JP3169213U - 弾性靴下 - Google Patents

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由喜 森
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Abstract

【課題】靴下の着用者の脚の血行を促進する効果と高温環境下における着用快適性を高め、産前産後の婦人用に適応性が高い弾性靴下を提供する。【解決手段】着用者の脚を弾性力で圧迫し、圧迫力をつま先側で強くして心臓側で弱くした編物の弾性靴下において、編物組織は、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分1のみに遠赤外線放射糸を含めて加温機能を持たせた。また、少なくとも脚の下腿部に接する部分1、2又は脚の足部に接する部分4には、高吸放湿性糸を含めて湿気排出機能を持たせた。【選択図】図1

Description

本考案は、医療用の弾性靴下、特に産前産後の婦人に適した弾性靴下に関する。
産前産後の婦人は、妊娠、出産により脚に静脈環流障害、血栓、静脈瘤、冷えやむくみなどを発生し易い。これらの発生を抑制するため、医療用の弾性靴下を着用する。
弾性靴下は、弾性のある糸を丸編み機で編み、伸縮性に富んだ編物組織で構成している。伸縮性に富んだ編物の弾性靴下は、着用者の脚を編物の弾性力で圧迫する。その圧迫力は、着用者のつま先側で強くして心臓側で弱くする。圧迫力の強弱で着用者の静脈環流を促進する。また、編物の弾性靴下は、着用者の脚を編物で覆って保温する。この保温で脚の血行を促進し、脚の冷えなどを低減する。医療用の弾性靴下は、脚の圧迫機能と保温機能がある。
特開平11−70140号公報
1.課 題
弾性靴下は、着用者の血行を促進する効果を高めたい。特に、産前産後の婦人用に適応性を高めたい。
また、弾性靴下は、夏季や高温の部屋などの高温環境下で着用すると、脚の着用部分が蒸れ易い。高温環境下でも、着用を快適にしたい。
2.着 想
2.1 婦人は、安産の壺と言われる灸点、三陰交(さんいんこう)が脚の内側のくるぶしより指4本分上側付近にある。三陰交は、灸をすえると、又は、温めると、脚の血行を促進して冷えなどを低減する、と言われている。また、脚は、下腿部の足首付近で血管が皮膚近くを通っている。下腿下部では、加温や保温で血行を促進し易い。
弾性靴下は、着用者の脚の血行を促進するため、脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分に加温機能を持たせることにした。その他の部分には、加温機能を持たせないことにした。血行を促進する加温効果の高い部分のみに加温機能を持たせることにした。高温環境下における着用快適性を犠牲にせずに、血行を促進する効果を高める。
2.2 弾性靴下は、着用者の脚の蒸れを防止するため、湿気排出機能を持たせることにした。少なくとも、脚の下腿部又は足部に接する部分は、湿気排出機能を持たせることにした。高温環境下における着用快適性を高める。
2.3 具体的には、弾性靴下の編物組織は、高温環境下における着用快適性を低下させずに加温機能を持たせるため、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分のみに遠赤外線放射糸を含める。遠赤外線放射糸には、加熱作用のある遠赤外線を放射する繊維の糸がある。遠赤外線放射セラミックを煉り込んだナイロン繊維の糸がある。KBセーレン株式会社の製造販売する遠赤外線放射複合繊維(商標「マソニックN」)が例示される。
また、弾性靴下の編物組織は、湿気排出機能を持たせるため、高吸放湿性糸を含める。少なくとも、着用者の脚の下腿部又は足部に接する部分の編物組織には、高吸放湿性糸を含める。高吸放湿性糸には、人の肌から放出される水蒸気を吸い取って放湿する繊維の糸がある。高吸放湿性のナイロン繊維の糸がある。東レ株式会社の製造販売する高吸放湿性ナイロン素材(商標「キュープ」)が例示される。
1.着用者の脚を弾性力で圧迫し、圧迫力をつま先側で強くして心臓側で弱くした編物の弾性靴下において、
編物組織は、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分のみに遠赤外線放射糸を含めて加温機能を持たせたことを特徴とする。
2.上記の弾性靴下において、
編物組織は、着用者の脚の下腿部に接する部分又は脚の足部に接する部分に高吸放湿性糸を含めて湿気排出機能を持たせたことを特徴とする。
3.上記の弾性靴下において、
靴下は、膝下まである長さのハイソックスにしたことを特徴とする。
4.上記の弾性靴下において、
靴下は、つま先のない靴下にしたことを特徴とする。
着用者の脚の血行を促進する効果と高温環境下における着用快適性が高い。産前産後の婦人用に適している。
本考案の実施形態の第1例における弾性靴下の側面図。 実施形態の第2例における弾性靴下の側面図。
[第1例(図1参照)]
本例の弾性靴下は、弾性のある糸を丸編み機で編んだ編物にし、着用者の脚を編物の弾性力で圧迫する構成にしている。その圧迫力は、着用者のつま先側で強くして心臓側で弱くしている。編物の組織は、ナイロン糸のプレーン編にしている。靴下の形態は、ハイソックスにしている。
ハイソックスの弾性靴下は、図1に示すように、口ゴム部3、下腿上側部分2、下腿下側部分1と足部4をこの順に連結して設けている。下腿下側部分1は、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に嵌まって接する。下腿上側部分2は、着用者の脚の下腿上部に嵌まって接する。口ゴム部3は、着用者の脚の膝下位置に嵌まって接する。足部4は、着用者の脚の足部に嵌まって接する。この足部4は、踵部5とつま先部6を設けている。踵部5は、着用者の脚の踵に嵌まる。つま先部6は、着用者の脚のつま先に嵌まる。
下腿下側部分1は、ナイロンプレーン編の編物組織に通常のナイロン糸の外に、ポリウレタン繊維の弾性糸、ナイロン繊維の遠赤外線放射糸とナイロン繊維の高吸放湿性糸を含めている。この下腿下側部分1は、編物組織に遠赤外線放射糸を含み、遠赤外線による加温機能を有している。また、編物組織に高吸放湿性糸を含み、湿気排出機能を有している。
下腿上側部分2は、ナイロンプレーン編の編物組織に通常のナイロン糸の外に、ポリウレタン繊維の弾性糸とナイロン繊維の高吸放湿性糸を含めている。遠赤外線放射糸を含めていない。この下腿上側部分2は、編物組織に高吸放湿性糸を含み、湿気排出機能を有している。遠赤外線放射糸による加温機能はない。
口ゴム部3は、ナイロンプレーン編の編物組織に通常のナイロン糸の外にポリウレタン繊維の弾性糸を含めている。遠赤外線放射糸と高吸放湿性糸を含めていない。遠赤外線放射糸による加温機能はない。また、高吸放湿性糸による湿気排出機能はない。
足部4は、踵部5とつま先部6を除き、ナイロンプレーン編の編物組織に通常のナイロン糸の外に、ポリウレタン繊維の弾性糸とナイロン繊維の高吸放湿性糸を含めている。遠赤外線放射糸を含めていない。この足部4は、踵部5とつま先部6を除き、編物組織に高吸放湿性糸を含み、湿気排出機能を有している。遠赤外線放射糸による加温機能はない。
踵部5とつま先部6は、それぞれ、通常のナイロン糸のプレーン編の編物組織にしている。弾性糸、遠赤外線放射糸と高吸放湿性糸は、いずれも含めていない。遠赤外線放射糸による加温機能と高吸放湿性糸による湿気排出機能はない。
遠赤外線放射糸は、遠赤外線放射セラミックを煉り込んだナイロン繊維の糸にしている。実施例では、KBセーレン株式会社の遠赤外線放射複合繊維(商標「マソニックN」)にしている。高吸放湿性糸は、着用者の脚の肌から放出される水蒸気を吸い取って放湿するナイロン繊維の糸にしている。実施例では、東レ株式会社の高吸放湿性ナイロン素材(商標「キュープ」)にしている。
本例の弾性靴下は、産前産後の婦人の着用に適している。
[第2例(図2参照)]
本例の弾性靴下は、図2に示すように、第1例における弾性靴下の足部4のつま先側部分を無くしている。つま先のない靴下にしている。
足部4は、つま先側を開口7にしている。開口7から着用者の足のつま先側部分が突出する。高温環境下における着用快適性が第1例におけるのより高くなる。
その他の点は、第1例におけるのと同様にしている。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[変形例]
1.上記の実施形態において、弾性靴下は、着用者の膝下まである長さのハイソックスにしているが、膝の上まである長さのストッキングや、脚の三陰交上側位置まである長さのソックスにする。
2.上記の実施形態において、口ゴム部3は、編物組織に高吸放湿性糸を含まず、湿気排出機能がないが、高吸放湿性糸による湿気排出機能を持たせる。
3.上記の実施形態において、第1例における踵部5とつま先部6、第2例における踵部5は、編物組織に高吸放湿性糸を含まず、湿気排出機能がないが、高吸放湿性糸による湿気排出機能を持たせる。
4.上記の実施形態において、足部4は、踵部5を有しているが、踵部5をなくして、着用者の踵が突出する開口にする。
5.上記の実施形態において、弾性靴下の着用者は、産前産後の婦人にしているが、その他の女性にする。又は、男性にする。
1 下腿下側部分、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分
2 下腿上側部分、着用者の脚の下腿上部に接する部分
1、2 着用者の脚の下腿部に接する部分
3 口ゴム部
4 足部、着用者の脚の足部に接する部分
5 踵部
6 つま先部
7 開口

Claims (4)

  1. 着用者の脚を弾性力で圧迫し、圧迫力をつま先側で強くして心臓側で弱くした編物の弾性靴下において、
    編物組織は、着用者の脚の三陰交を含む下腿下部に接する部分のみに遠赤外線放射糸を含めて加温機能を持たせたことを特徴とする弾性靴下。
  2. 編物組織は、着用者の脚の下腿部に接する部分又は脚の足部に接する部分に高吸放湿性糸を含めて湿気排出機能を持たせたことを特徴とする請求項1に記載の弾性靴下。
  3. 靴下は、膝下まである長さのハイソックスにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性靴下。
  4. 靴下は、つま先のない靴下にしたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の弾性靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109498273A (zh) * 2018-12-25 2019-03-22 徐州赛嘉进出口贸易有限公司 一种医用静脉曲张弹力袜

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