JP3169784U - 糸尻に玉結びを形成する用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】縫い糸の糸尻に玉結びを形成することができる玉結び形成用具を提供する。【解決手段】縫製人の指先に嵌めて使用するボビン10端縁には、第1間隙13と、第2間隙14と、針抜き溝15とを形成している。前記二本の間隙13,14に糸尻21を蛇行状に編み込み、この糸をそのままボビン10の周りに巻きつけてループを形成し、このループを形成する糸先の縫製針を、針抜き溝15に沿って上側に引き抜いて前記ループと糸先を交差させ、さらにボビン10から分離した糸の絡みを引き締めることで、糸尻に玉結びを形成できる。【選択図】図1

Description

本考案は、縫製材などのようなシート類に、縫い糸をしっかりと掛け止めるために、前記糸の糸尻に玉結びを形成するための用具に関する。
一般家庭での必須な生活条件の一つとして裁縫に係わる時間比率が非常に大きかった前世代では、縫製に係わった家庭人の殆どが指先で縫い糸の糸尻を捩って、その糸尻に難なく玉結びを形成する技術を備えていたが、家庭内での裁縫にかける時間が短縮した近年では、裁縫技術の低下と同時に、縫い糸に玉結びの形成に非能率な人や、また全く形成できない人の比率が増えて、縫製企業に携わる従業員の作業能率にも影響が生じている現状である。そこで、この考案は、糸尻に玉結びを能率よく形成できる用具を提供することを目的とするものである。
特開2009−239679号公報
本考案は前記目的のために、指先に嵌めて使用するボビンからなり、前記ボビンにおける前記指先が指す方向の端縁に、該ボビンの軸線方向に沿う二本の間隙と、少なくとも単数の針抜き溝とを形成しており、前記二本の間隙である第1間隙と、第2間隙との間隔を、これら両間隙にU字形に編み込む縫い糸が自然に抜け落ちない摩擦抵抗を加えるに足りる数値とし、一方前記の針抜き溝は、縫い糸を支える縫い針がボビンに巻きつけられる縫い糸の下域を容易に通過し得る深さに形成して構成している。
ボビンは一般に不得手側の五指の、いずれかの指先に被せて使用する。そして利き腕の指先で、前記ボビン先端縁の二本の間隙に糸尻を蛇行状に編み込み、この糸をそのままボビンの周りに巻きつけてループを形成する。この場合、糸を蛇行させる前記の二本の間隙間隔値が大きいほど、ボビンに糸を掛け止める摩擦抵抗力が落ちて、糸尻が滑りぬける恐れがあるので、ボビンに巻き付ける糸の滑りを阻止し得るように二本の間隙の間隔値が決められている。一方、ループを形成した糸の先には予め縫い針が取り付いており、この針を、針抜き溝に沿いかつ前記の二本の間隙とほぼ平行にループの上下いずれかの方向に引くことにより、この瞬間、ボビンの周りで前記ループに対して糸先が交差する。そして、前記糸をさらに引き抜く作業に継続して、ボビンの先端から分離させた糸の絡みを引き締めることによって糸尻に玉結びを形成することができるのである。
本考案用具の斜め上方からの斜視図 前図の用具の全体図 縫い糸に玉結びを形成する過程の説明図 縫い糸に形成する玉結び過程の説明図 本考案用具の他の実施例説明図 本考案用具の使用説明図
図1に示す金属製のパイプによって形成したボビン10は、図6に示すように縫製人の五指のいづれかの指先11に被せて使用するものであり、そのボビン10の内径の数値は、指11の先端からボビン10が1cmに満たない値だけ突き出るように設定している。
図6に示す指11の先が指す方向の端、つまり図1におけるボビン10の上端12には、ボビンの軸線方向に沿う二本の間隙13、14と、少なくとも単数の針抜き溝15とを形成している。
ボビン10を形成する金属管の肉厚を0.5mm前後のもので構成して軽量化を図る。糸の太さ数値が少数点以下の一般的な縫製糸の場合は、二本の間隙13、14の溝幅をそれぞれ1mm以下にし、またそれら両間隙の間隔値を5mm前後に設定する。糸20の端21を親指のつま先で押さえながら糸を二本の間隙13、14に編み込んで蛇行させ、その後、糸20をボビン10の周りに巻きつけてループを形成する。
図3は、ボビンの周りで形成した糸のループ30の状態を示している。糸先21とループ30部分とが単にX交差するだけで糸結び部分は形成できないので、縫い針22に取り付けた糸先23を、糸尻21の存在域以降でループ30部分とX交差させる必要がある。かかる観念に基づき、図1における針抜き溝15にそって前記針22を差し入れて引き抜くと、ボビンの周りでは図4に示すような糸結び24が形成されるので、この部分をさらに引き締めて玉結びを形成できるのである。
図1における針抜き溝15は、図面上、第1間隙13の右手に形成しているので、図のように糸20を右回りにした場合、ループは針ぬき溝15の部分では未完成である。この様な場合、糸20を二重巻きにするか、そうでなければ糸20を左巻きにする必要がある。針抜き溝15の形成位置は固定されるものではなく、第2間隙14の左手或いは第1、第2両間隙の間に存在する壁辺16に形成することができる。
図2に示すボビン10は、その下側のスカート部17に複数の切れ目18を施して、指の太さの差異に応じて拡張自在にできる。
図5に示すボビン10は、下側のスカート部17に比して上部19の径を細く構成し、その上部に第1、第2両間隙13,14と、針抜き溝15とを形勢したもので、このように上部19の径を細くすることにより、図4における糸結び24を、より糸尻21の近くに形成することができる。また釣鐘形のスカート部17は、それに差し入れる先細の指との密着度が高い形状であるから、例えばセラミックなどの型整形でもっと量産を可能にしている。
10‥‥ボビン
13‥‥第1間隙
14‥‥第2間隙
15‥‥針抜き溝
19‥‥端縁部分
20‥‥糸
21‥‥糸尻

Claims (2)

  1. 指先に嵌めて使用するボビンからなり、前記ボビンにおける前記指先が指す方向の端縁に、該ボビンの軸線方向に沿う二本の間隙と、少なくとも単数の針抜き溝とを形成し、前記二本の間隙である第1間隙と、第2間隙との間隔を、これら両間隙U字形に編み込む縫い糸が自然に抜け落ちない摩擦抵抗を加えるに足りる数値する一方、前記の針抜き溝を、縫い糸を支える縫い針がボビンに巻きつけられる縫い糸の下域を容易に通過し得る深さに形成した縫い糸の玉結び形成用具。
  2. ボビンは、該ボビンにおける第1間隙と、第2間隙と、針抜き溝とを備える端縁部分を、指先に嵌めて使用する側の内径に比べて小径に形成した請求項1に記載した縫い糸の玉結び形成用具。
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