JP3169392U - コネクタ - Google Patents

Abstract

【課題】ＵＳＢ３．０及びＨＤＭのＩ両規格対応コネクタを提供する。【解決手段】本考案によるコネクタは、端子本体を有する。端子本体中には複数の端子４１が設けられ、一組の複数の端子４１は、ＵＳＢ３．０の規格で定義される全ての端子４１ａを含み、他の一組の複数の端子４１は、ＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子４１ｂを含む。これにより、本考案によるコネクタは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩの両規格の信号伝達機能を有する。【選択図】図１

Description

本考案は、コネクタに関し、より詳しくは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタに関する。

従来のパソコンや、マルチメディア関連の電子装置へ応用され、信号の接続用或いは信号伝達用コネクタには、ＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ、ユニバーサル・シリアル・バス）３．０、ＨＤＭＩ（Ｈｉｇｈ Ｄｅｆｉｎｉｔｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、高解像度マルチメディアインターフェース）等の規格が採用されている。上述の常用される伝達規格は、異なるメーカーの電子装置間で、相互にマルチメディア信号の伝達を可能とする為のコネクタに応用されている。

しかしながら、従来の電子装置は、同時にＵＳＢ３．０コネクタとＨＤＭＩコネクタとを有する場合、ＵＳＢ３．０コネクタ及びＨＤＭＩコネクタがそれぞれ独立して電子装置中に設置される為、製造コストが増加するほか、コネクタが占める体積が相対的に増大する為、日々小型化されてゆく電子装置の設計の要求を満たすのがますます難しくなる。またユーザーがＵＳＢ３．０コネクタ及びＨＤＭＩコネクタ両規格の信号伝達用ケーブルを準備せねばならず、従来のコネクタは携帯に至極不便であり、改良される必要があった。

本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタを提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本考案に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、端子本体を有する。端子本体の中に複数の端子を設け、その内の一組の複数の端子は、ＵＳＢ（ユニバーサル・シリアル・バス）３．０の規格で定義される全ての端子を含み、他の一組の複数の端子は、ＨＤＭＩ（高解像度マルチメディアインターフェース）の規格で定義される全ての端子を含む。

また、本考案に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは端子本体を有する。端子本体は、中に複数の端子が嵌着され、外側に金属ボディが設けられる。また金属ボディのケーブル側の端部は絶縁カバーに覆われ、コネクタはプラグ形式に形成される。

また、本考案に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、端子本体を有する。端子本体は、中に複数の端子が嵌着され、外側に金属ボディが設けられる。金属ボディを溶接させて回路基板上に固定させ、コネクタはソケット形式に形成される。

本考案に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格のインターフェースのコネクタを一つに合わせ、製造コストと占める設置体積とが減少する。本考案に係るコネクタを含む一本の信号ケーブルは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格で提供される伝達機能を有し、使用上極めて便利になる。

本考案によるコネクタは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩの両規格に対応することができる。

本考案の第一実施形態によるコネクタの各端子のピン位置の概略図である。 本考案の第一実施形態によるコネクタの斜視図である。 本考案の第二実施形態によるコネクタの斜視図である。

以下、本考案によるコネクタを図面に基づいて、詳細に説明する。なお、本考案は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。

（第一実施形態）
図１、図２に示すように、本考案の第一実施形態に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、端子本体４０を有する。端子本体４０中に複数の端子４１を設ける。この内の一組の複数の端子４１は、ＵＳＢ３．０の規格で定義される全ての端子４１ａを含み、他の一組の複数の端子４１は、ＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子４１ｂを含む。本考案の第一実施形態に係るコネクタは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格の信号伝達機能を有する。

図２によると、本考案の第一実施形態に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、端子本体４０を有する。端子本体４０中には複数の端子４１が嵌着される。端子本体４０の外側に、金属ボディ５０が設けられ、金属ボディ５０のケーブル側の端部は絶縁カバー６０に覆われ、コネクタをプラグ形式に形成させる。

（第二実施形態）
図３によると、本考案の第二実施形態に係るＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、端子本体４０を有する。端子本体４０中には複数の端子４１が嵌着される。端子本体４０の外側に、金属ボディ５０が設けられる。金属ボディ５０を溶接させて回路基板（図示せず）上に固定させ、コネクタをソケット形式に形成させる。

本考案によるＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、表１によると、端子本体４０中に合計３６本の端子４１が二列になって嵌入される。各端子４１のピン位置及び対応する定義は、表１のようになる。

表１のピン位置１から１１に表示される端子は、ＵＳＢ３．０の規格で定義される全ての端子を包括している。
ここでは、ＶＢＵＳは電源端子である。
Ｄ−、Ｄ＋は第一組データ伝送端子である。
ＧＮＤ、ＧＮＤ＿ＤＲＡＩＮは接地端子である。
ＳｔｄＡ＿ＳＳＲＸ−、ＳｔｄＡ＿ＳＳＲＸ＋は第二組データ伝送端子である。
ＳｔｄＡ＿ＳＳＴＸ−、ＳｔｄＡ＿ＳＳＴＸ＋は第三組データ伝送端子である。

表１のピン位置１２から１７に表示される端子は、保留される端子であり、各メーカーの需要に合わせ、定義が自由に設定されることができる。

表１のピン位置１８から３６に表示される端子は、ＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子を包括しており、ここでは、
ＴＭＤＳ Ｄａｔａ（Ｎ）＋、ＴＭＤＳ Ｄａｔａ（Ｎ）−は第（Ｎ）組の遷移最小化差動信号端子（ＴＭＤＳ）であり、ここではＮ＝０、１、２である。
ＴＭＤＳ Ｄａｔａ（Ｎ） Ｓｈｉｅｌｄは第（Ｎ）組遷移最小化差動信号端子のシールド端子であり、ここではＮ＝０、１、２である。
ＴＭＤＳ Ｃｌｏｃｋ＋、ＴＭＤＳ Ｃｌｏｃｋ−は一組の遷移最小化差動信号の時間信号端子である。
ＴＭＤＳ Ｃｌｏｃｋ Ｓｈｉｅｌｄは遷移最小化差動信号の時間信号端子のシールド端子である。
ＣＥＣはコンシューマ・エレクトロニック・コントロール端子（Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）である。
Ｕｔｉｌｉｔｙは保留される端子である。
ＳＣＬは検出端子である。
ＳＤＬは検出端子である。
ＤＤＣ／ＣＥＣ Ｇｒｏｕｎｄは電源接地端子である。
＋５Ｖ Ｐｏｗｅｒは電源端子である。
Ｈｏｔ Ｐｌｕｇ Ｄｅｔｅｃｔはホットプラグ検出端子である。

本考案によるＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタの各端子４１のピン位置及び対応の定義は、表１に列挙されるレイアウトに限られず、メーカーの要求に合わせてピン位置の定義を変更することができる。本考案によるコネクタの構成の特徴は、コネクタの各端子４１が一組のＵＳＢ３．０の規格で定義される複数の端子４１ａと、一組のＨＤＭＩの規格で定義される複数の端子４１ｂを含むことである。端子４１は、少なくとも２８本であり、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子を含む。

本考案によるＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格インターフェースのコネクタを一つに合わせ、製造コスト及び占める設置体積が減少する。本考案によるコネクタを含む一本の信号ケーブルは、ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格で提供される伝達機能を有する。これにより、本考案によるコネクタは、使用上極めて便利でなり、次世代のコネクタ規格となり、独創的であり産業上の利用性に富む。

以上、本考案はこのような実施形態に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。

４０ ・・・端子本体
４１ ・・・端子
４１ａ・・・ＵＳＢ３．０の規格で定義される全ての端子
４１ｂ・・・ＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子
５０ ・・・金属ボディ
６０ ・・・絶縁カバー

Claims (5)

1. ＵＳＢ３．０及びＨＤＭＩ両規格対応コネクタであって、
   複数の端子が設けられる端子本体を有し、
   一組の複数の端子は、ＵＳＢ３．０の規格で定義される全ての端子を含み、他の一組の複数の端子は、ＨＤＭＩの規格で定義される全ての端子を含むことを特徴とするコネクタ。
2. 前記端子本体の外側には、金属ボディが設けられ、
   前記金属ボディのケーブル側の端部は、絶縁カバーに覆われ、
   プラグ形式に形成されることを特徴とする請求項１に記載のコネクタ。
3. 前記端子本体の外側には、金属ボディが設けられ、
   前記金属ボディは、溶接により回路基板上に固定され、
   ソケット形式に形成されることを特徴とする請求項１に記載のコネクタ。
4. 前記複数の端子は２８本の端子を含むことを特徴とする請求項１に記載のコネクタ。
5. 前記複数の端子は２８本より多い端子を含むことを特徴とする請求項１に記載のコネクタ。

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