JP3172570U

JP3172570U - 万能手袋乾燥具

Info

Publication number: JP3172570U
Application number: JP2011002434U
Authority: JP
Inventors: 恵子飯野
Original assignee: 恵子飯野
Priority date: 2011-04-12
Filing date: 2011-04-12
Publication date: 2012-01-05
Anticipated expiration: 2021-04-12

Abstract

【課題】体裁よくコンパクトにまとまった置き場所も選ばず何処にでも干すことの出来る様な手袋乾燥具を提供する。
【解決手段】手形本体Ａに水捌けと通風を良くする為に、指形１，２，３，４，５の各指形を中心として四方に凹凸を設けた襞６，７を、手袋Ｂの袖口Ｃの下部まで凭せて一体成型を成し、手袋内部の密着を防ぐ様に機能を備え独立した働きを持つ物である。此の手形本体Ａに手袋Ｂを被せ、指形中指３の先端を洗濯挟み等で点で捕える様にして物干し器具等に、ぶら下げてコンパクトに乾燥させることが出来る様にした。
【選択図】図１

Description

本考案は、各種手袋の清潔保持の為、洗濯後の乾燥を早める為に、５本の指を持つ手形に手袋を被せ乾き易くする為に各指形に凹凸を設け排水と通風を促す工夫を凝らしたものである。

手袋専用の干し具の様な物が市場で全く見受けられない。
過去、幾つかの出願がなされているが、何れを見ても大仰で、コンパクト、愛らしさに程遠く受け入れ難き雰囲気があり、四方に襞の付いた何処にでも干すことが出来る様なものが無かった。

軍手を初め、ビニール製・ゴム製手袋等を効率よく極力短時間に乾燥させることの出来る様な簡単な道具が全く見当たらない。炊事、洗濯、風呂掃除、トイレから庭仕事に至るまで、手袋は生活する上に於て欠くことの出来ない必需品である。然しながら厄介なことに常に清潔さを保持することの面倒臭さがある。洗えば水分が付着している指袋や袖口部分の内壁面どうしが乾燥時に、くっついて風通しを妨げ非常に乾きを遅らせてしまうという問題点があった。

課題を解決する為の手段

任意の材質を用いて、親指（１）人差し指（２）中指（３）薬指（４）小指（５）を持つ手形本体（Ａ）に各指形を中心として四方に凹凸を設けた襞（６）（７）を手袋（Ｂ）の袖口（Ｃ）の下部まで凭せて更に親指（１）と小指（５）の水平軸線（Ｘ）を基とする親指（１）と人差し指（２）の中心間の寸法（Ｒ）３５ミリ・中指（３）も同じく３５ミリ・薬指（４）と小指（５）の中心間の寸法（Ｓ）は３０ミリとする。
尚、親指（１）と人差し指（２）の各中心間の寸法（Ｔ）５０ミリ・同じく人差し指（２）と中指（３）の各中心間の寸法（Ｕ）３５ミリ・中指（３）と薬指（４）の各中心間の寸法（Ｖ）３０ミリ・薬指（４）と小指（５）の各中心間の寸法（Ｗ）３５ミリ・親指（１）と小指（５）の中心間の寸法（Ｙ）１５０ミリとして、各指の位置関係は市販の手袋の標準の寸法から割り出したもので各指との間隔と曲り具合に工夫をもたせ一体成型を成し、手袋内部の密着を防ぐ様にして、接続部（Ｄ）に差し込み棒（Ｅ）を接続して花壇等に容易に差し込める様にした。

差し込み棒（Ｅ）を、手形本体（Ａ）と容易に取り外しの出来る様に、接続部（Ｄ）を設けた。

台座（Ｈ）に、接続されるアーム（Ｇ）の両端に設けられた突起（Ｆ）を差し込み棒を取り外した手形本体（Ａ）に差し込むことが出来る様にした。

任意の材質で充分であるが、銅の優れた抗菌特性を活かして部分的に銅製品化することに依り、一層の衛生的な乾燥具が出来る様にもした。

考案の効果

四方に凹凸を設けた襞が有る為、手袋内部に必然的に空間が生じ、各指の隅々まで風通しが良くなり乾きが早まると共に、いずれも加工の可能な螺子式・捩じ込み式・差し込み棒の取り外しに依り邪魔を無くし、洗濯挟みで中指の先端部分を点で捕らえる様にして物干し器具等にぶら下げてコンパクトに乾燥させることが出来る様になり、尚且つ台座のアームに取り付けて左右の両手袋をコンパクトに体裁よく随意の場所に置いて乾燥させることが出来る様になる。
更に、銅製品化することで尚一層の抗菌特性に優れた乾燥具が出来る。

手形本体に差し込み棒を取り付けて手袋を被せ使用状況を示した正面図である。手形本体２本を用いて両手袋を被せてのアームと台座の使用状況を示した側面図である。手形本体の５本の指の襞と各指の位置関係を真上から見て示した図である。アームと台座の位置関係を示した平面図である。

１親指
２人差し指
３中指
４薬指
５小指
６四方に凹凸を設けて襞
７四方に凹凸を設けた襞
Ａ手形本体
Ｂ手袋
Ｃ袖口
Ｄ接続部
Ｅ差し込み棒
Ｆ突起
Ｇアーム
Ｈ台座
ＲＸを基とする中心間の寸法
ＳＸを基とする中心間の寸法
Ｔ親指（１）と人差し指（２）の各中心間の寸法
Ｕ人差し指（２）と中指（３）の各中心間の寸法
Ｖ中指（３）と薬指（４）の各中心間の寸法
Ｗ薬指（４）と小指（５）の各中心間の寸法
Ｘ親指（１）と小指（５）の水平軸線
Ｙ親指（１）と小指（５）の中心間の寸法

Claims

親指・人差し指・中指・薬指・小指の５本の指形を持つ手形本体に、各指を中心として四方に凹凸の襞を手袋の袖口の下部まで凭せて、手袋内部の密着を防ぐ様にして更に各指との間隔と曲り具合を理想的に工夫を凝らして一体成型を可能にした。
５本の指形を持つ手形本体に、螺子式・捩じ込み式いずれも加工の可能な差し込み棒を容易に取り付け取り外しの出来る様にした。又、初めから差し込み棒をも含み一体成型を可能にした。
差し込み棒を取り外すことで、洗濯挟みで手形本体の中指の先端部分を点で捕え、ぶら下げてコンパクトに乾燥出来る様にした。
差し込み棒を取り外して手形本体を台座のアームに取り付けて、左右の両手袋をコンパクトに体裁よく乾燥出来る様にした。尚、複数組をも同時に乾燥出来るアームと交換を可能にした。
台座とアームの接続部分、アームの両端と手形本体との接続部分は、いずれも螺子式・捩じ込み式が選択出来る様にした。
銅の優れた抗菌特性を活かして手形本体を又、部分的に銅を用いても成型を可能にした。