JP3171149U - 墨汁容器用注ぎ口付キャップ - Google Patents

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晴美 塚田
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Abstract

【課題】墨汁が流出可能な注ぎ口が付いたキャップにおいて、注ぎ口を開放した状態での容器の転倒などによる墨汁の流出、飛沫を防止するために設けられた注ぎ口用キャップを不要にした墨汁容器用注ぎ口付キャップを提供する。【解決手段】側面の任意の1箇所に注ぎ口とその注ぎ口の逆側側面に空気孔を有する液体用容器用の注ぎ口付のキャップにおいて、キャップ本体の中心に墨汁遮断部2、及び空気遮断部3を有した押し込み棒、及びキャップ本体下面から下方向に向かって延びた嵌合部に、下面に通過孔を有した押し込み棒のストッパー部材を設け、押し込み棒を押し込んだ時にのみ墨汁が注ぎ口より外部に流出する構造を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、墨汁の流出可能な注ぎ口を有する墨汁容器用キャップに関する。
書道の際用いる墨汁(墨液)容器には墨汁が流出可能な注ぎ口が付いたキャップが広く用いられている。
そして、その注ぎ口には容器の保管時に墨汁が流出しないように注ぎ口用キャップが設けられている。
しかし、このような従来の墨汁容器は墨汁を必要量分注させるために注ぎ口から硯等に墨汁を流出させた後、毎回注ぎ口用キャップで閉栓するのが手間であった。
なお、使用始めの開栓後から、使用終了後の保管時の際の閉栓まで注ぎ口を開放したままにした時、途中に容器を移動する場合や誤って容器を転倒させてしまった場合などに意図せぬ場所に墨汁が流出、あるいは飛沫することがあり不便だった。
また、注ぎ口用キャップはキャップ本体に比べて小さく、紛失する危険もあった。
また、注ぎ口用キャップは墨汁が付着した注ぎ口に使用するため、開栓及び閉栓を繰り返すと注ぎ口に付着した墨汁が注ぎ口用キャップを介して手を汚してしまうという不都合もあった。
そこで、本考案は、側面の任意の1箇所に注ぎ口とその注ぎ口の逆側側面に空気孔を有する液体用容器用の注ぎ口付のキャップにおいて、キャップ本体の中心に墨汁遮断部、及び空気遮断部を有した押し込み棒、及びキャップ本体下面から下方向に向かって延びた嵌合部に、下面に通過孔を有した押し込み棒のストッパー部材を設け、押し込み棒を押し込んだ時にのみ墨汁が注ぎ口より外部に流出する墨汁容器用注ぎ口付キャップを提供しようとするものである。
また、本考案は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のキャップにおいて押し込み棒の下端にバネ支持部、及びバネ部材を設け、押し込み棒の押し込む力を解放したときに押し込み棒が自動復帰する墨汁容器用注ぎ口付キャップを提供しようとするものである。
本考案に係るキャップによれば、側面の任意の1箇所に注ぎ口とその注ぎ口の逆側側面に空気孔を有する墨汁用容器用の注ぎ口付のキャップにおいてキャップ本体の中心に墨汁遮断部、及び空気遮断部を有した押し込み棒を設け、押し込み棒を押し込んだ時にのみ墨汁が注ぎ口より外部に流出する構造を有することにより、誤って容器を転倒させてしまった場合でも墨汁が外部に流出しない効果がある。
また、特別に注ぎ口用キャップを設ける必要がない為、注ぎ口用キャップを紛失する危険がない効果がある。
また、特別に注ぎ口用キャップを設ける必要がない為、注ぎ口に付着した墨汁が注ぎ口用キャップを介して手を汚す不都合がない効果がある。
また、本考案は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のキャップにおいて押し込み棒の下端にバネ支持部、及びバネ部材を設け、バネ支持部にコイルバネを設け、押し込み棒の押し込む力を解放したときに押し込み棒が自動復帰する構造を有することにより使用者が押し込み棒を押し込んで墨汁を必要量、外部に流出させた後、特別の操作をすることなく押し込み棒が初期位置に自動復帰し閉栓する効果がある。
図に記載の実施例により本考案を説明する。
図1において、キャップ本体(1)の中心に墨汁遮断部(2)、及び空気遮断部(3)を有した押し込み棒(4)、及びキャップ本体(1)下面から下方向に向かって延びた嵌合部(5)に、下面に通過孔(6)を有した押し込み棒のストッパー部材(7)を設ける。
キャップ本体(1)側面の1箇所に墨汁の注ぎ口(8)を有し、その注ぎ口は墨汁流動部(9)を通じ、墨汁誘導路(10)につながっている。
初期状態では墨汁誘導路(10)はその下端を押し込み棒(4)のフランジ(11)の上面に設けてある墨汁遮断部(2)により遮断されている。
キャップ本体(1)側面の注ぎ口(8)の逆側にキャップ本体(1)中心方向に向けて空気孔(12)を有し、空気誘導路(13)につながっている。
初期状態では空気誘導路(13)はその下端を押し込み棒(4)のフランジ(11)の上面に設けてある空気遮断部(3)により遮断されている。
押し込み棒(4)下部には下方に円筒、若しくは円柱状に延びたバネ支持部(14)にコイル状のバネ部材(15)が取り付けられており、キャップ本体(1)下面から下方向に向かって延びた嵌合部(5)に、下面に通過孔(6)を有した押し込み棒のストッパー部材(7)が螺合されている。
嵌合部(5)とストッパー部材(7)は螺合以外にも圧入、接着、溶着などでもよい。
図2において、押し込み棒(4)を押し込むことにより、フランジ(11)が下方に移動してフランジ(11)の上面の墨汁遮断部(2)と空気遮断部(3)が墨汁誘導路(10)と空気誘導路(13)をそれぞれ開放し、この状態で注ぎ口が下に向くように容器(16)を傾けると容器内部に貯蔵された墨汁がストッパー部材(7)の通過孔を通り、さらに開放された墨汁遮断部(2)から墨汁誘導路(10)を介して墨汁流動部(9)通り、注ぎ口(8)から外部に流出される。
また、同時に外部の空気が空気孔(12)から空気誘導路(13)を介して開放された空気遮断部(3)を通過し、さらに通気孔を通り容器(16)内部に流入し墨汁と容量置換する。
押し込み棒(4)の押し込む力を解放したときに押し込み棒(4)がバネ部材(15)の作用により押し込み棒(4)を初期位置まで自動復帰し、墨汁遮断部(2)と空気遮断部(3)ともにそれぞれの流動を遮断する。
図3においては、押し込み棒(4)の押し込み部を覆う保護部材(17)を設けることにより、例えば容器の収納具内でのご操作を防止することが出来る。
本考案墨汁容器用注ぎ口付キャップの実施例の断面図 本考案墨汁容器用注ぎ口付キャップの使用態様を示す実施例の断面図 本考案墨汁容器用注ぎ口付キャップの使用態様を示す他の実施例の斜視図 従来技術の一実施例の斜視図
1 キャップ本体
2 墨汁遮断部
3 空気遮断部
4 押し込み棒
5 嵌合部
6 通気孔
7 ストッパー部材
8 注ぎ口
9 墨汁流動部
10 墨汁誘導路
11 フランジ
12 空気孔
13 空気誘導路
14 バネ支持部
15 バネ部材
16 容器
17 保護部材

Claims (2)

  1. 側面の任意の1箇所に注ぎ口とその注ぎ口の逆側側面に空気孔を有する墨汁容器用の注ぎ口付のキャップにおいて、キャップ本体の中心に墨汁遮断部、及び空気遮断部を有した押し込み棒、及びキャップ本体下面から下方向に向かって延びた嵌合部に、下面に通過孔を有した押し込み棒のストッパー部材を設け、押し込み棒を押し込んだ時にのみ墨汁が注ぎ口より外部に流出する墨汁容器用注ぎ口付キャップ。
  2. 請求項1に記載のキャップにおいて押し込み棒の下端にバネ支持部、及びバネ部材を設け、押し込み棒の押し込む力を解放したときに押し込み棒が自動復帰する墨汁容器用注ぎ口付キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014028645A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出キャップ

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