JP3170495B2 - 油の不足を検出する軸受飛行高度測定方法および装置 - Google Patents

油の不足を検出する軸受飛行高度測定方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ハード・
ディスク・ドライブに利用されるようなモータ用の流体
力学的流体軸受に関し、より詳細には、軸受追従アセン
ブリ内に十分な油があるかどうかを判定する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流体力学的流体軸受モータは、ハード・
ディスク・ドライブなどの高速で信頼性の高い性能を必
要とする用途に利用される。この種のモータは、公差が
小さく、製造中に流体力学的流体軸受内に十分な量の流
体を注入する必要がある。製造工程で軸受に流体が十分
に注入されないと、モータの動作寿命が大幅に短くなる
ことがある。しかしながら、そのようなモータは、流体
注入段階の後で封止されるため、モータの封止後に、モ
ータ内に十分な油が注入されているかどうかを判定する
すべがなかった。したがって、そのようなモータの品質
管理評価の重要な段階は、製造中に流体力学的流体軸受
内に十分な流体が注入されたどうかを判定する段階を含
むべきであるが、この判定を行う方法はこれまでなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、流体力学的
流体軸受の飛行高度が軸受内の流体の量の影響を受ける
ことを認識し、流体力学的流体軸受の飛行高度を決定す
る装置および方法を開発することにより、この問題に対
する解決策を提供する。その結果、本発明は、軸受の飛
行高度をその中の油の充足率の測度として、したがって
モータの品質の測度として決定する装置および方法を提
供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】流体力学的流体軸受モー
タ内の流体の充足率を決定する方法では、流体力学的流
体軸受内に十分な量の流体を有するモータと、流体力学
的流体軸受内に不十分な量の流体を有するモータの流体
軸受飛行高度の範囲をまず決定する。その後、特定の流
体力学的流体軸受モータの飛行高度を決定し、それを流
体力学的流体軸受飛行高度の範囲と比較して、特定の流
体力学的流体軸受モータ内の流体の充足率を決定するこ
とができる。特定の流体力学的流体軸受モータの飛行高
度を決定する段階は、非接触変位プローブを利用して、
回転部品が最大飛行高度で回転するときの軸受の回転部
品の変位を示す第1の信号を生成する段階を含む。次
に、このプローブは、前記部品が流体力学的軸受内で飛
行を中止したときの回転部品の変位を示す第2の信号を
生成する。第1の信号と第2の信号の差が、前記特定の
モータの前記流体力学的流体軸受の飛行高度を示す。
【0005】本発明の1つの利点は、流体力学的流体軸
受モータの品質を決定する方法が提供されることであ
る。
【0006】本発明のもう1つの利点は、流体力学的流
体軸受内の流体の充足率が決定できることである。
【0007】本発明の他の利点は、流体力学的流体軸受
の部品の飛行高度が決定できることである。
【0008】本発明の他の利点は、改善された流体力学
的流体軸受モータが作成されることである。
【0009】本発明の他の利点は、改善されたハード・
ディスク・ドライブのモータが作成されることである。
【0010】
【発明の実施の形態】流体力学的流体軸受モータは、長
年製造されてきた。そのようなモータは、静止シャフト
・モータと回転シャフト・モータの2つのタイプに大別
することができる。どちらのタイプのモータでも、回転
部品の適切な飛行特性が得られるように流体力学的流体
軸受部品の製造公差がきわめて小さく、そのような公差
は、一般に、回転部品と固定部品の間に約3〜10ミク
ロンのギャップを含む。軸受部品が、適切な公差の範囲
内で適切に製造されている場合でも、そのようなモータ
の適切な動作の他の要因は、適切な軸受ギャップに適切
な量の流体を注入することである。一般に、様々なモー
タ部品が組み立てられ流体力学的流体がモータに注入さ
れた後で、モータは封止される。重要なことであるが、
モータは、封止してからでないと試験することはでき
ず、封止した後に、モータに流体力学的流体を追加する
ことはできない。組立て中にモータに十分な流体が注入
されないと、モータは、一般に、その寿命サイクルの早
期に故障する。しかしながら、これまで、製造中にモー
タ内に十分な油が注入されたかどうかを判定する手段が
なく、したがって封止したモータが流体の不足による欠
陥があるかどうかを判定するすべがなかった。
【0011】本発明者は、油の充足率と流体力学的流体
軸受の飛行高度との間に関係があることを発見した。す
なわち、適切な量の流体が注入されている流体力学的流
体軸受は、所定の飛行高度範囲内で飛行するが、流体注
入が不十分な状態で製造されたモータは、それよりも低
い飛行高度で飛行する。この発見と関連して、流体力学
的軸受の飛行高度を測定するシステムも開発された。し
たがって、本発明の流体力学的軸受の飛行高度測定シス
テムを利用し、適切に製造されたモータの飛行高度範
囲、および流体が不十分な不適切に製造されたモータの
飛行高度範囲の所定の知識を利用すると、本発明を利用
して、封止されたモータを試験し、モータの流体力学的
流体軸受に十分な流体が注入されているかどうかを判定
することができる。したがって、流体力学的流体軸受の
品質管理試験が実施できる。次に、本発明の詳細を説明
する。
【0012】図1は、ハード・ディスク・ドライブ・ハ
ウジングなどの装置ハウジングの下側プレート16と上
側プレート20の間に配置された標準的な従来技術の流
体力学的軸受モータ12の断面図であり、モータ12
が、それに取り付けられた複数のハード・ディスク(図
示せず)を回転させるために利用される。モータ部品に
関する理解を助けるために、静止している部品は実際の
部分として示し、回転する部品は断面で示し、例外とし
て、ハウジング・プレート16および20は、回転しな
いが断面で示してある。
【0013】図1に示したように、モータ12は、軸方
向に配置されたねじ切りした係合孔28および32が形
成された静止シャフト24を含む。静止モータ・シャフ
ト24を下側16と上側20のハウジング・プレートに
係合するために係合ねじ36が利用される。当業者には
周知のように、流体力学的軸受の回転中に流体を制御す
るために、シャフト24の表面には、複数の「V」字形
シェブロン40が形成される。水平軸受面にモータ12
の流体力学的軸受特性を与えるために、スラスト板44
がシャフト24に固定され、また、流体力学的軸受の回
転中に流体制御を行うために、スラスト板44の上側と
下側の軸受面にシェブロン(図示せず)が同じように形
成される。シャフト24の中央部分50には凹部が形成
され、やはり当業者に周知のように、軸受内の流体の表
面張力と毛管作用を利用して動的流体シールが形成され
る。当業者に周知のように、シャフト24には、空気圧
力平衡孔54も設けられ、軸穴28を介して第2の空気
圧力平衡孔60と連絡する。固定子88は、静止シャフ
ト24に係合された固定子取付け部材84に固定され
る。モータを駆動する電界を提供するために、電気コイ
ル巻線80が固定子に巻かれる。
【0014】モータの可動部品には、中心に配置された
スリーブ部分108と、フレア形の外縁118を有する
外側に配置された壁部分114とを有するほぼ円筒形の
ハブ100が含まれる。スリーブ部分108と外側壁部
分114の間のハブ100内に環状空間122が形成さ
れ、固定子88を取り囲む。磁石130は、ハブ100
の外側壁114の内面に係合された受け部材134に係
合される。ハブ100のスリーブ部分108には軸穴1
40が形成され、大きな直径の穴部152を有する肩部
148が、スラスト板44と回転可能に係合する。カバ
ー板160は、スラスト板44の外側でハブ100に固
定される。
【0015】当業者には周知のように、流体力学的軸受
の製造公差は厳密である。一般に、シャフト24とスリ
ーブ穴140との間のギャップ164は、2〜5ミクロ
ン程度であり、スラスト板の軸受面を囲むギャップ16
8は、それよりも少し大きい。モータ12を製造すると
き、油などの軸受流体がモータ内に注入され、スリーブ
のギャップ164とスラスト板のギャップ168を適度
に埋める。その後、カバー板160が、ハブ100に嵌
め込まれる。カバー板160をハブ100に嵌め込んだ
後は、モータの流体力学的軸受面が有効に封止され、前
に油が十分に注入されていない場合でも、流体力学的軸
受に油を追加することはできない。油が不十分な場合、
モータ12は適切に動作せず、すなわち寿命サイクルの
早期に故障する。これまで、モータを封止した後に、十
分な油が中にあるかどうかを判定することは不可能であ
った。本発明は、次に考察するように、この問題に対す
る解決策を提供する。
【0016】実験により、油が十分でないモータが、動
作中に低い飛行高度を有することが判明した。したがっ
て、本発明は、油不足の指標として軸方向の軸受の飛行
高度を求める方法を提供する。図1に示したように、本
発明において、上側ハウジング・プレート20に、2つ
のアクセス孔200および204が形成され、孔200
と204内にそれぞれ、非接触式変位測定プローブ21
0および214が配置される。プローブ210および2
14は、スリーブ部材218によって適切な場所に保持
されるが、他の取付け手段を使用することもできる。2
つのプローブ210および214が、シャフト24の中
心線から半径方向で等距離に配置され、180°離れて
いることに十分に留意されたい。プローブ210および
214は、プローブ端部と回転ハブ100の上面232
との間のギャップ224および228を測定するために
設けられる。プローブ210および214として十分に
機能する適切な装置には、容量プローブ、うず電流プロ
ーブ、光学プローブなど、任意の非接触式距離測定装置
が含まれる。好ましい実施形態では、容量プローブを利
用する。
【0017】したがって、ギャップ224および228
は、モータ12が動作しハブ100が回転するときに変
化することを理解されたい。特に、モータ12が、本明
細書で「正立」構成と呼ぶ図1に示したような配置のと
き、ギャップ224および228は、モータが止まって
いるときに最大の値となる。その後、モータ12が最高
速度で回転するとき、カバー板160と回転ハブ100
が、スラスト板44の表面から浮上し、モータ12の動
作飛行高度を達成する。これが起きたとき、ギャップ2
24および228は小さくなり、プローブによる距離測
定値の差(Δ)が、モータの飛行高度を表す。モータの
飛行高度が、組立て前の設計パラメータよりもかなり小
さい場合は、モータの組立てに問題があることが分か
り、この問題は、一般に、組立て中にモータの軸受表面
に十分な油が注入されなかったということである。この
場合は、組み立てたモータに欠陥があることが分かる。
【0018】図2は、信号検出解析コンピュータ回路2
60がプローブ210および214から受け取るアナロ
グ信号を示すグラフであり、信号250は、プローブ2
10から受け取り、信号254は、プローブ214から
受け取ったものである。信号は、モータ12が動作速度
(約10,000rpm)で回転しているときに取った
ものである。各信号は、正弦波であり、これは、ハブの
上側面232がほぼ平らではあるが、一般に、静止シャ
フト24に対して真の垂直から公差の範囲内で少しずれ
て組み立てられたことを反映している。また、信号25
0および254が正弦波の性質をもつことが、真の垂直
でないシャフト24にスラスト板44が取り付けられて
いることから生じることもある。組み立てたモータの製
造公差が与えられた場合、一般に、1回転中に生じる山
と谷のギャップの測定値は約60ミクロンになることが
ある。この示差測定値は、トータル・インジケータ・ラ
ンアウト(TIR)と呼ばれ、一般に測定される4〜9
ミクロンの軸方向飛行高度値よりも実際に1桁大きいの
で、大きな測定値である。すなわち、プローブ210な
どの1つのプローブを静止シャフト・モータ12の軸方
向飛行高度の測定に利用する場合、TIRは、一般に、
軸方向の飛行高度変位の測定値を覆い隠してしまうほど
大きい。この問題を解決するために、2つのプローブ2
10および214を利用して回転ハブ・モータ12の測
定を行い、前に示したように、プローブ210および2
14を静止シャフト24から半径方向に等距離で180
°離して配置する。
【0019】好ましい実施形態においては、プローブ2
10からの信号250を、プローブ214からの信号2
54に加算する。プローブ210および214(180
°離れた)の位置により、2つの信号250および25
4は、位相が180°ずれる。したがって、信号を加算
することにより、一方の信号のTIRが、他方の信号の
TIRを打ち消す。その結果得られる加算信号256を
図3に示す。
【0020】図3に示したように、時間0のとき(グラ
フの横軸が時間を表す)、モータ12が、10,000
rpmで最大軸方向飛行高度(縦軸が飛行高度を表す)
で回転している。モータへの電力が、時間0で遮断さ
れ、ハブ100の回転速度が低下する。ハブの回転速度
が低下するにつれて、軸方向飛行高度が下がり、約67
秒のときにモータの回転が止まり、軸方向飛行高度の測
定値が約7ミクロンになる。図3において、時間0での
回転軸方向の飛行高度が、任意に値0に指定されている
ことに留意されたい。実際には、ギャップは、モータの
回転速度が低下するにつれて大きくなる正の初期値を有
する。最後のギャップ信号値から始動時のギャップ値を
減算すると、飛行高度7ミクロンが得られるので、初期
値を算術的に省略することができる。次に、本発明の信
号処理について考察する。
【0021】図4は、図1に示した装置の信号処理の概
要を示す。図4に示したように、プローブ210からの
信号250とプローブ214からの信号254が、信号
加算器270に送られる。これらの信号は、図2の位相
が180°ずれた正弦波信号であり、その加算により、
図3に示した値が得られる。初期加算信号値(Y)27
8(動作飛行高度)は、メモリ記憶装置の適当な場所に
記憶される。その後、モータが飛行を停止したとき、最
終加算値(Z)284が、やはりメモリ記憶装置の適当
な場所に記憶される。その後、初期加算値と最終加算値
が、減算器290に送られる。減算器の出力|Y−Z|
の絶対値が、軸方向の軸受飛行高度Δである。
【0022】したがって、前述の装置と方法を利用し
て、流体力学的流体軸受の飛行高度と、軸受内の油の充
足率との間の系統的な関係を求めることができる。すな
わち、製造した複数のモータに、前述の流体力学的流体
軸受の飛行高度測定装置と方法を利用することにより、
図5に示したように、特定のタイプの製造モータのグラ
フを作成することができる。図5に示したように、縦軸
は、特定のタイプのモータの流体力学的軸受の飛行高度
Δを表し、横軸は、軸受内の流体の充足率を表す。特定
タイプのモータに関して、4ミクロン未満の飛行高度Δ
は、流体が不十分であることを示し、7ミクロンを超え
る飛行高度Δは、流体が十分であることを示し、4ミク
ロン〜7ミクロンの飛行高度は、限界性能のモータを示
すことが分かる。したがって、本明細書で説明する代表
的なディスク・ドライブ・モータの場合、7〜9ミクロ
ンの軸方向軸受飛行高度Δは、寿命動作に十分な油を有
する適切に製造されたモータの指標と見なされ、一方4
ミクロン未満のΔは、不合格な部品となる、油が不十分
な不適切に製造されたモータを示す。飛行高度が4〜7
ミクロンのモータは疑わしい。
【0023】図1に示した正立の向きのモータと、図1
を180°を回転させて示された上下逆向きのモータの
両方を試験することが望ましい。ただし、上下逆向きで
は、スラスト板の下側が油軸受面になるが、プローブ2
10および214で行われる測定とプローブ信号250
および254の信号処理はそれぞれ、同じままである。
すなわち、図4に示したように、上下逆向きの構成のモ
ータの場合、信号250と254が加算され、最高速度
のモータから始まり、モータが停止して終わる。初期加
算値信号(Y)278と最終加算値信号(Z)284
が、減算器290に送られ、減算された信号の絶対値|
Y−Z|が、軸方向の軸受飛行高度Δを表す。正立のΔ
と上下逆向きのΔは等しいと思われるかも知れないが、
そのようなケースはまれである。モータが合格であるた
めには、モータが正立のときとモータが上下逆向きのと
きの軸方向の軸受飛行高度が、共に7〜10ミクロンの
許容範囲内になければならない。
【0024】本発明は、また、ハブが固定された回転シ
ャフト型の流体力学的軸受モータにも適用できる。当業
者には周知のように、そのようなモータでは、回転シャ
フトは、回転するときにそれを所定の飛行高度で飛行さ
せる流体力学的軸受を含む。そのようなモータでは、1
つの非接触式変位プローブが、飛行高度を測定するため
に回転シャフトの中心軸に配置される。図6は、そのよ
うな単一のプローブによって生成された信号310を示
すグラフである。最初、プローブがシャフトの回転中心
にあるため、プローブ信号310が、図1に示した実施
形態による信号250および254のような正弦波では
なく、半径方向に配置されたプローブ210および21
4のTIRの影響を受けないことに留意されたい。図7
の概略図に、単一のプローブ信号310の信号処理を示
す。第1の実施形態の2つのプローブに必要とされたよ
うな加算器は必要でなく、最高速度で回転する際の初期
信号(V)314が、ある記憶場所に記憶され、0rp
mのときの最終信号(W)318も、ある記憶場所に記
憶される。その後、これらの信号が、減算器324に送
られ、減算器出力の絶対値|V−W|が、軸の飛行高度
Δを表す。前の実施形態と同様に、Δの値が許容可能で
あるとき、モータに十分な油が注入されていることを示
し、Δの値が小さいときは、油が不十分であり、したが
って不合格の部品であることを示す。当然ながら、モー
タ12の信号処理に関して前に示したように、モータを
十分に評価するためには、モータの軸方向の飛行高度を
正立の向きと上下逆向きで測定しなければならない。
【0025】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0026】(1)流体力学的流体軸受モータ内の流体
の充足率を決定する方法であって、流体力学的流体軸受
内に十分な量の流体を有するモータと、流体力学的流体
軸受内に不十分な量の流体を有するモータの流体軸受の
飛行高度の範囲を決定する段階と、特定の流体力学的流
体軸受モータの飛行高度を決定する段階と、前記特定の
モータの飛行高度を、流体軸受飛行高度の前記範囲と比
較して、前記特定の流体力学的流体軸受モータ内の流体
の充足率を決定する段階とを含む方法。 (2)特定の流体力学的流体軸受モータの飛行高度を決
定する前記段階が、回転部品が最大飛行高度で回転して
いるときの前記モータの前記回転部品の変位を示す第1
の信号を生成する段階と、前記回転部品が流体力学的軸
受内の飛行を停止したときの前記回転部品の変位を示す
第2の信号を生成する段階と、前記特定のモータの前記
流体力学的流体軸受の飛行高度の指標として、前記第1
の信号と第2の信号の差を求める段階とを含む上記
(1)に記載の方法。 (3)前記流体力学的流体軸受が、静止シャフト部分と
回転ハブ部分を含む、上記(2)に記載の方法。 (4)2つの変位プローブを利用して前記第1の信号を
獲得し、前記2つの変位プローブを利用して前記第2の
信号を獲得する、上記(3)に記載の方法。 (5)前記第1の変位プローブが第1のプローブ信号を
生成し、前記第2の変位プローブが第2のプローブ信号
を生成し、前記第1のプローブ信号が、前記第2のプロ
ーブ信号と位相が180°ずれている、上記(4)に記
載の方法。 (6)前記第1のプローブからの信号と前記第2のプロ
ーブからの信号を加算して、前記第1の信号を生成す
る、上記(5)に記載の方法。 (7)前記第1のプローブからの信号と前記第2のプロ
ーブからの信号を加算して、前記第2の信号を生成す
る、上記(6)に記載の方法。 (8)前記流体力学的流体軸受が、回転シャフト部分と
静止ハブ部分を含む、上記(2)に記載の方法。 (9)前記段階が、前記モータが正立の向きの状態で行
われ、前記段階が、前記モータが上下逆向きの状態で行
われる、上記(1)に記載の方法。 (10)流体力学的流体軸受の飛行高度を決定する方法
であって、前記部品が最大飛行高度で回転しているとき
の前記モータの回転部品の変位を示す第1の信号を生成
する段階と、前記部品がその流体力学的軸受内で飛行を
停止したときの前記回転部品の変位を示す第2の信号を
生成する段階と、前記特定のモータの前記流体力学的流
体軸受の飛行高度の指標として、前記第1と第2の信号
の差を求める段階とを含む方法。 (11)前記流体力学的流体軸受が、静止シャフト部分
と回転ハブ部分とを含む、上記(10)に記載の方法。 (12)2つの変位プローブを利用して前記第1の信号
を獲得し、前記2つの変位プローブを利用して前記第2
の信号を獲得する、上記(11)に記載の方法。 (13)前記第1の変位プローブが第1のプローブ信号
を生成し、前記第2の変位プローブが第2のプローブ信
号を生成し、前記第1のプローブ信号が、前記第2のプ
ローブ信号と位相が180°ずれている、上記(12)
に記載の方法。 (14)前記第1のプローブからの信号と前記第2のプ
ローブからの信号を加算して、前記第1の信号を生成す
る、上記(13)に記載の方法。 (15)前記第1のプローブからの信号と前記第2のプ
ローブからの信号を加算して、前記第2の信号を生成す
る、上記(14)に記載の方法。 (16)回転による飛行高度を達成する前記流体力学的
流体軸受の部品に対して固定された関係で配置され、前
記プローブと前記部品の距離に関係する変位信号を出力
する、少なくとも1つの非接触変位プローブと、前記プ
ローブに動作可能に係合され、前記部品が最大飛行高度
のときに前記プローブから第1の変位信号を受け取って
記憶し、前記部品が最小飛行高度に配置されたときに前
記プローブからの第2の変位信号を受け取って記憶する
信号プロセッサとを含み、前記信号プロセッサが、前記
流体力学的流体軸受の前記飛行高度の目安として、前記
記憶された信号の差を求めて出力信号を提供する、流体
力学的流体軸受の飛行高度測定装置。 (17)前記プローブが容量プローブである、上記(1
6)に記載の装置。 (18)前記プローブがうず電流プローブである、上記
(16)に記載の装置。 (19)前記プローブが光学プローブである、上記(1
6)に記載の装置。 (20)前記流体力学的流体軸受が、静止シャフト部材
と回転ハブ部材の間に形成され、前記2つのプローブ
が、前記回転ハブ部材と前記シャフト部材に対して18
0°離れた角度で配置され、前記2つのプローブが前記
シャフト部材から等しい半径距離に配置される、上記
(16)に記載の装置。 (21)前記2つのプローブからの変位信号を加算して
前記第1の変位信号を求め、前記2つのプローブからの
変位信号を加算して前記第2の変位信号を求める、上記
(20)に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す流体力学的流体軸受
モータの断面図である。
【図2】2つの変位プローブ信号を示すグラフである。
【図3】減速中の2つのプローブ信号の合計のグラフで
ある。
【図4】本発明の信号処理論理の概略図である。
【図5】流体力学的流体軸受の飛行高度(Δ)と流体力
学的流体軸受内の流体の充足率の関係を示すグラフであ
る。
【図6】回転シャフト流体力学的軸受モータの単一のプ
ローブ信号を示すグラフである。
【図7】図6に示した信号の信号処理論理の概略図であ
る。
【符号の説明】
12 モータ 16 下側プレート 20 上側プレート 24 静止シャフト 28 軸穴 36 係合ねじ 40 V字形シェブロン 44 スラスト板 50 中央部分 54 空気圧力平衡孔 60 空気圧力平衡孔 80 電気コイル巻線 88 固定子 100 回転ハブ 108 スリーブ部分 114 外側壁 118 外縁 122 環状空間 130 磁石 140 軸穴 148 肩部 152 穴部 160 カバー板 164 ギャップ 168 ギャップ 200 アクセス孔 210 プローブ 214 プローブ 218 スリーブ部材 224 ギャップ 228 ギャップ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 13/04

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体力学的流体軸受モータ内の流体の充足
    率を決定する方法であって、 流体力学的流体軸受内に十分な量の流体を有するモータ
    と、流体力学的流体軸受内に不十分な量の流体を有する
    モータの流体軸受の飛行高度の範囲を決定する段階と、 特定の流体力学的流体軸受モータの飛行高度を決定する
    段階と、 前記特定のモータの飛行高度を、流体軸受飛行高度の前
    記範囲と比較して、前記特定の流体力学的流体軸受モー
    タ内の流体の充足率を決定する段階とを含む方法。
  2. 【請求項2】特定の流体力学的流体軸受モータの飛行高
    度を決定する前記段階が、 回転部品が最大飛行高度で回転しているときの前記モー
    タの前記回転部品の変位を示す第1の信号を生成する段
    階と、 前記回転部品が流体力学的軸受内の飛行を停止したとき
    の前記回転部品の変位を示す第2の信号を生成する段階
    と、 前記特定のモータの前記流体力学的流体軸受の飛行高度
    の指標として、前記第1の信号と第2の信号の差を求め
    る段階とを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記流体力学的流体軸受が、静止シャフト
    部分と回転ハブ部分を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】2つの変位プローブを利用して前記第1の
    信号を獲得し、前記2つの変位プローブを利用して前記
    第2の信号を獲得する、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第1の変位プローブが第1のプローブ
    信号を生成し、前記第2の変位プローブが第2のプロー
    ブ信号を生成し、前記第1のプローブ信号が、前記第2
    のプローブ信号と位相が180°ずれている、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第1のプローブからの信号と前記第2
    のプローブからの信号を加算して、前記第1の信号を生
    成する、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第1のプローブからの信号と前記第2
    のプローブからの信号を加算して、前記第2の信号を生
    成する、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記流体力学的流体軸受が、回転シャフト
    部分と静止ハブ部分を含む、請求項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記段階が、前記モータが正立の向きの状
    態で行われ、前記段階が、前記モータが上下逆向きの状
    態で行われる、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】流体力学的流体軸受の飛行高度を決定す
    る方法であって、 前記部品が最大飛行高度で回転しているときの前記モー
    タの回転部品の変位を示す第1の信号を生成する段階
    と、 前記部品がその流体力学的軸受内で飛行を停止したとき
    の前記回転部品の変位を示す第2の信号を生成する段階
    と、 前記特定のモータの前記流体力学的流体軸受の飛行高度
    の指標として、前記第1と第2の信号の差を求める段階
    とを含む方法。
  11. 【請求項11】前記流体力学的流体軸受が、静止シャフ
    ト部分と回転ハブ部分とを含む、請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】2つの変位プローブを利用して前記第1
    の信号を獲得し、前記2つの変位プローブを利用して前
    記第2の信号を獲得する、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記第1の変位プローブが第1のプロー
    ブ信号を生成し、前記第2の変位プローブが第2のプロ
    ーブ信号を生成し、前記第1のプローブ信号が、前記第
    2のプローブ信号と位相が180°ずれている、請求項
    12に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記第1のプローブからの信号と前記第
    2のプローブからの信号を加算して、前記第1の信号を
    生成する、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記第1のプローブからの信号と前記第
    2のプローブからの信号を加算して、前記第2の信号を
    生成する、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】回転による飛行高度を達成する前記流体
    力学的流体軸受の部品に対して固定された関係で配置さ
    れ、前記プローブと前記部品の距離に関係する変位信号
    を出力する、少なくとも1つの非接触変位プローブと、 前記プローブに動作可能に係合され、前記部品が最大飛
    行高度のときに前記プローブから第1の変位信号を受け
    取って記憶し、前記部品が最小飛行高度に配置されたと
    きに前記プローブからの第2の変位信号を受け取って記
    憶する信号プロセッサとを含み、 前記信号プロセッサが、前記流体力学的流体軸受の前記
    飛行高度の目安として、前記記憶された信号の差を求め
    て出力信号を提供する、流体力学的流体軸受の飛行高度
    測定装置。
  17. 【請求項17】前記プローブが容量プローブである、請
    求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記プローブがうず電流プローブであ
    る、請求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記プローブが光学プローブである、請
    求項16に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記流体力学的流体軸受が、静止シャフ
    ト部材と回転ハブ部材の間に形成され、前記2つのプロ
    ーブが、前記回転ハブ部材と前記シャフト部材に対して
    180°離れた角度で配置され、前記2つのプローブが
    前記シャフト部材から等しい半径距離に配置される、請
    求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記2つのプローブからの変位信号を加
    算して前記第1の変位信号を求め、前記2つのプローブ
    からの変位信号を加算して前記第2の変位信号を求め
    る、請求項20に記載の装置。
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