JP3169545B2 - 太陽電池モジュール及び該太陽電池モジュールの屋根への取付方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及び該太陽電池モジュールの屋根への取付方法

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JP3169545B2 JP34111895A JP34111895A JP3169545B2 JP 3169545 B2 JP3169545 B2 JP 3169545B2 JP 34111895 A JP34111895 A JP 34111895A JP 34111895 A JP34111895 A JP 34111895A JP 3169545 B2 JP3169545 B2 JP 3169545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽電池モジュ
ールに係り、特に、耐火性能が要求される住宅等の建物
の屋根に配設するのに適した太陽電池モジュール及び該
太陽電池モジュールの屋根への取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化石燃料の消費増大等に起因する
地球環境問題・エネルギ枯渇問題の深刻化に伴い、住宅
等の屋根の上に、パネル状の太陽電池モジュールを設置
し、クリーンな太陽エネルギから直接電力を取り出して
住宅に供給する住宅用太陽光発電システムが注目されて
いる。この種の太陽電池モジュールは、セルと呼ばれる
最小単位の太陽電池を多数集めてパネル状に構成された
ものであり、太陽電池を大別すると、シリコン太陽電
池、化合物半導体太陽電池、有機半導体太陽電池等があ
る。これらの3種類の太陽電池の内、有機半導体太陽電
池は、現状では太陽光から電気エネルギへの変換効率が
1%以下であり、実用への道のりは遠く、また、化合物
半導体太陽電池も、現状では生産コストが高く、特殊用
途に僅かに生産されているに過ぎない。つまり、太陽電
池全生産量のほとんどはシリコン太陽電池が占めてい
る。シリコン太陽電池には、単結晶シリコン太陽電池、
多結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電
池等がある。これら3種類のシリコン太陽電池はそれぞ
れに特徴があるが、変換効率の最も高いものが、単結晶
シリコン太陽電池であり、次いで多結晶シリコン太陽電
池である。このようなことから、一般に、住宅向けの電
力用には結晶系(単結晶・多結晶)シリコン太陽電池が
用いられている。
【0003】しかしながら、これら結晶系シリコン太陽
電池は、アモルファスシリコン太陽電池や化合物半導体
太陽電池等のように、支持板としてのガラス基板の裏面
に直接には形成できないため(例えば、特開平5−29
9686号公報参照)、従来では、図14に示すよう
に、多数の結晶系シリコン太陽電池セル1,1,…と充
填接着剤であるEVA(エチレンビニルアセテート)2
とをガラス基板3と裏面カバーケース4とで挟み、EV
A2とガラス基板3、裏面カバーケース4間を熱圧着し
て積層構造とすることで、結晶系シリコン太陽電池セル
1,1,…をEVA2とガラス基板3と裏面カバーケー
ス4とで封入して耐湿性と高絶縁性とを持たせ、さら
に、モジュール全体の強度を持たせるために、アルミニ
ウム等のメタル枠5を積層体の周縁部に填めて、太陽電
池モジュールを製造していた(同公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記EVA
2は、耐湿性に優れる上、紫外線による光透過性の劣化
も少ない点で、太陽電池モジュール用の充填接着剤(封
入剤)として、必須の資質を持ち合わせていると言える
が、残念ながら、大変燃え易いという欠点があった。こ
のため、上記従来の太陽電池モジュールを屋根の上に多
数並べて配設することは、多量の可燃物を屋根の上に並
べるに等しく、したがって、耐火構造が採用されていな
い屋根に太陽電池モジュールを設置するのは、防災上、
好ましくないとの指摘があった。また、従来では、屋根
葺き後の屋根面に太陽電池モジュールを設置するには、
専用の架台を必要としたため、太陽光発電システムの全
体コストが高くなっていた。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、耐火性能を持つ屋根葺材としての機能を具備す
ることにより、専用の架台も屋根葺材も省略できる、結
晶系シリコン太陽電池セル搭載の太陽電池モジュール及
び該太陽電池モジュールの屋根への取付方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、耐火材から瓦大に作られ
た、取付固定具挿通孔を有する瓦大の支持部材に複数の
結晶系シリコン太陽電池セルを固着してなる屋根葺材兼
用の太陽電池モジュールであって、上記支持部材には、
上面開口を透明板で覆い内部を密封にした中空収納部が
設けられていると共に、該中空収納部の内底面には、受
光面を上記上面開口に向けて上記複数の結晶系シリコン
太陽電池セルが接着剤によって固着されてなることを特
徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、スレート瓦
を模して耐火材から作られた、取付固定具挿通孔を有す
る支持部材に複数の結晶系シリコン太陽電池セルを固着
してなる屋根葺材兼用の太陽電池モジュールであって、
上記支持部材には、上面開口を透明板で覆い内部を密封
にした中空収納部が設けられていると共に、該中空収納
部の内底面には、受光面を上記上面開口に向けて上記複
数の結晶系シリコン太陽電池セルが接着剤によって固着
されてなることを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の太陽電池モジュールであって、上記支持部材
の材質となる耐火材が、金属、セラミックス又は石綿セ
メントのいずれか一又はこれらの組み合わせであること
を特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2記載の太陽電池モジュールであって、上記支持部材
は、上記結晶系シリコン太陽電池セルを内底面に固着し
て収納する上記中空収納部と、屋根流れ面の上流側に隣
接して配置される少なくとも一つの同種の太陽電池モジ
ュール又はスレート瓦を部分的に載せ置くための載置部
とからなることを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1又
は2記載の太陽電池モジュールの屋根への取付方法であ
って、屋根流れ面の所定の部位に一の上記太陽電池モジ
ュールを置き、該太陽電池モジュールの上記取付固定具
挿通孔に固定具を挿通し、挿通された該固定具で当該一
の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に固定した
後、別の上記太陽電池モジュール又はスレート瓦を、当
該別の上記太陽電池モジュール又はスレート瓦の下流側
部分が上記一の太陽電池モジュールの上流側部分の上に
重なる態様に置き、該別の太陽電池モジュールの上記取
付固定具挿通孔又はスレート瓦の取付固定具挿通孔に固
定具を挿通し、挿通された該固定具で当該別の太陽電池
モジュール又はスレート瓦を上記屋根下地材又は瓦桟に
固定するという手順で複数の上記太陽電池モジュール又
は上記太陽電池モジュール及び上記スレートを上記屋根
流れ面に取付固定して行くことを特徴としている。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1又
は2記載の太陽電池モジュールの屋根への取付方法であ
って、屋根流れ面の流れ方向に直交する方向に複数の前
段の上記太陽電池モジュールを並べて置くと共に、これ
ら前段の太陽電池モジュールのそれぞれの上記取付固定
具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された固定具でこれら
前段の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に固定
した後、複数の後段の上記太陽電池モジュール又はスレ
ート瓦を、上記屋根流れ面の流れ方向に直交する方向
に、かつ、これら後段の上記太陽電池モジュール又はス
レート瓦の下流側部分が、複数の前段の上記太陽電池モ
ジュールのうち、対応する一の太陽電池モジュールの上
流側部分と隣の太陽電池モジュールの上流側部分との間
に跨る態様に順次並べて置くと共に、これら後段の太陽
電池モジュールの上記取付固定具挿通孔又はスレート瓦
の取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された固定
具でこれら後段の太陽電池モジュール又はスレート瓦を
上記屋根下地材又は瓦桟に固定するという手順で複数の
上記太陽電池モジュール又は上記太陽電池モジュール及
び上記スレートを上記屋根流れ面に取付固定して行くこ
と特徴としている。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項4記
載の太陽電池モジュールの屋根への取付方法であって、
屋根流れ面の所定の部位に一の上記太陽電池モジュール
を置き、該太陽電池モジュールの上記取付固定具挿通孔
に固定具を挿通し、挿通された該固定具で当該一の太陽
電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に固定した後、別
の上記太陽電池モジュール又はスレート瓦を、当該別の
上記太陽電池モジュールの上記中空収納部が上記一の太
陽電池モジュールの上記載置部又はスレート瓦の下流部
分の上に重なる態様に置き、該別の太陽電池モジュール
の上記取付固定具挿通孔又はスレート瓦の取付固定具挿
通孔に固定具を挿通し、挿通された該固定具で当該別の
太陽電池モジュール又はスレート瓦を上記屋根下地材又
は瓦桟に固定するという手順で複数の上記太陽電池モジ
ュール又は上記太陽電池モジュール及びスレートを上記
屋根流れ面に取付固定して行くことを特徴としている。
【0013】また、請求項8記載の発明は、請求項4記
載の太陽電池モジュールの屋根への取付方法であって、
屋根流れ面の流れ方向に直交する方向に複数の前段の上
記太陽電池モジュールを並べて置くと共に、これら前段
の太陽電池モジュールのそれぞれの上記取付固定具挿通
孔に固定具を挿通し、挿通された固定具でこれら前段の
太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に固定した
後、複数の後段の上記太陽電池モジュール又はスレート
瓦を、上記屋根流れ面の流れ方向に直交する方向に、か
つ、これら後段の上記太陽電池モジュールの中空収納部
又はスレート瓦の下流側部分が、複数の前段の上記太陽
電池モジュールのうち、対応する一の太陽電池モジュー
ルの上記載置部と隣の太陽電池モジュールの上記載置部
との間に跨る態様に順次並べて置くと共に、これら後段
の太陽電池モジュールの上記取付固定具挿通孔又はスレ
ート瓦の取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通され
た固定具でこれら後段の太陽電池モジュール又はスレー
ト瓦を上記屋根下地材又は瓦桟に固定するという手順で
複数の上記太陽電池モジュール又は上記太陽電池モジュ
ール及び上記スレートを上記屋根流れ面に取付固定して
行くこと特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の構成では、保護ガラス等の透明板を
透過した太陽光が、耐火材からなる中空収納部の内底面
に固着された結晶系シリコン太陽電池セルの受光面に入
射し、太陽光が電気エネルギに変換される。可燃性の構
成部材と言えば、接着剤やシール材等の樹脂であるが、
接着剤やシール材は、結晶系シリコン太陽電池セルを中
空収納部の内底面に固着するためや、透明板と中空収納
部の上面開口周縁部との間を塞ぐため等、限られた部位
で接合や封止等のために用いられるに過ぎず、接着剤に
よって中空収納部内が埋め尽くされている訳ではないか
ら、火災にあっても、太陽電池モジュール全体が激しく
燃える虞はない。また、上記太陽電池モジュールの外形
を決定づける上記支持部材は、瓦大又はスレート瓦の形
状に形成されており、また、釘等の固定具により屋根に
直接固定できるように、取付固定具挿通孔も有している
ので、上記太陽電池モジュール(あるいは、上記太陽電
池モジュールと通常のスレート瓦と)を多数用いて、ス
レート瓦葺きの様式で、屋根を葺くことができる。した
がって、専用の架台は不要となり、屋根の美観も保たれ
る。また、上記支持部材は、金属、セラミックス又は石
綿セメント等の耐火材料からなるので、耐火構造の屋根
が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である瓦大の太陽電池モ
ジュールが住宅等の傾斜屋根の上に複数個並べて設置さ
れた様子を示す概略断面図、図2は、同太陽電池モジュ
ールの構成を示す概略平面図、図3は、図2のA−A矢
視断面図、図4は、図2のB−B矢視断面図、図5は、
図2のC−C矢視断面図、図6は、同太陽電池モジュー
ルで住宅等の傾斜屋根を葺く情景を示す概略斜視図、図
7は概略同平面図、図8は、図1の一部を拡大して示す
部分拡大断面図である。この例の太陽電池モジュール6
は、図2乃至図4に示すように、ホームベース形のスレ
ート瓦を模して作られた屋根葺材兼用の瓦大の太陽電池
モジュールに係り、アルミニウムやポリ塩化ビニル被覆
鋼板(塩ビ鋼板)等の金属素材から作られたホームベー
ス形の支持部材7に複数の結晶形シリコン太陽電池セル
(以下、単に太陽電池セルという)8,8,…が固着さ
れてなっている。上記支持部材7は、複数の太陽電池セ
ル8,8,…を収納状態で支持する上面長方形の中空収
納部9と、屋根流れ面10(図1)の上流側に隣接して
設置される同種の太陽電池モジュール6の構成部分の
内、中空収納部9が当接状態に載せ置かれる三角形平板
状の載置部11との一体加工品として構成されている。
【0016】中空収納部9は、その上面が長方形の開口
となっていて、この上面開口の周縁にはフランジ12が
設けられている。中空収納部9の内底面には、高絶縁性
を有する、例えばエポキシ系やウレタン系等の接着剤1
3によって、太陽電池セル8,8,…が、受光面を上面
開口に向けた姿勢で固着されている。なお、接着剤13
は、太陽電池セル8,8,…の裏面(受光面と反対側の
面)と中空収納部9の内底面との間でのみ接着に必要な
量が用いられるに過ぎないので、光透過性を有する必要
はなく、単に絶縁性と耐熱性とに優れたものの中から選
択して使用すれば良い。太陽電池セル8,8,…は、例
えば、縦4個ずつ横2列に配列され、配線14,14,
…によって直並列に相互に接続されている。中空収納部
9の上面開口は、太陽電池セル8,8,…を中空収納部
9の内底面に固着した後、保護ガラス板15で覆われ、
さらに、保護ガラス板15とフランジ13の隙間を、例
えばブチルゴム等の樹脂シール16で塞いだ構成となっ
ていて、これにより、中空収納部9の内部が封止されて
いる。
【0017】載置部11は、上記したように、三角形の
平板状のもので、ホームベース形のスレート瓦形状の一
角をなすべく、中空収納部9の上面開口周縁であるフラ
ンジ12の一方の長辺側部位から外方にかつ中空収納部
9の内底面に略平行に一体延設されてなっている。この
載置部11には、複数の釘穴17,17,…が穿設され
てあり、図1等に示すように、これらの釘穴17,17
から、屋根流れ面10に取り付けられた瓦桟18等に釘
19,19,…を打ち込んで、太陽電池モジュール6を
固定するようになっている。さらに、載置部11には、
図5や図8等に示すように、複数の太陽電池モジュール
6,6,…を住宅等の屋根流れ面10に並べて設置する
際に、言い換えれば、この例の太陽電池モジュール6,
6,…で傾斜屋根を葺く際に、太陽電池モジュール6,
6を隣から隣へと電気接続して行くための複数の止水構
造の雌型コネクタ20,20,…が設けられている。こ
れらの雌形コネクタ20,20,…は、リード線21,
21,…を介して、中空収納部9内の配線14,14,
…に接続されている。したがって、中空収納部9の載置
部11に面する側壁には、リード線21,21,…を内
部に導くための図示せぬ複数の挿通孔が設けられてい
て、これらの挿通孔は、リード線21,21,…が通さ
れた後は、接着剤等でコーキングされている。
【0018】次に、上記構成の太陽電池モジュール6,
6の傾斜屋根への取付施工(屋根葺き施工)について説
明する。図6に示すように、まず、図示せぬたる木の上
にパーティクルボード等の野地板22を貼り、この野地
板22の上にアスファルトルーフィング(防水シート)
23を敷いて、屋根流れ面10を形成し、さらに、屋根
流れ面10に複数本の瓦桟18,18,…をたる木と直
交する方向に、かつ互いに所定の間隔を開けて取り付け
る。この後、南を向いた屋根流れ面10の適当な箇所に
必要数の太陽電池モジュール6,6をひとまず集積し、
そこから、まず、最前列の太陽電池モジュール6,6,
…を、それぞれの長方形の中空収納部9,9,…を瓦座
と称する軒先に設けられた特別の瓦桟の上に載せる一
方、三角形の載置部11,11,…を一段上の瓦桟18
の上に載せ、この状態で、釘穴17,17,…を通し
て、瓦桟18に釘を打ち込んで固定しつつ、敷き並べて
行く。最前列の太陽電池モジュール6,6,…の取付固
定が終了すると、次に、一段上の太陽電池モジュール
6,6,…を敷き並べる。このとき、前列の相隣る二つ
の太陽電池モジュール6,6,…の載置部11の上に、
具体的には、図6(又は図7)中、前列左側の太陽電池
モジュール6の載置部11の右半分と、前列右側の太陽
電池モジュール6の載置部11の左半分とに跨る態様
で、後列の対応する一つの太陽電池モジュール6の中空
収納部9を重ね置くと共に、載置部11の釘穴17,1
7,…をさらに一段上の瓦桟18の上面に位置決めす
る。そして、釘穴17,17,…を通して、瓦桟18に
釘を打ち込むことにより、後列の太陽電池モジュール6
を固定する。このようにして、太陽電池モジュール6,
6,…を屋根流れ面10の下流側から上流側へ、列状に
かつスレート瓦葺きの様式で敷き並べて行く(図6及び
図7)。
【0019】そして、太陽電池モジュール6,6,…を
用いた屋根葺きが完了したら、図7に示すように、右側
の太陽電池モジュール6の雌型コネクタ20と、これに
対応する左側の太陽電池モジュール6の雌型コネクタ2
0とにモジュール間接続用コネクタ24の雄型端子24
a,24aを嵌合して、隣接して並置された2つの太陽
電池モジュール6,6を相互に電気接続する。この作業
を取り付けられた太陽電池モジュール6,6,…の全て
について行うと、全部の太陽電池モジュール6,6,…
で発電された電力を集めることができる。この場合、モ
ジュール間接続コネクタ24は、セラミックスや樹脂等
の絶縁材料で接続導体を覆った形のコ字形に形成されて
おり、上から雌型コネクタ20,20に差し込むだけ
で、太陽電池モジュール6,6間を密閉構造で電気接続
できるようになっている。太陽電池モジュール6,6,
…で葺かれた傾斜屋根において、保護ガラス板15を透
過した太陽光が、中空収納部9の内底面に固着された太
陽電池セル8,8,…の受光面に入射し、太陽光が電気
エネルギに変換される。そして、全部の太陽電池モジュ
ール6,6で発電された電力が集められて、図示せぬイ
ンバータにより直流から交流に変換され、屋内配線に供
給される。
【0020】このように、この例の太陽電池モジュール
6,6,…は、直接、屋根葺材として用いられるから、
専用の架台も屋根葺材も省略できる。また、可燃性の構
成部材と言えば、接着剤やシール材等の樹脂が僅かに用
いられているに過ぎず、接着剤等によって中空収納部内
が埋め尽くされている訳ではないから、火災にあって
も、太陽電池モジュール全体が激しく燃える虞はなく、
また、太陽電池モジュール6,6,…の支持部材7,
7,…は、アルミニウム等の金属素材から形成されてい
るので、この例の太陽電池モジュール6,6,…で葺い
た屋根は耐火構造を持つこととなる。加えて、上記構成
の太陽電池モジュールは、スレート瓦を模して形成され
ているので、屋根の美観は損なわれない。
【0021】なお、上述の第1実施例では、瓦桟18,
18,…を介して、屋根流れ面10に太陽電池モジュー
ル6,6,…を取付固定した場合(図1等参照)につい
て述べたが、これに限らず、例えば、図9に示すよう
に、屋根下地の野地板22に直接釘19を打ち付けて太
陽電池モジュール6,6,…を固定しても良い。また、
上述の第1実施例では、南向きの屋根流れ面10の全域
を、太陽電池モジュール6,6,…のみで葺いた場合に
ついて述べたが、この例の太陽電池モジュール6,6,
…は、ホームベース形のスレート瓦を模して作られたも
のなので、図10に示すように、スレート瓦25,2
5,…と太陽電池モジュール6,6,…との任意の組み
合わせで屋根を葺くこともできる。組み合わせ方によっ
ては、屋根の美観を高めることができる。
【0022】◇第2実施例 図11は、この発明の第2実施例である太陽電池モジュ
ールの構成を示す概略斜視図、図12は同概略断面図、
図13は、同列で隣接する二つの同太陽電池モジュール
の並べ方を示す断面図である。この例の太陽電池モジュ
ール6aが、上述の第1実施例のそれ(図2)と大きく
異なるところは、この例の太陽電池モジュール6aの互
いに平行に対向する両側縁部に、一対のフランジ12側
縁端にて折曲連設する構造の嵌合溝部26a,26bを
設けた点である。これらの嵌合溝部26a,26bは、
図13に示すように、図中右側の太陽電池モジュール6
aの左側の嵌合溝部26aと、図中左側の太陽電池モジ
ュール6aの右側の嵌合溝部26bとが、互いに上下に
嵌合する関係となっている。なお、嵌合溝部26a,2
6bを設けた点以外は、上記第1実施例の構成と略同様
であるので、図11乃至図13において、図2及び図3
に示す構成各部と同一の構成部分には、同一の符号を付
してその説明を省略する。このように、この第2実施例
の構成によれば、太陽電池モジュール6aの両側縁部に
嵌合溝部26a,26bを設けたので、同列で隣接する
太陽電池モジュール6a,6a同士を納まり良く並べる
ことができ、美観上、防火上、防水上も好ましい。
【0023】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実
施例では、ホームベース形のスレート瓦を模したが、こ
れに限らず、例えば、長方形のスレート瓦を模するよう
にしても良い。また、上述の実施例では、金属製の支持
部材7を用いたが、これに限らず、他の耐火材、例え
ば、セラミックスや石綿セメント等からなる支持部材を
用いても良い。また、上述の実施例では、前列の太陽電
池モジュール6の載置部11に、後列の相隣る二つの太
陽電池モジュール6,6を載置する場合について述べた
が、必要に応じて、後列の一つの太陽電池モジュール6
又は三つ以上の太陽電池モジュール6,6,…を載置し
ても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の太陽電
池モジュールは、直接、屋根葺材として用いられるか
ら、専用の架台も屋根葺材も省略できる。また、可燃性
樹脂が接着剤等のために僅かに用いられているに過ぎ
ず、可燃性材料によって中空収納部内が埋め尽くされて
いる訳ではないから、火災にあっても、この発明の太陽
電池モジュール全体が激しく燃える虞はなく、また、こ
の発明の太陽電池モジュールを構成する支持部材は、金
属やセラミックスや石綿セメント等の耐火材から形成さ
れているので、この発明の太陽電池モジュールで葺いた
屋根は耐火構造を持つこととなる。加えて、この発明の
太陽電池モジュールは、スレート瓦を模して形成されて
いるので、屋根の美観は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である瓦大の太陽電池モ
ジュールが住宅等の傾斜屋根上に瓦桟を介してスレート
瓦葺きの様式で多数並べて取付固定された様子を示す概
略断面図である。
【図2】同太陽電池モジュールの構成を示す概略平面図
である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図2のB−B矢視断面図である。
【図5】図2のC−C矢視断面図である。
【図6】同太陽電池モジュールを多数並べた屋根葺模様
を示す概略斜視図である。
【図7】同太陽電池モジュールを多数並べた屋根葺模様
を示す概略平面図である。
【図8】図1の一部を拡大して示す部分拡大断面図であ
る。
【図9】同太陽電池モジュールが住宅等の傾斜屋根上に
直接スレート瓦葺きの様式で多数並べて取付固定された
様子を示す概略断面図である。
【図10】同太陽電池モジュールが住宅等の傾斜屋根上
にスレート瓦との組み合わせでスレート葺きの様式で多
数並べて取付固定された様子を示す概略断面図である。
【図11】この発明の第2実施例である太陽電池モジュ
ールの構成を示す概略斜視図である。
【図12】同太陽電池モジュールの構成を示す概略断面
図である。
【図13】同列で隣接する二つの同太陽電池モジュール
の並べ方を示す断面図である。
【図14】従来の太陽電池モジュールの一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
6 太陽電池モジュール(屋根葺材) 7 支持部材 8 太陽電池セル(結晶系シリコン太陽電池セル) 9 中空収納部 10 屋根流れ面 11 載置部 13 接着剤 15 保護ガラス板(透明板) 17 釘穴(取付固定具挿通孔) 19 釘(取付固定具) 25 スレート瓦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 淳 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株 式会社内 (72)発明者 井上 康美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 森内 荘太 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 田中 聡 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−299686(JP,A) 特開 平5−52004(JP,A) 特開 平8−316516(JP,A) 特開 平9−64396(JP,A) 実開 平4−42536(JP,U) 実開 平1−148417(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/18 E04D 13/00 E04D 1/30 603 H01L 31/042

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火材から瓦大に作られた、取付固定具
    挿通孔を有する支持部材に複数の結晶系シリコン太陽電
    池セルを固着してなる屋根葺材兼用の太陽電池モジュー
    ルであって、 前記支持部材には、上面開口を透明板で覆い内部を密封
    にした中空収納部が設けられていると共に、該中空収納
    部の内底面には、受光面を前記上面開口に向けて前記複
    数の結晶系シリコン太陽電池セルが接着剤によって固着
    されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 スレート瓦を模して耐火材から作られ
    た、取付固定具挿通孔を有する支持部材に複数の結晶系
    シリコン太陽電池セルを固着してなる屋根葺材兼用の太
    陽電池モジュールであって、 前記支持部材には、上面開口を透明板で覆い内部を密封
    にした中空収納部が設けられていると共に、該中空収納
    部の内底面には、受光面を前記上面開口に向けて前記複
    数の結晶系シリコン太陽電池セルが接着剤によって固着
    されてなることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の材質となる耐火材は、金
    属、セラミックス又は石綿セメントのいずれか一又はこ
    れらの組み合わせであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記結晶系シリコン太
    陽電池セルを内底面に固着して収納する前記中空収納部
    と、屋根流れ面の上流側に隣接して配置される少なくと
    も一つの同種の太陽電池モジュール又はスレート瓦を部
    分的に載せ置くための載置部とからなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 屋根流れ面の所定の部位に一の前記太陽
    電池モジュールを置き、該太陽電池モジュールの前記取
    付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された該固定具
    で当該一の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に
    固定した後、別の前記太陽電池モジュール又はスレート
    瓦を、当該別の前記太陽電池モジュール又はスレート瓦
    の下流側部分が前記一の太陽電池モジュールの上流側部
    分の上に重なる態様に置き、該別の太陽電池モジュール
    の前記取付固定具挿通孔又はスレート瓦の取付固定具挿
    通孔に固定具を挿通し、挿通された該固定具で当該別の
    太陽電池モジュール又はスレート瓦を前記屋根下地材又
    は瓦桟に固定するという手順で複数の前記太陽電池モジ
    ュール又は前記太陽電池モジュール及び前記スレートを
    前記屋根流れ面に取付固定して行くことを特徴とする請
    求項1又は2記載の太陽電池モジュールの屋根への取付
    方法。
  6. 【請求項6】 屋根流れ面の流れ方向に直交する方向に
    複数の前段の前記太陽電池モジュールを並べて置くと共
    に、これら前段の太陽電池モジュールのそれぞれの前記
    取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された固定具
    でこれら前段の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦
    桟に固定した後、複数の後段の前記太陽電池モジュール
    又はスレート瓦を、前記屋根流れ面の流れ方向に直交す
    る方向に、かつ、これら後段の前記太陽電池モジュール
    又はスレート瓦の下流側部分が、複数の前段の前記太陽
    電池モジュールのうち、対応する一の太陽電池モジュー
    ルの上流側部分と隣の太陽電池モジュールの上流側部分
    との間に跨る態様に順次並べて置くと共に、これら後段
    の太陽電池モジュールの前記取付固定具挿通孔又はスレ
    ート瓦の取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通され
    た固定具でこれら後段の太陽電池モジュール又はスレー
    ト瓦を前記屋根下地材又は瓦桟に固定するという手順で
    複数の前記太陽電池モジュール又は前記太陽電池モジュ
    ール及び前記スレートを前記屋根流れ面に取付固定して
    行くこと特徴とする請求項1又は2記載の太陽電池モジ
    ュールの屋根への取付方法。
  7. 【請求項7】 屋根流れ面の所定の部位に一の前記太陽
    電池モジュールを置き、該太陽電池モジュールの前記取
    付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された該固定具
    で当該一の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦桟に
    固定した後、別の前記太陽電池モジュール又はスレート
    瓦を、当該別の前記太陽電池モジュールの前記中空収納
    部が前記一の太陽電池モジュールの前記載置部又はスレ
    ート瓦の下流部分の上に重なる態様に置き、該別の太陽
    電池モジュールの前記取付固定具挿通孔又はスレート瓦
    の取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された該固
    定具で当該別の太陽電池モジュール又はスレート瓦を前
    記屋根下地材又は瓦桟に固定するという手順で複数の前
    記太陽電池モジュール又は前記太陽電池モジュール及び
    前記スレートを前記屋根流れ面に取付固定して行くこと
    を特徴とする請求項4記載の太陽電池モジュールの屋根
    への取付方法。
  8. 【請求項8】 屋根流れ面の流れ方向に直交する方向に
    複数の前段の前記太陽電池モジュールを並べて置くと共
    に、これら前段の太陽電池モジュールのそれぞれの前記
    取付固定具挿通孔に固定具を挿通し、挿通された固定具
    でこれら前段の太陽電池モジュールを屋根下地材又は瓦
    桟に固定した後、複数の後段の前記太陽電池モジュール
    又はスレート瓦を、前記屋根流れ面の流れ方向に直交す
    る方向に、かつ、これら後段の前記太陽電池モジュール
    の中空収納部又はスレート瓦の下流側部分が、複数の前
    段の前記太陽電池モジュールのうち、対応する一の太陽
    電池モジュールの前記載置部と隣の太陽電池モジュール
    の前記載置部との間に跨る態様に順次並べて置くと共
    に、これら後段の太陽電池モジュールの前記取付固定具
    挿通孔又はスレート瓦の取付固定具挿通孔に固定具を挿
    通し、挿通された固定具でこれら後段の太陽電池モジュ
    ール又はスレート瓦を前記屋根下地材又は瓦桟に固定す
    るという手順で複数の前記太陽電池モジュール又は前記
    太陽電池モジュール及び前記スレートを前記屋根流れ面
    に取付固定して行くこと特徴とする請求項4記載の太陽
    電池モジュールの屋根への取付方法。
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