自動検出された場合であるケース7においては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によって破棄される。
また、機器が手動入力モードに設定されている場合であって、特定期間の始期および終期が手動入力された場合であるケース8にあっては、特定期間活動量算出部122dにて算出された特定期間活動量が選択処理部123によってワークアウト活動量に分類処理されて記憶部160に格納される。
図23に示す特定期間の始期および終期の決定態様とデータ分類との関係においては、機器が手動入力モードに設定されている場合において特定期間の始期が自動検出されずに手動入力のみによって決定されるように機器が構成されている点においてのみ、上述した図22に示す場合と相違している。
これら図22および図23に示すように構成した場合には、上述した実施の形態1において説明した効果が得られるのみならず、機器が手動入力モードに設定されている場合であってかつ特定期間の始期および終期がいずれも自動検出によるものである場合に、算出された特定期間活動量が破棄されることになる(図22の場合)か、あるいは機器が手動入力モードに設定されている場合において特定期間の始期が自動検出されない構成とされている(図23の場合)ため、非ワークアウト高負荷活動とワークアウトとを区別したい使用者であってかつワークアウト後において必ず手動入力を行なう使用者にとっては、非ワークアウト高負荷活動に伴う特定期間活動量を特別な操作を行なわずとも測定結果から確実に排除できることになる。したがって、本実施の形態における活動量計1Cとすることにより、使用者の知りたいワークアウトに関連した情報をさらに的確に提供することができるより使い勝手のよいものとなる。
以上において説明した本考案の実施の形態1ないし3においては、ワークアウトとしてジョギングが想定されたものを例示して説明を行なったが、ワークアウトとして他のエクササイズ(たとえばウォーキング等)が想定されたものに本考案を適用することも可能である。その場合には、高負荷活動期間の始期および終期を検出する高負荷活動期間検出部の検出条件を他のエクササイズに適合したもの(たとえばウォーキングにあっては、歩行速度やその継続時間等)に変更すればよい。
また、上述した本考案の実施の形態1ないし3においては、総活動量測定期間を1日に設定した場合を例示したが、これをさらに長い期間や短い期間に設定することも当然に可能である。特に総活動量測定期間を1日よりも長い複数日に設定する場合には、総活動量測定期間における単位測定期間を0時から24時の1日間とし、当該単位期間の繰り返しによって複数日にわたる総活動量測定期間を網羅するように構成すれば、日々の活動量の測定結果をその日毎に継続的に取得することが可能になる。
また、上述した本考案の実施の形態1ないし3においては、予め総活動量のみならずワークアウト活動量が測定可能となるプログラムが機器にインストールされてなる活動量計を例示して説明を行なったが、上述した実施の形態2において示したようなネットワークを利用して、事後的にワークアウト活動量が測定可能なプログラムを機器に付加的にインストールできるような構成としておくことも可能である。
加えて、上述した本考案の実施の形態1ないし3においては、本考案を活動量計に適用した場合を例示して説明を行なったが、本考案を歩数計に適用することも当然に可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本考案の技術的範囲は実用新案登録請求の範囲によって画定され、また実用新案登録請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1A〜1C 活動量計、100 端末、110 体動検出部、120 制御部、121 計時部、122 演算処理部、122a 総活動量算出部、122b 高負荷活動期間検出部、122c 特定期間決定部、122d 特定期間活動量算出部、123 選択処理部、124 表示動作制御部、125 モード切替制御部、130 表示部、131 表示領域、140 操作部、141 始期/終期入力操作部、150 電源、160 記憶部、170 通信部、200 外部端末、220 制御部、230 表示部、240 操作部、270A,270B 通信部、300 管理端末、320 制御部、330 表示部、340 操作部、360 記憶部、370 通信部、400 インターネット、A1 上段表示領域、A2 下段表示領域、M1 自動検出マーク、M2 特定動作状態マーク、M3 ワークアウト活動量マーク、M4 ワークアウト相当活動量マーク。

Claims (7)

  1. 所定期間における総体動量と、前記総体動量に含まれるワークアウト体動量とを測定する体動量測定装置であって、
    体動を検出する体動検出部と、
    前記所定期間において前記体動検出部にて検出された検出結果に応じて前記総体動量を算出する第1算出部と、
    前記所定期間に含まれるワークアウト期間の始期および終期を入力するための始期/終期入力操作部と、
    前記体動検出部にて検出された検出結果に応じた体動量が予め定められた体動量よりも大きい体動量として検出された高負荷活動期間の始期および終期を検出する高負荷活動期間検出部と、
    前記始期/終期入力操作部における入力および前記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて前記ワークアウト期間に該当する可能性のある特定期間の始期および終期を決定する特定期間決定部と、
    前記特定期間において前記体動検出部にて検出された検出結果に応じて前記特定期間における体動量を算出する第2算出部と、
    前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量のうちから、前記ワークアウト体動量と、前記ワークアウト体動量に該当する可能性のあるワークアウト相当体動量とを少なくとも選択して処理する選択処理部とを備え、
    前記選択処理部は、前記特定期間の始期および終期が前記始期/終期入力操作部における入力および前記高負荷活動期間検出部による検出結果のいずれの組み合わせに基づいて決定されたものであるかに応じて、前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量を前記ワークアウト体動量と前記ワークアウト相当体動量とに少なくとも分類して記憶手段に格納する、体動量測定装置。
  2. 前記選択処理部は、前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量が、前記特定期間の終期が前記始期/終期入力操作部における入力に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を前記ワークアウト体動量に分類し、前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量が、前記特定期間の始期および終期が前記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を前記ワークアウト相当体動量に分類する、請求項1に記載の体動量測定装置。
  3. 前記選択処理部は、前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量が、前記ワークアウト体動量および前記ワークアウト相当体動量のいずれにも該当しないものである場合に、当該特定期間における体動量を破棄して前記記憶手段に格納しない、請求項1または2に記載の体動量測定装置。
  4. 前記特定期間の始期および終期が前記始期/終期入力操作部における入力によって決定されることを前提とした手動入力モードと、前記特定期間の始期および終期が前記高負荷活動期間検出部による検出結果によって決定されることを前提とした自動検出モードとに切り替え制御するモード切替制御部をさらに備え、
    前記選択処理部は、前記手動入力モードにある状態において、前記第2算出部にて算出された前記特定期間における体動量が、前記特定期間の始期および終期が前記高負荷活動期間検出部による検出結果に基づいて決定されたものである場合に、当該特定期間における体動量を破棄して前記記憶手段に格納しない、請求項1に記載の体動量測定装置。
  5. 前記高負荷活動期間検出部は、予め定めた所定時間にわたって予め定めた体動よりも大きい体動が前記体動検出部にて継続して検出され始めた時点を、前記高負荷活動期間の始期に決定する、請求項1から4のいずれかに記載の体動量測定装置。
  6. 前記高負荷活動期間検出部は、予め定めた所定時間にわたって予め定めた体動よりも大きい体動が前記体動検出部にて継続して検出されなくなり始めた時点を、前記高負荷活動期間の終期に決定する、請求項1から5のいずれかに記載の体動量測定装置。
  7. 前記総体動量と前記ワークアウト体動量とを表示するための表示部と、
    前記表示部における表示動作を制御する表示動作制御部とをさらに備え、
    前記表示動作制御部は、前記選択処理部にて分類された前記ワークアウト体動量および前記ワークアウト相当体動量を区別して前記表示部において表示させる、請求項1から6のいずれかに記載の体動量測定装置。
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