JP3169103U - 面格子 - Google Patents
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Abstract
Description
その特徴の一つは「サッシの両側のたて枠に、又はサッシの両側に位置する壁体にとりつけられているブラケットに、ヒンジを介して外方に開閉可能にとりつけられる面格子であって、該面格子は両側のたて枠に所定数のルーバ羽が回転軸を介して上下方向に開閉可能に取り付けられており、かつ一方のたて枠の回転軸には回転カムが回転可能に取り付けられており、該回転カムには連動バーが係合されており、該連動バーは操作部材に連係されており、操作部材の操作によって連動バーを上下動し、同時に該連動バーに係合している回転カムが回転してルーバ羽が開閉するように形成されており、さらに前記一方のたて枠には長手方向の所定箇所に1個又は複数個のロッド棒受入具が回転可能に軸支されており、該ロッド棒受入具は連動バーに係合しており、連動バーの上下動によって回転してロッド棒受入具に形成しているロッド棒の受入溝が回転して受入溝の位置が変位するように形成されており、さらに前記一方のたて枠には前記ロッド棒受入具に対応する位置にロッド棒が支持具を介して上下に所定長さ移動可能に取り付けられており、さらに該ロッド棒に対応する位置に、ブラケットからたて枠内に延出して形成している施錠嵌入孔がとりつけられており、該ロッド棒はルーバ羽が閉の状態ではロッド棒の一端がロッド棒受入具の受入溝に納まる位置から、ロッド棒の他端がブラケットに形成している施錠嵌入孔から脱出する位置に移動することにより、施錠または解錠状態を保持し、ルーバ羽が開の状態ではロッド棒受入具の受入溝の位置がロッド棒の位置から変位していてロッド棒の一端がロッド棒受入溝に納まらず、同時にロッド棒の他端が前記施錠嵌入孔から脱出できずに嵌入状態を保持して施錠状態を保持することを特徴とする面格子」である。
図1において、サッシ1のたて枠2、2にブラケット3、3がとりつけられており、一方のブラケット3にヒンジ4を介して面格子5が外方に(矢印方向に)つまり水平方向に開閉可能にとりつけられている。6は面格子5のたて枠で、一方のたて枠にヒンジ4が取り付けられており、他方のたて枠にブラケットが当接状態で取り付けられている。ブラケット3はサッシに換えてサッシの両側に位置する壁体(不図示)にとりつけられてもよい。なお不図示であるが両側のブラケットの上部に水平回転軸を有するヒンジをとりつけて、このヒンジに面格子のたて枠の上部をとりつけて面格子が垂直方向に開閉する構成も存在する。
施錠嵌入孔はロッド棒に対応する位置に、ブラケットからたて枠内に延出して形成してとりつけられている。
一方ブラケット3は本体部の一端側にサッシ又は壁体にとりつけられる取付部3aを、他端側に面格子の当接部3bを折曲形成している。しかして当接部3bには施錠嵌入孔15を延出して形成している。該施錠嵌入孔が開口14に挿入されてたて枠内に延出してとりつけられる。施錠嵌入孔は前記しているようにロッド棒の個数に対応してその位置に形成される。
面格子5の開放側のたて枠6には操作部材11、ロッド棒13がとりつけられている。3は長尺のブラケットで、一端側に取付部3a、他端側に面格子の当接部3bを折曲して形成している。図示ではブラケットは本体部と当接部を別部材で構成し、ヒンジ機構を持って両者を一体的にしている。つまりヒンジ取り付け側のブラケットと同様の設計にしているが、これは左右のブラケットを同様の設計にすれば面格子の開放側が左右いずれにも対処できるためであり、また意匠的にもバランスが取れるからである。ヒンジ機構をとりいれずに本体部と当接部を一部材で構成してもよい。当接部には施錠嵌入孔15を形成している。この施錠嵌入孔が開口14からたて枠内に挿入されて、たて枠内に延出した状態でとりつけられる。
ロッド棒13はつまみ13bの上下動操作によって上下動し、施錠嵌入孔15から脱出、あるいは嵌入状態を保持する。
本考案においては連動バーの上下動によってロッド棒受入具ならびに回転カムが回転し、同時にルーバ羽が回転して開閉する機構であり、ルーバ羽が閉状態においてロッド棒受入具の受入溝の位置がロッド棒に対置する位置になるように構成されている。Bはルーバ羽が開状態でのロッド棒受入具の受入溝とロッド棒との作動状態言わば位置関係を示す。受入溝の位置がロッド棒に対置していない位置であり、ロッド棒は僅かに上方に移動するがロッド棒受入具に当たって移動が阻止され、施錠嵌入孔から脱出できずに嵌入状態である。言わば施錠状態を保持しており面格子を開閉できない。
3 ブラケット
4 ヒンジ
5 面格子
6 たて枠
7 ルーバ羽
8 回転軸
9 回転カム
10 連動バー
11 操作部材
12 ロッド棒受入具
12a 回転軸
12b 係合部
12c 受入溝
13 ロッド棒
13a 支持具
14 開口
15 施錠嵌入孔
Claims (2)
- サッシの両側のたて枠に、又はサッシの両側に位置する壁体にとりつけられているブラケットに、ヒンジを介して外方に開閉可能にとりつけられる面格子であって、該面格子は両側のたて枠に所定数のルーバ羽が回転軸を介して上下方向に開閉可能に取り付けられており、かつ一方のたて枠の回転軸には回転カムが回転可能に取り付けられており、該回転カムには連動バーが係合されており、該連動バーは操作部材に連係されており、操作部材の操作によって連動バーを上下動し、同時に該連動バーに係合している回転カムが回転してルーバ羽が開閉するように形成されており、さらに前記一方のたて枠には長手方向の所定箇所に1個又は複数個のロッド棒受入具が回転可能に軸支されており、該ロッド棒受入具は連動バーに係合しており、連動バーの上下動によって回転してロッド棒受入具に形成しているロッド棒の受入溝が回転して受入溝の位置が変位するように形成されており、さらに前記一方のたて枠には前記ロッド棒受入具に対応する位置にロッド棒が支持具を介して上下に所定長さ移動可能に取り付けられており、さらに該ロッド棒に対応する位置に、ブラケットからたて枠内に延出して形成している施錠嵌入孔がとりつけられており、該ロッド棒はルーバ羽が閉の状態ではロッド棒の一端がロッド棒受入具の受入溝に納まる位置から、ロッド棒の他端がブラケットに形成している施錠嵌入孔から脱出する位置に移動することにより、施錠または解錠状態を保持し、ルーバ羽が開の状態ではロッド棒受入具の受入溝の位置がロッド棒の位置から変位していてロッド棒の一端がロッド棒受入溝に納まらず、同時にロッド棒の他端が前記施錠嵌入孔から脱出できずに嵌入状態を保持して施錠状態を保持することを特徴とする面格子。
- ロッド棒受入具の回転軸の位置はルーバ羽の回転軸の位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の面格子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002603U JP3169103U (ja) | 2011-04-18 | 2011-04-18 | 面格子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002603U JP3169103U (ja) | 2011-04-18 | 2011-04-18 | 面格子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3169103U true JP3169103U (ja) | 2011-07-14 |
Family
ID=54880007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011002603U Expired - Lifetime JP3169103U (ja) | 2011-04-18 | 2011-04-18 | 面格子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169103U (ja) |
-
2011
- 2011-04-18 JP JP2011002603U patent/JP3169103U/ja not_active Expired - Lifetime
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