JP3169855U - 発光ダイオードの定電流駆動回路および光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した輝度の発光ダイオードの定電流駆動回路および光源装置を提供する。【解決手段】発光ダイオードの定電流駆動回路は、制御ユニットと、降圧コンバータと、補償ユニットとを含む。制御ユニットは、第1入力端と、第1出力端とを有し、第1出力端を介して制御信号を出力する。降圧コンバータは、入力電源に接続され、制御ユニットの第1出力端とLED列の間に接続される。補償ユニットは、LED列と制御ユニットの第1入力端の間に接続される。制御ユニットは、第1入力端を介して補償ユニットの補償信号を受信する。光源装置は、LED列と、LED列に接続された定電流駆動回路とを含む。【選択図】図1

Description

この考案は、駆動回路および光源装置に関するものであり、特に、発光ダイオード(light emitting diode, LED)の定電流駆動回路および光源装置に関するものである。
発光ダイオード(light emitting diode, LED)は、小型、省電力、長寿命といった特徴に加え、製造技術が進歩したことにより、近年、LEDを光源とする商品がますます普及してきた。LEDは、操作範囲内で偏圧が僅かに変化すると、操作電流に大幅な変化が生じるため、定電流駆動しなければ、電流が定格値を超えた時に焼けて壊れる。
周知のLEDの駆動方法は、通常、制御チップによって出力された制御信号を利用して、LEDに接続されたスイッチの導通を切り換える、または切断する方法である。さらに詳しく説明すると、制御チップが、LEDを通過する電流が高すぎると検出した時、出力された制御信号は、LEDを通過する電流がエネルギー源の流出とともに徐々に減少するようスイッチを切断する。しかしながら、信号の伝達には時間が必要であるため、伝達遅延(propagation delay)の現象が生じる。その結果、制御チップが電流の異常を検出しても、制御チップはすぐにスイッチを開閉することができないため、LEDを通過する異常電流は、一定の遅延時間が経過してから制御される。しかし、一旦LEDの動作周波数に変化が生じると、LEDを定電流駆動する効果を達成することができないため、長時間経過するとLEDが損壊しやすい。
そこで、本業界では、LEDを定電流駆動する制御技術を積極的に研究開発する必要がある。
この考案は、LEDを通過する電流を実質的に固定値に維持することのできるLEDの定電流駆動回路を提供する。
この考案は、安定した輝度のLED光源を提供することのできる光源装置を提供する。
この考案は、制御ユニットと、降圧コンバータ(buck converter)と、補償ユニットとを含むLEDの駆動回路を提供する。制御ユニットは、第1入力端と、第1出力端とを有し、第1出力端を介して制御信号を出力する。降圧コンバータは、入力電源に接続され、制御ユニットの第1出力端とLED列(light emitting diode string, LED string)の間に接続される。補償ユニットは、LED列と制御ユニットの第1入力端の間に接続される。制御ユニットは、第1入力端を介して補償ユニットの補償信号を受信する。
この考案の実施形態において、上述したLED列は、降圧コンバータの第1端と第2端の間に接続される。
この考案の実施形態において、上述した補償ユニットは、第2入力端と、第2出力端とを有する。第2入力端は、降圧コンバータの第2端に接続され、第2出力端は、制御ユニットの第1入力端に接続される。
この考案の実施形態において、上述した補償ユニットは、補償抵抗と、第1抵抗とを含む。補償抵抗は、LED列と制御ユニットの第1入力端の間に接続される。第1抵抗は、補償抵抗と接地端の間に接続される。
この考案の実施形態において、上述した補償抵抗の抵抗値は、10オーム(Ohm, Ω)〜50万オームである。
この考案の実施形態において、上述した補償ユニットは、さらに、フィルタ抵抗を含む。フィルタ抵抗は、補償抵抗と第1抵抗の間に接続される。
この考案の実施形態において、上述した補償抵抗の抵抗値は、1万オーム〜9000万オームである。
この考案の実施形態において、上述した補償ユニットは、さらに、フィルタコンデンサを含む。フィルタコンデンサは、フィルタ抵抗と接地端の間に接続される。
この考案の実施形態において、LEDの定電流駆動回路は、さらに、コンデンサを含む。コンデンサは、LED列の両端に接続される。
この考案の実施形態において、上述した降圧コンバータは、ダイオードと、インダクタと、スイッチとを含む。ダイオードは、入力電源とLED列に接続される。インダクタは、ダイオードとLED列の間に接続され、LED列、インダクタおよびダイオードでループを形成する。スイッチの一端は、ダイオードとインダクタに接続され、別の一端は、補償ユニットに接続される。
この考案の実施形態において、上述した制御ユニットは、クロック発生器と、SRフリップフロップ(SR flip flop)と、コンパレータとを含む。SRフリップフロップは、クロック発生器と降圧コンバータの間に接続される。SRフリップフロップは、セット端と、リセット端とを有し、セット端を介してクロック信号を受信する。コンパレータは、正端と、負端と、第3出力端とを有する。正端は、補償ユニットに接続され、負端は、参考電圧を受け取り、第3出力端は、SRフリップフロップのリセット端に接続される。
この他、この考案は、さらに、LED列と、定電流駆動回路とを含む光源装置を提供する。定電流駆動回路は、LED列に接続され、上述した制御ユニット、降圧コンバータおよび補償ユニットを含む。
以上のように、この考案の実施形態は、LED列と制御ユニットの第1入力端の間に補償ユニットを接続して、入力電源とLEDの電圧降下の変化に伴って自己調整を行う補償信号を提供することによって、LEDを通過する電流を実質的に固定値に維持することができるため、LEDの電圧降下の変化または遅延時間要素と動作周波数の変化に影響されず、その結果、安定した輝度のLED光源を提供することができる。
この考案の上記および他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せた幾つかの実施形態を以下に説明する。
この考案の第1実施形態に係る光源装置の概略図である。 図1のLED列の電流の時間に伴う変化を示す概略図である。 図3A〜3Cは、異なる周波数における補償信号と参考電圧の時間に伴う変化を示す比較図である。 図4A〜4Cは、図1の異なる周波数における補償信号と参考電圧の時間に伴う変化を示す比較図である。 この考案の第2実施形態に係る光源装置の概略図である。
(第1実施形態)
図1は、この考案の第1実施形態に係る光源装置の概略図である。図1を参照すると、光源装置100は、LED列110と、定電流駆動回路120とを含む。LED列110は、例えば、複数の列が一つにつながったLED112(図1に3つ示す)で構成される。定電流駆動回路120は、LED列110に接続され、LED列110を駆動するのに適する。本実施形態の定電流駆動回路120は、LED列110を通過する電流がLED列110の動作周波数に変化が生じた状態でも、実質的に固定値に維持することができる。
図1に示すように、定電流駆動回路120は、制御ユニット122と、降圧コンバータ124と、補償ユニット126とを含む。制御ユニット122は、入力端IP1と、出力端OP1とを有し、出力端OP1を介して制御信号Sctlを出力する。降圧コンバータ124は、入力電源Vinに接続され、且つ制御ユニット122の出力端OP1とLED列110の間に接続される。また、補償ユニット126は、LED列110と制御ユニット122の入力端IP1の間に接続される。制御ユニット122は、入力端IP1を介して補償ユニット126の補償信号Scmpを受信する。この他、LED列110は、降圧コンバータ124の第1端E1と第2端E2の間に接続される。補償ユニット126は、入力端IP2と、出力端OP2とを有し、入力端IP2は、降圧コンバータ124の第2端E2に接続され、出力端OP2は、制御ユニット122の入力端IP1に接続される。
詳しく説明すると、本実施形態の降圧コンバータ124は、ダイオードD1と、インダクタL1と、スイッチQ1とを含む。図1に示すように、ダイオードD1は、入力電源VinとLED列110に接続される。インダクタL1は、ダイオードD1とLED列110の間に接続され、LED列110、インダクタL1およびダイオードD1でループを形成する。スイッチQ1の一端は、ダイオードD1とインダクタL1に接続され、別の一端は、補償ユニット126に接続される。
また、制御ユニット122は、クロック発生器122aと、SRフリップフロップ122bと、コンパレータ122cとを含む。SRフリップフロップ122bは、クロック発生器122aと降圧コンバータ124の間に接続される。SRフリップフロップ122bは、セット端Sと、リセット端Rと、出力端Qとを有し、セット端Sを介してクロック信号Sclkを受信するとともに、出力端Qを介して制御信号Sctlを出力する。コンパレータ122cは、正端EPと、負端ENと、出力端OP3とを有する。正端EPは、補償ユニット126に接続されて補償信号Scmpを受信し、負端ENは、参考電圧Vrefを受け取り、出力端OP3は、SRフリップフロップ122bのリセット端Rに接続される。本実施形態において、制御ユニット122は、例えば、制御チップであり、制御チップは、上述した各構成要素を含む。この他、補償ユニット126は、補償抵抗Rcmpと、抵抗R1とを含む。補償抵抗Rcmpは、LED列110と制御ユニット122の入力端IP1の間に接続され、節点N1の電圧は、入力電源VinとLED列110の電圧降下Vledの差(すなわち、(Vin−Vled))である。また、抵抗R1は、補償抵抗Rcmpと接地端の間に接続される。
図2は、図1のLED列110の電流Iledの時間に伴う変化を示す概略図である。図1および図2を同時に参照すると、図1のクロック発生器122aは、クロック信号SclkをSRフリップフロップ122bのセット端Sに提供して、クロックパルス毎にSRフリップフロップ122bのセット端Sを触発し、降圧コンバータ124のスイッチQ1を導通させる。スイッチQ1が図2の期間Tonで導通した時、LED列110を通る電流Iledは、図1の経路P1に沿って伝送され、順番にインダクタL1、スイッチQ1を通って接地端に到達する。LED列110およびインダクタL1を通る電流Iledは、時間とともに次第に増加するため(図2に示す)、これに伴って抵抗R1上の電圧降下を増加させる。LED列110の電流IledがIpeakまで増加して抵抗R1上の電圧降下(すなわち、補償信号Scmp)がVrefを超過した時(例えば、1V)、コンパレータ122cがSRフリップフロップ122bのリセット端Rを触発して、降圧コンバータ124のスイッチQ1を切断する。そして、スイッチQ1が期間Toffで切断された時、LED列110の電流Iledは、LED列110、インダクタL1およびダイオードD1で形成されるループ内で経路P2に沿って循環し、且つLED列110のエネルギー源の流出とともにIminまで徐々に減少して、次のクロックパルスが発生する。そのため、図2に示すように、LED列110の電流Iledは、周期性を持つのこぎり波形を表し、大ざっぱに見て安定した電流平均値Iavになる。
言及すべきこととして、期間ToffでインダクタL1を通る電流は、IL_off = Vled×Toff/Lで表すことができ、図2からわかるように、Iav = Ipeak−(IL_off/2)であるため、電流Iledの平均値は、Iav = Ipeak−(Vled×Toff/2L)で表すことができる。したがって、上の式からわかるように、電流ピーク値Ipeakと期間Toffの大きさを調整するだけで、LED列110を通る電流平均値Iavを固定の大きさに維持することができるため、定電流制御の効果を達成することができる。また、本実施形態において、期間Toffは全て固定と仮定しているため、定電流制御の効果を達成するためには、電流ピーク値Ipeakをできるだけ固定に維持しなければならない。この詳細について、以下に説明する。
図3A〜図3Cは、異なる周波数における補償信号と参考電圧の時間に伴う変化を示す比較図である。そのうち、t1は、信号が一般的なチップ内で伝達するのに必要な時間であり、すなわち、チップが電流の異常を検出してからスイッチを確実に切断するまでの遅延時間(delay time)である。図3Aを参照すると、上述したように、LED列110を通る電流が補償信号Scmpまで増加して参考電圧Vrefより高くなった時、スイッチQ1を切断して、LED列110を通る電流Iledが上昇し続けるのを防ぐ。しかしながら、図3Aに示すように、信号の伝達には固定の時間t1が必要であるため、スイッチQ1が確実に切断されるまでに、補償信号Scmpは、実際には既に参考電圧Vrefをある量d1超過する。説明しやすくするため、以下、動作周波数がFs=50KHzの時に対応する電流ピーク値をIpeak1として設定する。
注意すべきこととして、LED列110のデューティサイクル(duty cycle)はD=Vled/Vinであり、そのうち、VledがLED列110の電圧降下であり、LED列110の動作周波数がFs = D/Ton =(1−D)/Toffであるため、LED列110の動作周波数は、入力電源Vinおよび電圧降下Vledの影響を受けやすく、その結果、電流ピーク値Ipeak1に変化が生じる。詳しく説明すると、図3Bに示すように、遅延時間t1が固定の状況において、LED列110の動作周波数Fsが50KHzから100KHzに増加(つまり、補償信号Scmpの斜率が増加)した時、信号の伝達はこれまで通り固定時間t1を必要とするため、光源装置100が補償ユニット126を備えていない状況では、図1のスイッチQ1が確実に切断されるまでに、補償信号Scmpは、実際には既に参考電圧Vrefをある量d2超過する(d2>d1)。このようにして、LED列110の電流ピーク値は、Ipeak1からIpeak2に増加する(Ipeak2は、動作周波数がFs=100KHzの時に対応する電流ピーク値である)。同様に、LED列110の動作周波数Fsが100KHzから150KHzに増加(つまり、補償信号Scmpの斜率がさらに増加)した時、信号の伝達はこれまで通り固定時間t1を必要とするため、スイッチQ1が確実に切断されるまでに、補償信号Scmpは、実際には既に参考電圧Vrefをある量d3超過する(d3>d2)。このようにして、LED列110の電流ピーク値は、Ipeak2からIpeak3に増加する(Ipeak3は、動作周波数がFs=150KHzの時に対応する電流ピーク値である)。以上からわかるように、一旦入力電源Vinまたは電圧降下Vledの変化によって動作周波数Fsに変化が生じると、LED列110の電流ピーク値Ipeak1に変動が生じる(すなわち、Ipeak1からIpeak2に増加する、あるいはIpeak2からIpeak3に増加する)ため、LED列110を通る電流平均値Iavを固定の大きさに維持することができない。
このように、本実施形態における定電流駆動回路100の補償ユニット126は、上記の問題を解決するために用いることができる。図4A〜図4Cは、図1の異なる周波数における補償信号と参考電圧の時間に伴う変化を示す比較図である。図1を参照すると、本実施形態において、補償ユニット126の抵抗Rcmpは、LED列110と制御ユニット122の入力端IP1の間に接続される。節点N1の電圧は(Vin−Vled)であるため、節点N2の電圧は、(Vin−Vled)×R1/(R1+Rcmp)(すなわち、補償信号Scmp)で表すことができる。そのうち、抵抗R1の抵抗値は、例えば、10オーム以下であり、補償抵抗の抵抗値Rcmpは、例えば、10オーム〜50万オームである。したがって、図4Aおよび図4Bに示すように、一旦入力電源VinとLED列110の電圧降下Vledの差が大きくなると(例えば、入力電源Vinが上昇する、あるいは電圧降下Vledが下降する、あるいはその両方)、LED列110のデューティサイクルDが下降するため、動作周波数Fsが100KHzから150KHzに上昇した時、節点N2の電圧(すなわち、補償信号Scmp)は、その差が上昇するにつれて上昇する。このように、たとえ動作周波数Fsが上昇して、補償信号Scmpの斜率が増加しても、補償信号Scmpは上記の差に正比例して、更に高い補償値dcmp3(dcmp3 > dcmp2)を提供することができるため、図4Bと比較して、図4Cの補償信号Scmpはいつもより早く参考電圧Vrefを超過し、スイッチQ1を早めに切断する。このようにして、LED列110の電流が上昇し続けるのを防ぐことができるため、図4Bと図4Cの電流ピーク値が実質的にほぼ等しい大きさ(すなわち、Ipeak3≒Ipeak2)に維持され、LED列110を通る電流を実質的に固定された電流に確保することができる(すなわち、図2の電流平均値Iavは、実質的に固定に維持される)。言い換えると、本実施形態の定電流駆動回路120において、補償ユニット126が提供する補償信号Scmpは、LED列110の動作周波数の変化に伴って自己調整することができるため、本実施形態では、図3Bおよび図3Cのように電流ピーク値が大幅に変化する問題が生じない。
また、一旦入力電源VinとLED列110の電圧降下Vledの差が小さくなると(例えば、入力電源Vinが下降する、あるいは電圧降下Vledが上昇する、あるいはその両方)、LED列110のデューティサイクルDが上昇するため、動作周波数Fsが100KHzから50KHzまで下降した時、節点N2の電圧(すなわち、補償信号Scmp)もその差が下降するにつれて下降する。このように、動作周波数Fsが下降して、補償信号Scmpの斜率が減少しても、補償信号Scmpは上述した差に正比例して、比較的低い補償値dcmp1(dcmp1 < dcmp2)を提供することができるため、図4Bと比較して、図4Aの補償信号Scmpは、参考電圧Vrefを超過するのが比較的遅く、スイッチQ1を切断するのが遅くなる。このように、図4Aおよび図4Bの電流ピーク値を実質的にほぼ同じ大きさ(つまり、Ipeak1≒Ipeak2)に維持することによって、LED列110を通る電流を実質的に固定された電流に確保することができる(すなわち、図2の電流平均値Iavは、実質的に固定に維持される)。言い換えると、本実施形態の定電流駆動回路120において、補償ユニット126が提供する補償信号Scmpは、LED列110の動作周波数の変化に伴って自己調整することができるため、本実施形態では、図3Aおよび図3Bのように電流ピーク値が大幅に変化する問題が生じない。
また、LED列110の電圧降下Vledの変化は、動作周波数が変化して電流ピーク値に影響を与えるだけでなく、電流Iledの平均値にも影響を与える。上述したように、電流Iledの平均値は、Iav = Ipeak−(Vled×Toff/2L)で表すことができるため、Ipeak、ToffおよびLが固定されて変化せず、且つ電圧降下Vledが減少した時は、電流平均値Iavが増加し、電圧降下Vledが増加した時は、電流平均値Iavが減少する。図1を参照すると、節点N2の電圧は、(Vin−Vled)×R1/(R1+Rcmp)(すなわち、補償信号Scmp)で表すことができるため、図4Aおよび図4Bに示すように、一旦電圧降下Vledが減少すると(すなわち、(Vin−Vled)の差が上昇すると)、節点N2の電圧(すなわち、補償信号Scmp)は、その差が上昇するにつれて上昇する。このように、理論上電流平均値Iavが増加したとしても、本実施形態の補償信号Scmpは、上述した差に正比例して、更に高い補償値dcmp2(dcmp2<dcmp1)を提供することができるため、図4Aと比較して、図4Bの補償信号Scmpは、いつもより早く参考電圧Vrefを超過して、スイッチQ1を早めに切断する。このように、LED列110の電流が上昇し続けるのを防ぐことができるため、図4Bおよび図4Aの電流ピーク値を実質的にほぼ同じ大きさ(つまり、Ipeak2≒Ipeak1)に維持することができ、LED列110を通る電流を実質的に固定された電流に確保することができる。なお、電圧降下Vledが増加(すなわち、(Vin−Vled)の差が下降)した時の動作原理については、上述した説明を参照して推測することができるため、ここでは再度説明しない。
以上のように、本実施形態の補償信号Scmpは、差(Vin−Vled)に正比例し、且つLED列110の動作周波数は、入力電源Vinと電圧降下Vledに関連するため、電圧降下Vled自体に変化が生じる、あるいは入力電源Vinまたは電圧降下Vledの変化によって動作周波数Fsに変化が生じた時、本実施形態の補償信号Scmpは、対応の調整を行って電流ピーク値Ipeak1の大きさを制御することができるため、LED列110を定電流駆動する効果を達成することができる。言い換えると、本実施形態の電流ピーク値Ipeak1は、遅延時間要素、または動作周波数の変化、または電圧降下Vled自体の変化に影響されないため、光源装置100は、安定した輝度のLED光源を提供することができる。
(第2実施形態)
図5は、この考案の第2実施形態に係る光源装置の概略図である。光源装置200と図1の光源装置100は類似するが、両者の主な差異は、本実施形態の補償ユニット226が、さらに、フィルタ抵抗Rcsと、フィルタコンデンサCcsとを含むことである。フィルタ抵抗Rcsは、補償抵抗Rcmpと抵抗R1の間に接続され、フィルタコンデンサCcsは、フィルタ抵抗Rcsと接地端の間に接続される。フィルタ抵抗RcsとフィルタコンデンサCcsは、節点N3の電圧(すなわち、補償信号Scmp)に対してフィルタリングを行い、補償信号Scmpのリップル(ripple)を低下させるために用いられる。
本実施形態において、節点N3の電圧は、(Vin−Vled)×(R1+Rcs)/(R1+Rcmp+Rcs)(すなわち、補償信号Scmp)で表すことができる。Vinは、入力電源であり、Vledは、LED列110の電圧降下である。また、抵抗R1の抵抗値は、10オーム以下であり、補償抵抗Rcmpの抵抗値は、例えば、1万オーム〜9000万オームであり、フィルタ抵抗Rcsの抵抗値は、例えば、1000オーム〜2000オームである。同様にして、本実施形態の補償信号Scmpは、電圧降下Vledと関連するため、電圧降下Vled自体に変化が生じた時、補償信号Scmpは、対応の調整を行って電流ピーク値Ipeak1の大きさを制御することができ、LED列110を定電流駆動する効果を達成することができる。また、本実施形態の補償信号Scmpは、差(Vin−Vled)に正比例し、且つLEDの動作周波数は、入力電源Vinと電圧降下Vledに関連するため、入力電源Vinと電圧降下Vledの変化によって動作周波数Fsに変化が生じた時、補償信号Scmpは、対応の調整を行って電流ピーク値Ipeak1の大きさを制御することができ、LED列110を定電流駆動する効果を達成することができる。言い換えると、本実施形態の電流ピーク値Ipeak1は、電圧降下Vled自体の変化、あるいは遅延時間要素と動作周波数の変化に影響されないため、光源装置200は、安定した輝度のLED光源を提供することができる。なお、本実施形態の光源装置200と定電流駆動回路220に関連する動作原理については、第1実施形態を参照することができるため、ここでは再度説明しない。
しかしながら、注意すべきこととして、その他の実施形態において、光源装置200は、フィルタ抵抗RcsまたはフィルタコンデンサCcsのみを含むこともできるため、本考案は、図5のみに限定されない。また、図5に示すように、光源装置200は、さらに、コンデンサC1を含む。コンデンサC1は、LED列110の両端に接続され、LED列110の電流をフィルタリングする。
以上のように、この考案の実施形態において、補償ユニットが提供する補償信号は、入力電源とLED列の電圧降下の差に正比例するため、LED列の電圧降下に変化が生じる、あるいは、入力電源または電圧降下の変化によってLED列の動作周波数に変化が生じた時、補償信号は、対応の調整を行ってLED列を通る電流ピーク値を制御することができ、それによって、LED列を定電流駆動する効果を達成することができる。このように、本実施形態の光源装置は、安定した輝度のLED光源を提供することができる。
以上のように、この考案を実施形態により開示したが、もとより、この考案を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この考案の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その実用新案権保護の範囲は、実用新案登録請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定められなければならない。
100、200 光源装置
110 LED列
112 LED
120、220 定電流駆動回路
122 制御ユニット
122a クロック発生器
122b SRフリップフロップ
122c コンパレータ
124 降圧コンバータ
126、226 補償ユニット
IP1、IP2 入力端
OP1〜OP3、Q 出力端
S セット端
R リセット端
EN 負端
EP 正端
E1 第1端
E2 第2端
N1〜N3 節点
in 入力電源
ref 参考電圧
clk クロック信号
ctl 制御信号
cmp 補償信号
cmp 補償抵抗
R1 抵抗
L1 インダクタ
D1 ダイオード
Q1 スイッチ
P1、P2 経路
led 電流
on、Toff 期間
t1 遅延時間
d1〜d3 量
s 動作周波数
cmp1〜dcmp3 補償値
cs フィルタ抵抗
cs フィルタコンデンサ
C1 コンデンサ

Claims (22)

  1. 第1入力端と、第1出力端とを有し、前記第1出力端を介して制御信号を出力する制御ユニットと、
    入力電源に接続され、且つ前記制御ユニットの前記第1出力端とLED列の間に接続された降圧コンバータと、
    前記LED列と前記制御ユニットの前記第1入力端の間に接続された補償ユニットと
    を含み、
    前記制御ユニットが、前記第1入力端を介して前記補償ユニットの補償信号を受信する発光ダイオードの定電流駆動回路。
  2. 前記LED列が、前記降圧コンバータの第1端と第2端の間に接続された請求項1記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  3. 前記補償ユニットが、第2入力端と、第2出力端とを有し、前記第2入力端が、前記降圧コンバータの前記第2端に接続され、前記第2出力端が、前記制御ユニットの前記第1入力端に接続された請求項2記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  4. 前記補償ユニットが、
    前記LED列と前記制御ユニットの前記第1入力端の間に接続された補償抵抗と、
    前記補償抵抗と接地端の間に接続された第1抵抗と
    を含む請求項1記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  5. 前記補償抵抗の抵抗値が、10オーム〜50万オームである請求項4記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  6. 前記補償ユニットが、さらに、前記補償抵抗と前記第1抵抗の間に接続されたフィルタ抵抗を含む請求項4記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  7. 前記補償抵抗の抵抗値が、1万オーム〜9000万オームである請求項6記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  8. 前記補償ユニットが、さらに、前記フィルタ抵抗と前記接地端の間に接続されたフィルタコンデンサを含む請求項6記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  9. 前記LED列の両端に接続されたコンデンサをさらに含む請求項1記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  10. 前記降圧コンバータが、
    前記入力電源と前記LED列に接続されたダイオードと、
    前記ダイオードと前記LED列の間に接続され、前記LED列および前記ダイオードとともにループを形成するインダクタと、
    一端が前記ダイオードと前記インダクタに接続され、別の一端が前記補償ユニットに接続されたスイッチと
    を含む請求項1記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  11. 前記制御ユニットが、
    クロック発生器と、
    前記クロック発生器と前記降圧コンバータの間に接続され、セット端と、リセット端とを有し、前記セット端を介してクロック信号を受信するSRフリップフロップと、
    正端と、負端と、第3出力端とを有するコンパレータと
    を含み、
    前記正端が、前記補償ユニットに接続され、
    前記負端が、参考電圧を受け取り、
    前記第3出力端が、前記SRフリップフロップの前記リセット端に接続された請求項1記載の発光ダイオードの定電流駆動回路。
  12. LED列と、
    前記LED列に接続された定電流駆動回路と
    を含む光源装置であって、
    前記定電流駆動回路が、
    第1入力端と、第1出力端とを有し、前記第1出力端を介して制御信号を出力する制御ユニットと、
    入力電源に接続され、且つ前記制御ユニットの前記第1出力端とLED列の間に接続された降圧コンバータと、
    前記LED列と前記制御ユニットの前記第1入力端の間に接続された補償ユニットと
    を含み、
    前記制御ユニットが、前記第1入力端を介して前記補償ユニットの補償信号を受信する光源装置。
  13. 前記LED列が、前記降圧コンバータの第1端と第2端の間に接続された請求項12記載の光源装置。
  14. 前記補償ユニットが、第2入力端と、第2出力端とを有し、
    前記第2入力端が、前記降圧コンバータの前記第2端に接続され、
    前記第2出力端が、前記制御ユニットの前記第1入力端に接続された請求項13記載の光源装置。
  15. 前記補償ユニットが、
    前記LED列と前記制御ユニットの前記第1入力端の間に接続された補償抵抗と、
    前記補償抵抗と接地端の間に接続された第1抵抗と
    を含む請求項12記載の光源装置。
  16. 前記補償抵抗の抵抗値が、10オーム〜50万オームである請求項15記載の光源装置。
  17. 前記補償ユニットが、さらに、前記補償抵抗と前記第1抵抗の間に接続されたフィルタ抵抗を含む請求項15記載の光源装置。
  18. 前記補償抵抗の抵抗値が、1万オーム〜9000万オームである請求項17記載の光源装置。
  19. 前記補償ユニットが、さらに、前記フィルタ抵抗と前記接地端の間に接続されたフィルタコンデンサを含む請求項17記載の光源装置。
  20. 前記LED列の両端に接続されたコンデンサをさらに含む請求項12記載の光源装置。
  21. 前記降圧コンバータが、
    前記入力電源と前記LED列に接続されたダイオードと、
    前記ダイオードと前記LED列の間に接続され、前記LED列および前記ダイオードとともにループを形成するインダクタと、
    一端が前記ダイオードと前記インダクタに接続され、別の一端が前記補償ユニットに接続されたスイッチと
    を含む請求項12記載の光源装置。
  22. 前記制御ユニットが、
    クロック発生器と、
    前記クロック発生器と前記降圧コンバータの間に接続され、セット端と、リセット端とを有し、前記セット端を介してクロック信号を受信するSRフリップフロップと、
    正端と、負端と、第3出力端とを有するコンパレータと
    を含み、
    前記正端が、前記補償ユニットに接続され、
    前記負端が、参考電圧を受け取り、
    前記第3出力端が、前記SRフリップフロップの前記リセット端に接続された請求項12記載の光源装置。
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