JP3171225U - 動物捕獲装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適に動物を捕獲することが可能なシンプルな構成の動物捕獲装置を提供する。【解決手段】捕獲ネット10と複数の第一支柱20と連結部30を備える動物捕獲装置1である。捕獲ネット10は、地面Gの上方に設置され、地面Gに落下して、動物を捕獲する。第一支柱20は、捕獲ネット10を、地面Gの上方に設置するための支柱で、地面Gに対して立った状態で固定される。連結部30は、第一支柱20の上部に取り付けられた状態で、捕獲ネット10を、第一支柱20それぞれに連結する。連結部30は、被吸引部とホルダを含む。被吸引部は、磁性体で形成され、捕獲ネット10の外縁に取り付けられる。ホルダは、第一支柱20の上部に取り付けられ、磁力が発生した状態と、発生していない状態に切り替えられ、磁力が発生した状態では被吸引部と連結され、発生していない状態では被吸引部と非連結状態となる。【選択図】図1
Description
本考案は、鳥獣類、例えば、烏、鹿、猿、猪等の動物を捕獲するための動物捕獲装置に関する。
従来から、動物捕獲に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、動物を捕獲するために上方に支持した捕獲ネットを落下させる捕獲ネット落下装置が、開示されている。捕獲ネット落下装置は、比較的平坦な場所に複数本の支柱を立て、各支柱の上部に取り付けられる。捕獲ネット落下装置では、捕獲ネットの複数箇所に設けられた留め輪のそれぞれにロープを通し、ロープの一端の輪が、支柱に取り付けられた固定部材に掛けられる。支柱には、ベース板が水平に取り付けられ、その上面に垂直板が固定され、変位部材が、回転変位可能なように、垂直板に取り付けられる。変位部材は、先端に連結部分を有し、ロープの他端の輪が、連結部分に引っ掛けられる。ベース板には、ソレノイドアクチュエータも取り付けられる。ソレノイドアクチュエータには、その動作部分にシャフトが連結される。変位部材及びシャフトは、鋼材で形成される。ソレノイドアクチュエータが通電されていないときは、先へ伸びたシャフトに、変位部材の接触部分が接触し、変位部材の変位が拘束され、連結部分にロープの他端が掛け止められる。これによって、捕獲ネットが上方に支持される。ソレノイドアクチュエータが通電されてシャフトがソレノイド寄りに移動したときは、シャフトによる拘束が解かれて、変位部材は、ロープに引き寄せられて回転する。これによって、ロープの他端は、連結部分から外れ、留め輪をくぐり抜け、ロープによる捕獲ネットの支持が解かれ、捕獲ネットは、落下する。
ところで、動物捕獲装置にて捕獲される動物は、自然に生息しているものであるから、動物捕獲装置は、屋外に設置される。そのため、動物捕獲装置は、雨等に曝されることとなる。このような場合、雨等に曝される露出した部分が、腐食してしまうこともある。動物を捕獲する捕獲ネットを、地面から所定の高さだけ上方の位置で地面に対向するように設置すると共に、捕獲ネットをリリースし、地面に落下させるための機構部が、特許文献1のような可動部を含む構成である場合において、可動部が腐食すると、捕獲ネットのスムーズな落下が阻害され、好適に動物を捕獲することができなくなることもある。そのため、可動部がスムーズに動作するよう、例えば、定期的にメンテナンスを行う必要がある。なお、捕獲ネットを落下させる際、可動部が好適に動作しなければ、捕獲ネットを好適に落下させることができない。この場合、動物の捕獲は、失敗する。
本考案は、好適に動物を捕獲することが可能なシンプルな構成の動物捕獲装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題に鑑みなされた本考案の一側面は、屋外に設置され、動物を捕獲するための動物捕獲装置であって、地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置され、設置された位置から地面に落下して、動物を捕獲する捕獲ネットと、前記捕獲ネットを、地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置するための支柱であって、所定の間隔を隔てて、それぞれが地面に対して立った状態で固定される、複数の第一支柱と、前記第一支柱が地面に固定された状態で、地面から所定の高さだけ上方となる前記第一支柱の上部に、それぞれ取り付けられると共に、前記第一支柱の上部に取り付けられた状態で、前記捕獲ネットの外縁に、それぞれ取り付けられ、前記捕獲ネットを、前記第一支柱それぞれに連結する、連結部と、を備え、前記連結部は、前記捕獲ネットの外縁に取り付けられ、磁性体によって形成される被吸引部と、前記第一支柱の上部に取り付けられ、磁力が発生した状態と、磁力が発生していない状態と、に切り替えられ、磁力が発生した状態では、発生した磁力によって、前記被吸引部と連結された状態となり、磁力が発生していない状態では、前記被吸引部と非連結状態となる、ホルダと、を含む、動物捕獲装置である。
これによれば、捕獲ネットを、地面から所定の高さだけ上方の位置で地面に対向するように設置し、この位置から落下させるための機構部が、被吸引部及びホルダを含む連結部によって構成され、捕獲ネットの設置及び落下を、ホルダからの磁力の発生及び未発生によって、実現することができる。捕獲ネットを落下させるための機構として、例えば可動部のような複雑な構成を含まないため、メンテナンス性に優れた動物捕獲装置とすることができる。被吸引部及びホルダが非連結状態となり、捕獲ネットが落下する際、捕獲ネットの外縁に取り付けられた被吸引部も落下するため、捕獲ネットを好適に落下させることができる。
この動物捕獲装置は、次のようにすることもできる。前記ホルダは、給電されていない状態で、磁力を発生し、発生した磁力によって、前記被吸引部と連結された状態となり、給電された状態では、磁力を発生せず、前記被吸引部と非連結状態となる、ようにしてもよい。これによれば、ホルダにおける磁力の発生及び未発生を、ホルダへの給電の有無によって、切り替えることができる。ホルダは、給電された場合に、磁力を発生しなくなる。そのため、ホルダへの給電は、捕獲ネットを落下させるタイミングで行えばよく、動物の捕獲前において、捕獲ネットを上方の位置に設置しておく際には、必要ない。従って、省エネルギーを実現することができる。
また、前記連結部は、前記被吸引部と前記ホルダとが連結される連結方向のうち、前記被吸引部が設けられる側が開口し、且つ、前記連結方向に延在する、筒状である被覆部を、含み、前記ホルダは、筒状である前記被覆部の内部空間に収容され、前記被吸引部は、前記ホルダに連結される場合、前記被覆部の開口から、前記被覆部の内部空間に挿入され、前記被覆部は、連結された状態の前記被吸引部及び前記ホルダを、前記被覆部の内部空間に収容する、ようにしてもよい。これによれば、ホルダ全体が、雨等に曝されることを低減することができる。従って、ホルダが腐食及び/又は故障することを抑制することができる。
また、前記連結部は、前記ホルダを、前記第一支柱の上部に取り付けるための取付機構を含み、前記取付機構は、鉛直方向に延在する鉛直部分を含むフック部と、前記フック部の鉛直部分を基準として、鉛直方向に移動し、且つ、回動すると共に、前記フック部に引っ掛けられるリング部と、を含み、前記フック部は、前記被吸引部と前記ホルダとが連結される連結方向において前記被吸引部と連結される前記ホルダの面と反対側の面、及び、前記第一支柱の上部のうちの、何れか一方に取り付けられ、前記リング部は、前記連結方向において前記被吸引部と連結される前記ホルダの面と反対側の面、及び、前記第一支柱の上部のうちの、何れか他方に取り付けられる、ようにしてもよい。これによれば、雨又は風等によって、捕獲ネットが揺れたとしても、捕獲ネットを、地面から所定の高さだけ上方の位置に、好適に設置し続けることができる。
また、前記捕獲ネットは、前記捕獲ネットの外縁を第一の方向に架設された金属製の第一線材と、前記捕獲ネットの外縁を前記第一の方向に交差する第二の方向に架設された金属製の線材であって、前記第一線材と交差する第二線材と、を含み、前記動物捕獲装置は、地面に固定されていない状態で、地面に立てられ、地面に接する一端と反対側である他端において、前記第一線材及び前記第二線材が交差する交差部に接し、地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置された前記捕獲ネットを、支持する第二支柱を、備える、ようにしてもよい。これによれば、捕獲ネットが、自重により弛むことを抑制し、地面から所定の高さだけ上方の位置に、好適に設置された状態とすることができる。第二支柱は、捕獲ネットの自重により、地面の側に押され、これによって、地面に立っている。そのため、動物を捕獲するに際し、被吸引部及びホルダを非連結状態とし、捕獲ネットを、第一支柱に対して非連結の状態とすれば、第二支柱は、支えを失い、自然に倒れる。従って、捕獲ネットを、スムーズに落下させることができる。
本考案によれば、好適に動物を捕獲することが可能なシンプルな構成の動物捕獲装置を得ることができる。
本考案を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本考案は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。また、他の構成を含むようにしてもよい。
<動物捕獲装置>
動物捕獲装置1について、図1及び図2等を参照して説明する。図1及び図2では、連結部30は、簡略化して図示されている。動物捕獲装置1は、鳥獣類、例えば、烏等の鳥類、及び/又は、鹿、猿、猪等の陸上動物を捕獲するための装置である。動物捕獲装置1は、このような動物による被害(鳥獣害)が発生しているような屋外に設置され、動物を捕獲するために用いられる。図1では、捕獲対象の動物として、鹿が図示されている(図5において同じ)。動物捕獲装置1は、捕獲ネット10と、複数の第一支柱20と、連結部30と、複数の第二支柱40を備える。
動物捕獲装置1について、図1及び図2等を参照して説明する。図1及び図2では、連結部30は、簡略化して図示されている。動物捕獲装置1は、鳥獣類、例えば、烏等の鳥類、及び/又は、鹿、猿、猪等の陸上動物を捕獲するための装置である。動物捕獲装置1は、このような動物による被害(鳥獣害)が発生しているような屋外に設置され、動物を捕獲するために用いられる。図1では、捕獲対象の動物として、鹿が図示されている(図5において同じ)。動物捕獲装置1は、捕獲ネット10と、複数の第一支柱20と、連結部30と、複数の第二支柱40を備える。
捕獲ネット10は、地面G(図1で網点を付した四角形領域参照)から所定の高さだけ上方となる位置で地面Gに対向するように設置され、設置された位置から地面Gに落下して、動物を捕獲する。捕獲ネット10は、例えば図1に示すように、1辺の寸法が18m程度の正方形状で、地面Gから、3m程度の高さの位置に設置される。捕獲ネット10において、網目のサイズは、例えば150mm程度とされる。捕獲ネット10は、正方形状の他、長方形状若しくはその他多角形状、又は、円若しくは楕円状等、各種の形状とすることができる。捕獲ネット10の設置高さ、及び、網目サイズは、捕獲対象となる動物によって、適宜設定するとよい。捕獲ネット10は、捕獲ネット10の外縁を形成する側辺L1〜側辺L4の部分を、ステンレス又は鋼材等の金属製の線材で形成し、これに、例えばステンレス線入りのネット(ネット本体)を取り付けたような構成を有する。
捕獲ネット10は、第一線材11及び第二線材12を含む。図1において、第一線材11及び第二線材12は、捕獲ネット10を形成する他の部分と比較し、太い線で図示されている(図2及び図4において同じ)。第一線材11及び第二線材12は、捕獲ネット10の外縁としての側辺L1〜側辺L4を形成するステンレス又は鋼材等の金属製の線材と、同様の線材である。第一線材11は、捕獲ネット10の外縁、詳細には、側辺L1と、側辺L1に対向した側辺L3の間を、第一方向としてのX方向に架設された線材である。第二線材12は、捕獲ネット10の外縁、詳細には、側辺L2と、側辺L2に対向した側辺L4の間を、第二方向としてのY方向に架設された線材である。図1に示す捕獲ネット10では、2本の第一線材11は、側辺L1及び側辺L3のそれぞれを3等分した各位置に、側辺L2及び側辺L4に平行となるように架設されている。2本の第二線材12は、側辺L2及び側辺L4のそれぞれを3等分した各位置に、側辺L1及び側辺L3に平行となるように架設されている。X方向及びY方向の各方向は、互いに交差、具体的には、直交する関係を有する。従って、第一線材11及び第二線材12は、それぞれ交差する。捕獲ネット10において、第一線材11及び第二線材12は、これとは異なる位置に配置されてもよい。例えば、捕獲ネット10の対角位置に、それぞれ1本ずつ配置するようにしてもよい。このような配置であっても、第一線材11及び第二線材12は、それぞれ交差する。この場合、一方の対角線の方向が、第一方向と定義され、他方の対角線の方向が、第二方向と定義される。
複数の第一支柱20は、それぞれが地面Gに対して立った状態で固定される。第一支柱20の地面Gへの固定は、例えば図2に示すように、第一支柱20の下部を地面Gに埋設して行われる。図1に示す例では、4本の第一支柱20が、正方形状の捕獲ネット10の四隅に対応した地点に、それぞれ配置され、且つ、1辺あたり2本の第一支柱20が、側辺L1〜側辺L4の各側辺を、それぞれ3等分した各位置に対応した地点に、配置されている。即ち、合計12本の第一支柱20が、捕獲ネット10の外縁を囲むように、所定の間隔を隔てて、前述した状態で固定されている。
連結部30は、第一支柱20が地面Gに固定された状態で、地面Gから所定の高さ、図1に示す例では、3mだけ上方となる第一支柱20の上部に、それぞれ取り付けられる。従って、動物捕獲装置1は、連結部30を、第一支柱20と同数だけ備える。連結部30は、第一支柱20の上部に取り付けられた状態で、捕獲ネット10の外縁に、それぞれ取り付けられる。即ち、連結部30は、捕獲ネット10を、第一支柱20それぞれに連結する。連結部30によって、複数の第一支柱20に連結された捕獲ネット10は、上述したように、地面Gから所定の高さ(例えば3m)だけ上方となる位置で地面Gに対向するように設置される。連結部30の詳細については、後述する。
第二支柱40は、図2に示すように、地面Gに固定されていない状態で、地面Gに立てられる。第二支柱40は、地面Gに立てられた状態で、地面Gに接する一端と反対側である他端において、第一線材11及び第二線材12が交差する交差部に接する。即ち、第二支柱40は、地面Gから所定の高さ(例えば3m)だけ上方となる位置で地面Gに対向するように設置された捕獲ネット10を、支持する。図1に示す例では、第一線材11及び第二線材12は、それぞれ2本架設されているから、第一線材11及び第二線材12が交差する交差部は、図1に示すように、交差部P1〜交差部P4の4箇所である。従って、動物捕獲装置1は、4本の第二支柱40を備え、捕獲ネット10は、交差部P1〜交差部P4に対応した内部領域で、4本の第二支柱40に支持される。
<連結部>
連結部30について、図3等を参照して説明する。図3は、正方形状の捕獲ネット10の四隅に対応した地点に配置された第一支柱20の上部に取り付けられた連結部30を示す図である。図3において、ハッチングは、断面を示すものである。
連結部30について、図3等を参照して説明する。図3は、正方形状の捕獲ネット10の四隅に対応した地点に配置された第一支柱20の上部に取り付けられた連結部30を示す図である。図3において、ハッチングは、断面を示すものである。
連結部30は、被吸引部32と、ホルダ34と、被覆部36と、取付機構50を含む。被吸引部32は、磁性体によって形成され、捕獲ネット10の外縁に取り付けられる。被吸引部32は、リング部材321を含む。リング部材321は、連結方向において、ホルダ34に吸引され、ホルダ34と連結される被吸引面32Sと反対側の面で、被吸引部32に取り付けられる。連結方向は、被吸引部32とホルダ34が連結される方向である。取り付けは、ねじ止め等によって実現される。リング部材321には、捕獲ネット10の側辺L1〜側辺L4が、連結又は通される。正方形状の捕獲ネット10の四隅に対応した地点に配置された第一支柱20の上部に取り付けられた連結部30に関し、例えば、図1のN部に対応した図3の被吸引部32を例とすれば、この被吸引部32のリング部材321には、側辺L3及び側辺L4の端部が、連結される。この連結は、例えば、側辺L3及び側辺L4の先端を、リング部材321の貫通孔322に通し、側辺L3及び側辺L4の端部を、環状とすることで実現される。捕獲ネット10の四隅以外の地点に配置された第一支柱20の上部に取り付けられた連結部30では、リング部材321の貫通孔322に、側辺L1〜側辺L4の何れかが通される。
ホルダ34は、磁力が発生した状態と、磁力が発生していない状態と、に切り替えられる部材によって構成される。磁力の発生及び未発生は、ホルダ34への給電の有無によって切り替えられる。具体的に、ホルダ34は、給電されていない状態で、磁力を発生し、給電された状態では、磁力を発生しない。従って、ホルダ34に給電されていない場合、ホルダ34は、磁力を発生し、発生した磁力によって、被吸引部32と連結された状態となる。一方、ホルダ34に給電されている場合、ホルダ34は、磁力を発生せず、被吸引部32と非連結状態となる。この場合、被吸引部32が取り付けられ、地面Gから所定の高さだけ上方となる位置で地面Gに対向するように設置された捕獲ネット10は、地面Gに落下する。ホルダ34は、例えば、株式会社下西製作所製の永電磁ホルダによって構成される。ただし、株式会社下西製作所製の永電磁ホルダ同様、給電の有無等によって、磁力の発生の有無を切り替えることが可能な部材であれば、ホルダ34として採用することができる。
被覆部36は、プラスチック又はゴム等の樹脂材等によって形成される。被覆部36は、連結方向のうち、被吸引部32が設けられる側が開口し、且つ、連結方向に延在する筒状である。筒状である被覆部36の内部空間361には、ホルダ34が収容される。被覆部36の底部363には、貫通孔365が形成されている。貫通孔365には、後述するリング部58が挿通される。内部空間361には、さらに、被吸引部32が、ホルダ34に連結された状態で、収容される。即ち、被吸引部32は、内部空間361に収容されているホルダ34に連結される場合、被覆部36の開口から内部空間361に挿入される。このように、被覆部36は、連結された状態の被吸引部32及びホルダ34を、内部空間361に収容する。
取付機構50は、ホルダ34を、第一支柱20の上部に取り付けるための機構である。取付機構50は、フック部52と、リング部58を含む。フック部52は、フック本体部54と、クランプ部56を含む。フック本体部54は、所定の太さの棒材(例えば、丸棒材)を、曲げ加工して形成され、クランプ部56と一体的に構成される。フック本体部54は、図3に示すように、鉛直方向に延在する鉛直部分541と、水平方向に延在する水平部分543を含む。連結部30が、図3に示す状態であるとき、連結方向は、水平方向に一致する。鉛直部分541と水平部分543を繋ぐコーナー部分545は、図3(A)に示すように、所定の曲率とされている。クランプ部56は、図3(A)に示すように、鉛直部分541が水平部分543より上側で、且つ、鉛直部分541が鉛直となるよう、第一支柱20の上部に取り付けられる。これによって、フック部52は、第一支柱20の上部に取り付けられた状態となる。
リング部58は、連結方向において、被吸引部32を吸引し、被吸引部32と連結される吸引面34Sと反対側の面で、ホルダ34に取り付けられる。取り付けは、例えば、ねじ止めによって実現される。リング部58には、上述した状態で、第一支柱20の上部に取り付けられたフック部52のフック本体部54、具体的には、鉛直部分541が、挿入される。これによって、リング部58は、第一支柱20の上部に取り付けられたフック部52に引っ掛けられた状態となり、ホルダ34は、被覆部36の内部空間361に収容された状態で、第一支柱20の上部に取り付けられる。
リング部58は、鉛直部分541を基準として、鉛直方向に移動することができる(図3(A)で「鉛直移動」と記載の両矢の矢印参照)。なお、リング部58は、コーナー部分545を介して水平部分543に移動可能で、水平部分543を水平方向に移動することもできる。また、リング部58は、鉛直部分541を基準として、回動することができる(図3(B)で「回動」と記載の両矢の矢印参照)。リング部58の内径は、フック部52の外径より径大であって、このような移動及び回動が、スムーズに行われるような寸法とされる。従って、リング部58を介してフック部52に引っ掛けられたホルダ34は、鉛直部分541を基準として、鉛直方向に移動し、回動することができる。
取付機構50は、図3に示す構成の他、図4に示すような取付機構60としてもよい。図4(A),(B)は、それぞれ、図3(A),(B)に対応する。取付機構60によっても、取付機構50と同様の機能を得ることができる。取付機構60は、フック部62と、リング部64を含む。フック部62は、フック本体部54と同様にして形成され、鉛直部分621と、水平部分623を含む。フック部62は、連結方向において、吸引面34Sと反対側の面で、ホルダ34に取り付けられる。このとき、フック部62は、貫通孔365に挿通される。ホルダ34への取り付けは、リング部58と同様にして行われる。
リング部64は、リング本体部66と、クランプ部68を含み、両者は、一体的に構成される。クランプ部68は、図4(A)に示すように、リング本体部66の貫通孔661の軸心方向が鉛直となるよう、第一支柱20の上部に取り付けられる。鉛直部分621は、図4(A)に示すように、鉛直な状態で、リング本体部66(貫通孔661)に挿入される。これによって、フック部62は、第一支柱20の上部に取り付けられたリング部64に引っ掛けられた状態となり、ホルダ34は、被覆部36の内部空間361に収容された状態で、第一支柱20の上部に取り付けられる。
鉛直部分621がリング本体部66に挿入された状態で、鉛直部分621は、鉛直方向に移動し、回動することができる。従って、取付機構60においても、取付機構50の場合と同様に、フック部62を介してリング部64に引っ掛けられたホルダ34は、鉛直方向に移動し(図4(A)で「鉛直移動」と記載の両矢の矢印参照)、鉛直部分621を基準として、回動することができる(図4(B)で「回動」と記載の両矢の矢印参照)。なお、取付機構60における鉛直移動及び回動等に関し、鉛直部分621を基準とすれば、リング本体部66(リング部64)は、鉛直部分621を鉛直方向に移動し、且つ、回動すると共に、フック部62に引っ掛けられることとなる。フック部62、鉛直部分621、リング本体部66及びクランプ部68は、それぞれ、取付機構50における、フック部52(フック本体部54)、鉛直部分541、リング部58及びクランプ部56に対応する構成である。従って、取付機構60について、この他の説明は、省略する。
<動物捕獲システム>
動物捕獲装置1を備える動物捕獲システム7について、図5等を参照して説明する。図5では、連結部30は、簡略化して図示されている。動物捕獲システム7は、動物捕獲装置1の他、暗視カメラ71と、赤外線ライト73と、電源75と、コントロールボックス77と、モニタ装置79と、スイッチ81を備える。暗視カメラ71は、図1に示すように、地面Gに設置された動物捕獲装置1を撮像する。赤外線ライト73は、赤外線を照射する。赤外線ライト73は、暗視カメラ71にて撮像された画像の状態に応じて、複数台設置するようにしてもよい。図5に示す動物捕獲システム7は、2台の赤外線ライト73を備える。暗視カメラ71の台数は、暗視カメラ71にて撮像された画像の状態に応じて、適宜変更するとよい。電源75は、暗視カメラ71と、赤外線ライト73と、コントロールボックス77と、モニタ装置79に、電気的に接続され、これら各部に、電力を供給する。電源75によって供給される電力の電圧は、例えば、100Vである。
動物捕獲装置1を備える動物捕獲システム7について、図5等を参照して説明する。図5では、連結部30は、簡略化して図示されている。動物捕獲システム7は、動物捕獲装置1の他、暗視カメラ71と、赤外線ライト73と、電源75と、コントロールボックス77と、モニタ装置79と、スイッチ81を備える。暗視カメラ71は、図1に示すように、地面Gに設置された動物捕獲装置1を撮像する。赤外線ライト73は、赤外線を照射する。赤外線ライト73は、暗視カメラ71にて撮像された画像の状態に応じて、複数台設置するようにしてもよい。図5に示す動物捕獲システム7は、2台の赤外線ライト73を備える。暗視カメラ71の台数は、暗視カメラ71にて撮像された画像の状態に応じて、適宜変更するとよい。電源75は、暗視カメラ71と、赤外線ライト73と、コントロールボックス77と、モニタ装置79に、電気的に接続され、これら各部に、電力を供給する。電源75によって供給される電力の電圧は、例えば、100Vである。
コントロールボックス77は、動物捕獲装置1が備える全てのホルダ34に、電気的に接続され、ホルダ34それぞれに対する電力の供給を制御する。コントロールボックス77は、電源75から供給される電力の電圧を変換する。例えば、電圧を、100Vから24Vに変換する。コントロールボックス77には、スイッチ81が、電気的に接続されている。コントロールボックス77は、スイッチ81がオンされた場合、24Vの電力を、ホルダ34に供給する。
モニタ装置79は、暗視カメラ71にて撮像された画像を表示する。スイッチ81は、コントロールボックス77から、ホルダ34への電力の供給を開始させるためのスイッチであって、監視者によって、操作される。例えば、スイッチ81が操作され、スイッチ81がオンされた場合、コントロールボックス77から、ホルダ34に、24Vの電力が供給される。動物捕獲システム7において、モニタ装置79及びスイッチ81は、例えば図5に示すように、監視者が待機する監視小屋83内に設置される。動物捕獲装置1と、監視小屋83は、数十メートル〜100メートル程度、離れている。
動物捕獲システム7によって、例えば図5に示すような鹿等の動物を捕獲する場合、動物捕獲装置1を、例えば、これら動物が現れ、被害(鳥獣害)が発生している屋外に設置する。その後、捕獲ネット10の下側となる地面Gに、餌を置く。この状態で、監視者は、監視小屋83に移動し、モニタ装置79を確認しつつ、鹿等の動物が、捕獲ネット10の下側に入り込むまで、待機する。監視者は、待機中、例えば図5に示すように、捕獲対象の動物が、捕獲ネット10の下側に来たとき、スイッチ81をオンさせる。これによって、コントロールボックス77から、全てのホルダ34に電力が供給される。ホルダ34は、磁力が発生していない状態となり、ホルダ34と、被吸引部32は、非連結状態となる。これに伴い、被吸引部32が取り付けられた捕獲ネット10は、落下し、捕獲ネット10の下側にいた動物が捕獲される。その後、監視者は、動物捕獲装置1が設置された場所に向かい、捕獲された動物を、適切に処理する。なお、このような動物の捕獲は、夜間に行われる。日中、行う場合、暗視カメラ71は、通常のカメラとされ、赤外線ライト73は、省略される。
<本実施形態による効果>
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)動物捕獲装置1では、給電されていない状態で磁力を発生し、給電された状態で磁力を発生しないホルダ34を用い、被吸引部32とホルダ34の連結を実現することとした。そのため、捕獲ネット10を、地面Gから所定の高さだけ上方の位置で地面Gに対向するように設置し、この上方位置から落下させるための機構部を、被吸引部32及びホルダ34を含む、シンプルな構成の連結部30によって構成することができる。連結部30は、シンプルな構成であるため、メンテナンス回数を少なくすることが可能であり、メンテナンス性に優れた動物捕獲装置1とすることができる。被吸引部32及びホルダ34が非連結状態となり、捕獲ネット10が落下する際、被吸引部32も落下するため、捕獲ネット10を好適に落下させることができる。給電された状態で磁力を発生しないホルダ34としたため、捕獲ネット10を、地面Gから所定の高さだけ上方の位置で地面Gに対向するように設置している状態では、給電は不要である。そのため、省エネルギーを実現することができる。
(2)連結された状態の被吸引部32及びホルダ34を、被覆部36の内部空間361に収容することとした。そのため、動物捕獲装置1を屋外に設置した状態において、被吸引部32及びホルダ34が、露出し、雨等に曝されることを低減することができる。従って、ホルダ34が腐食及び/又は故障するといった事態の発生を抑制することができる。
(3)第一支柱20の上部へのホルダ34の取り付けを、鉛直移動及び回動可能な取付機構50(取付機構60)を介して行うこととした。そのため、雨又は風等によって、地面Gから所定の高さだけ上方の位置で地面Gに対向するように設置された捕獲ネット10が揺れたとしても、ホルダ34の鉛直方向の位置及び向きを、揺れに対応した方向とすることができる。捕獲ネット10の揺れに起因し、被吸引面32S及び吸引面34Sに作用する力を低減させ、落下のタイミングではないタイミングで、被吸引部32及びホルダ34が、非連結状態となることを抑制することができる。従って、捕獲ネット10を、地面Gから所定の高さだけ上方の位置に、好適に設置し続けることができる。なお、捕獲ネット10の揺れに起因し、被吸引面32S及び吸引面34Sに作用する力は、被吸引部32及びホルダ34の連結を阻害する。
(4)捕獲ネット10の寸法が、例えば、上述したような寸法(図1参照)である場合、捕獲ネット10が、地面Gから所定の高さだけ上方の位置で地面Gに対向するように設置された場合、捕獲ネット10の中心を含む内部領域で、捕獲ネット10が弛むことが想定される。この点に関し、動物捕獲装置1では、捕獲ネット10が、第一線材11及び第二線材12を含み、第一線材11及び第二線材12が交差する交差部P1〜交差部P4の位置に、第二支柱40を地面Gに対して固定されていない状態で設けることとした。そのため、捕獲ネット10を第二支柱40で支え、捕獲ネット10が弛むことを防止することができる。第二支柱40は、捕獲ネット10の自重により、地面Gの側に押され、これによって、地面Gに立っている。そのため、被吸引部32及びホルダ34を非連結状態とし、捕獲ネット10を、第一支柱20に対して非連結の状態とすれば、第二支柱40は、支えを失い、自然に倒れる。従って、第二支柱40を設けたとしても、捕獲ネット10を、スムーズに落下させることができる。
1 動物捕獲装置
10 捕獲ネット、 L1〜L4 側辺
11 第一線材、 12 第二線材、 P1〜P4 交差部
20 第一支柱
30 連結部、 32 被吸引部、 32S 被吸引面、 321 リング部材
322 貫通孔
34 ホルダ、 34S 吸引面
36 被覆部、 361 内部空間、 363 底部、 365 貫通孔
40 第二支柱
50 取付機構、 52 フック部、 54 フック本体部、 541 鉛直部分
543 水平部分、 545 コーナー部分、 56 クランプ部、 58 リング部
60 取付機構、 62 フック部、 621 鉛直部分、 623 水平部分
64 リング部、 66 リング本体部、 661 貫通孔、 68 クランプ部
7 動物捕獲システム、 71 暗視カメラ、 73 赤外線ライト、 75 電源
77 コントロールボックス、 79 モニタ装置、 81 スイッチ
83 監視小屋、 G 地面
10 捕獲ネット、 L1〜L4 側辺
11 第一線材、 12 第二線材、 P1〜P4 交差部
20 第一支柱
30 連結部、 32 被吸引部、 32S 被吸引面、 321 リング部材
322 貫通孔
34 ホルダ、 34S 吸引面
36 被覆部、 361 内部空間、 363 底部、 365 貫通孔
40 第二支柱
50 取付機構、 52 フック部、 54 フック本体部、 541 鉛直部分
543 水平部分、 545 コーナー部分、 56 クランプ部、 58 リング部
60 取付機構、 62 フック部、 621 鉛直部分、 623 水平部分
64 リング部、 66 リング本体部、 661 貫通孔、 68 クランプ部
7 動物捕獲システム、 71 暗視カメラ、 73 赤外線ライト、 75 電源
77 コントロールボックス、 79 モニタ装置、 81 スイッチ
83 監視小屋、 G 地面
Claims (5)
- 屋外に設置され、動物を捕獲するための動物捕獲装置であって、
地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置され、設置された位置から地面に落下して、動物を捕獲する捕獲ネットと、
前記捕獲ネットを、地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置するための支柱であって、所定の間隔を隔てて、それぞれが地面に対して立った状態で固定される、複数の第一支柱と、
前記第一支柱が地面に固定された状態で、地面から所定の高さだけ上方となる前記第一支柱の上部に、それぞれ取り付けられると共に、前記第一支柱の上部に取り付けられた状態で、前記捕獲ネットの外縁に、それぞれ取り付けられ、前記捕獲ネットを、前記第一支柱それぞれに連結する、連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記捕獲ネットの外縁に取り付けられ、磁性体によって形成される被吸引部と、
前記第一支柱の上部に取り付けられ、磁力が発生した状態と、磁力が発生していない状態と、に切り替えられ、磁力が発生した状態では、発生した磁力によって、前記被吸引部と連結された状態となり、磁力が発生していない状態では、前記被吸引部と非連結状態となる、ホルダと、を含む、動物捕獲装置。 - 前記ホルダは、
給電されていない状態で、磁力を発生し、発生した磁力によって、前記被吸引部と連結された状態となり、
給電された状態では、磁力を発生せず、前記被吸引部と非連結状態となる、請求項1に記載の動物捕獲装置。 - 前記連結部は、前記被吸引部と前記ホルダとが連結される連結方向のうち、前記被吸引部が設けられる側が開口し、且つ、前記連結方向に延在する、筒状である被覆部を、含み、
前記ホルダは、筒状である前記被覆部の内部空間に収容され、
前記被吸引部は、前記ホルダに連結される場合、前記被覆部の開口から、前記被覆部の内部空間に挿入され、
前記被覆部は、連結された状態の前記被吸引部及び前記ホルダを、前記被覆部の内部空間に収容する、請求項1又は請求項2に記載の動物捕獲装置。 - 前記連結部は、前記ホルダを、前記第一支柱の上部に取り付けるための取付機構を含み、
前記取付機構は、
鉛直方向に延在する鉛直部分を含むフック部と、
前記フック部の鉛直部分を基準として、鉛直方向に移動し、且つ、回動すると共に、前記フック部に引っ掛けられるリング部と、を含み、
前記フック部は、前記被吸引部と前記ホルダとが連結される連結方向において前記被吸引部と連結される前記ホルダの面と反対側の面、及び、前記第一支柱の上部のうちの、何れか一方に取り付けられ、
前記リング部は、前記連結方向において前記被吸引部と連結される前記ホルダの面と反対側の面、及び、前記第一支柱の上部のうちの、何れか他方に取り付けられる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の動物捕獲装置。 - 前記捕獲ネットは、
前記捕獲ネットの外縁を第一の方向に架設された金属製の第一線材と、
前記捕獲ネットの外縁を前記第一の方向に交差する第二の方向に架設された金属製の線材であって、前記第一線材と交差する第二線材と、を含み、
前記動物捕獲装置は、地面に固定されていない状態で、地面に立てられ、地面に接する一端と反対側である他端において、前記第一線材及び前記第二線材が交差する交差部に接し、地面から所定の高さだけ上方となる位置で地面に対向するように設置された前記捕獲ネットを、支持する第二支柱を、備える、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の動物捕獲装置。
Priority Applications (1)
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JP2011004651U JP3171225U (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 動物捕獲装置 |
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JP3171225U true JP3171225U (ja) | 2011-10-20 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014000036A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Cams:Kk | 落下式動物捕獲装置 |
CN103598174A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-02-26 | 中安(天津)航空设备有限公司 | 一种机场草坪捕鸟装置 |
JP2017010400A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社岩田鉄工所 | 強盗対策装置 |
KR20200022629A (ko) * | 2018-08-23 | 2020-03-04 | 고유길 | 유해 동물 포획장치 |
JP2020115784A (ja) * | 2019-01-24 | 2020-08-06 | 株式会社試作サポーター四日市 | 有害動物の捕獲装置 |
-
2011
- 2011-08-08 JP JP2011004651U patent/JP3171225U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103598174B (zh) * | 2013-12-16 | 2015-11-18 | 中安(天津)航空设备有限公司 | 一种机场草坪捕鸟装置 |
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KR102132159B1 (ko) | 2018-08-23 | 2020-07-09 | 고동현 | 유해 동물 포획장치 |
JP2020115784A (ja) * | 2019-01-24 | 2020-08-06 | 株式会社試作サポーター四日市 | 有害動物の捕獲装置 |
JP7202566B2 (ja) | 2019-01-24 | 2023-01-12 | 株式会社試作サポーター四日市 | 有害動物の捕獲装置 |
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