JP3169252U - 管継手の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器への継手の取り付けをワンタッチ可能で行える継手構造を提供する。【解決手段】 組付け前に、予め、Oーリング16が溝に装着され、第1部材10のネジ部10aは機器のポートへ取付けられているものとし、さらに、第2部材14の第2溝14dに係合部材12の側板部分(左側)が嵌め込まれているものとする。この状態で、第2部材側の径小部14aを片方の手で保持し第1部材側に移動させると係合部材12の右側の側板部分は傾斜部10cの斜面を摺動し第1溝10dへ嵌まり込む。このとき丁度肩部14bの外側垂直面が第1部材の垂直段部に当接するようになっている。【選択図】 図1

Description

本考案は管継手に係り、特に、機器、装置等への取り付けが容易な管継手の構造に関する。
例えば、ダイカストマシンにおいては、稼働中、金型を冷却することが必須である。その冷却用配管は金型に設けられている多数の冷却水給排用ポートへ管継手本体の一側を予め取付け、その他端側はナットを介しホース等配管部材を接続する構成となっている。その場合、管継手相互の間隔が狭いとナット締結作業が困難であり、比較的高価で構造も複雑なカプラーを使用せざるを得ないという難点がある。
一方、引用文献1には、組み付けが容易且つコスト低減効果のある家庭用燃料電池の各ユニットを管路により接続するものであって、継手を構成している2つの部材を、ナットを使用せずに係合する方法が提案されている。
しかしながら、この引用文献1の係合部材を利用した場合でも前述したダイカストマシンの金型への取り付けに際し、作業者は予め機器側すなわち、金型側に一方の継手部材を取り付けた後、他方の継手部材を同軸状に整列・保持した状態で係合部材を溝に嵌めこまねばならず、こうした作業のためには両手を使用する必要があり、他の作業用工具を保持している場合はもちろん、両手を使用できる場合でも、注意を怠ると係合部材を嵌める前に落下させることがあり、中、大型ダイカストマシンでは金型が比較的高所に設けられているので危険である。
特開2009−277494
本考案者は、こうした問題を解決するため、鋭意検討した結果、継手本体側に傾斜勾配を設けることで前記問題が基本的に解決できることを見出した。
したがって、本考案の目的は、構造がシンプルで機器、装置等への取り付けが容易なワンタッチ式の管継手の構造を提供することにある。
前記目的を達成するための本考案による管継手の構造は、
第1部材である継手本体と、
同本体の一端側において液密に結合される第2部材と、
前記第1、第2部材を結合せしめる係合部材とからなる継手構造であって、
前記第1、第2部材外周にはそれぞれ前記係合部材の一側、他側を挿入可能な第1、第2溝が形成されており、
前記第1部材は第1溝の一側端から第2部材に向け下り勾配に形成されており、
前記第1、2部材を結合の際は、前記第2溝に前記係合部材の他側を予め係合した状態で第2部材を第1部材の方へ移動させることにより、前記係合部材の一側が前記下り勾配を摺動し前記第1溝に挿入されることを特徴とする。
請求項1記載の本考案による管継手の構造は、
第1部材である継手本体と、
同本体の一端側において液密に結合される第2部材と、
前記第1、第2部材を結合せしめる係合部材とからなる継手構造であって、
前記第1、第2部材外周にはそれぞれ前記係合部材の一側、他側を挿入可能な第1、第2溝が形成されており、
前記第1部材は第1溝の一側端から第2部材に向け下り勾配に形成されており、
前記第1、2部材を結合の際は、前記第2溝に前記係合部材の他側を予め係合した状態で第2部材を第1部材の方へ移動させることにより、前記係合部材の一側が前記下り勾配を摺動し前記第1溝に挿入されるよう構成されているので、
同管継手の機器、装置等への取り付けに際し作業者は両手を使用する必要がなく、しかもワンタッチ取り付けが可能である。
本考案による、組付け完了後の管継手の構造を示すもので、(a)は管路軸方向縦断面図、(b)は本考案の管継手を管路側から見た概略正面図である。
以下、本考案の好適な実施例について図1により説明する。
図1は本考案による、組付け完了後の管継手の構造を示すもので、(a)は管路軸方向縦断面図、(b)は本考案の管継手を管路側から見た概略正面図である。
図1(a)において、参照符号10は、管継手本体であって、本考案における第1部材に対応している。参照符号10aは、機器、装置例えばダイカストマシンの金型に設けられた冷却水給排用のポートに取付けられるテーパネジ部、参照符号10bはスパナ掛け部である。同スパナ掛け部10bに隣接する左側には第1溝10dが形成されており、同第1溝10dに隣接する左側には左方に向かい下り勾配の傾斜部10cが形成されている。同傾斜部10cに隣接する左側は、後述する第2溝の肩部14bと接する垂直段差部を介して径小に形成され、その一部にOーリング16用の溝が形成されている。
参照符号14は本考案における第2部材に対応しており、図示のように、第1部材10に対し左方側から挿入されOーリング16により液密に取付けられるようになっている。
第2部材14は、外周にホースの差し込まれる径小部14aと、前記第1部材の径小に形成された部分と内周側で接する径大部14cを有する。参照符号14dは前記径大部14c外周に設けられた第2溝である。第1、第2溝の幅は同じであり、その溝外周径も同じに形成されている。
第1溝10dと第2溝14dには、図1(b)に示されるように、ばね部材で形成された係合部材12の頂部から下方につながる側板部分がそれぞれの溝のほぼ半周近くに亘り嵌め込まれ、抜け止め状態となっている。なお、この係合部材のより詳細な構成については、引用文献1に記載されているのでこれ以上の詳細な説明を省略する。参照符号12a、12bは前記側板部分の左右の下端部である。なお、前記径小部14aの左端部にある径大突起部はホースの抜け止め用に形成されている。
次に、両手を使用せずに図1(a)に示される組付け状態を遂行する手順について説明する。第2部材を第1部材へ組付ける前に、予め、Oーリング16が溝に装着され、第1部材10のネジ部10aはダイカストマシンの金型ポートへ取付けられているものとし、さらに、第2部材14の第2溝14dに係合部材12の側板部分(左側)が嵌め込まれているものとする。
この状態で、第2部材側の径小部14aを片方の手で保持し第1部材側に移動させると係合部材12の右側の側板部分は傾斜部10cの斜面を摺動し第1溝10dへ嵌まり込む。このとき丁度肩部14bの垂直面が第1部材の垂直段部に当接するようになっている。なお、前記径小部14aに予めホースが差し込まれていてもよいし、後で差し込むようにしてもよい。また、第1部材10のネジ部10aは平行ねじであってもよい。
以上本考案の好適な実施例について図1を参照して説明したが、本考案は同図面に示したものに限定されない。当業者であれば、同図面に開示された好適実施例を種々変形することができるが、それら変形された実施例も本考案の範囲に入るものである。
10 第1部材
10a ネジ部
10b スパナ掛け部
10c 傾斜部
10d 第1溝
12 係合部材
12a 下端部
12b 下端部
14 第2部材
14a 径小部
14b 肩部
14c 径大部
14d 第2溝
16 Oーリング

Claims (1)

  1. 第1部材である継手本体と、
    同本体の一端側において液密に結合される第2部材と、
    前記第1、第2部材を結合せしめる係合部材とからなる継手構造であって、
    前記第1、第2部材外周にはそれぞれ前記係合部材の一側、他側を挿入可能な第1、第2溝が形成されており、
    前記第1部材は第1溝の一側端から第2部材に向け下り勾配に形成されており、
    前記第1、2部材を結合の際は、前記第2溝に前記係合部材の他側を予め係合した状態で第2部材を第1部材の方へ移動させることにより、前記係合部材の一側が前記下り勾配を摺動し前記第1溝に挿入されることを特徴とする継手構造。
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