JP3169973U - うちわ - Google Patents

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滋雄 池谷
滋雄 池谷
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Abstract

【課題】複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、原反板の材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上させたうちわを提供する。【解決手段】うちわ10であって、複数枚の同一形状の上記うちわ10を横置きして順に並べる。さらに、相隣るうちわ10の横置きの向きがそれらのうちわ板部と補強板部とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわ10の第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわ10の第2側縁部同士がそれらのうちわ板部と補強板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にしてなるもの。【選択図】図2

Description

本考案は、うちわに関する。
従来、うちわとして、特許文献1に記載の如く、うちわ板部に折部を介して補強板部を該うちわ板部に折重ね可能に連設し、うちわ板部と補強板部にそれらを折重ねたときに合致する小孔を形成可能にしてなるものがある。
うちわ板部と補強板部を折重ねた上で接着し、その折重ね部を使用者の手指による握り部とし、うちわ板部を扇ぎ使用するものである。
うちわ板部と補強板部の折重ね部に設けられている小孔は、不使用時のうちわの壁等への吊り掛け用として用いるものとされている。
実公昭54-2219
特許文献1に記載のうちわの量産時には、厚紙、段ボール紙、合成樹脂板等の原反板から複数枚のうちわを型抜きすることになる。
しかしながら、従来技術では、複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、相隣るうちわの側縁部同士の間に隙間を介するものになっていて、この隙間が原反板の材料のむだになる。
本考案の課題は、複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、原反板の材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上することにある。
請求項1に係る考案は、うちわ板部に折部を介して補強板部を該うちわ板部に折重ね可能に連設し、うちわ板部と補強板部にそれらを折重ねたときに合致する握り孔を形成可能にしてなるうちわであって、うちわのうちわ板部と補強板部を折重ねていない展開状態で、うちわ板部と補強板部の握り孔を挟む両側の側縁部を第1側縁部と第2側縁部とし、複数枚の同一形状の上記うちわを横置きして順に並べ、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部と補強板部とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部と補強板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にしてなるようにしたものである。
請求項2に係る考案は、うちわ板部に握り孔を形成可能にしてなるうちわであって、うちわ板部の握り孔を挟む両側の側縁部を第1側縁部と第2側縁部とし、複数枚の同一形状の上記うちわを横置きして順に並べ、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部を互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にしてなるようにしたものである。
請求項3に係る考案は、請求項1又は2に係る考案において更に、前記複数枚のうちわが原反板から型抜きされ、各うちわの原反板における型抜き跡が前記並び置き状態をなすようにしたものである。
請求項4に係る考案は、請求項1又は3に係る考案において更に、前記うちわのうちわ板部と補強板部に形成される握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなすようにしたものである。
請求項5に係る考案は、請求項2又は3に係る考案において更に、前記うちわのうちわ板部に形成される握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなすようにしたものである。
請求項6に係る考案は、請求項1、3、4のいずれかに係る考案において更に、前記うちわのうちわ板部と補強板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用されるようにしたものである。
請求項7に係る考案は、請求項2、3、5のいずれかに係る考案において更に、前記うちわのうちわ板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用されるようにしたものである。
(請求項1、3、4、6)
(a)複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、各うちわのうちわ板部と補強板部を折重ねていない展開状態とし、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部と補強板部とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部と補強板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にする。
これにより、各うちわのうちわ板部と補強板部が、原反板における各うちわの並び置き方向で、相隣る他のうちわのうちわ板部と補強板部に隙間を介することなく接して、互いに連続配置されるものになる。これにより、原反板の長さ方向(原反板における各うちわの並び置き方向に沿う方向)における材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上するものになる。
尚、各うちわの第1側縁部と第2側縁部に交差する、うちわ板部の先端部と補強板部の先端部を、原反板における各うちわの並び置き方向に平行する直線状とするときには、原反板の幅方向(原反板における各うちわの並び置き方向に直交する方向)における材料のむだもなくなり、その材料使用効率を一層向上するものになる。
(b)うちわは、うちわ板部と補強板部を折部まわりで折重ねた上で接着し、その折重ね部で合致する握り孔と折部で挟まれる部分を握り部とし、該握り孔に使用者の手の親指以外の複数の指を差し込み、それらの指の遠位指節間関節と手の平との間で握り部を握り、うちわ板部を扇ぎ使用するものになる。
このとき、うちわの握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなすものとされているから、握り部の握り操作性を向上し、うちわの扇ぎ使用性が向上する。
尚、うちわの握り部が補強板部により簡易に補強されるものになり、その耐久強度を向上し、繰り返し使用性が向上する。
(c)うちわのうちわ板部と補強板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用される。打抜き片を単なる廃棄物とすることなく、抽選券、参加券等として活用できる。
(請求項2、3、5、7)
(d)複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部を互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にする。
これにより、各うちわのうちわ板部が、原反板における各うちわの並び置き方向で、相隣る他のうちわのうちわ板部に隙間を介することなく接して、互いに連続配置されるものになる。これにより、原反板の長さ方向(原反板における各うちわの並び置き方向に沿う方向)における材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上するものになる。
尚、各うちわの第1側縁部と第2側縁部に交差する、うちわ板部の先端部と基端部を、原反板における各うちわの並び置き方向に平行する直線状とするときには、原反板の幅方向(原反板における各うちわの並び置き方向に直交する方向)における材料のむだもなくなり、その材料使用効率を一層向上するものになる。
(e)うちわは、うちわ板部の握り孔と基端部で挟まれる部分を握り部とし、該握り孔に使用者の手の親指以外の複数の指を差し込み、それらの指の遠位指節間関節と手の平との間で握り部を握り、うちわ板部を扇ぎ使用するものになる。
このとき、うちわの握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなすものとされているから、握り部の握り操作性を向上し、うちわの扇ぎ使用性が向上する。
(f)うちわのうちわ板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用される。打抜き片を単なる廃棄物とすることなく、抽選券、参加券等として活用できる。
図1は実施例1のうちわを示す正面図である。 図2はうちわを型取りしたロール状原反板を示す模式図である。 図3は図2の要部拡大図である。 図4は実施例2のうちわを示す正面図である。 図5はうちわを型取りしたロール状原反板を示す模式図である。
(実施例1)(図1〜図3)
図1に示したうちわ10は、厚紙、段ボール紙、合成樹脂板等からなり、うちわ板部11に折部13を介して補強板部12を該うちわ板部11に折重ね可能に連設し、うちわ板部11と補強板部12にそれらを折重ねたときに合致する握り孔11A、12Aを形成可能にしている。
うちわ10は、図1(A)に示した展開状態のうちわ板部11と補強板部12を折部13を介して折重ね、折重ねたうちわ板部11と補強板部12を接着した折重ね部とし、その折重ね部で図1(B)に示す如くに合致する握り孔11A、12Aと折部13で挟まれる部分を握り部10Aとする。
使用者は、うちわ板部11と補強板部12の折重ね部の握り孔11A、12Aに手の親指以外の4指、又は親指と小指以外の3指を差し込み、それらの指の遠位指節間関節と手の平との間で握り部10Aを握り、うちわ板部11を扇ぎ使用する。
しかるに、うちわ10は、うちわ板部11と補強板部12を折重ねていない展開状態で、うちわ板部11と補強板部12の握り孔11A、12Aを挟む両側の側縁部を第1側縁部A1と第2側縁部A2とする。
尚、うちわ10は、図1に示す如く、うちわ板部11及び補強板部12の形状を中心軸Cに関して線対称形状としている。但し、うちわ10は、中心軸Cに関して非対象形状をなすものでも良い。
また、複数枚の同一形状のうちわ10を横置きして(うちわ10の中心軸Cをそれらの並び置き方向に直交する横向きに置く)順に並べ、相隣るうちわ10の横置きの向きがそれらのうちわ板部11と補強板部12とを互い違いの逆向きとする(一方のうちわ10のうちわ板部11の先端部11Fを他方のうちわ10のうちわ板部11の先端部11Fに対する反対側に置き、一方のうちわ10の補強板部12の先端部12Fを他方のうちわ10の補強板部12の先端部12Fに対する反対側に置く)並び置き状態で、図2、図3に示す如く、相隣るうちわ10の第1側縁部A1、A1同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわ10の第2側縁部A2、A2同士がそれらのうちわ板部11と補強板部12をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔Liを該第2側縁部A2、A2の全域で同一にしている(L1=L2=…=Ln)。
尚、うちわ10は、図1に示す如く、うちわ板部11の先端部11Fと補強板部12の先端部12Fを、中心軸Cに対して直交する直線状にしている。
そして、うちわ10の生産時に、複数枚のうちわ10を図2、図3に示したロール状原反板1から型抜きするとき、各うちわ10の原反板1における型抜き跡が原反板1の長さ方向(原反板1における各うちわ10の並び置き方向に沿う方向)で上述の各うちわ10の並び置き状態をなすものとされている。
更に、本実施例では、うちわ10の生産時に、各うちわ10の原反板1における型抜き後が、原反板1の長さ方向で上述の各うちわ10の並び置き状態をなすだけでなく、原反板1の幅方向(原反板1における各うちわ10の並び置き方向に直交する方向)でも複数枚(図2では4枚)のうちわ10が隣接配置され、当該原反板1の幅方向で相隣るうちわ10におけるうちわ板部11の先端部11F同士、及び相隣るうちわ10における補強板部12の先端部12F同士が互いに隙間なく接する並び置き状態をなすものとされている。
即ち、原反板1を上下の打抜き型により型抜きして複数枚のうちわ10を生産するとき、上下の打抜き型の型形状を上述の各うちわ10の並び置き状態に合致して対応するものにする。
また、うちわ10のうちわ板部11と補強板部12に形成される握り孔11Aと握り孔12Aは、それらの握り孔11A、12Aに差し込まれる使用者の手の前述した複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状(長孔円弧状)をなすものにする。握り孔11Aと握り孔12Aは折部13に関して線対称形状をなす。
また、うちわ10のうちわ板部11と補強板部12から打抜かれて握り孔11Aと握り孔12Aを形成する打抜き片11B、12Bは、抽選券、参加券等として活用されるカードとして利用される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)複数枚の同一形状のうちわ10を原反板1から型抜きするとき、各うちわ10のうちわ板部11と補強板部12を折重ねていない展開状態とし、相隣るうちわ10の横置きの向きがそれらのうちわ板部11と補強板部12とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわ10の第1側縁部A1同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわ10の第2側縁部A2同士がそれらのうちわ板部11と補強板部12をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔Liを該第2側縁部A2の全域で同一にする。
これにより、各うちわ10のうちわ板部11と補強板部12が、原反板1における各うちわ10の並び置き方向で、相隣る他のうちわ10のうちわ板部11と補強板部12に隙間を介することなく接して、互いに連続配置されるものになる。これにより、原反板1の長さ方向(原反板1における各うちわ10の並び置き方向に沿う方向)における材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上するものになる。
尚、各うちわ10の第1側縁部A1と第2側縁部A2に交差する、うちわ板部11の先端部11Fと補強板部12の先端部12Fを、原反板1における各うちわ10の並び置き方向に平行する直線状とするときには、原反板1の幅方向(原反板1における各うちわ10の並び置き方向に直交する方向)における材料のむだもなくなり、その材料使用効率を一層向上するものになる。
(b)うちわ10は、うちわ板部11と補強板部12を折部13まわりで折重ねた上で接着し、その折重ね部で合致する握り孔11A、12Aと折部13で挟まれる部分を握り部10Aとし、該握り孔11A、12Aに使用者の手の親指以外の複数の指を差し込み、それらの指の遠位指節間関節と手の平との間で握り部10Aを握り、うちわ板部11を扇ぎ使用するものになる。
このとき、うちわ10の握り孔11A、12Aが、該握り孔11A、12Aに差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなすものとされているから、握り部10Aの握り操作性を向上し、うちわ10の扇ぎ使用性が向上する。
尚、うちわ10の握り部10Aが補強板部12により簡易に補強されるものになり、その耐久強度を向上し、繰り返し使用性が向上する。
(c)うちわ10のうちわ板部11と補強板部12から打抜かれて握り孔11A、12Aを形成する打抜き片11B、12Bがカードとして利用される。打抜き片11B、12Bを単なる廃棄物とすることなく、抽選券、参加券等として活用できる。
(実施例2)(図4、図5)
図4に示したうちわ20が、前述のうちわ10と異なる点は、うちわ10における側板部12、折部13を撤去し、うちわ10におけるうちわ板部11だけからなるものにしたことにある。
即ち、うちわ20は、うちわ板部11に握り孔11Aを形成可能にしてなり、うちわ板部11の握り孔11Aと基端部11Eで挟まれる部分を握り部20Aとする。使用者は、うちわ板部11の握り孔11Aに手の親指以外の4指、又は親指と小指以外の3指を差し込み、それらの指の遠位指節間関節と手の平との間で握り部20Aを握り、うちわ板部11を扇ぎ使用する。
また、うちわ20は、うちわ板部11の握り孔11Aを挟む両側の側縁部を第1側縁部A1と第2側縁部A2とし、複数枚の同一形状の上記うちわ20を図5に示す如くに横置きして順に並べ、相隣るうちわ20の横置きの向きがそれらのうちわ板部11を互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわ20の第1側縁部A1、A1同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわ20の第2側縁部A2、A2同士がそれらのうちわ板部11をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔Liを該第2側縁部A2、A2の全域で同一にしている(L1=L2=…=Ln)。
尚、うちわ20は、図4に示す如く、うちわ板部11の先端部11Fと基端部11Eを、中心軸Cに対して直交する直線状にしている。
そして、うちわ20の生産時に、複数枚のうちわ20を図5に示したロール状原反板1から型抜きするとき、各うちわ20の原反板1における型抜き跡が原反板1の長手方向で上述の各うちわ20の並び置き状態をなすものとされている。
更に、本実施例では、うちわ20の生産時に、各うちわ20の原反板1における型抜き後が、原反板1の長さ方向で上述の各うちわ20の並び置き状態をなすだけでなく、原反板1の幅方向でも複数枚(図5では4枚)のうちわ20が隣接配置され、当該原反板1の幅方向で相隣るうちわ20におけるうちわ板部11の先端部11F同士、及び基端部11E同士が互いに隙間なく接する並び置き状態をなすものとされている。
即ち、原反板1を上下の打抜き型により型抜きして複数枚のうちわ20を生産するとき、上下の打抜き型の型形状を上述の各うちわ20の並び置き状態に合致して対応するものにする。
また、うちわ20のうちわ板部11に形成される握り孔11Aが、該握り孔11Aに差し込まれる使用者の手の前述した複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状(長孔円弧状)をなすものにする。
また、うちわ20のうちわ板部11から打抜かれて握り孔11Aを形成する打抜き片11Bが、抽選券、参加券等として活用されるカードとして利用される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。
本考案は、うちわ板部に折部を介して補強板部を該うちわ板部に折重ね可能に連設し、うちわ板部と補強板部にそれらを折重ねたときに合致する握り孔を形成可能にしてなるうちわであって、うちわのうちわ板部と補強板部を折重ねていない展開状態で、うちわ板部と補強板部の握り孔を挟む両側の側縁部を第1側縁部と第2側縁部とし、複数枚の同一形状の上記うちわを横置きして順に並べ、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部と補強板部とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部と補強板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にした。これにより、複数枚の同一形状のうちわを原反板から型抜きするとき、原反板の材料のむだをなくし、その材料使用効率を向上することができる。
1 原反板
10、20 うちわ
10A 握り部
11 うちわ板部
11A 握り孔
11B 打抜き片
12 補強板部
12A 握り孔
12B 打抜き片
13 折部

Claims (7)

  1. うちわ板部に折部を介して補強板部を該うちわ板部に折重ね可能に連設し、うちわ板部と補強板部にそれらを折重ねたときに合致する握り孔を形成可能にしてなるうちわであって、
    うちわのうちわ板部と補強板部を折重ねていない展開状態で、うちわ板部と補強板部の握り孔を挟む両側の側縁部を第1側縁部と第2側縁部とし、
    複数枚の同一形状の上記うちわを横置きして順に並べ、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部と補強板部とを互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部と補強板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にしてなるうちわ。
  2. うちわ板部に握り孔を形成可能にしてなるうちわであって、
    うちわ板部の握り孔を挟む両側の側縁部を第1側縁部と第2側縁部とし、
    複数枚の同一形状の上記うちわを横置きして順に並べ、相隣るうちわの横置きの向きがそれらのうちわ板部を互い違いの逆向きとする並び置き状態で、相隣るうちわの第1側縁部同士が互いに隙間なく接し、相隣るうちわの第2側縁部同士がそれらのうちわ板部をそれらの並び置き方向で挟んでなす間隔を該第2側縁部の全域で同一にしてなるうちわ。
  3. 前記複数枚のうちわが原反板から型抜きされ、各うちわの原反板における型抜き跡が前記並び置き状態をなす請求項1又は2に記載のうちわ。
  4. 前記うちわのうちわ板部と補強板部に形成される握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなす請求項1又は3に記載のうちわ。
  5. 前記うちわのうちわ板部に形成される握り孔が、該握り孔に差し込まれる使用者の手の親指以外の複数の指の遠位指節間関節に沿う湾曲長孔状をなす請求項2又は3に記載のうちわ。
  6. 前記うちわのうちわ板部と補強板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用される請求項1、3、4のいずれかに記載のうちわ。
  7. 前記うちわのうちわ板部から打抜かれて握り孔を形成する打抜き片がカードとして利用される請求項2、3、5のいずれかに記載のうちわ。
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