JP3172079U - 安全性の高いロック構造 - Google Patents

安全性の高いロック構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3172079U
JP3172079U JP2011005521U JP2011005521U JP3172079U JP 3172079 U JP3172079 U JP 3172079U JP 2011005521 U JP2011005521 U JP 2011005521U JP 2011005521 U JP2011005521 U JP 2011005521U JP 3172079 U JP3172079 U JP 3172079U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
ball
magnetic
groove
recesses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011005521U
Other languages
English (en)
Inventor
秋香 陳
Original Assignee
安得烈股▲ふん▼有限公司
Filing date
Publication date
Application filed by 安得烈股▲ふん▼有限公司 filed Critical 安得烈股▲ふん▼有限公司
Application granted granted Critical
Publication of JP3172079U publication Critical patent/JP3172079U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】安全性の高いロック構造を提供する。
【解決手段】キーブレード1は少なくとも1個の溝12を備え、或いは溝12を設置せず、しかもキーブレード1が溝12を備えるなら、溝12は異なる長さを呈して設置し、少なくとも1個の磁性部品2は凹部11に対応して収容設置され、しかも磁性部品2の数は凹部11よりも多くなく、凹部11、溝12、及び磁性部品2の相互配列組合せにより、多くの組数のロックシステムを形成でき、こうしてロックシリンダー構造の安全性は増強され、異なる深さの凹部11、溝12の有無或いは異なる長さの設置、相互吸着或いは相互反発の磁性部品2と磁性ボール、磁性部品2を未収容設置の凹部11は相互に異なる接触係合部111を備えるなどの構造の配列により、不当な方式では解錠することは困難で、さらに大小のロックボール構造を備えるこのタイプのロック外し防止、破壊防止のロックシリンダーは、非常に高い盗難防止効果を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は安全性の高いロック構造に関し、特に相互に深さが異なる形状に形成する凹部、溝の有無、或いは長さの異なる設置、相互に吸着或いは相互に反発する磁性部品と磁性ボール、磁性部品を収容設置しない凹部は相互に異なる接触係合部を備えるなどの構造の配列と組合せにより、キーブレードが適用するロックシリンダー構造を不心得者が知ることは難しく、不当な方式では解錠することは困難であるため、良好な盗難防止効果を備える安全性の高いロック構造に関する。
現在、比較的普及しているロック構造は、ロックボール式を採用するロックシリンダーに、対応するキーブレードを合わせたものが多い。また、現在よく用いられているロック構造の一つとして、ロックボール式ロック構造の盗難防止機能を増強するため、複数の大小のロックボール構造を利用し、泥棒による解錠を難しくしているものがある。しかし、上記した従来の大小のロックボール構造を備えるロック構造は、L型スパナ、或いはユニバーサルキーにより動かされ、解錠される恐れがある。そのため、盗難防止効果を確実に達成することはできていない。しかも、ロックとスリーブとの隙間を利用し、該各ロックボールを動かし、該隙間を利用して、該各ロックボールを解錠位置に係合させることができ、これが現在泥棒が解錠によく用いる手法である。すなわち、大小のロックボール構造を備える従来のロック構造が、上記した手法によりロック構造を解錠しようとする不心得者を、効果的に防ぐことはできない。
さらに、従来の近似類型のロック構造では、キーブレードの変化が、溝とロックボール孔の配列だけで、その組合せ変化の形態が少ないものがあり、これでは簡単に繰り返す恐れがある。よって、該各近似類型のロック構造は、相互に異なる配列組合せの形態を、量産することができない。該各近似類型のロック構造の配列方式は、極限まで変換されると、新たに設計し、金型を新たに製造しなければならない。そのため、時間とコストが無駄に費やされることになる。しかも、溝とロックボール孔が対応するロックシリンダーは、実質的に有効な盗難防止効果を備えないことは、上記のように明らかである。よって、従来のキーブレードとロックシリンダー構造は、さまざまな配列組合せの変化を行うことができず、しかも盗難防止の目的を確実に達成することができない。
本考案は、従来のロック構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする課題は、さまざまな配列組合せの変化を行うことができず、しかも盗難防止効果を確実に達成できないという従来のロック構造の問題を解決することができる安全性の高いロック構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の安全性の高いロック構造を提供する。安全性の高いロック構造は、キーブレード、少なくとも1個の磁性部品を備え、該キーブレードの表面には、少なくとも1個の凹部を設置し、該キーブレードは、少なくとも1個の溝を備え、或いは溝を設置せず、しかも該キーブレードが溝を備えるなら、該溝は、異なる長さを呈して設置し、
該少なくとも1個の磁性部品は、該凹部に対応して収容設置され、しかも該磁性部品の数は、該凹部よりも多くなく、
該磁性部品を収容設置しない凹部はさらに、接触係合部を備え、
該接触係合部は、異なる深さの凹壁を呈し、
該接触係合部は、異なる深さの凸壁を呈し、
該凹部は、異なる距離を呈して配列され、
該キーブレードには、異なる深さの凹部を形成する。
本考案の安全性の高いロック構造は、各凹部、溝、磁性部品及び接触係合部により、さまざまな配列の組合せが可能であるため、多種の近似形態のロックシステムに変換でき、量産化する時には、繰り返しの状況が発生しにくく、よって新たなロック構造を設計及び製造することによって費やされる時間とコストを節減することができる。しかも、ロック構造に適用するロック構造は、ロック外し防止、ロック破壊防止の効果を備えるため、泥棒が、ロックシリンダー内部構造を知ることはより一層困難で、そのため解錠は不可能で、こうしてより良好な盗難防止機能を達成することができ、大小のロックボール構造を備えるこのタイプのロック外し防止、破壊防止のロックシリンダーは、非常に高い盗難防止効果を備える。
本考案第一実施例の立体図である。 本考案第一実施例の立体分解模式図である。 本考案第一実施例の側視模式図である。 本考案ロック構造の立体模式図である。 本考案ロック構造の断面模式図である。 本考案ロック構造において、キーブレードを挿入する時に、磁性ボールと磁性部品が相互に吸着する状態を示す断面模式図である。 本考案ロック構造において、キーブレードを挿入する時に、磁性ボールと磁性部品が相互に反発する状態を示す断面模式図である。 本考案第二実施例の立体図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1〜3に示すように、本考案の第一実施例の安全性の高いロック構造は、キーブレード1、少なくとも1個の磁性部品2を備える。
キーブレード1は、表面に、少なくとも1個の溝12、少なくとも1個の凹部11を設置する。各溝12は、異なる長さを呈して設置する。しかも、各相互に異なる凹部11は、異なる距離に配列することができる。各相互に異なる凹部11は、異なる深さに設置することができる。
少なくとも1個の磁性部品2は、凹部に対応して収容設置される。しかも、磁性部品2の数は、凹部11より多くない。磁性部品2を収容設置しない凹部11はさらに、接触係合部111を備える。接触係合部111は、深さの異なる凹壁1111、或いは深さの異なる凸壁1112を呈することができる。
本考案の操作状態について、先ず、図4〜6を参照されたい。図4〜6に示す本考案のロック構造に対応するロックシリンダー4は、スリーブ3の内部を穿って設置する。ロックシリンダー4は、ロック孔41を備える。ロック孔41には、本考案のキーブレード1を挿入する。しかも、ロック孔41は、長さの異なる溝12、或いは溝12を持たないキーブレード1に対応し、これにより異なる溝12、キーブレード1、或いは異物のロック孔41への進入を防止することができる。スリーブ3と、ロックシリンダー4のロック孔41との間には、キーブレード1をロック孔41に挿入する時、凹部11位置に対応する、少なくとも1個のロックボール槽5を穿って設置し連通する。各ロックボール槽5内には、ロックボール組6a、6b、6cの内の何れか1個をそれぞれ収容して設置する。図6に示すように、ロックボール組6aは、封鎖蓋61を備える。封鎖蓋61外縁、及び内縁には、弾性体62をそれぞれ連結する。封鎖蓋61外縁に連結する弾性体62は、大ボール63に対応して連結する。大ボール63中心には、小ボール64を穿って設置する。しかも、封鎖蓋61内縁に連結する弾性体62は、小ボール64に対応して連接する。大ボール63とロック孔41壁面間には、大下ボール65を備える。大下ボール65は、大ボール63と対応し、かつ相互に接触して止まる。各相互に異なる凹部11は、異なる深さを呈して設置するため、凹部11は、相互に異なる深さ、大きさ、或いは形状を備える。よって、ロックボール組6aの大下ボール65と、ロック孔41壁面が接触して止まる一端は、磁性部品2を未収容設置の凹部11にそれぞれ対応する。大下ボール65中心には、小ボール64に対応する小下ボール66を穿って設置する。小下ボール66は、小ボール64と相互に接触して止まる。小下ボール66とロック孔壁面が接触して止まる一端は、接触係合部111である。接触係合部111は、異なる深さの凹壁111、或いは異なる深さの凸壁112を呈するため、小下ボール66は、凹部11の接触係合部111にそれぞれ対応する。キーブレード1をロック孔41に挿入すると、相互に対応する凹部11と大下ボール65、及び接触係合部111と小下ボール66により、大ボール63と大下ボール65が相互に接触して止まる面、小ボール64と小下ボール66が相互に接触して止まる面は、共に対応し、スリーブ3とロックシリンダー4との結合面に等しくなる時、スリーブ3、ロックシリンダー4、ロックボール組6a間には、係合がない状態が形成される。ロックボール組6bは、封鎖蓋61を備える。封鎖蓋61は、スリーブ3一端より順番に、弾性体62、ロックボール67を連結される。ロックボール67は、収容室671を備える。しかも、ロックボール67とロック孔41壁面間には、大下ボール65を備える。大下ボール65中心には、収容室671に対応する磁性ボール68を穿って設置する。磁性ボール68は、磁性部品2と相互に吸着する性質に設置される。しかも、磁性ボール68は、ロック孔41壁面に、弾性部品681を備える。これにより、磁性ボール68は、磁性部品2に吸着されていない時には、弾性部品681の弾力の影響を受け、収容室671内に係合され、磁性ボール68は、スリーブ3とロックシリンダー4との結合面に止まり、これによりロックシリンダー4は回転不能となる。キーブレード1をロック孔41に挿入すると、磁性ボール68と磁性部品2とは、相互吸着を呈し、弾性部品681の弾力を克服する。これにより、磁性ボール68は、収容室671を離脱する。この時、ロックボール67と大下ボール65とが相互に接触して止まる面の対応は、スリーブ3とロックシリンダー4との結合面に同等となり、しかも磁性ボール68に止められないため、スリーブ3、ロックシリンダー4、ロックボール組6bの間には、係合がない状態が形成される。
次に図7に示すように、ロックボール組6cは、封鎖蓋61を備える。封鎖蓋61は、スリーブ3一端より順番に、弾性体62、ロックボール67を連結される。しかも、ロックボール67とロック孔41壁面間には、ロックボール67を対応して係合するロック下ボール69を備える。かつ、ロックボール67とロック下ボール69との間には、収容室671を穿って設置する。収容室671内には、磁性ボール68を設置する。しかも、磁性ボール68と磁性部品2とは、相互に反発する性質に設置する。かつ、磁性ボール68とロックボール67との間には、弾性部品681を備える。これにより、磁性ボール68が、磁性部品2に反発されていない時には、弾性部品681の弾力の影響を受け、ロック下ボール69に押さえられ、磁性ボール68は、スリーブ3とロックシリンダー4との結合面に止まり、これによりロックシリンダー4は回転不能となる。キーブレード1をロック孔41に挿入すると、磁性ボール68と磁性部品2とは、相互反発を呈し、弾性部品681の弾力を克服する。これにより、磁性ボール68は、ロック下ボール69一端の収容室671を離脱する。この時、ロックボール67とロック下ボール69とが相互に接触して止まる面は、スリーブ3とロックシリンダー4との結合面に同等となり、しかも磁性ボール68に止められないため、スリーブ3、ロックシリンダー4、ロックボール組6cの間には、係合がない状態が形成される。各ロックボール槽5に収容設置するロックボール組6a、6b、6cと、スリーブ3及びロックシリンダー4との間がすべて無係合状態となると、ロックシリンダー4を回し、ロック構造を解錠可能となる。
図8に示すように、本考案第二実施例の第一実施例との主要な差異は、キーブレード1には、溝12を設置しない点である。これにより、キーブレード1は、より多くの空間を備え、凹部11を設置でき、磁性部品2を収容設置することができる。こうして、磁性部品2が相互に吸着、或いは相互に反発する配列組合せの組数がより多様になる。
上記した設置により、本考案安全性の高いロック構造は、以下の効果を確実に達成することができる。
1.磁性部品2を設置することで、ロックボール組6b、6cの磁性ボール68は、磁性部品2と相互に吸着或いは相互に反発する構造をそれぞれ備え、不心得者がL型スパナ、或いはユニバーサルキーで解錠することはできなくなる。
2.異なる深さの凹部11、それぞれ異なる接触係合部111、磁性部品2と磁性ボール68の相互吸着或いは相互反発構造、溝12の有無或いは異なる長さの設置により、本考案は、さまざまな配列組合せの形式を備えるため、多種の近似形態のロックシステムに変換でき、量産化する時には、繰り返しの状況が発生しにくく、よって新たなロック構造を設計及び製造することによって費やされる時間とコストを節減することができる。
3.大小のロックボールと磁性ボールを備えるこのタイプの構造のロック外し防止、ロックシリンダー破壊防止のロックボール組6a、6b、6cは、各凹部11の構造、或いは対応する磁性部品2に対応しなければ解錠できないため、泥棒が、ロックシリンダー内部構造を知り、解錠することはより一層困難で、こうしてより良好な盗難防止機能を達成することができる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
1 キーブレード
11 凹部
111 接触係合部
1111 凹壁
1112 凸壁
12 溝
2 磁性部品
3 スリーブ
4 ロックシリンダー
41 ロック孔
5 ロックボール槽
6a、6b、6c ロックボール組
61 封鎖蓋
62 弾性体
63 大ボール
64 小ボール
65 大下ボール
66 小下ボール
67 ロックボール
671 収容室
68 磁性ボール
681 弾性部品
69 ロック下ボール

Claims (6)

  1. 安全性の高いロック構造は、キーブレード、少なくとも1個の磁性部品を備え、
    前記キーブレードの表面には、少なくとも1個の凹部を設置し、前記キーブレードは、少なくとも1個の溝を備え、或いは溝を設置せず、しかも前記キーブレードが溝を備えるなら、前記溝は、異なる長さを呈して設置し、
    前記少なくとも1個の磁性部品は、前記凹部に対応して収容設置され、しかも前記磁性部品の数は、前記凹部よりも多くないことを特徴とする安全性の高いロック構造。
  2. 前記磁性部品を収容設置しない凹部はさらに、接触係合部を備えることを特徴とする請求項1に記載の安全性の高いロック構造。
  3. 前記接触係合部は、異なる深さの凹壁を呈することを特徴とする請求項2に記載の安全性の高いロック構造。
  4. 前記接触係合部は、異なる深さの凸壁を呈することを特徴とする請求項2に記載の安全性の高いロック構造。
  5. 前記凹部は、異なる距離を呈して配列されることを特徴とする請求項1に記載の安全性の高いロック構造。
  6. 前記キーブレードには、異なる深さの凹部を形成することを特徴とする請求項1に記載の安全性の高いロック構造。
JP2011005521U 2011-09-21 安全性の高いロック構造 Expired - Lifetime JP3172079U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3172079U true JP3172079U (ja) 2011-12-01

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1127023A (zh) 锁闭装置,特别是用于汽车和建筑设施的锁闭装置
JP5177588B2 (ja) プレートタンブラーを備える盗難防止ロック
JP3172079U (ja) 安全性の高いロック構造
TW201534800A (zh) 防盜鎖心結構
US20150152666A1 (en) Lock Core with Different Thicknesses of Lock Plates
JP5979787B2 (ja) シリンダ錠
US20230265681A1 (en) Structure Composed of Lock Core and Key
CN101368461B (zh) 通用锁头及与其匹配的钥匙
CN204326725U (zh) 一种采用异型弹珠、双蛇型槽、边柱锁定的防盗锁芯
CN204137174U (zh) 一种电动车的电机锁安装结构
CN208456328U (zh) 一种汽车锁防盗结构
JPH0543173Y2 (ja)
CN206290113U (zh) 安全防盗车锁
TWM447437U (zh) 防拆螺栓構造
CN101709612B (zh) 电门锁
TWI810127B (zh) 鏈條鎖
CN204627165U (zh) 一种可防震开锁的锁头结构及与其配合使用的钥匙
CN202627673U (zh) 防技术开启的锁具
CN202913790U (zh) 锁心结构
TW201439418A (zh) 兼具正逆向鎖定之防撬鎖心
CN104179394A (zh) 锁及钥匙
CN102966265A (zh) 双插防盗锁
CN203308209U (zh) 一种防盗锁芯
CN103132805B (zh) 一种工程锁
CN203822004U (zh) 防撬锁装置