JP3169502U - 茶葉潰し具付き急須 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、一般的に市販されている急須と同様の急須本体及び茶漉しを利用することができ、茶葉を効率良く潰すことが可能で、茶葉潰し具が邪魔にならない茶葉潰し具付き急須を提供すること。【解決手段】上面が開口した急須本体1と、急須本体1の内部に着脱自在に装着された茶漉し2と、急須本体1の上面の開口部を閉鎖する着脱自在な蓋3と、茶葉潰し具4とを備え、茶葉潰し具4は、棒材10の一端部に潰し部11を設け、潰し部11の先端面及び側面に多数の突起13を形成して成り、蓋3に茶葉潰し具4を挿通可能な差込口9を形成してある。【選択図】図1

Description

本考案は、茶葉潰し具付き急須に関する。
煎茶を喫するには、急須の中に茶葉を入れて適宜温度の湯を注ぎ、湯に溶出された茶葉の成分による香りや味を楽しむのが一般的である。そして、1〜2回煎じて味や香りが薄らぐと、茶葉は出がらしとして廃棄していた。
しかし、数回煎じた後の茶葉であっても、ビタミン類、抗酸化物等の有効成分の大部分は茶葉中に残存しており、これをさらに飲料あるいは食品として利用することが望まれている。
そこで、従来、煎じた後の茶葉をすり潰して繰り返し利用できるようにするための器具が提案されている。例えば、特許文献1には、壁面に多数の凸刃を形成した急須状の容器の中心に回転軸を取り付け、回転軸に擂潰し羽根を凸刃と近接するように設けた茶湯注ぎ容器が記載されている。
この茶湯注ぎ容器によれば、凸刃と擂潰し羽根との間で煎じた後の茶葉を擂り潰して、茶葉に含まれている養分を露出させ、繰り返し新鮮な茶湯を得ることができる。
特開2009-18139号公報
しかし、上記従来の茶湯注ぎ容器は、凸刃付きの容器、擂潰し羽根、擂潰し羽根を回転させるためのハンドル等のように、複雑な構造の特殊な部品が多数必要で価格が高くつき、洗浄等も面倒である。
本考案が解決しようとする課題は、構造が簡単で、一般的に市販されている急須と同様の急須本体及び茶漉しを利用することができ、茶葉を効率良く潰すことが可能で、茶葉潰し具が邪魔にならない茶葉潰し具付き急須を提供することにある。
本考案の茶葉潰し具は、上記課題を解決するために、上面が開口した急須本体と、該急須本体の内部に着脱自在に装着された茶漉しと、前記急須本体の上面の開口部を閉鎖する着脱自在な蓋と、茶葉潰し具とを備え、該茶葉潰し具は、棒材の一端部に潰し部を設け、該潰し部の先端面及び側面に多数の突起を形成して成り、前記蓋に茶葉潰し具を挿通可能な差込口を形成してある。
前記棒材及び潰し部を断面円形とし、前記棒材の直径を一端部から他端部にむけて次第に細くして、前記棒材の他端部に一端部よりも小径の握り部を形成してもよい。
或いは、前記棒材の一端部及び潰し部を断面円形とし、前記棒材の他端部に平板状の握り部を形成してもよい。
前記棒材の前記潰し部よりもやや他端寄りにおいて、側面の片側に一対の支持突起を周方向に間隔をあけて形成し、前記一対の支持突起の間に配置された前記突起の先端が、前記支持突起の先端間を結んだ線よりも前記棒材の中心側に位置することがある。
請求項1に係る考案によれば、煎じた後の廃棄するしかなかった茶葉、あるいは、煎じる前の茶葉を、茶漉し内に入れた状態で茶葉潰し具を用いて細かく擂り潰し、その後注いだ湯に茶葉に含まれる香りや栄養分を抽出して飲むだけでなく、茶湯に混入した細かい茶葉をも飲むことができるので、茶葉の有効成分を無駄なく活用することができる。
また、茶葉潰し具の潰し部の先端面および側面を茶漉しの底面及び側面に押しつけて、茶漉しの網目と茶葉潰し具の突起とで効率良く茶葉をすり潰すことができる。
さらに、茶葉潰し具を使用していない時は、蓋の差込口を通して茶葉潰し具を急須本体及び茶漉しの内部に差し込んでおけば邪魔にならず、茶葉潰し具を差し込んだことによって蓋が浮き上がることもない。
また、急須本体及び茶漉しは一般的な市販品に使用するものをそのまま利用することができ、蓋及び茶葉潰し具も構造が簡単なので、価格が低廉で済み、使用後の洗浄も容易である。
請求項2に係る考案によれば、細い握り部を設けたので茶葉潰し具を握りやすく、茶葉潰し具を挿通するための差込口を小さくすることができる。
請求項3に係る考案によれば、扁平な握り部を設けたので茶葉潰し具を握りやすく、平板状の握り部の先端を用いて茶漉しに付着した茶葉を簡単に擦り落とすことができる。
請求項4に係る考案によれば、支持突起を下に向け、茶葉潰し具を横にしてテーブル等に置くと、棒材の他端と一対の支持突起の先端とで茶葉潰し具が支持されるので、潰し部がテーブル等に触れて汚れることがない。
実施例1を示す茶葉潰し具付き急須の分解斜視図である。 実施例1を示す茶葉潰し具付き急須の斜視図である。 実施例1に係る茶葉潰し具の斜視図である。 実施例1に係る茶葉潰し具の端面図である。 実施例2を示す茶葉潰し具付き急須の斜視図である。 実施例3を示す茶葉潰し具付き急須の分解斜視図である。 実施例4に係る茶葉潰し具の要部斜視図である。 実施例4に係る茶葉潰し具の断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は本考案の実施例1を示す。
図1及び図2に示すように、本考案の茶葉潰し具付き急須は、上面が開口した急須本体1と、急須本体1の内部に着脱自在に装着された茶漉し2と、急須本体1の上面の開口部を閉鎖する蓋3と、茶葉潰し具4とを備える。
急須本体1は、陶磁器、金属、プラスチック等より成り、適宜箇所に把持部5及び注ぎ口6を有する。
茶漉し2は、金属、プラスチック等を素材とし、上面が開口した深めの笊状に形成される。また、茶漉し2の上端外周縁には鍔部7が形成され、鍔部7を急須本体1の開口部周縁に引っ掛けて、茶漉し2を急須本体1の内部に着脱自在に吊りさげてある。
急須本体1及び茶漉し2の構造は、通常市販されているものと特に異なる点はない。
蓋3は、平板な、あるいは、やや上方へ凸に湾曲した円盤より成り、上面の中央に摘み用突部8を設けてある。そして、摘み用突部8をつまんで、蓋3を茶漉し2の鍔部7の上に載せることにより急須本体1の開口部を閉鎖し、持ち上げることによって急須本体1の開口部を開放することができる。
また、蓋3の端部を半円形に切欠いて、茶葉潰し具4を挿通するための差込口9を形成してある。
茶葉潰し具4は、全長が10〜15cm程度であり、図3に示すように、棒材10の一端部に潰し部11を設けて成る。
棒材10は、断面円形であり、その直径を一端部から他端部にむけて次第に細くして、棒材10の他端部には一端部よりも小径の握り部12を形成してある。
潰し部11は、棒材10の一端部を延長した形状であって、15〜30mmの長さを有し、先端面は直径15mm程度の円形となっている(図4参照)。また、潰し部11の先端面及び側面には、多数の突起13が形成されている。突起13は直径が約2mmの半球状をなし、約2mmの間隔で形成されている。
なお、棒材10及び潰し部11をプラスチック、陶器、セラミック等によって一体に形成してもよいし、木製の棒材10にプラスチック、陶器、セラミック等より成る潰し部11を接着してもよい。
本考案の茶葉潰し具付き急須は次のように使用する。
図1に示すように、茶葉潰し具4は、通常、蓋3に形成した差込口9を通して他端部を急須本体1及び茶漉し2の内部に差し込んである。この時、茶葉潰し具4は急須本体1の内部に斜めに差し込まれるが、差込口9を形成してあるため、蓋3が浮き上がることはない。
急須本体1の内部に茶葉や湯を投入する際には、茶葉潰し具4を急須本体1内に差し込んだままで蓋3を開閉する。
急須本体1内の茶葉をすり潰す時は、蓋3を外し、茶葉潰し具4の握り部12を握って、潰し部11の先端面及び側面を茶漉し2の底面及び側面に押しつけ、茶葉潰し具4の突起13と茶漉し2の網目とで茶葉をすり潰す。
そして、茶葉をすり潰した後、急須本体1に湯を投入し、蓋3を閉じて茶葉潰し具4を差し込んだまま茶湯を注ぐ。これを繰り返して、茶葉を最後まで有効に利用することができる。
また、上記したように茶葉潰し具4は急須本体1に差し込んだままにしておくことができ、茶葉をすり潰す都度、茶葉潰し具4を出し入れする必要はない。
図5は、本考案の実施例2を示す。
実施例2では、蓋3の中央部近傍を穿孔して差込口9を形成してある。この差込口9を通して茶葉潰し具4を急須本体1内に差し込むと、茶葉潰し具4は大きく斜めに傾かず、上方に起立することになる。
また、この場合、茶葉潰し具4を差し込んだままで蓋3を閉じるのは、差込口9と茶葉潰し具4との位置合わせが難しいので、蓋3を閉じてから茶葉潰し具4の小径の他端部を差込口9に挿入するか、或いは、茶葉潰し具4を差込口9に通した状態で、蓋3を茶葉潰し具4と共に着脱すると良い。
その他も構造及び使用方法は、実施例1と同様である。
図6は、本考案の実施例3を示す。
実施例3では、茶葉潰し具4の棒材10の一端部及び潰し部11を断面円形とし、棒材11の他端部を平板なへら状の握り部12としてある。
また、蓋3の端部を浅く切欠いて、茶葉潰し具4の握り部12を通すための差込口9を形成してある。
本実施例では、茶葉をすり潰した後、へら状の握り部12の先端で茶漉し2の網目に付着した細かい茶葉を擦り落とすことができる。
その他の構造及び使用方法は、実施例1と変わるところはない。
図7及び図8は、本考案の実施例4を示す。
実施例4では、図7に示すように、茶葉潰し具4の棒材10の、潰し部11(突起13を形成した部分)よりもやや他端寄りにおいて、側面の片側に一対の支持突起14を周方向に間隔をあけて形成してある。例えば、潰し部11の先端から15mmの位置まで突起13が形成されている場合は、潰し部11の先端から20mm程度の位置に支持突起14を設けると良い。
また、支持突起14は突起13よりも高くし、図8に示すように、一対の支持突起14の間に配置された突起13の先端が、支持突起14の先端間を結んだ線よりも棒材10の中心側に位置するようになっている。
このため、支持突起14を下に向け、茶葉潰し具4を横にしてテーブル等に置くと、棒材10の他端と一対の支持突起14の先端とで茶葉潰し具4が支持されるので、潰し部11がテーブル等に触れて汚れることがない。
また、側面の片側のみに支持突起14が形成されているので、支持突起14に邪魔されることなく、潰し部11の側面先端部及び側面の逆側に形成された突起13で茶葉を潰すことができる。
なお、潰し部11の側面の片側において、支持突起14に近い部分に形成された突起13は、支持突起14に邪魔されて茶漉し2に接触し難いので、この部分には突起13を形成しなくてもよい。
その他の構成は、実施例1〜3のいずれかと同様である。
1 急須本体
2 茶漉し
3 蓋
4 茶葉潰し具
5 把持部
6 注ぎ口
7 鍔部
8 摘み用突部
9 差込口
10 棒材
11 潰し部
12 握り部
13 突起
14 支持突起

Claims (4)

  1. 上面が開口した急須本体と、該急須本体の内部に着脱自在に装着された茶漉しと、前記急須本体の上面の開口部を閉鎖する着脱自在な蓋と、茶葉潰し具とを備え、該茶葉潰し具は、棒材の一端部に潰し部を設け、該潰し部の先端面及び側面に多数の突起を形成して成り、前記蓋に茶葉潰し具を挿通可能な差込口を形成してあることを特徴とする茶葉潰し具付き急須。
  2. 前記棒材及び潰し部を断面円形とし、前記棒材の直径を一端部から他端部にむけて次第に細くして、前記棒材の他端部に一端部よりも小径の握り部を形成した請求項1に記載の茶葉潰し具付き急須。
  3. 前記棒材の一端部及び潰し部を断面円形とし、前記棒材の他端部に平板状の握り部を形成した請求項1に記載の茶葉潰し具。
  4. 前記棒材の前記潰し部よりもやや他端寄りにおいて、側面の片側に一対の支持突起を周方向に間隔をあけて形成し、前記一対の支持突起の間に配置された前記突起の先端が、前記支持突起の先端間を結んだ線よりも前記棒材の中心側に位置している請求項1〜3のいずれかに記載の茶葉潰し具。
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