JP3171672U - 可搬型マッサージ器 - Google Patents

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政男 深谷
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Abstract

【課題】指圧子を停止させた状態で、発熱体だけを作動させて温灸施療を行なうことのできる可搬型マッサージ器を提供する。【解決手段】可撓性を有する袋部材2と、袋部材2内に収容されたマッサージ機器3とを有して成る。前記マッサージ機器3は、マッサージ動作を行なう揉み玉10,11と、揉み玉10,11を駆動させるモータと、揉み玉10,11に内蔵されて加熱するPTCヒータ素子12,13と、モータとPTCヒータ素子12,13に電源を供給して作動制御を行なう制御部とより成る。さらに、制御部に接続されたマッサージ用スイッチ14と、PTCヒータ素子12,13への電源を供給・停止させるために前記マッサージ用スイッチ14とは別個独立に制御部に接続された温灸用スイッチ15とを備える。また、前記制御部は、温灸用スイッチ15が外部から入操作されたときにPTCヒータ素子12,13だけに電源を供給する電源切替回路を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば椅子,座椅子,ソファー等の背もたれ部にもたせ掛けて使用される可搬型マッサージ器に関するものである。
近年、身体疲労を解消するためにマッサージ施療を行なう可搬型マッサージ器が汎用されてきている。また、冷えの解消やお灸に似た温灸施療を行なう発熱体を備えたものも出始めている。
このような可搬型マッサージ器としては、旋回運動を行なう指圧子と、指圧子に内蔵された発熱体とを有する携帯式の揉み装置が、例えば特許文献1に記載されている。この揉み装置では、発熱体を停止させて指圧子だけを作動させたり、指圧子と発熱体を同時に作動させるようになっている。
また、例えば特許文献2には、器具本体に揺振可能に支持されて揺振先端で患部をマッサージする指圧子と、指圧子に埋設された発熱体とを有する携帯式のマッサージ器が記載されている。このマッサージ器では、指圧子と発熱体を同時に用いるようになっている。
登録実用新案3163015号公報 特開昭63−135172号公報
ところで、薬事法施行令別表第一機械器具の項第78号に掲げる家庭用電気治療器(具体的には、クラス分類告示別表第二に示された家庭用電気治療器)のうち、温灸・電気マッサージ組合せ家庭用医療機器は「クラス1751」として分類されている。この組合せ家庭用医療機器は、組み合わせられる機能ごとに効能効果が異なり複数機能を同時に使用したときに患部が悪化する可能性も残るため、複数機能の同時使用は認められていない。
しかしながら、上記した公報開示の揉み装置やマッサージ器では、マッサージ機能と温灸機能の併用運転を行なうとされている。ところが、マッサージ機能と温灸機能を同時に使用すると、マッサージ機能が利きすぎて筋肉や関節を充血させることがある。そのような場合、充血した部位が発熱体からの加温により更に充血を進めることとなって青アザなどを残したり、ひいては筋肉組織の重大な損傷を招いたりするおそれがある。
他方で、痛みを伴なうほど肩が凝りすぎたときやギックリ腰を生じたとき、あるいは肩、腰、おなかなどの冷えを解消したいときのように、温灸施療だけをしたい場合が往々にしてある。しかしながら、上記した公報開示の揉み装置やマッサージ器では、指圧子を停止させた状態で発熱体だけを作動させるという運転はしていなかったのである。
本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、指圧子を停止させた状態で発熱体だけを作動させて温灸施療を行なうことのできる可搬型マッサージ器の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る可搬型マッサージ器は、可撓性を有する袋部材と、袋部材内に収容されてマッサージ動作を行なうマッサージ機器とを有して成り、前記マッサージ機器は、マッサージ動作を行なう指圧子と、指圧子を駆動させる駆動源と、指圧子に内蔵されて指圧子を加熱する発熱体と、駆動源と発熱体に電源を供給して作動制御を行なう制御部と、駆動源への電源を供給・停止させるために制御部に接続されたマッサージ用スイッチと、発熱体への電源を供給・停止させるために前記マッサージ用スイッチとは別個独立に制御部に接続された温灸用スイッチとを有して成り、前記制御部は、温灸用スイッチが外部から入操作されたときに発熱体だけに電源を供給する電源切替回路を備えているものである。
また、前記構成における発熱体が、正温度係数特性を有するヒータ素子で構成されているものである。
本考案に係る可搬型マッサージ器によれば、マッサージ用スイッチとは別個独立に制御部に接続された温灸用スイッチと、電源切替回路とを備えていて、温灸用スイッチが外部から入操作されたときに、電源切替回路が電源を発熱体だけに供給するので、指圧子を作動させることなく発熱体だけを作動させて温灸施療を行なうことができる。従って、省令で規制されているマッサージ機能と温灸機能の同時使用を行なうことがなく、個々の機能を利用者の所望により切り替えて安全にそれぞれの施療を行なうことができる。
また、正温度係数特性を有するヒータ素子で発熱体が構成されているものでは、ヒータ素子に含まれている半導体が温度上昇により膨張することにより電気抵抗値が増大して電気を通しにくくするので、マッサージ器自体の温度または周囲温度が上昇することがあっても、指圧子の温度が上がり過ぎるといったことがなく、指圧子の温度を温灸施療の適正温度域に好適に保持することができる。
本考案の一実施形態に係る可搬型マッサージ器の一部破断して示す正面図である。 前記可搬型マッサージ器を背部から見た斜視図である。 前記可搬型マッサージ器の内部をファスナを開放して示す外観図である。 前記可搬型マッサージ器のマッサージ機器の構成部品を示す分解斜視図である。 前記マッサージ機器の制御系統を示すブロック構成図である。 前記可搬型マッサージ器の使用態様を示し、(a)はソファーなどに腰掛け前記可搬型マッサージ器を肩、腰、または足下に置いて施療を受けている態様を示す説明図、(b)は座椅子などに座り前記可搬型マッサージ器を脹脛下または腹上に置いて施療を受けている態様を示す説明図である。 温灸施療のために前記可搬型マッサージ器のPTCヒータ素子を点灯させた状態を示す斜視図である。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本考案を具体化した一例に過ぎず、本考案の技術的範囲を限定するものでない。
図1は本考案の一実施形態に係る可搬型マッサージ器の一部破断して示す正面図、図2は前記可搬型マッサージ器を背部から見た斜視図、図3は前記可搬型マッサージ器を開放して示す外観図である。
各図に示した、この実施形態に係る可搬型マッサージ器1は、マッサージ施療または温灸施療に用いられるものであり、椅子の背もたれ部などにもたせ掛けられる程度の大きさ(例えば、左右幅33cm程度、高さ12cm程度、奥行18cm程度)で正面から視て横長の蝶形状に形成されている。この可搬型マッサージ器1は、可撓性を有する袋部材2と、袋部材2内に収容されてマッサージ動作を行なうマッサージ機器3と、袋部材2の内面とマッサージ機器3との間に介装される例えばポリウレタンフォーム製のクッション材4と、マッサージ機器3に電源を供給する給電部18または給電部22とから構成されている。
前記の袋部材2は、袋部材2の背面全体を形成するように曲面に形成された軟質合成樹脂製の背面部5と、袋部材2の前面周縁部を形成する軟質合成樹脂製の前面部6と、前面部6の中央開口部を被って張架されたメッシュ布部7とから構成されている。そして、クッション材4の収容空間内に収容されたマッサージ機器3は、クッション材4の周囲に巻かれた幅広ゴム紐製の固定用帯52によってクッション材4に一体に固定される。そして、背面部5周縁のファスナ50と前面部6周縁のファスナ51とが閉じられて袋部材2が封止される。
前記のマッサージ機器3は、左右1対のマッサージ部8A,8Bと、マッサージ部8A,8Bに電源を供給して作動制御を行なう制御部24を有している。前記のマッサージ部8A,8Bは、図4に示すように、モータ29(駆動源の例)を収受する受け部46を左右中央部に有する後部ケーシング31と、モータ29を被う被い部47を有し後部ケーシング31の前面開口を蓋止する前部ケーシング32とを備えている。後部ケーシング31における受け部46の隣接位置には、制御部24を配置する制御部配置スペースが確保されている。後部ケーシング31と前部ケーシング32の受け部46と被い部47の左右側方位置は、それぞれ、モータ29から左右に延在するウォーム回転軸37、ウォーム回転軸37と噛合するはすば歯車35、はすば歯車35と噛合してウォーム回転軸37の回転を減速する減速歯車36、および、減速歯車36の枢軸部を回動自由に挿通した導電板38を収容する収容空間となっている。各はすば歯車35の枢軸部の先端は前部ケーシング32の軸支穴33に回動自在に軸支され、その枢軸部の末端は後部ケーシング31の軸支穴(図示省略;前部ケーシング32の軸支穴33と対面する位置に形成)に回動自在に軸支されている。各減速歯車36の枢軸部の一端部は前部ケーシング32の軸支穴34に回動自在に軸支され、その枢軸部の末端は後部ケーシング31の軸支穴(図示省略;前部ケーシング32の軸支穴34と対面する位置に形成)に回動自在に軸支されている。
各減速歯車36の枢軸部の先端には、回転盤9がそれぞれ固設されている。各回転盤9の前面には、1組の支持部材40,41が回転盤9の回転軸心(1点鎖線Cで示す水平軸心)から偏心した位置に設けられている。支持部材40は揉み玉10(指圧子の例)で被われ、支持部材41は揉み玉11(指圧子の例)で被われている。揉み玉10,11は、ともに先端部が中空半球形を成す側面視きのこ状に形成されているが、回転盤9の前面から先端までの突出量は互いに異なっている。
揉み玉10内には、正温度係数特性(すなわち、Positive Temperature Co−efficient(以下PTCと略称する)特性)を有するPTCヒータ素子12(発熱体の例)、およびPTCヒータ素子12を保持するランプパネル43が内蔵されている。揉み玉11内にはPTCヒータ素子13(発熱体の例)、およびPTCヒータ素子13を保持するランプパネル43が内蔵されている。これらPTCヒータ素子12,13に含まれている半導体は温度上昇により膨張することにより電気抵抗値が増大して電気を通しにくくする特性を有している。このような半導体の種類および含有量が適切に選定されることにより、揉み玉10,11の加熱温度が、温灸施療に使用される温度域(例えば40〜60℃程度)に自動的に保持される。更に、各回転盤9には、当該前面の貫通孔を通して、PTCヒータ素子12,13と導電板38とを摺動自在に電気接続するカーボンブラシ30,30が取り付けられている。カーボンブラシ30,30を通された各回転盤9の貫通孔はカバー39で蓋止されるようになっている。そして、被い部47内においてモータ29の近傍位置には、当該位置における温度が例えば80℃を超えたときにマッサージ器全体を運転停止させるサーモスタット42が配備されている。コア連結線44,45は各制御器25と各導電板38とをそれぞれ接続するものである。制御基板などで具現化される制御部24は、後ケース48および前ケース49の内部に収容された状態で、後部ケーシング31の制御部配置スペースに装備される。
制御部24は、図5に示すように、例えば中央演算処理ユニットCPU、メモリ回路、およびクオーツ付きクロック回路などで構成される制御器25と、給電部18または給電部22からの12V直流電源を例えば5Vに降圧して制御器25に供給する降圧回路26と、給電部18または給電部22からの12V直流電源を制御器25からの指令信号に基づき調整してモータ29に供給するモータ駆動回路27と、給電部18または給電部22からの12V直流電源を制御器25からの指令信号に基づき調整してPTCヒータ素子12,13に供給する発熱体駆動回路28とから構成されている。前記のモータ駆動回路27は制御器25からの指令信号により正電圧または負電圧の直流電源を出力してモータ29を正転駆動または逆転駆動させるようになっている。また、制御部24の電源入側にはコード16を介してプラグ17が接続されている。そして、制御器25の信号入力側には、マッサージ部8A,8Bのモータ29への電源を供給・停止させるためのマッサージ用スイッチ14が接続されている。また、マッサージ部8A,8BのPTCヒータ素子12,13への電源を供給・停止させるための温灸用スイッチ15が、マッサージ用スイッチ14とは別個独立で、制御器25の信号入力側に接続されている。また、制御器25は電源切替回路53を備えている。この電源切替回路53は、温灸用スイッチ15が器外の利用者によりONにされたときにPTCヒータ素子12,13だけに電源を供給するように発熱体駆動回路28に指令信号を出力したり、あるいはマッサージ用スイッチ14がONにされたときにモータ29だけに電源を供給するように発熱体駆動回路28に指令信号を出力したりする。
そして、前記の制御器25は、可搬型マッサージ器1の使用時間が所定時間に達したときに自動的に運転を停止させるためのタイマ機能や、モータ29の温度が所定温度(例えば80℃)に達したときに自動的に給電を停止させるための保護機能を有している。前記のタイマ機能は、マッサージ施療が例えば15分間に設定され、温灸施療が例えば30分間に設定されている。そして、交流・直流変換用の電源アダプタ19と、コード20を介して電源アダプタ19に接続されたジャック21とから成る給電部18、または、車用のシガレットアダプタ23と、コード20を介してシガレットアダプタ23に接続されたジャック21とから成る給電部22のいずれかが用いられる。前記した給電部18,22から可搬型マッサージ器1に供給される電源の定格電力は、例えばDC12Vで2.5Aである。また、可搬型マッサージ器1における定格消費電力はランプ点灯状態で30Wである。
上記のように構成された可搬型マッサージ器1の作用を次に説明する。使用に際しては、給電部18または給電部22のジャック21がプラグ17に接続される。ここでは給電部18を用いた例を示す。
図6は可搬型マッサージ器1の使用態様を示す図である。図6(a)に示すように、利用者は例えばソファーなどに腰掛けて施療を受ける。そして、このような施療は、可搬型マッサージ器1を、椅子の背当て部と背中の間に挟んだり、床面と足裏の間に置いたりして行なわれる。あるいは、図6(b)に示すように、可搬型マッサージ器1を床面と脹脛の間に置いたり、腹部に載せたりして施療が行なわれる。
まず、マッサージ施療を行なう場合は、利用者によりマッサージ用スイッチ14がONにされる。これにより、制御器25は制御指令信号をモータ駆動回路27に送り、モータ駆動回路27は制御器25からの制御指令信号に基づいて調整した直流電源をモータ29に給電して左右一体のウォーム回転軸37,37を回転させる。ウォーム回転軸37,37の回転は、各はすば歯車35に伝わり、更に各減速歯車36を経て各回転盤9に伝わる。これによって、揉み玉10,11が旋回する。この場合、制御器25は、モータ29を一定時間毎に正転と反転を切り替えながら回転させる。これにより、旋回運動する各揉み玉10,11がメッシュ布部7を介して使用者の被施療部位を押圧しマッサージする。この際、揉み玉10,11は、恰もマッサージ師が指圧により利用者の筋肉を揉みほぐすような円運動の動きをするために、マッサージ効果に優れている。また、このマッサージ器1では揉み玉10,11の高さ(突出量)が異なっているので、揉み玉11に押される箇所は弱く、揉み玉10に押される箇所は強く、というように押圧力に強弱の変化に富んだマッサージが可能となる。
そうして、もう一度マッサージ用スイッチ14が押されると、制御器25は、モータ29を停止させて揉み玉10,11の旋回を止める。尚、制御器25は、マッサージ用スイッチ14がONにされたときでもPTCヒータ素子12,13は作動させない。但し、前記のようにマッサージ用スイッチ14がONの状態で温灸用スイッチ15がONにされると、制御器25はマッサージ用スイッチ14をOFFにしてモータ29を停止させた後にPTCヒータ素子12,13を点灯させて温灸施療に切り替える。
次に、温灸施療を行なう場合は、利用者により温灸用スイッチ15がONにされる。すると、制御器25は制御指令信号を発熱体駆動回路28に送り、発熱体駆動回路28は制御器25からの制御指令信号に基づいて調整した直流電源をPTCヒータ素子12,13に給電して図7に示すように点灯させ、揉み玉10,11の温度を上昇させる。この場合、使用環境により差はあるが、揉み玉10,11の表面温度は約40〜70℃になる。この状態で、利用者は、加温したい部位に揉み玉10,11を押し付けることにより、昇温した揉み玉10,11が当接している部位やPTCヒータ素子12,13による直接照射部位を加温して温灸施療を行なう。そして、前記のように温灸用スイッチ15がONの状態でもう一度温灸用スイッチ15が押されると、PTCヒータ素子12,13が消灯する。尚、前記のように温灸用スイッチ15がONの状態でマッサージ用スイッチ14がONにされると、制御器25は温灸用スイッチ15をOFFにした後にモータ29を作動させてマッサージ施療に切り替える。
このようなマッサージ施療または温灸施療により、利用者の疲労回復、血行促進が図られ、筋肉の疲れがとられ、筋肉の凝りが解され、神経痛、筋肉痛の緩解などが行なわれる。因みに、腹部への温灸施療は胃腸の働きを活発にする。
以上説明したように、この実施形態の可搬型マッサージ器1によれば、温灸用スイッチ15が器外の利用者によりONにされたとき、制御器25の電源切替回路53はモータ29への電源供給を停止させたうえで、PTCヒータ素子12,13に電源を供給するので、揉み玉10,11が停止した状態でPTCヒータ素子12,13を作動させて温灸施療だけを行なうことができる。従って、省令で規制されているマッサージ機能と温灸機能の同時に使用するということはなく、利用者の所望によりマッサージ機能と温灸機能を切り替えてそれぞれの施療を安全に行なうことができる。
また、発熱体として、温度が上がるほど電気抵抗値が高くなる半導体で構成されたPTCヒータ素子12,13を用いているので、高温室内での使用や長時間の患部への密着によるこもり熱があっても、揉み玉10,11の温度が上がり過ぎるといったことがなく、揉み玉10,11の温度を、温灸施療に使用される温度域(例えば40〜60℃程度)に自動的に保持することができる。
尚、上記の実施形態では、発熱体としてPTCヒータ素子を用いた例を示したが、本考案はそれに限定されるものでなく、PTCヒータ素子に替えて、例えばシーズヒータや電熱ヒータなどを発熱体として用いても構わない。
また、上記では、左右1対のマッサージ部8A,8Bを備えている例を示したが、ひとつのマッサージ部だけで構成されたものであっても構わない。
また、上記では、旋回動作を行なう半球状の揉み玉10,11を指圧子として例示したが、これらに限定されず、例えばバイブレータの振動子を指圧子として適用することも可能である。
1 可搬型マッサージ器
2 袋部材
3 マッサージ機器
4 クッション材
8A,8B マッサージ部
9 回転盤
10,11 揉み玉(指圧子)
12,13 PTCヒータ素子(発熱体)
14 マッサージ用スイッチ
15 温灸用スイッチ
24 制御部
25 制御器
27 モータ駆動回路
28 発熱体駆動回路
29 モータ(駆動源)
53 電源切替回路
C 1点鎖線

Claims (2)

  1. 可撓性を有する袋部材と、袋部材内に収容されてマッサージ動作を行なうマッサージ機器とを有して成り、前記マッサージ機器は、マッサージ動作を行なう指圧子と、指圧子を駆動させる駆動源と、指圧子に内蔵されて指圧子を加熱する発熱体と、駆動源と発熱体に電源を供給して作動制御を行なう制御部と、駆動源への電源を供給・停止させるために制御部に接続されたマッサージ用スイッチと、発熱体への電源を供給・停止させるために前記マッサージ用スイッチとは別個独立に制御部に接続された温灸用スイッチとを有して成り、前記制御部は、温灸用スイッチが外部から入操作されたときに発熱体だけに電源を供給する電源切替回路を備えていることを特徴とする可搬型マッサージ器。
  2. 発熱体が、正温度係数特性を有するヒータ素子で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可搬型マッサージ器。
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