JP3171889U - ドライバビット収納ケース用キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライバビット収納ケースの後端に装着されるドライバビット収納ケース用キャップであって、一体的に取扱性がよく、ドライバビットの出入も容易にでき、軽量に形成されるドライバビット収納ケース用キャップを提供する。【解決手段】収納ケースの後端に装着される第1のキャップ部1とこれに一体的に片持ち支持されて開閉する第2のキャップ部2とから形成され、両者の係着や係着の解除は確実に行われると共に第2のキャップ部2のヒートン廻し用の横溝10によりヒートンや螺ねじ等の円滑のねじ込みが出来る。【選択図】図2
Description
本考案は、複数個のドライバビットを収納する収納ケースに着脱可能に装着され、ドライバビットの出入を円滑に行わせるに好適なドライバビット収納ケース用キャップに関する。
ドライバビットは比較的小形なものであり、各種形状のものが存在するためその保管は1つのケースに収納されることが望ましい。そのために従来より各種の収納ケースがあり、例えば、「特許文献1」や「特許文献2」の如きものがある。また、この収納ケースには、後に説明する本考案のようにその先端側にドライバビット取付部を有するものやこれを有さないもの等がある。
「特許文献1」の「特開2002−33585号」の「携帯型機器」はドライバビット(20)を収納する把手(6)(ドライバビット収納部が内部に設けられている)があり、その端部にはキャップ(7)が設けられているが、このキャップ(7)は把手(6)内に着脱可能に装着される別体のもので使用時には把手(6)内から取外しされるものであり、不便な構造のものからなる。
一方、「特許文献2」の「特開H8−183548号」の「収納ケース」もキャップ(12)は使用時に取り外しされる別体のものからなる。
一方、「特許文献2」の「特開H8−183548号」の「収納ケース」もキャップ(12)は使用時に取り外しされる別体のものからなる。
キャップの構造としては収納ケースに簡単に装着されると共に使用時には取り外しをせずに蓋の如きものを開口するだけの動作で内部のドライバビットの取り出しができ、不使用時には収納ケース側に安定的に装着されて内部のドライバビットの脱落や飛び出しを防止する構造のものが望ましい。また、その開口も容易に出来ることが望ましい。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、キャップは収納ケースに確実に装着でき、収納ケースへのドライバビットの出入が容易にでき、キャップの開口及び閉止が収納ケースからキャップを取り外し及び取り付けすることなく容易にでき、不使用時におけるドライバビットの飛び出しや脱落もなく、開口動作も容易に出来るドライバビット収納ケース用キャップを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、ドライバビットを収納する収納ケースの一端側に前記ドライバビットを出口させるために設けられているキャップであって、該キャップは、前記収納ケースに装着されると共に貫通孔を内部に形成する第1のキャップ部と、この後端面側に開閉自在に片持ち支持されている蓋状の第2のキャップ部とを合体したものからなり、前記第1のキャップ部には後方に向かって伸延し先端に係止部を形成するフック及び指の爪等の先端の挿入可能の凹部が前記第1のキャップ部の前記第2のキャップ部との接合部の位置まで形成され、前記第2のキャップ部には前記フックの先端の前記係止部の係着可能の係着孔が形成されると共にヒートン廻し用の横溝が形成されるものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記第1のキャップ部と第2のキャップ部は同時に射出成形されて形成される樹脂材からなることを特徴とする。
本考案の請求項1のドライバビット収納ケース用キャップによれば、本考案のドライバビット収納ケース用キャップは収納ケースに装着されて内部に貫通孔を有しフックを形成する第1のキャップ部と、この第1のキャップに開閉可能に片持ち支持されて前記フックが係止する係着孔を有する第2のキャップ部とからなり、ドライバビットはフックとその係着孔との係着を開放し第2のキャップ部を第1のキャップ部から開口することにより容易に取り出し及び取り入れることができ、その都度収納ケースからキャップを取り外す必要がなく、効率的なドライバビットの出入が出来ると共にキャップの紛失が防止される。また、フックの係着解除は凹部に指の爪を挿入して第1のキャップ部と第2のキャップ部との接合部を押圧するだけで簡単に、かつ確実に出来る効果が上げられる。また、第2のキャップ部のヒートン廻し用の横溝によって手を痛めることなくヒートンや螺ねじやコック部品等を廻すことが出来る。
また、本考案の請求項2のドライバビット収納ケース用キャップによれば、第1のキャップ部と第2のキャップ部とは一体的の構造のものとして成型され、多量生産が容易であり、樹脂材からなるため軽量化が図れる。
以下、本考案のドライバビット収納ケース用キャップの実施の形態を図面を参照して詳述する。
本考案のドライバビット収納ケース用キャップ100は図4及び図5,図6に示すストレートタイプのドライバビット収納ケース200と図7に示すT字型のドライバビット収納ケース200Aに使用されている実施例を示すが、勿論この型式以外のものに適用されることは勿論である。なお、図4,図5及び図6についてはその構造の説明は省略し、以下の説明はドライバビット収納ケース用キャップ100についての説明のみとする。
本考案のドライバビット収納ケース用キャップ100は図4及び図5,図6に示すストレートタイプのドライバビット収納ケース200と図7に示すT字型のドライバビット収納ケース200Aに使用されている実施例を示すが、勿論この型式以外のものに適用されることは勿論である。なお、図4,図5及び図6についてはその構造の説明は省略し、以下の説明はドライバビット収納ケース用キャップ100についての説明のみとする。
図1はドライバビット収納ケース用キャップ100を示すものであり、第1のキャップ部1と第2のキャップ部2とが合体した状態を示すものである。ドライバビット収納ケース用キャップ100はこの状態においてストレートタイプのキャップドライバビット収納ケース200(図6)やT字型のドライバビット収納ケース200A(図7)の収納ケース7,7Aの後端に装着される。なお、図6,図7に示すように収納ケース7,7Aにはドライバビット8が収納されている。
第1のキャップ部1は内部に貫通孔3を形成するリング体4と、リング体4の外周から前方に突き出す一対の舌状のタング体5,5と、タング体5と逆方向に図2等に示すように伸延するフック6等とからなる。なお、第1のキャップ部1は、例えば、図4,図5,図6に示すように収納ケース7の後端にタング体5を装着した状態で収納ケース7に保持される。また、タング体5後方側には凹部11が後方に向かって開口形成される。
第2のキャップ部2は図1及び図2に示すように皿型で外径が第1のキャップ部1とほぼ等しい形状のものからなり、第1のキャップ部1のフック6と相対向する位置にはフック6が係止するための係着孔9を貫通形成すると共に後面にドライバ工具の先端が係着可能の横溝10を凹設するものからなる。
この係着孔9は図2の(b)に示すようにその内側に突出部9aを形成するものからなり、この突出部9aはフック6の係止部6aが係着する構造のものからなる。
この係着孔9は図2の(b)に示すようにその内側に突出部9aを形成するものからなり、この突出部9aはフック6の係止部6aが係着する構造のものからなる。
次に、本考案のドライバビット収納ケース用キャップ100の使用方法を図1,図2,図3等により説明する。
図2は第1のキャップ部1からこれに片持ち支持されている第2のキャップ部2を開口したものであり、第2のキャップ部2は連結部材2aにより第1のキャップ部1と連結されている。そのため第2のキャップ部2は第1のキャップ部1から外れない。この状態で図略のドライバビットは第1のキャップ部1の貫通孔3を介して収納ケース7内に挿入される。
図2は第1のキャップ部1からこれに片持ち支持されている第2のキャップ部2を開口したものであり、第2のキャップ部2は連結部材2aにより第1のキャップ部1と連結されている。そのため第2のキャップ部2は第1のキャップ部1から外れない。この状態で図略のドライバビットは第1のキャップ部1の貫通孔3を介して収納ケース7内に挿入される。
図2に示す状態にあった第2のキャップ部2を図の状態から左回転させると第2のキャップ部2は第1のキャップ部1と合体しその際に第2のキャップ部2の係着孔9に第1のキャップ部1のフック6が挿入され、フック6の係着部6aが係着孔9の突出部9aに係着し、第1のキャップ部1と第2のキャップ部2とが合体し、一体化される。よって、ドライバビット8は収納ケース7内に安定状態で収納される。図3(a)は以上の状態を示すものである。
次に、図3(a)の状態から図2の状態にする第2のキャップ部2の開口動作について説明する。
図3(a)に示すように、指12の爪13を第1のキャップ部1の凹部11に入れると爪13の先端は第2のキャップ部2の前端面に当る。この状態で爪13を図3(a)の矢印A方向に移動させると第2のキャップ部2が開口方向に押され、第2のキャップ部2の係着孔9の突出部9aとフック6の係止部6aとの係止が外れ第2のキャップ部2は図3(b)に示すように第1のキャップ部1から外れて図2に示す状態となる。よって、収納ケース7内のドライバビット8を収納ケース7内から取り出すことが出来る。
図3(a)に示すように、指12の爪13を第1のキャップ部1の凹部11に入れると爪13の先端は第2のキャップ部2の前端面に当る。この状態で爪13を図3(a)の矢印A方向に移動させると第2のキャップ部2が開口方向に押され、第2のキャップ部2の係着孔9の突出部9aとフック6の係止部6aとの係止が外れ第2のキャップ部2は図3(b)に示すように第1のキャップ部1から外れて図2に示す状態となる。よって、収納ケース7内のドライバビット8を収納ケース7内から取り出すことが出来る。
第2のキャップ部2には前記のようにヒートン廻し用の横溝10が設けられている。この横溝10により手を痛めることなくヒートンや螺ねじやコック部品を容易に廻すことが出来る。
ドライバビット収納ケース用キャップ100は以上の構造のものからなるが、前記のように第1のキャップ部1と第2のキャップ部2は一体的に射出成型等によって形成されるため多量生産は可能である。また、樹脂材からなるため軽量であり、また、各種の色彩のものを形成することが出来る。
なお、ドライバビット収納ケース用キャップ100の内容は以上のものに限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
なお、ドライバビット収納ケース用キャップ100の内容は以上のものに限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案のドライバビット収納ケース用キャップは各種形状のドライバビット収納ケースに適用されるため、その利用範囲は極めて広い。
1 第1のキャップ部
2 第2のキャップ部
2a 連結部材
3 貫通孔
4 リング体
5 タング体
6 フック
6a 係止部
7 収納ケース
7A 収納ケース
8 ドライバビット
9 係着孔
9a 突出部
10 横溝
11 凹部
12 指
13 爪
100 ドライバビット収納ケース用キャップ
200 ドライバビット収納ケース(ストレート型)
200A ドライバビット収納ケース(T字型)
2 第2のキャップ部
2a 連結部材
3 貫通孔
4 リング体
5 タング体
6 フック
6a 係止部
7 収納ケース
7A 収納ケース
8 ドライバビット
9 係着孔
9a 突出部
10 横溝
11 凹部
12 指
13 爪
100 ドライバビット収納ケース用キャップ
200 ドライバビット収納ケース(ストレート型)
200A ドライバビット収納ケース(T字型)
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、ドライバビットを収納する収納ケースの一端側に前記ドライバビットを出入させるために設けられているキャップであって、該キャップは、前記収納ケースに装着されると共に貫通孔を内部に形成する第1のキャップ部と、この後端面側に開閉自在に片持ち支持されている蓋状の第2のキャップ部とを合体したものからなり、前記第1のキャップ部には後方に向かって伸延し先端に係止部を形成するフック及び指の爪等の先端の挿入可能の凹部が前記第1のキャップ部の前記第2のキャップ部との接合部の位置まで形成され、前記第2のキャップ部には前記フックの先端の前記係止部の係着可能の係着孔が形成されると共にヒートン廻し用の横溝が形成されるものからなることを特徴とする。
Claims (2)
- ドライバビットを収納する収納ケースの一端側に前記ドライバビットを出口させるために設けられているキャップであって、該キャップは、前記収納ケースに装着されると共に貫通孔を内部に形成する第1のキャップ部と、この後端面側に開閉自在に片持ち支持されている蓋状の第2のキャップ部とを合体したものからなり、前記第1のキャップ部には後方に向かって伸延し先端に係止部を形成するフック及び指の爪等の先端の挿入可能の凹部が前記第1のキャップ部の前記第2のキャップ部との接合部の位置まで形成され、前記第2のキャップ部には前記フックの先端の前記係止部の係着可能の係着孔が形成されると共にヒートン廻し用の横溝が形成されるものからなることを特徴とするドライバビット収納ケース用キャップ。
- 前記第1のキャップ部と第2のキャップ部は同時に射出成形されて形成される樹脂材からなることを特徴とする請求項1に記載のドライバビット収納ケース用キャップ。
Priority Applications (1)
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JP2011003779U JP3171889U (ja) | 2011-07-02 | 2011-07-02 | ドライバビット収納ケース用キャップ |
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