JP3171957U - 防火服 - Google Patents

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修作 石川
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健志 高崎
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Abstract

【課題】防火服に縫い付けられた反射布によって防火服の通気性が阻害されることがなく、防火服に縫い付けられた反射布と防火服との間に水が溜まって防火服の重量が増加することを防止することができる防火服を提供する。【解決手段】通気性を有する生地を用いて形成され反射布2が縫い付けられた防火服1において、防火服1内部の熱気は通気性を有する生地を介して反射布2に形成された複数のパンチング孔から外部に放出可能とされ、防火服1に縫い付けられた反射布2と防火服1との間に溜まった水はパンチング孔から外部に排出可能とされているので、防火服1に縫い付けられた反射布2によって防火服1の通気性が阻害されることがなく、防火服1に縫い付けられた反射布2と防火服1との間に水が溜まって防火服1の重量が増加することを防止することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、再帰性反射シートが縫い付けられた防火服に関する。
防炎製品が普及し鉄筋コンクリート構造の建物が増えたため、火災の発生件数は減少しているが、フラッシュオーバー等による室内火災は増加している。消防隊員は、室内で爆発の危険に晒されながら消火活動を行うため、防火服は頑強に作られており重量が増加している。
防火服の内部には熱気が溜まるので、防火服に通気口を設けて防火服内部の熱気を外部に放出したいが、通気口を設けると、該通気口から防火服の内部に火が侵入することがあり危険である。そのために防火服の生地として通気性を有するものが用いられ、防火服内部の熱気は通気性を有する生地を介して外部に排出されている。
防火服には安全のために再帰性反射シートが縫い付けられている。防火服に縫い付けられる再帰性反射シートの面積は、ISO規格に定められた面積を参考にして決められている。防火服の上衣とズボンとにおいて、たとえば75mm幅のテープ状のものが5m程度用いられている。
防火服の生地として通気性を有するものが用いられていても、防火服に縫い付けられる再帰性反射シートが通気性を有していないので、再帰性反射シートが縫い付けられることによって防火服の通気性が阻害される場合がある。
また、防火服の生地として撥水加工されたものが用いられていても、再帰性反射シートを防火服に縫い付けた縫い目から水が入り込んで防火服と再帰性反射シートとの間に溜まることがある。防火服と再帰性反射シートとの間に水が溜まると防火服の重量が増加し、消防隊員の負担を大きくする。
本考案の目的は、このような課題を解決するもので、防火服に縫い付けられた再帰性反射シートによって防火服の通気性が阻害されることがなく、防火服に縫い付けられた再帰性反射シートと防火服との間に水が溜まって防火服の重量が増加することを防止することができる防火服を提供することである。
この課題を解決するために請求項1に記載の考案は、通気性を有する生地を用いて形成され再帰性反射シートが縫い付けられた防火服において、前記再帰性反射シートには複数のパンチング孔が形成されているものである。
請求項1記載の考案によれば、防火服内部の熱気は通気性を有する防火服の生地を介して再帰性反射シートに形成された複数のパンチング孔から外部に放出可能とされ、再帰性反射シートを防火服に縫い付ける縫い目から再帰性反射シートと防火服との間に入り込んだ水は複数のパンチング孔から排出可能とされるので、防火服に縫い付けられた再帰性反射シートによって防火服の通気性が阻害されることがなく、防火服に縫い付けられた再帰性反射シートと防火服との間に水が溜まって防火服の重量が増加することを防止することができる。
本考案の一実施形態に係る防火服を着用した状態の図である。 再帰性反射シートの平面図である。
以下、本考案の一実施形態について図1および図2に基づいて説明する。図1は本考案の一実施形態に係る防火服1を着用した状態の図である。図2は再帰性反射シート2の平面図である。
防火服1は、たとえば上衣6とズボン7とで構成されており、再帰性反射シート2は、上衣6の中央部に縦方向に細長に縫い付けられ,さらに両肩部,裾部および袖口に縫い付けられる。ズボン6において再帰性反射シート2は、両脚に沿って縦方向に細長に縫い付けられ、さらに裾周りに縫い付けられる。
本実施の形態においては、再帰性反射シート2として、ユニチカスパークライト社製スパークパンチングトリムが用いられる。再帰性反射シート2は75mm幅のテープ状に形成されており、中央部には長手方向に沿って反射部3が設けられ、反射部3の両側には蛍光部4が設けられている。再帰性反射シート2は、上衣とズボンとで構成される防火服において5m程度用いられる。再帰性反射シート2の幅は75mmに限定されるものではなく、たとえば50mm幅のものを用いることもできる。
再帰性反射シート2には、直径1.5mmのパンチング孔5がピッチP=7.5mmの間隔をもって複数個所形成されている。パンチング孔5は、再帰性反射シート2を防火服1に縫い付けるための縫い代8を除いて、反射部3と蛍光部4との略全面に均一に形成されている。縫い代8は再帰性反射シート2の長手方向に沿った縁部に形成されている。
防火服1の生地として通気性を有するものが用いられる場合には、防火服1内部の熱気は防火服1の生地を介して外部に放出されている。防火服1に縫い付けられた再帰性反射シート2が通気性を有していない場合であっても、再帰性反射シート2にはパンチング孔5が略全面に均一に形成されており、防火服1の内部に溜まった熱気は、防火服1の生地を介して、再帰性反射シート2のパンチング孔5から外部に放出される。防火服1に再帰性反射シート2が縫い付けられた場合に、再帰性反射シート2が縫い付けられた部分の通気性が阻害されることを防止することができる。
防火服1の生地として撥水加工されたものが用いられている場合には、防火服1の生地に水が浸み込むことは防止されるが、防火服1に付着した水が、再帰性反射シート2を防火服1に縫い付ける縫い目から、防火服1と再帰性反射シート2との間に入り込むことがある。再帰性反射シート2の縫い目から入った水は、とくに、上衣の裾,袖口およびズボンの裾において、再帰性反射シート2と防火服1との間に入り込み易い。再帰性反射シート2にはパンチング孔5が略全面に均一に形成されているので、防火服1と再帰性反射シート2との間に入り込んだ水は、パンチング孔5から外部へ排出可能である。これによって、防火服1と再帰性反射シート2との間に水が溜まって防火服1の重量が増えることが防止される。
本実施の形態では、直径1.5mmのパンチング孔5がピッチP=7.5mmの間隔をもって複数個所形成されているが、これに限定されるものではない。パンチング孔5の直径を大きくし、あるいはピッチPを小さくしてパンチング孔5の個数を増やすことによって、いっそう容易に防火服1の内部に溜まった熱気を外部に放出し、防火服1と再帰性反射シート2との間に入り込んだ水を外部へ排出することができる。再帰性反射シート2には、反射部3の両側に蛍光部4が設けられているが、蛍光部4が設けられておらず反射部3のみ備えたものでもよい。再帰性反射シート2が縫い付けられる防火服1は上衣とズボンとで構成されているが、上衣はコートタイプのものであっても良い。
このように、通気性を有する生地を用いて形成され再帰性反射シート2が縫い付けられた防火服1において、再帰性反射シート2には複数のパンチング孔5が形成されているので、防火服1に縫い付けられた再帰性反射シート2によって防火服1の通気性が阻害されることがなく、防火服1に縫い付けられた再帰性反射シート2と防火服1との間に水が溜まって防火服1の重量が増加することを防止することができる。
1 防火服
2 再帰性反射シート
3 反射部
4 蛍光部
5 パンチング孔
6 上衣
7 ズボン
8 縫い代

Claims (1)

  1. 通気性を有する生地を用いて形成され再帰性反射シートが縫い付けられた防火服において、前記再帰性反射シートには複数のパンチング孔が形成されていることを特徴とする防火服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094056A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 帝国繊維株式会社 防火服の上衣
US10264830B2 (en) 2014-03-27 2019-04-23 Sft Laboratory Co., Ltd. Air conditioning clothing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009511993A (ja) * 2005-10-21 2009-03-19 ビデオ テープド トランスクリプツ プロプライエタリー リミテッド 穴あき再帰性反射トリムの製造方法

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