JP3171105U - 草飛散防止カバー付き草刈機 - Google Patents

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【課題】ハンディタイプの草刈機において、回転刃に接触することによる危険性や飛散した草による危険性を回避することができる草刈機を提供する。【解決手段】草刈機本体2と草飛散防止カバー3とナイロンコード締着構造20からなり、草刈機本体の下側に草飛散防止カバーが取り付けられており、草刈機の回動軸にナイロンコード締着構造によってナイロンコード5が狭着される構成とした。また、該草飛散防止カバー3が平面視台形状であり、草刈機本体2に設置した際にカバー後方端部に、下方に向けて略垂直にカバー後壁が設けられる構成とした。【選択図】図3

Description

本考案はハンディタイプの草刈機において、刈った後の草などが主に後方に飛散することを防止する飛散防止カバーを設け、かつ回転刃の代わりにナイロンコードを使用可能としたことを特徴とする草刈機に関する。
従来から地面に生えた草などを刈るための様々なタイプの草刈機が開発されている。大きくは、草刈機本体上部に把持部が設けられており、手から近い位置で草を刈るハンディタイプの草刈機と、草刈機本体に1m〜2m程度の棒が設けられており、その棒の他端に把持部が設けられており、手から遠い位置で草を刈るタイプの草刈機とがある。
ハンディタイプの草刈機としては、例えば実登第3161498号公報に開示されているグラインダ兼用カッターのように本体前方下部に円形の回転刃が設けられているものが一般的である。
実登第3161498号公報
しかしながら従来のハンディタイプの草刈機には、大きく以下の二点の問題があった。
一点目は、草を刈る刃に金属性の回転刃(回転鋸)を用いるため、取り扱いに危険を生じていた点である。ハンディタイプの草刈機では回転刃に近い位置で草刈機を操作することになる。そのため、作業中に誤って回転刃に触れたり、回転刃が足などに接触をして怪我をしてしまう危険性があった。
二点目は、刈った後の草による危険が生じていた点である。回転刃は高速で回転することから、刈られた後の草は高速で周囲、特に後方へと飛散することとなる。草の飛散数や飛散のスピードは凄まじく、飛散した草に肌などが接触することで切り傷を生じることも多々あり、草の飛散による危険性があった。
本考案は草を刈るための刃にナイロンコードを用い、かつ刈った後の草の飛散を防止するための飛散防止カバーを設けることで、回転刃に接触することによる危険性や飛散した草による危険性を回避することができる草刈機を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は、草刈機本体と草飛散防止カバーとナイロンコード締着構造からなり、草刈機本体の下側に草飛散防止カバーが取り付けられており、草刈機の回動軸にナイロンコード締着構造によってナイロンコードが狭着されていることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、該草飛散防止カバーが平面視台形状であり、草刈機本体に設置した際にカバー後方端部に、下方に向けて略垂直にカバー後壁が設けられていることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、該草飛散防止カバーの後方端部が、外側に湾曲していることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、カバー後壁の垂直方向の高さ幅が約4cmであることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、該締着構造はワッシャ、ナイロンコード、コード狭着リング、固定ボルトから構成されており、コード狭着リングは円柱状部材において一面に凹部を設けることで側壁を作り、かつ該側壁に対向して2箇所孔部を設け、該孔部にナイロンコードを挿通させることでナイロンコードを略水平に保ち、固定ボルトに下方からワッシャ、ナイロンコードを挿通させたコード狭着リングの順に通して、草刈機本体の回動部に該固定ボルトを挿入固定し、ワッシャとコード狭着リングによってナイロンコードが挟まれ固定されることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、該締着構造はナット、ワッシャ、ナイロンコード、コード狭着リングから構成されており、草刈機本体の回動部から突出した回動軸に、ナット、ワッシャ、コード狭着リングがそれぞれこの順序で挿入されており、ワッシャとコード狭着リングとによってナイロンコードが挟まれ固定されることを要旨とする。
また本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機は前記構成においてさらに、ワッシャ又はコード狭着リングのナイロンコード接触面に、所定間隔で並行に複数の溝が形成されていることを要旨とする。
本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機によると、草刈機本体と草飛散防止カバーとナイロンコード締着構造からなり、草刈機本体の下側に草飛散防止カバーが取り付けられており、草刈機の回動軸にナイロンコード締着構造によってナイロンコードが狭着されているため、ナイロンコードにより刈られた草や芝などが上側や後方に向かって飛散することがなくなり、飛散した草により使用者が怪我をする危険性がなくなる。
また、本体下部にカバーを設けたことで、使用者の手や足が刃に触れる危険性が減り、さらに刃には金属製の回転刃ではなくナイロン製のナイロンコードを使用可能としたため、仮に誤って回転中のナイロンコードに触れたとしても、怪我をする危険性がなくなる。
実施例1に係る草飛散防止カバー付き草刈機の参考平面図である。 実施例1に係る草飛散防止カバー付き草刈機の参考右側面図である。 実施例1に係る草飛散防止カバー付き草刈機の参考斜視図である。 実施例1に係る草飛散防止カバー付き草刈機のナイロンコード締着部分の参考図である。 実施例2に係る草飛散防止カバー付き草刈機のナイロンコード締着部分の参考図である。 実施例1に係る別態様の草飛散防止カバー付き草刈機の参考斜視図である。
以下、本考案の好ましい実施の形態につき説明する。
本考案の一実施形態を図1から図4、及び図6を参照しながら詳細に説明する。図1は本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機の参考平面図であり、図2はその参考右側面図であり、図3はその参考斜視図であり、図4はそのナイロンコード締着部分を拡大した参考説明図であり、図6は別態様の草飛散防止カバー付き草刈機の参考斜視図である。(1)は本実施例に係る草飛散防止カバー付き草刈機、(2)は草刈機本体、(3)は草飛散防止カバー、(4)は把持部、(5)はナイロンコード、(6)はカバー後壁、(7)はカバー側壁、(8)は電源コード、(9)は前方端部、(10)は後方端部、(11)は左端部である。
本考案に係る草飛散防止カバー付き草刈機(1)は主に草刈機本体(2)と草飛散防止カバー(3)からなり、草や芝等を刈るための刃の部分に、一般的に用いられる回転刃の代わりにナイロンコードを取り付け可能とした点に特徴がある。
本考案に用いられる草刈機本体(2)は、本体に把持部(4)がついており、先端下部に刃を取り付けるための回動する軸がついているものであればどのようなものでもよい。例えばグラインダや刈払機、草刈機、ポリシャ、回転式バリカンなどが適用可能であるが、回転数や馬力の観点から、とりわけ工具のサンダーを用いることが好ましい。
回動軸は、無負荷状態で、毎分6000回転から12000回転程度のものを用いることが好ましいが、これに限定されるものではない。
本考案では、草刈機本体(2)の下部に草飛散防止カバー(3)が取り付けられる。草飛散カバーの材質としては、エンジニアリングプラスチック、塩化ビニル等の樹脂やステンレス、アルミ等の金属など、強度と耐久性があり成形が容易にできるものであれば、どのようなものでもよい。ステンレスやアルミは強度と耐久性があり、かつ軽量であることから特に好ましい。
草飛散防止カバーは、草刈機本体の下側を広く覆うことができれば形状は限定されないが、図1や図3に示すように、草刈機前方端部(9)を短辺、草刈機後方端部(10)を長辺とする平面視台形状の平板とすることが好ましい。これは、草刈機で草を刈ると、草は前方よりも後方に拡散して飛び散るためである。草刈機を操作する者は草刈機の後方に位置するため、後方への草の飛散を防止する観点から、後方を広くとったカバーを用いることが好ましい。
出願人が種々の草刈機本体を用いて、カバーのサイズを変更しながら確認したところ、より具体的には草刈機前方端部の長さは約16cm、後方端部の長さは約23cmとすることが最も好ましいことが分かった。また、前方端部から後方端部までの長さは、草刈機本体の長さと同じか、本体よりも数センチ長い程度が好ましい。
カバーのサイズをこのようにすることで、草刈機を取り扱う際にカバーが邪魔にならず、かつ草の上方及び後方への飛散を効率よく防止することができる。
また、草飛散防止カバー(3)の後方端部(10)には、端部に対して略垂直となるよう下側にカバー後壁(6)を設けている。この後壁は、後方端部の左端から右端にわたって設けられる。後壁の高さは任意であるが、約2cmから4cmとすることが好ましく、約4cmとすることが最も好ましい。
この高さをとることで、刈られた後の草は後方に飛散するものの、後壁に阻まれることでそこからさらに後ろ側へは飛散しないためである。
また、本実施例の草刈機を実際に使用する際、ナイロンコードが地面から約2cmの高さで回転するように調整すると、草の根をきれいに切ることができる。後壁の下端を地面にあてることで、草刈機本体が地面からどの程度の高さに位置するのか容易に把握することができる。例えば、後壁の高さ幅が4cmである場合、草刈機本体をやや前方に傾けることで、ナイロンコードが地面から2cm程度の高さで回転するように位置取りを調整することができる。
図1や図3に示すように、草飛散防止カバー(3)において草の飛散を効率よく防止するには、最低限上述のカバー後壁(6)を設けるだけでよいが、これに加えてカバーの左右両端部にカバー側壁(7)を設けてもよい。本考案に係る草刈機(1)では、カバーの左端部(11)の後方下部にカバー側壁(7)をカバー後壁(6)と固着させて設けている。
本考案に用いる草刈機本体(2)の刃(ナイロンコード)は時計回りに回転する。そのため、刈った後の草は主に使用者から見て右側(図1では左側)に多く飛散することとなる。従って、時計回りに回転する器具を用いる場合は、図1や図3に示すように、カバーの左端部(11)にカバー側壁(7)を設けると、草の飛散を効率よく防止することができる。なお、反時計回りに刃が回転する場合は、逆側にカバー側壁を設けるとよい。
また、草飛散防止カバー(3)は、上述の通り平面視略台形としてもよいが、図6に示すように、外側に弧を描くように後方端部(10)を湾曲させてもよい。草飛散防止カバーをこのような形状としても、刈った後の草や芝などが上側や後方に飛散するのを防止することができる。また、角ができないことから草飛散防止カバーが足などに当たった場合に痛みを感じることもなくなり、扱う際の危険が少なくなる。
草刈機本体(2)と草飛散防止カバー(3)との固着方法は、両者が外れず固着することができれば方法は問わないが、例えばカバーに金属製のベルトを取り付け、このベルトを本体に巻いて固定する方法が考えられる。その他、カバーをビスやネジにより本体に取り付け可能としてもよい。
なお、草飛散防止カバー(3)は刈った後の草や芝などが使用者側へ飛散することを防止するとともに、使用者の手や足などが誤って刃に触れないようにする役割も担っている。
次に、本考案にかかる草飛散防止カバー付き草刈機(1)のもう一つの特徴である、ナイロンコードを取り付け可能とした仕組みについて主に図4を参照しながら説明する。図4は、草刈機本体(2)前方下部にある刃を取り付けるための回動部分を拡大した参考説明図である。(12)は草刈機回動部、(15)はワッシャ、(5)はナイロンコード、(17)はコード狭着リング、(20)はナイロンコード締着構造、(22)は固定ボルト、(23)はコード挿入用孔部、(24)は底面、(25)は側壁である。
本実施例に係る草刈機のナイロンコード締着構造(20)は主に草刈機本体下部の回動部(12)と、ナイロンコードを挿入固定するためのコード狭着リング(17)及びワッシャ(15)と、コード狭着リングとワッシャを回動部に固定するための固定ボルト(22)とからなる。
コード狭着リング(17)は図4に示すように、平たい略円柱状のリング部材において、中央部分に凹みを設けることにより、底面(24)と側壁(25)を構成している。側壁の高さ幅は任意であるが、少なくともナイロンコードの幅よりは大きくとるものとする。
そして、側壁には対向して2箇所、コードを挿入するための孔部(23)を設けている。この孔部にコードを挿入させて、コードを水平状態に保つ。
コード狭着リング(17)の素材は重要であり、コードを圧着させた際に、コードの形状に沿って陥没する素材を用いる必要がある。例えば、固めのスポンジや柔らかいゴムなどの樹脂を用いることが考えられる。
コード狭着リング(17)のコード挿入用孔部(23)にナイロンコードを挿入後、ナイロンコードの左右の長さがおよそ均等となった状態で、下方向からワッシャ(15)でナイロンコードを圧着する。コード狭着リングの底面(24)はコードが陥没する素材でできているため、ナイロンコードは底面に陥没して固定される。そして固定ボルト(22)によってコード狭着リングとワッシャを草刈機の回動部に固定する。
実際に草刈機を使用する際、回動部は高速で回転し、ナイロンコードもこれに合わせて高速で回転する。そのため仮にナイロンコードの固着が不十分であるとナイロンコードが外れてしまう。しかしながら本願実施例に係るナイロンコード締着構造(20)によると、ナイロンコードの中央近辺はワッシャによってコード狭着リングに圧着され、リングの底面(24)にコードの形状に沿って陥没しており、さらに側壁の孔部(23)に挿通していることから、例えナイロンコードが高速で回転したとしても、コードが外れてしまうようなことは一切起こらない。
上記仕組みにより、通常は金属の回転刃がついている草刈機等において、コード狭着リング、ワッシャ、ナイロンコードを別途用意するだけで、簡単に刃を安全なナイロンコードに交換することが可能となる。
ナイロンコード(5)には市販されているナイロンコードを所定の長さで切断して用いればよい。丸型や四角型のコードを用いても良いし、ツイストタイプのコードを用いても良い。切断力及びコードの耐久性の点からは2.2mm角から2.4mm角の四角型のナイロンコードを用いることが好ましく、本考案でもこのコードを用いている。
ナイロンコード(5)の長さは使用する草刈機本体(2)のサイズに併せて適宜選択すればよいが、本考案に係る草刈機本体にはサンダーを使用しており、全長は約21cmなので、ナイロンコードは中心から端部までの長さを約13cm、全長を約26cmとしている。
なお、ナイロンコードは装着時に、コード両端が下方へと湾曲するように取り付けることが好ましい。上方に湾曲していると、回転開始時に草飛散防止カバーや身体などに接触する可能性があるためである。コードは装着時に下方に湾曲していても、回転することで水平になる。
次に、本考案にかかる草飛散防止カバー付き草刈機(1)の別の実施形態について主に図5を参照しながら説明する。本実施例に係る草刈機は、ナイロンコードを取り付けるナイロンコード締着構造(20’)以外は実施例1で詳述した草刈機と同じである。
図5は、実施例2に係る草刈機本体(2)前方下部にある刃を取り付けるための回動軸を拡大した参考説明図である。(12’)は草刈機回動部、(13)はナット、(14)は回動軸、(15’)はワッシャ、(5)はナイロンコード、(16)はナイロンコード中心部、(17’)はコード狭着リング、(18)は溝、(19)はリング凸部、(20’)はナイロンコード締着構造、(21)は中空部である。
本実施例に係る草刈機のナイロンコード締着構造(20’)は主に草刈機本体下部の回動部(12’)から突出する回動軸(14)と、回動軸に挿入されるナット(13)とワッシャ(15’)とコード狭着リング(17’)からなる。草刈機本体の電源を動力とし、草刈機回動部は回転運動を行うため、回動軸も高速で回転する。また、回動軸にはネジ溝が刻まれている。
本考案のナイロンコード締着構造(20’)では、まず回動軸(14)にナット(13)とワッシャ(15’)を通し、さらに中空部(21)を有する円盤状のコード狭着リング(17’)を通す。コード狭着リングの中空部(21)の直径は回動軸の直径に対応しており、かつ中空部には回動軸のネジ溝に対応したネジ溝が設けられているため、リングを回転させることで回動軸に挿入できる。本実施例ではリングのワッシャ側に凸部(19)を設けている。これは中空部の高さ幅を大きくとって回動軸とより強固に嵌着できるようにするためであるが、なくても構わない。
そしてワッシャ(15’)とコード狭着リング(17’)とで、ナイロンコード(5)の略中心部分(16)を強く挟み込む。通常回動軸は力を加えると回転してしまうため、本考案ではナット部分をレンチで固定し、回動軸が回転しないようにした状態でコード狭着リングを挿入する。リングの裏面に所定の窪みを設けておき、凸部を有する器具(例えばソケットハンドルなど)を用いて窪みに凸部を嵌合させて回すことで、リングをワッシャに強力に締め付けることができる。これにより、ナイロンコードを強く挟着することができる。
なお、コード狭着リング(17’)のナイロンコードを挟む面は平面でもよいが、図5に示すように所定の間隔で並行に溝を複数設けることが好ましい。この溝がナイロンコードに対して略垂直となるようにしてコードを挟むことで、ナイロンコードが溝にくい込み、高速で回転した場合に外れにくくなるためである。
本考案で使用可能な草刈機本体は、上述の通り通常の刈払機や草刈機の他に、サンダーやグラインダなども好適に用いられる。これらの器具には通常、高速で回転する所定の回動軸が備わっている。このような回動軸があれば、本考案の締着構造(20、20’)を採用することにより、草刈刃としてナイロンコード(5)を使用することができる。
市販されているハンディタイプの刈払機や草刈機、サンダーやグラインダなどは金属製の回転刃(回転鋸)を使用しており、器具の使用中に誤って刃に触れて怪我をすることがあった。本考案のナイロンコード締着構造により刃をナイロンコードにすることで、誤ってナイロンコードに触れて怪我をするといった心配は一切なくなる。ナイロンコードが高速で回転している時にコードに触れても、痛みは感じるものの怪我をすることは一切ないため、非常に安全に草刈を行うことができる。
なお、草刈機本体は、種類によっては空気の吸気孔と排気孔を有するものがある。吸気孔に刈った後の草などが入ってしまうと詰まってしまって器具が故障してしまう恐れがある。そのため、吸気孔をメッシュで覆って、草などが入らないようにすると好ましい。また、コンセントや電源コードの抜き差しを行う際などに誤作動を起こさないよう、電源スイッチは大きいほうが好ましい。
なお、上記実施形態の記述は本考案をこれに限定するものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更等が可能である。例えば上記説明はハンディタイプの草刈機に関するものであるが、草刈機本体に1m〜2m程度の棒が設けられており、その棒の他端に把持部が設けられており、手から遠い位置で草を刈るタイプの草刈機本体に本考案の工夫を適用することも可能である。
1 草飛散防止カバー付き草刈機
2 草刈機本体
3 草飛散防止カバー
4 把持部
5 ナイロンコード
6 カバー後壁
7 カバー側壁
8 電源コード
9 前方端部
10 後方端部
11 左端部
12 12’ 草刈機回動部
13 ナット
14 回動軸
15 15’ ワッシャ
16 ナイロンコード中心部
17 17’ コード狭着リング
18 溝
19 リング凸部
20 20’ ナイロンコード締着構造
21 中空部
22 固定ボルト
23 コード挿入用孔部
24 底面
25 側壁

Claims (7)

  1. 草刈機本体と草飛散防止カバーとナイロンコード締着構造からなり、
    草刈機本体の下側に草飛散防止カバーが取り付けられており、
    草刈機の回動軸にナイロンコード締着構造によってナイロンコードが狭着されていることを特徴とする草飛散防止カバー付き草刈機。
  2. 該草飛散防止カバーが平面視台形状であり、草刈機本体に設置した際にカバー後方端部に、下方に向けて略垂直にカバー後壁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の草飛散防止カバー付き草刈機。
  3. 該草飛散防止カバーの後方端部が、外側に湾曲していることを特徴とする請求項2に記載の草飛散防止カバー付き草刈機。
  4. カバー後壁の垂直方向の高さ幅が約4cmであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の草飛散防止カバー付き草刈機。
  5. 該締着構造はワッシャ、ナイロンコード、コード狭着リング、固定ボルトから構成されており、
    コード狭着リングは円柱状部材において一面に凹部を設けることで側壁を作り、かつ該側壁に対向して2箇所孔部を設け、該孔部にナイロンコードを挿通させることでナイロンコードを略水平に保ち、
    固定ボルトに下方からワッシャ、ナイロンコードを挿通させたコード狭着リングの順に通して、草刈機本体の回動部に該固定ボルトを挿入固定し、
    ワッシャとコード狭着リングによってナイロンコードが挟まれ固定されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載に草飛散防止カバー付き草刈機。
  6. 該締着構造はナット、ワッシャ、ナイロンコード、コード狭着リングから構成されており、
    草刈機本体の回動部から突出した回動軸に、ナット、ワッシャ、コード狭着リングがそれぞれこの順序で挿入されており、
    ワッシャとコード狭着リングとによってナイロンコードが挟まれ固定されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の草飛散防止カバー付き草刈機。
  7. ワッシャ又はコード狭着リングのナイロンコード接触面に、所定間隔で並行に複数の溝が形成されていることを特徴とした請求項6に記載の草飛散防止カバー付き草刈機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110665205A (zh) * 2019-05-07 2020-01-10 宜春学院 一种新型体育教学运动计时器

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