JP3170705B2 - 路面凍結防止剤または融雪剤の散布装置 - Google Patents

路面凍結防止剤または融雪剤の散布装置

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JP3170705B2 JP21709394A JP21709394A JP3170705B2 JP 3170705 B2 JP3170705 B2 JP 3170705B2 JP 21709394 A JP21709394 A JP 21709394A JP 21709394 A JP21709394 A JP 21709394A JP 3170705 B2 JP3170705 B2 JP 3170705B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積雪寒冷地や山岳地等
における路面上の氷雪を凍結防止剤又は、融雪剤の溶液
を散布することにより路面の凍結防止又は、積雪路面の
融雪を行う設置方式の路面凍結防止剤および融雪剤の散
布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から路面上の凍結防止・融雪に関し
ては、一定場所に設置して当該箇所を集中的に凍結防止
・融雪を行ういわゆる設置方式か、または、車両等に融
雪剤の散布装置を搭載し必要箇所に融雪剤を散布する移
動散布方式が知られており、これらの方式に伴う装置お
よび機器が各種提案されている。
【0003】いわゆる設置方式は、熱源により直接路面
の加熱を行う路面融雪装置で、対象とする路面直下にヒ
ートパイプを埋設し熱交換用の温水や不凍液等の流体を
前記ヒートパイプ内を循環させることにより路面の加熱
を行うか、或いは、電熱線を路面に埋設して直接加熱を
行い、路面温度を上昇させ、当該路面上の凍結防止およ
び融雪を行うものである。また、設置方式における装置
の他の例として、温水等を直接路面に散水する路面融雪
装置は、前記のヒートパイプと同様に路面直下に温水散
水パイプを埋設し、当該パイプ内に温水等を送水しパイ
プに設けられた散水孔より直接路面上に温水を噴出させ
路面上の凍結防止および融雪を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】埋設したヒートパイプ
や電熱線による当該路面への加熱は、舗装路面等の熱容
量が大きいため熱源のヒートパイプに温水等を循環させ
て路面温度を上昇させるまでの熱伝達に時間を必要と
し、気象条件の変化に伴う迅速な融雪効果を期すことが
難しく、さらに、これらの装置の建設費や運転維持費は
高額となり、経済面で設置箇所が限定されている。ま
た、路面上に直接温水等を散水し融雪を行う設置方式の
装置では、連続散水を行わなければ融雪効果が上がら
ず、そのため大量の温水の供給を必要とし、従って、大
型の貯水槽並びに散水設備の設置が必要となりさらに
は、路面温度によっては、路面の再凍結の危険もある。
【0005】一方、車両等に融雪剤の散布装置を搭載し
必要箇所に融雪剤の散布を行う、いわゆる移動散布方式
の装置は、簡便に散布できるが融雪剤の拡散にともない
融雪効果が持続しない。また、夜間や早朝などの路面凍
結に対する迅速な対応が困難であり、迅速な対応を行う
ためには常時路面状況の監視をする必要があり、人的負
担が大きい等の問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑みなされも
のであり、外気温度・路面温度・降雪状況に計測検知し
て、路面凍結防止剤および融雪剤等の溶液を自動的に散
布することにより、迅速な路面凍結防止の実現と凍結防
止作業の省力化を可能とするとともに、建設コストおよ
び維持コストが安価で取り扱いの容易な設置方式の路面
凍結防止剤および融雪剤の散布装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段の特徴は、凍結防止剤又は融雪剤を溶解した
溶液の貯蔵を行う貯蔵手段と、前記貯蔵手段より融雪剤
等の溶液を散布ノズルへ圧送を行う溶液供給手段と、融
雪剤等の溶液を路面上へ散布を行う散布ノズルを備える
散布手段と、降雪状況、外気温度および路面温度の環境
条件の計測検知をセンサーにより行う計測検知手段と、
前記計測検知手段からの電気信号を予め気候・温度デー
タとして設定入力されているデータに基づき散布ポンプ
等の作動制御を行う自動散布制御手段とから成る構成と
することである。
【0008】具体的には、前記貯蔵手段は、融雪剤等の
溶液の貯蔵を行う地上タンクと、溶液の残量により対流
ポンプ等の作動・停止指示を行うスイッチを備えるレベ
ルゲージと、前記地上タンク内の融雪剤等の溶液の沈殿
を防止するための攪拌ノズルとから成る構成とすること
である。
【0009】また、前記貯蔵手段は、融雪剤等の溶液の
貯蔵を行う地下タンクと、溶液残量により溶液供給弁の
作動・停止指示を行うスイッチを備えるレベルゲージ
と、前記地下タンク内の融雪剤等の溶液の沈殿を防止す
るための攪拌ノズルとから成る構成とすることである。
【0010】さらに、前記溶液供給手段および自動散布
制御手段は、前記地上タンクおよび地下タンク内の融雪
剤等の溶液の沈殿を防止するための攪拌ノズルと、路面
に前記融雪剤等の溶液の散布を行うために当該溶液を圧
送する散布ポンプと、前記散布ノズルの散布作動調整を
行う散布用電動弁と、前記地上タンクの溶液を地下タン
クへ送る溶液供給弁と、前記地下タンクから地上タンク
へ前記溶液を戻すリターン水量調整弁と、前記散布ノズ
ルの散布量調整を行う散布量調整弁と、これら弁体を制
御する自動制御回路を備える構成とすることである。
【0011】そして、前記散布手段は、電熱線が螺旋
に巻着された配管とともに規格寸法に成形されたコンク
リートブロックに埋め込まれた散布ノズルユニットと、
当該散布ノズルユニットを連結するフレキシブルパイプ
とから成る構成とすることである。
【0012】さらに、前記計測検知手段は、常時前記セ
ンサーにより降雪の有無、外気温度および路面温度に関
する最新の気象状況等を感知し電気信号として検出し、
予め設定入力した散布作動の対象とする気象状況等の作
動設定データに基づいて前記散布用電動弁の作動制御を
行う構成としてもよい。
【0013】そして、前記計測検知手段に、散布作動の
開始および終了時刻の設定を可能とする作動制御回路を
装備する構成としてもよい。
【0014】
【作用】このように構成された本発明である、路面凍結
防止剤および融雪剤の散布装置は、以下のように作用す
る。
【0015】貯蔵手段である地上タンク(10)は、貯蔵手
段である地下タンク(20)から散布装置に融雪剤等の溶液
の安定供給が成されるように、当該地上タンク(10)から
地下タンク(20)への溶液の補給が行われる。
【0016】地上タンク(10)および、地下タンク(20)に
攪拌ノズル(12)、(25)を配備することにより融雪剤等の
溶液の分離沈殿の防止と均一化を図るとともに、散布ポ
ンプ(31)および散布量調整弁(35)により散布ノズル(41a
〜41n)からの安定した散布吐出量の調整が行われる。さ
らに、地下タンク(20)から地上タンク(10)へ溶液を戻す
リターン水量調整弁(33)および、必要に応じて排水用電
動弁(26)により散布配管内の溶液を地下タンク(20)に排
出するための排水機能を備えている。
【0017】散布手段は、電熱線(44)が巻着され散布ユ
ニット配管(45a〜45n)内の溶液の凍結防止機能を有する
配管と散布ノズル(41a〜41n)を内蔵するコンクリートブ
ロック(50a〜50n)から成り、当該コンクリートブロック
(50a〜50n)を複数連結することにより路面に散布する散
布手段の設置長さの任意設定が行える。
【0018】また、計測検知手段および自動散布制御手
段は、路面温度、外気温度及び降雪の有無の計測検知を
行う各センサーにより、路面温度、外気温度および降雪
の有無の気象状況等を電気信号として計測検知し、予め
設定した散布作動データに基づき散布装置の作動の自動
制御が成されるとともに、散布装置の作動・停止時刻の
設定は、予め通過車両の台数の一日の変化量や外気温度
等の実績データ等に基づき任意の設定ができるために重
点的な散布作動が成される。
【0019】散布手段である散布ノズル(41a〜41n)より
路面上に散布された融雪剤等の溶液は、当該路面を通過
する車両によって、さらに車両進行方向に拡散されるた
めに、より広範囲の路面延長方向について溶液の拡散散
布が成される。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき以下に説明
を行う。図1は、本発明の路面凍結防止剤および融雪剤
の散布装置の一実施例を図示しており、路面凍結防止剤
および融雪剤の散布装置は、地上貯蔵手段である地上タ
ンク(10)、地下貯蔵手段である地下タンク(20)と、溶液
供給手段と、自動散布制御手段と、散布手段および、計
測検知手段とから構成されている。
【0021】図1に図示される地上貯蔵手段である地上
タンク(10)は, 攪拌用対流ポンプ(11)と, 攪拌ノズル(1
2)と, 補給電動弁(14)と, レベルゲージ(13)および点検
蓋付給水口(15)とから構成されており、当該地上タンク
(10)は, 本装置の地表部歩道上に立設される制御盤(5)
内側部のフレーム材上に固定配置されている。
【0022】この地上タンク(10)は、図2に図示する地
下貯蔵手段で主タンクとなる地下タンク(20)に融雪剤等
の溶液を補充するための予備タンクであって、防錆効果
を有するステンレス鋼等の金属材料又はグラスファイバ
ー等の合成樹脂系素材により形成されていて、その天部
には当該タンク内部の状況を目視により点検可能で、融
雪剤等の溶液を補充する点検蓋付給水口(15)が配備され
ている。
【0023】前記地上タンク(10)と後記する自動散布制
御手段である制御盤ユニット(30)に挟まれた隙間に生ず
る空間には、地上タンク(10)の側面の上端部と下端部を
連結した状態でレベルゲージ(13)が装備されている。こ
のレベルゲージ(13)は、透視性を有する中空構造の硝子
又は樹脂等の材質から形成され、地上タンク(10)内に残
留する溶液量をレベルゲージ(13)内のフロートの上下移
動を目視により確認し、タンク内残留溶液量を知ること
ができる。また、当該レベルゲージ(13)の上限および下
限の両端部には近接スイッチが各々配備されていて、タ
ンク内残留溶液量を直接目視により確認すると共に、前
記近接スイッチに接続され前記制御盤ユニット(30)表示
部に配設される空・満ランプを点灯させ、作業者が装置
外部より当該タンクの空・満確認が可能となっている。
【0024】前記点検蓋付給水口(15)に近傍する箇所に
は、前記地上タンク(10)内に残留する溶液の沈殿化の防
止を行う攪拌用対流ポンプ(11)が配備されている。この
攪拌用対流ポンプ(11)は、前記地上タンク(10)内の吸込
管(16)より吸い込んだ溶液を攪拌ノズル(12)から吐出す
ることにより、地上タンク(10)内の残留溶液を攪拌し沈
殿防止化を図っている。また、この攪拌用対流ポンプ(1
1)は自動・手動の切替え運転が可能であるが、自動運転
時には地上タンク(10)内の融雪剤等の溶液残量が空の状
態を示す場合に、前記レベルゲージ(13)下限近接スイッ
チが作動し自動停止の状態となる。これは、前記攪拌用
対流ポンプ(11)の空運転から生ずる故障を防止するため
の機構によるものである。なお、前記下限近接スイッチ
の作動時以外の自動運転時においては、前記攪拌用対流
ポンプ(11)は常に運転を継続し、前記地上タンク(10)内
残留溶液の沈殿防止化が図られている。
【0025】前記地上タンク(10)の正面下縁部近傍には
補給電動弁(14)が配置されていて、地上タンク(10)より
地下タンク(20)への溶液補給を行い、常に前記地下タン
ク(20)が満タン状態を維持するための作動が行われてい
る。この補給電動弁(14)は、後記地下タンク(20)に備え
られるレベルゲージ(21)に付設の光電スイッチの作動に
伴って作動制御されており、その作動制御の構造は地上
タンク(10)に付設された前記レベルゲージ(13)に付設さ
れる近接スイッチと同様な作動制御の機構となってい
る。
【0026】地下貯蔵手段は、図1および図2に図示さ
れる地下タンク(20)と、給水口管(22)と、レベルゲージ
(21)と、給水管(24)と、攪拌ノズル(25)および外積層(2
9)とから構成されていて、前記地下タンク(20)は、耐久
性、防錆効果を有する素材、具体的にはステンレス鋼等
の金属素材又はグラスファイバー等の合成樹脂素材によ
り形成している。なお、この地下タンク(20)の外周壁に
は、コンクリートによって外観外箱形状に形成した外積
層(29)を具備しており、前記地下タンク(20)と前記外積
層(29)との隙間に生ずる空間に直接土壌からの温度変化
の影響を遮断するグラスウール等の断熱材が挿入された
形状で路面下に埋設されている。
【0027】前記給水口管(22)は、本装置外部から融雪
剤等の溶液を前記地下タンク(20)へ補給を行う給水管で
あり、耐久性、防錆効果を有するステンレス鋼等の素材
によるパイプから形成されている。この給水口管(22)
は、前記制御盤(5) 内の地上タンク(10)側面に近接して
配置され、その一端部は直接地下タンク(20)に挿入され
る形状に形成されている。なお、この給水口管(22)の所
定箇所には前記補給電動弁(14)が作動し地上タンク(10)
から地下タンク(20)へ溶液の補給が行われる際の配管が
連結されている。また、給水口管(22)の給水口には給水
時以外にはプラグ栓(23)が挿着されていてゴミ等の異物
の侵入を防止している。
【0028】前記レベルゲージ(21)は、中空の筒形状を
形成するフロートガイド(21c) と、このフロートガイド
(21c) の内側に摺動自在に収容され、地下タンク(20)内
の残留溶液の上昇、下降に追動する中空状球体のフロー
ト(21b) と、このフロート(21b) の外周天部に垂直方向
に固着されたフロート棒(21a) と、このフロート棒(21
a) の垂直方向への摺動の案内を保持するフロート棒ガ
イド(21d) と、このフロート棒ガイド(21d) の上限部と
下限部に、前記地下タンク(20)内の液面最上昇点および
最下降点に対応する箇所に付設される光電スイッチによ
り構成されている。
【0029】このように構成されたレベルゲージ(21)に
よる地下タンク(20)内残留溶液量の検出方法は、地下タ
ンク(20)内の液面最上昇点および最下降点に対応する前
記フロート棒ガイド(21d) の光電スイッチが、前記フロ
ート棒(21a) に付設される光電スイッチ感知部の液面の
上昇、下降によって前記光電スイッチ前で停止し、光電
スイッチを遮断することにより電気的な信号を発信する
ようになっている。この電気信号は前記地上タンク(10)
に装備されるレベルゲージ(13)同様、前記制御盤ユニッ
ト(30)表示部に配設される地下タンク空・満ランプを点
灯させるとともに、前記地上タンク(10)の補給電動弁(1
4)をも制御している。
【0030】符号(24)および(25)は給水管および攪拌ノ
ズルであるが、前記した地上タンク(10)における給水管
(16)および攪拌ノズル(12)と同様に地下タンク(20)内の
融雪剤等の溶液沈殿化の防止を行っている。この給水管
(24)および攪拌ノズル(25)は後記の散布ポンプ(31)の稼
働により作動する。
【0031】前記溶液供給手段は、主タンクである地下
タンク(20)に貯蔵される融雪剤等の溶液を散布ノズル(4
1a〜41n)へ圧送を行うユニットであり、散布ポンプ(31)
と、散布用電動弁(32)と、リターン水量調整弁(33)と、
地下タンク内攪拌水量調整弁(34)と、散布量調整弁(35)
および排水用電動弁(26)とから構成されている。
【0032】前記散布ポンプ(31)は、制御盤ユニット(3
0)の下部に配備され、地上タンク(10)および地下タンク
(20)が同時に空の状況の時以外は、常に作動状態を維持
していて、溶液が循環する全ての配管への溶液の圧送を
行っている。この散布ポンプ(31)は自動・手動の何方で
も運転が可能であるが、通常は自動運転の状態になるよ
うに選択を行う。
【0033】散布用電動弁(32)は、制御盤(5) フレーム
に固定配置される地上タンク(10)下部中央部に配置さ
れ、前記散布ポンプ(31)に連動して稼働するように制御
されていて、この散布用電動弁(32)の稼働により、散布
ノズル(41a〜41n)からの溶液の散布が開始される。
【0034】リターン水量調整弁(33)は、前記散布ポン
プ(31)の近傍に位置し、融雪剤等の溶液を前記地上タン
ク(10)に戻す場合にその流量を調整する弁である。この
リターン水量調整弁(33)によっても、散布ノズル(41a〜
41n)からの吐出量の調整は可能であるが、本来このリタ
ーン水量調整弁(33)は、前記散布ポンプ(31)のインペラ
ー保護のために溶液を当該ポンプ内へ戻す役割を主とし
て配置されている。
【0035】地下タンク内攪拌水量調整弁(34)は、前記
散布用電動弁(32)に並列する配管上に配置されていて、
前記散布ポンプ(31)で地下タンク(20)より汲み上げた溶
液を再度地下タンク(20)へ戻しその流量の調整を行う弁
である。この弁を開放した場合散布ノズル(41a〜41n)の
吐出量は減少し、地下タンク(20)へ戻る流量は増すこと
になる。
【0036】散布量調整弁(35)は、前記散布ノズル(41a
〜41n)から路面への散布吐出量の調整を行う弁であっ
て、前記散布用電動弁(32)と同じ配管上の散布ポンプ(3
1)側に配置されている。また、排水用電動弁(26)は、散
布用配管の最下部に配備されていて、前記散布ポンプ(3
1)が稼働せず融雪剤等の溶液の散布が行われない状態の
場合に、散布配管内に残留している溶液を地下タンク(2
0)へ排出を行う電動弁である。
【0037】前記散布手段は、具体的には図3から図5
に図示される散布ノズル(41a〜41n)と、フレキシブルホ
ース(43a〜43n)と、電熱線(44)と、散布ユニット配管(4
5a〜45n)と、およびコンクリートブロック(50a〜50n)と
から構成されていて、本実施例においては、長さ99.5c
m、幅30cmおよび高さ20cmの外観寸法の長方形の箱
形状のコンクリートブロック(50a〜50n)に、後記するノ
ズルベース(46a〜46n)を挟んで散布ユニット配管(45a〜
45n)が埋設された態様に成形されている。なお、前記散
布ユニット配管(45a〜45n)の外周部には、当該散布ユニ
ット配管(45a〜45n)を加熱して配管内部の溶液の凍結防
止を図る電熱線(44)が螺旋状に巻着されている。
【0038】図3に図示される前記散布手段は以上のよ
うに構成されており、従って、各コンクリートブロック
(50a〜50n)の製作は、工場での製作となり施工現場に於
けるコンクリートの養生期間等が省略されるために施工
期間の短縮が可能である。図9および図10は前記散布
手段が施工された施工例の平面図であり、図9は道路の
横断方向に散布装置を設置した施工例で、センターライ
ンから路肩への勾配が小さい路面や、比較的通行車両の
多い路面に適した施工例を図示したものである。また、
図10は道路の縦断方向で勾配の天端に散布装置を設置
した施工例で、センターラインから路肩への勾配が大き
い路面や、比較的通行車両の少ない路面に適した施工例
である。このように散布装置を設置することにより、散
布面積を広く且つ、溶液の施工路面での滞留時間を長時
間とることができる。
【0039】以下の表1は散布ノズル(41a〜41n)等を組
み込んだコンクリートブロック(50a〜50n)を、道路の横
断方向に設置した実施例における凍結防止・融雪効果の
実測結果である。0℃以下の外気温度や凍結路面状況下
において、本装置が作動し融雪剤等の溶液の散布が成さ
れ、広範囲の路面について凍結防止および融雪効果が認
められる。
【0040】
【表1】
【0041】計測検知手段は、図1に図示されるよう
に、降雪を電熱により溶解し水の電気抵抗値差として計
測検知する降雪状況センサー(71)と、外気温度を感知す
る外気温センサー(72)と、路面表面の温度を感知する路
面温度センサー(73)から構成されていて、降雪状況セン
サー(71)および外気温センサー(72)は制御盤(5) の路面
側天端部に垂直方向に立ち上がったパイプに各々係止さ
れている。また、路面温度センサー(73)は、温度の影響
や外部からの破損を受け難い路面上の路肩近傍に設置さ
れている。
【0042】図6は、以上説明をおこなった本実施例の
本装置内における融雪剤等の溶液の流れを図示する流れ
図である。散布ノズル(41a〜41n)への溶液の圧送は散布
ポンプ(31)によって行われており、また地下タンク(20)
内の融雪剤等の残留溶液の沈殿防止化を図るための攪拌
ノズル(25) の稼働は、同様に前記散布ポンプ(31)より
行われている。
【0043】図8は、自動散布制御手段が組み込まれた
制御盤ユニット(30)の外観正面図であり、図1に図示さ
れる地上タンク(10)に近傍して散布ポンプ(31)上方に配
設されている。この制御盤ユニット(30)は、前記降雪状
況センサー(71)と、外気温度センサー(72)および、路面
温度センサー(73)の各センサーから送られてくる信号
を、予め入力されている降雪の有無や外気温度および路
面温度のデータに基づき、制御盤ユニット(30)内部に装
備するマイクロコンピューターによって解析判断して散
布用電動弁(32)の作動制御を行うものである。
【0044】この制御盤ユニット(30)の外観正面には、
本装置における各種表示機能および各種設定機能を行う
操作スイッチ類が配置されている。符号(A) は、本装置
の主電源スイッチであり、符号(B) は、前記電熱線(44)
の自動監視装置における自動・手動切替えスイッチ(B)
である。符号(C),(I),(J) および(K) は作動表示ランプ
であり、作動表示ランプ(I) は前記主電源スイッチ(A)
を通電し本装置が稼働時に当該作動表示ランプ(I) の点
灯を継続させ、作動表示ランプ(J),(K) は前記電熱線(4
4)の自動監視装置が自動(K),手動(J) の各々の状態の時
に各々の作動表示ランプ(J),(K) である。また、作動表
示ランプ(C) は、前記電熱線(44)の自動監視装置が自動
(K)・手動(J) の区別無く作動中には常に点灯を行って
いる。
【0045】符号(D) は、通常時は路面温度センサー(7
3)が路面温度を計測している時の温度表示を行うデジタ
ル表示計であり、このデジタル表示計(D) は、後記の端
子盤(H) 上の路面温度・外気温度の切替えスイッチによ
り外気温度センサー(72)が計測する外気温表示をし、ま
たは、この制御盤ユニット(30)に内蔵装備するマイクロ
コンピューターのエラー時におけるエラーコードをも表
示するように設定されている。
【0046】また、符号(E) および(F) は、前記電熱線
(44)の自動監視装置における上限温度設定スイッチ(E)
と下限温度設定スイッチ(F) であり、上限+50℃から下
限−30℃までの間の任意の範囲での設定が可能となって
いる。
【0047】さらに、この上限温度設定スイッチ(E) と
下限温度設定スイッチ(F) は後記の端子盤(H) 上の路面
温度・外気温度の切替えスイッチにより、本散布装置の
自動散布開始時刻および終了時刻の入力設定が可能とな
っている。すなわち、端子盤(H) 上の作動時間設定の切
替えスイッチを選択することにより上限温度設定スイッ
チ(E) で作動開始時刻の設定を行い、下限温度設定スイ
ッチ(F) で作動終了時刻の設定が行えるようになってい
る。
【0048】符号(G) は、前記電熱線(44)の自動監視装
置における電熱線(44)への負荷時間の長さを設定するス
イッチであり、このスイッチの作動前提条件は、前記電
熱線(44)の自動監視装置の自動・手動切替えスイッチ
(B) が自動の状態となっていることである。なお、符号
(H) は、電源と、各センサーと、各リレー等との入出力
の接続を行う端子盤であるとともに、路面温度・外気温
度等の切替えスイッチが配置されている。また、この制
御盤ユニット(30)には、前記散布ポンプ(31)の手動・自
動の制御を行う制御回路を有する融雪制御盤が内蔵され
ている。
【0049】図7は、以上説明を行った制御盤ユニット
(30)に内蔵装備されるマイクロコンピューターによる各
電動弁への作動指示の流れを図示する流れ図である。こ
こに図示する外気温度は、下限温度を意味しており前記
下限温度設定スイッチ(F) により設定した外気温度設定
値である。
【0050】また、時間設定は端子盤(H) 上の作動時間
設定の切替えスイッチの選択をした後に上限温度設定ス
イッチ(E) で作動開始時刻の設定を、下限温度設定スイ
ッチ(F) で作動終了時刻の設定を行う。
【0051】
【発明の効果】本発明である路面凍結防止剤および融雪
剤の散布装置は、以下のような効果を奏する。従来の設
置方式の路面凍結防止装置に対し、構造が簡単であるた
めに設備コストの安価な装置の供給が可能であり、さら
に融雪剤等の溶液の消費による溶液補充以外は無人化運
転が可能であるなど運転時の取扱や保守が容易な装置の
供給をする事が可能となる。
【0052】また、外気温度・路面温度および降雪有無
の気象条件を電気信号として計測検知し、予め設定した
散布作動環境設定データに基づき散布作動を自動制御す
るとともに、予め設定箇所の外気温度や交通量の一日の
変化に関する実績データ等を考慮して作動時刻を任意設
定することにより、重点的かつ自動的な凍結防止剤およ
び融雪剤の溶液散布ができるために、路面凍結防止の迅
速且つ効率的運用の実現とともに、凍結防止剤および融
雪剤の溶液の散布コストの節減と凍結防止作業の大幅な
省力化を図ることが可能となる。
【0053】また、溶液を路面に散布するため通過する
車両によって、さらに車両進行方向への溶液の拡散が促
進され,より広範囲の道路延長方向に対して凍結防止お
よび融雪効果が期待できる。
【0054】さらに、散布手段は散布ノズル、散布ユニ
ット配管および、電熱線等を一体化したブロックに成形
するための規格化が図れるために工場での量産が可能と
なり、施工期間の短縮および施工コスト等の低減化を見
込むことができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である路面凍結防止剤および融雪剤の散
布装置に係る散布ノズルが道路横断方向に施工された一
実施例の機能および構成を説明す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る地下タンクより散布ノズ
ルまでの配管を図示する断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る散布ユニット配管、電熱
線および散布ノズルを埋設するコンクリートブロックの
施工例を図示する説明図である。
【図4】図3に係るコンクリートブロックの連結状況を
図示する平面図である。
【図5】図3に係る散布ノズルおよび配管を図示する側
面断面図である。
【図6】本発明の実施例に係る融雪剤等の溶液の流れを
図示する説明図である。
【図7】本発明の実施例に係る制御盤ユニットの動作指
示に関する流れ図である。
【図8】本発明の実施例に係る制御盤ユニットの外観正
面図である。
【図9】散布装置等を組込んだコンクリートブロックを
道路路面の横断方向に施工した実施例と路面に散布され
た融雪剤等の溶液の拡散状況を説明する説明図である。
【図10】散布装置等を組込んだコンクリートブロック
を道路路面の縦断方向に施工した実施例と路面に散布さ
れた融雪剤等の溶液の拡散状況を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
10 地上タンク 11 攪拌用対流ポンプ 12 攪拌ノズル 13 レベルゲージ 14 補給電動弁 15 点検蓋付給水口 20 地下タンク 21 レベルゲージ 21a フロート棒 21b フロート 22 給水口管 24 給水管 25 攪拌ノズル 26 排水用電動弁 28 地下タンク点検用マンホール 30 制御盤ユニット 31 散布ポンプ 32 散布用電動弁 33 リターン水量調整弁 34 地下タンク内攪拌水量調整弁 35 散布量調整弁 41a 〜n 散布ノズル 43a 〜n フレキシブルホース 44 電熱線 45a 〜n 散布ユニット配管 50a 〜n コンクリートブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01H 10/00 E01C 11/24 E01H 5/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面の凍結防止または路面に積雪した雪
    の融雪を行う凍結防止剤または融雪剤の散布装置におい
    て、前記 凍結防止剤または前記融雪剤を溶解した溶液の貯蔵
    を行う貯蔵手段と、前記貯蔵手段より前記溶液を散布ノ
    ズルへ圧送を行う溶液供給手段と、前記溶液を路面上へ
    散布を行う前記散布ノズルを備える散布手段と、 降雪状況、外気温度および路面温度の環境条件の計測検
    知をセンサーにより行う計測検知手段と、 前記計測検知手段からの電気信号を予め気候・温度デー
    タとして設定入力されているデータに基づき前記散布手
    の作動制御を行う自動散布制御手段とから成り、 前記貯蔵手段は、前記溶液の貯蔵を行う地上タンクと、
    前記地上タンクの前記溶液の残量により対流ポンプの作
    動・停止指示を行うスイッチを備えるレベルゲージとか
    ら成 ることを特徴とする、 路面凍結防止剤または融雪剤の散布装置。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵手段は、前記地上タンク内の前
    溶液の沈殿を防止するための攪拌ノズルを備えること
    を特徴とする、 請求項1記載の路面凍結防止剤または融雪剤の散布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記貯蔵手段が、前記溶液の貯蔵を行う
    地下タンクと、前記地下タンクの前記溶液の残量により
    前記地上タンクの前記溶液を前記地下タンクへ送る溶液
    供給弁の作動・停止指示を行うスイッチを備えるレベル
    ゲージとを備えることを特徴とする、 請求項1または請求項2記載の路面凍結防止剤または
    雪剤の散布装置。
  4. 【請求項4】 前記貯蔵手段が、前記地下タンク内の前
    記溶液の沈殿を防止するための攪拌ノズルを備えること
    を特徴とする、 請求項記載の路面凍結防止剤または融雪剤の散布装
    置。
  5. 【請求項5】 前記溶液供給手段および前記自動散布制
    御手段は、前記地上タンクおよび前記地下タンク内の
    溶液の沈殿を防止するための攪拌ノズルと、路面に前
    記溶液の散布を行うために前記溶液を圧送する散布ポン
    プと、前記散布ノズルの散布作動調整を行う散布用電動
    弁と、前記地上タンクの前記溶液を前記地下タンクへ送
    る溶液供給弁と、前記地下タンクから前記地上タンクへ
    前記溶液を戻すリターン弁と、前記散布ノズルの散布量
    調整を行う散布量調整弁と、これら弁体を制御する自動
    制御回路を備えることを特徴とする、 請求項3または請求項4記載の路面凍結防止剤または
    雪剤の散布装置。
  6. 【請求項6】 路面の凍結防止または路面に積雪した雪
    の融雪を行う凍結防止剤または融雪剤の散布装置におい
    て、 前記凍結防止剤または前記融雪剤を溶解した溶液の貯蔵
    を行う貯蔵手段と、前記貯蔵手段より前記溶液を散布ノ
    ズルへ圧送を行う溶液供給手段と、前記溶液を路面上へ
    散布を行う前記散布ノズルとを備える散布手段と、 降雪状況、外気温度および路面温度の環境条件の計測検
    知をセンサーにより行う計測検知手段と、 前記計測検知手段からの電気信号を予め気候・温度デー
    タとして設定入力されているデータに基づき前記散布手
    段の作動制御を行う自動散布制御手段とから成り、 前記貯蔵手段は、前記溶液の貯蔵を行う地下タンクと、
    前記地下タンクの前記溶液の残量により溶液供給弁の作
    動・停止指示を行うスイッチを備えるレベルゲージとか
    ら成ることを特徴とする、 路面凍結防止剤または融雪剤の散布装置。
  7. 【請求項7】 前記貯蔵手段が、前記地下タンク内の前
    記溶液の沈殿を防止するための攪拌ノズルを備えること
    を特徴とする、 請求項記載の路面凍結防止剤または融雪剤の散布装
    置。
  8. 【請求項8】 路面の凍結防止または路面に積雪した雪
    の融雪を行う凍結防止剤または融雪剤の溶液の散布装置
    において、 前記凍結防止剤または前記融雪剤を溶解した溶液の貯蔵
    を行う貯蔵手段と、前記貯蔵手段より前記溶液を散布ノ
    ズルへ圧送を行う溶液供給手段と、前記溶液を路面上へ
    散布を行う前記散布ノズルとを備える散布手段と、 降雪状況、外気温度および路面温度の環境条件の計測検
    知をセンサーにより行う計測検知手段と、 前記計測検知手段からの電気信号を予め気候・温度デー
    タとして設定入力されているデータに基づき前記散布手
    段の作動制御を行う自動散布制御手段とから成り、 前記散布手段は、電熱線が螺旋に巻着された配管とと
    もに規格寸法に成形されたコンクリートブロックに埋め
    込まれた散布ノズルユニットと、当該散布ノズルユニッ
    トを連結するフレキシブルパイプとから成ることを特徴
    とする、 路面凍結防止剤または融雪剤の散布装置。
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