JP3170177U - Ｌｅｄ安全灯管 - Google Patents

Abstract

【課題】省エネで放熱効果が良好で照度が高く安全性が高いＬＥＤ安全灯管を提供する。
【解決手段】ＬＥＤ安全灯管は、ランプカバー、座体、回路板及び二つのコネクタを包含する。ランプカバーは塑性材料からなる半円中空体であり、両側に内向きに凹んだレール溝が設けられる。座体は、回路板とランプカバーを組込むベース筺体であって、塑性材料からなり、断面が半円形であり、下部に二つのフックが凸設されてランプカバーの両側のレール溝にスライド式に係合され、上部に複数のフィンが連設される。回路板は座体の下部のフック内側のリブに係合され、回路板上に発光ダイオードが設けられる。コネクタは座体の両側に設けられ、並びに電気的に回路板に接続され、コネクタに極性端子が設けられ、電源に接続される。
【選択図】図１

Description

本考案は一種のLED安全灯管に係り、特に、ランプカバー、座体、回路板及びコネクタを包含し、該ランプカバー及び該座体が塑性材料で形成され、該座体の上半部に複数のフィンが設けられ、回路板及びコネクタに結合され、省エネで、放熱効果が良好で、照度が高く、安全性が高い灯管構造とされ、周知の蛍光灯管或いは類似の灯管の代わりに使用されるLED安全灯管に関する。

早期の蛍光灯は密閉されたガス放電管を採用し、管内の主要な気体はアルゴンとされ、別にネオン或いはクリプトン等を包含し、管内気圧は大気の約０．３％であり、並びに管内に導通する電流により（電子が加速される）、気体放電状態を形成し、光を発射する。

また、蛍光灯の灯管の材質のほとんどはガラスとされ、且つ蛍光灯管内部には小量の水銀が含有され、ゆえに、手にとる或いは取付ける時に注意が必要で、不注意から蛍光灯を壊すと、内部の水銀が流出して環境に傷害を形成し得て、且つ人体が不注意から接触或いは吸引した場合、中毒現象を形成し得る。且つ伝統的な蛍光灯は便宜ではあるが、廃棄物は水銀汚染或いは破裂しやすい等の欠点がある。

しかし、現在、伝統的な蛍光灯に代わり、発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用した灯管が出現し、その構造は、早期の蛍光灯の密閉式管体とは異なっており、その管体は放熱問題のために、ほとんどはアルミの成形方式により製造される。アルミを採用する関係で、リサイクル上、比較的不便であり、組立上、ランプカバーと密接に結合させにくく、これはアルミ押し型材が通常熱によりランプカバーを変形させやすいためである。

これにより、本考案者は上述の欠点を鑑み、簡単な組立方式により放熱効果が良好で、照度が高く安全性の高いLED安全灯管を提供することを思い立った。

本考案の主要な目的は、一種のLED安全灯管を提供することにあり、それは、ランプカバー、座体、回路板及びコネクタの設計、詳しくは、該ランプカバーの両側それぞれに内向きにレール溝が凹設され、該座体の下部に二つのフックが凸設され、該ランプカバーの両側のレール溝に係合され、該二つのフックの内側辺の対応部分にリブが設けられ、該回路板が該座体の下部のフックの内側のリブに嵌め込まれ、組立が容易で、且つ安全性が高い効果を形成し、これにより全体の実用性が増されたものとする。

本考案の次の目的は、一種のLED安全灯管を提供することにあり、それは、ランプカバー及び座体が塑性材料を成形してなり、異なる色に変換するのに便利で、ランプカバーを通る光の色に多種類の変化を発生させられ、これにより、全体の便利性と塑性材料のリサイクル使用を提供するものとする。

本考案の更なる目的は、一種のLED安全灯管を提供することにあり、それは、回路板に凸塊と凹孔が設けられ、回路板と回路板間が組合せに供され、灯管長さ或いは照度の規格に合わせて回路板を接地するか或いはＬＥＤ数量を増加でき、全体の実用性及び機能性が増されたものとする。

本考案のまた一つの目的は、一種のLED安全灯管を提供することにあり、それは、座体の上部に複数のフィンが連設され、良好な放熱効果を形成し、これにより、全体の実用性が増され使用寿命が延長されたものとする。

本考案のLED安全灯管は、ランプカバー、座体、回路板及び二つのコネクタを包含する。該ランプカバーは半円中空体とされ並びに塑性材料を成形してなり、両側に内向きに凹んだレール溝が設けられている。該座体は半円体とされ並びに塑性材料を成形してなり、下部に二つのフックが凸設されて該ランプカバーの両側のレール溝にスライド式に係合され、該二つのフックの内側辺の対応部分にリブが設けられている。該座体の上部に複数のフィンが連設され、該回路板は該座体の下半部の該フック内側のリブに係合され、該回路板上に発光ダイオードが設けられる。該コネクタは該座体の両側に設けられ、並びに電気的に該回路板に接続され、該コネクタに極性端子が設けられ、電源に接続される。

本考案は省エネで放熱効果が良好で照度が高く安全性が高い灯管構造を提供している。

本考案の実施例の外観図である。 本考案の実施例の分解図である。 本考案の実施例のフィン態様の断面表示図である。 本考案の実施例のフィンの別の態様の断面表示図である。 本考案の実施例の回路板の組合せ表示図である。 本考案の実施例の回路板の別の組合せ表示図である。

図１から図６を参照されたい。これらは本考案の実施例の表示図であり、本考案は一種のLED安全灯管であり、ランプカバー１０、座体２０、回路板３０及び二つのコネクタ４０を包含する。

該ランプカバー１０は半円中空体とされ並びに塑性材料を成形してなり、その両側に内向きに凹んだレール溝１１が設けられている。

該座体２０は半円体とされ並びに塑性材料を成形してなり、下部に二つのフック２１が凸設されて、該フック２１は該ランプカバー１０の両側のレール溝１１にスライド式に係合され、該二つのフック２１の内側辺の対応部分にリブ２２が設けられ、該座体２０の上部に複数のフィン２３が連設されている。

該回路板３０は該座体２０下部のフック２１内側のリブ２２に嵌め込まれ、該回路板３０上に発光ダイオード５０が設けられる。

該コネクタ４０は該座体２０の両側に設けられ、並びに回路板３０に電気的に接続され、該コネクタ４０上に極性端子４１が設けられて、電源に接続される。

これにより、省エネで放熱効果が良好で照度が高く、リサイクルできてエコであり、安全性が高い灯管構造が形成されている。

そのうち、該ランプカバー１０及び該座体２０の塑性材料はカラー表現可能である。該ランプカバー１０及び該座体２０の塑性材料はプラスチックとされる。

該回路板３０上にさらに凸塊３１と凹孔３２が設けられ、対応する回路板３０との接続に供され、灯管長さに応じて伸縮調整して組合せられるか、或いは照度の規格により回路板３０上の発光ダイオード５０の数量が決定される。該回路板３０と回路板３０の間には接続導体が設けられて電気的に接続される。

該座体２０上部のフィン２３は一体成形され、且つ直立式に下向きに延伸される。また該座体２０の下半部のフィン２３は一体成形され、且つ直立して両側に向けて湾曲して延伸される。

図１から図６を参照されたい。本考案のLED安全灯管の最良の実施方式によると、ランプカバー１０、座体２０、回路板３０及び二つのコネクタ４０により現出される。そのうち、該ランプカバー１０は半円中空体とされ並びに塑性材料で成形され、該塑性材料はプラスチック或いは類似の材料とされる。

ランプカバー１０の両側は内向きに凹んだレール溝１１が形成され、該レール溝１１に座体２０がスライド式に嵌め込まれて組み合わされる。別に座体２０は半円体とされ並びに塑性材料が成形されてなり、該座体２０と該ランプカバー１０の相互結合後には灯管円柱状が形成される。そのうち、該塑性材料はプラスチック或いは類似の材料とされる。座体２０とランプカバー１０の塑性材料が射出成形される時、異なる色の材料が加えられることで、外観の色の変化が形成され、発光ダイオード５０の発光がランプカバー１０の異なる色を通して射出されることにより、異なる色の光線を発生し、その用途が増加する。

該座体２０の下部には二つのフック２１が凸設され、該二つのフック２１はランプカバー１０の両側のレール溝１１にスライド式に係合され、これにより座体２０がフック２１によりランプカバー１０のレール溝１１中にスライド式に係合され、凹凸方式によりフック２１とレール溝１１が安定して嵌合する。

該座体２０の上部には複数のフィン２３が連設され、放熱機能がアップされる。該フィン２３は座体２０の下部と一体成形され且つ直立式に上向きに延伸されるか（図３のとおり）、或いは該フィン２３に別の態様が採用され、座体２０の下部と一体成形され且つ直立して両側に向けて湾曲し延伸される（図４のとおり）。当然上述の態様は上述の二種類に限定されるわけではなく、その他の態様も可能である。

さらに、該座体２０の下部の二つのフック２１の内側辺の対応部分にリブ２２が設けられ、回路板３０の嵌め込み固定に供され、回路板３０上に発光ダイオード５０及びその他の電子部品及び安定器（図示せず）等が設けられる。

該発光ダイオード５０は必要な光線に合わせて複数が設けられ、そのうち、該発光ダイオード５０は表面実装型（ＳＭＴ）或いはその他の付着の方式が採用されることで光線を現出する。また、該回路板３０上にさらに凸塊３１及び凹孔３２が設けられ、そのうち凸塊３１は回路板３０上の一端に設けられ、凹孔３２は回路板３０上の別端に設けられ、凸塊３１と凹孔３２により回路板３０が組合せ方式で接続され、回路板３０の長さは灯管の規格により調整可能で、それに対応するランプカバー１０と座体２０もまた合わせて設置される。回路板３０と回路板３０の間には配線が設けられて電気的に接続される。

また、ランプカバー１０と座体２０の両側にコネクタ４０が設けられ、該コネクタ４０はランプカバー１０の座体２０の円周体に合わせて設置され、並びにランプカバー１０と座体２０の緊密な嵌合により、ランプカバー１０と座体２０は滑って脱落しない。

コネクタ４０には極性端子４１が設けられ、該極性端子４１内部は回路板３０に接続され、極性端子４１外部は灯管のソケット（図示せず）に接続されて、電源に接続され、電源は極性端子４１より伝送されて回路板３０上の発光ダイオード５０の発光に供される。

以上から分かるように、本考案のLED安全灯管は以下のような実用的な長所を有する。
１．座体上部に各種の複数のフィンが連設された設計により、灯管の放熱効果が良好で、発光ダイオードと組み合わされると周知の灯管に較べて消費電力が少なく発熱量が低い特性を有し、省エネに符合し、灯管使用寿命を延長し、これにより、本考案の実用性をアップする。
２．ランプカバーと座体がいずれも塑性材料とされ、異なる色に変化させられ、外観が目を引く効果を達成し、且つ回路板の組合せにより、灯管が多種類のサイズ或いは照度規格の変化に符合可能で、且つ灯管材料は回収可能でエコであり、本考案の機能性が増加する。

以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の権利請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の権利のカバーする範囲内に属するものとする。

１０ ランプカバー １１ レール溝
２０ 座体 ２１ フック
２２ リブ ２３ フィン
３０ 回路板 ３１ 凸塊
３２ 凹孔 ４０ コネクタ
４１ 極性端子 ５０ 発光ダイオード

Claims (7)

1. LED安全灯管において、
   ランプカバーであって、半円中空体であり塑性材料を成形してなり、両側に内向きに凹んだレール溝が形成された上記ランプカバーと、
   座体であって、半円体であり塑性材料を成形してなり、下部に二つのフックが凸設されて該ランプカバーの両側のレール溝にスライド式に係合され、該二つのフックの内側辺の対応部分にリブが設けられ、上部に複数のフィンが連設された上記座体と、
   回路板であって、該座体下部のフックの内側辺のリブ上に嵌入され、該回路板上に発光ダイオードが設けられた上記回路板と、
   二つのコネクタであって、該座体の両側に設けられ、並びに該回路板に電気的に接続され、該コネクタに極性端子が設けられて電源に接続される上記二つのコネクタと、
   を包含したことを特徴とする、LED安全灯管。
2. 請求項１記載のLED安全灯管において、該ランプカバーと該座体の塑性材料はカラー表示を有することを特徴とする、LED安全灯管。
3. 請求項１又は２記載のLED安全灯管において、該ランプカバーと該座体の塑性材料はプラスチックであることを特徴とする、LED安全灯管。
4. 請求項１記載のLED安全灯管において、該回路板上に凸塊と凹孔が設けられて回路板の接続に供されて、これにより灯管長さ規格に対応することを特徴とする、LED安全灯管。
5. 請求項４記載のLED安全灯管において、該回路板と回路板の間に導体配線が設けられ、電気的接続に供されることを特徴とする、LED安全灯管。
6. 請求項１記載のLED安全灯管において、該座体の上部のフィンは一体成形され、且つ直立式に上向きに延伸されたことを特徴とする、LED安全灯管。
7. 請求項１記載のLED安全灯管において、該座体の上部のフィンは一体成形され、且つ直立して両側に向けて湾曲し延伸されたことを特徴とする、LED安全灯管。

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