JP3168961U

JP3168961U - 電気コネクタ

Info

Publication number: JP3168961U
Application number: JP2011002274U
Authority: JP
Inventors: 耀廷王
Original assignee: 正▲うえ▼精密工業股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2011-04-22
Filing date: 2011-04-22
Publication date: 2011-07-07
Anticipated expiration: 2021-04-22

Abstract

【課題】電気コネクタの提供。【解決手段】この電気コネクタは、絶縁本体、該絶縁本体に固定された複数の導電端子、及び該絶縁本体外を被覆する金属ケースを包含する。該絶縁本体は保持部と舌部を有する。該金属ケースは抜き差し端と後ろカバーを包含する。抜き差し端はドロー工程で形成され、それは側壁を有し、該側壁の前側縁が内向きに延伸されて折り返し辺が設けられ、折り返し辺で囲まれて開口が形成され、該側壁の後側縁は外向きに延伸されて取り付け部が形成されている。後ろカバーは加圧折り曲げ方式で形成され、カバー本体とサイドカバーを具えている。抜き差し端は舌部に嵌合され、該側壁は舌部周側を被覆し、折り返し辺は舌部前端を被覆し、取り付け部は保持部の前表面に当接する。後ろカバーは保持部を被覆し、カバー本体は取り付け部に当接し、サイドカバーは保持部周側を被覆し、これにより、抜き差し端が隙間無く舌部を被覆し、その案内機能を良好としている。【選択図】図１

Description

本考案は一種の電気コネクタに係り、特に、一種の、金属ケースを具えた電気コネクタに関する。

伝統的なある種の電気コネクタは、絶縁本体、絶縁本体に固定された複数の導電端子及び絶縁本体外を被覆する金属ケースを包含する。絶縁本体は塊状の保持部と保持部前端中部より突伸する舌部を有する。該金属ケースは加圧折り曲げ加工されてなり、その加圧加工後に折り曲げ被覆する方式で絶縁本体を被覆する。

しかし、上述の金属ケースは折り曲げ方式で、絶縁本体を被覆し、金属ケースと絶縁本体の舌部の前端の間に隙間が存在し、このため該電気コネクタと対応し接続されるコネクタを抜き差しする時に損壊が発生しやすい。

本考案の目的は、上述の周知の技術の不足に対し、一種の、より良好な案内機能を有する金属ケースを具えた電気コネクタを提供することにある。

本考案の電気コネクタは、絶縁本体、該絶縁本体に固定された複数の導電端子、及び該絶縁本体外を被覆する金属ケースを包含する。該絶縁本体は塊状の保持部と、該保持部前端中部より突伸する舌部を有する。該金属ケースはさらに、抜き差し端と後ろカバーを包含する。抜き差し端はドロー工程で形成され、それは周囲の側壁を有し、該側壁の前側縁が内向きに延伸されて折り返し辺が設けられ、該折り返し辺で囲まれて開口が形成され、該側壁の後側縁は外向きに延伸されて取り付け部が形成されている。該抜き差し端は該舌部を被覆し、該側壁は該舌部周側を被覆し、該折り返し辺は舌部前端を被覆し、該取り付け部は該保持部前表面に当接する。該後ろカバーは加圧折り曲げ方式で形成され、カバー本体とサイドカバーを具えている。該後ろカバーは折り曲げ方式で該保持部を被覆し、該カバー本体は該取り付け部に当接し、該サイドカバーは該保持部の周側を被覆する。

上述したように、本考案の電気コネクタの金属ケースの抜き差し端はドロー成形で形成され、側壁が舌部周側を被覆し、折り返し辺が舌部の前端を被覆し、取り付け部が保持部前表面を被覆し、これにより、抜き差し端は隙間無く舌部を被覆し、その案内効果が良好とされている。

本考案の電気コネクタの一種の実施例の立体図である。図１の電気コネクタの立体分解図である。本考案の電気コネクタの別の一種の実施例の立体図である。図３の電気コネクタの金属ケースの立体分解図である。

本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。

図１を参照されたい。図１は本考案の電気コネクタの立体図である。該電気コネクタは絶縁本体１、該絶縁本体１に固定された複数の導電端子２、及び該絶縁本体１外を被覆する金属ケース３を包含する。

図２を参照されたい。該絶縁本体１は塊状の保持部１１と、該保持部１１前端中部より突伸する舌部１２を有する。該保持部１１の上下及び両側壁に第１係止構造が設けられている。本実施例では、該上下の側壁に設けられる第１係止構造は凹溝１１１とされ、両側壁上の第１係止構造は係止突起１１２とされる。該金属ケース３はドロー成形方式で形成された抜き差し端３１と加圧折り曲げ方式で形成された後ろカバー３２を有し、該後ろカバー３２は折り曲げ被覆方式で保持部１１を被覆する。

図２を参照されたい。抜き差し端３１は周囲の側壁３１１を有する。該側壁３１１の前側縁は内向きに延伸されて折り返し辺３１２が形成され、折り返し辺３１２に囲まれて開口が形成され、側壁３１１の後側縁が外向きに延伸されて取り付け部３１４が形成されている。

図２を参照されたい。後ろカバー３２はカバー本体３２１と周囲のサイドカバー３２２を有する。サイドカバー３２２には第２係止構造が設けられる。本実施例では、カバー本体３２１は框状とされ、サイドカバー３２２はカバー本体３２１の外縁が後ろ向きに折り曲げられて延伸されて形成される。この上下のサイドカバー３２２の第２係止構造はパンチ加工されてなる係止板３２２１とされ、両側のサイドカバー３２２の第２係止構造は係止溝３２２２とされる。

組立時には、複数の導電端子２が絶縁本体１に固定される。該抜き差し端３１は絶縁本体１の前方より舌部１２に嵌合され、側壁３１１は舌部１２の周側を被覆し、折り返し辺３１２は舌部１２の前端を被覆し、取り付け部３１４は保持部１１の前表面に当接する。その後、さらに後ろカバー３２が絶縁本体１の前方より絶縁本体１の保持部１１に嵌合され、カバー本体３２１が取り付け部３１４に当接させられ、サイドカバー３２２が保持部１１の周側を被覆し、各第２係止構造が第１係止構造と組み合わされ、すなわち係止板３２２１が凹溝１１１内に係合され、係止突起１１２は係止溝３２２２内に係合され、これにより、後ろカバー３２が保持部１１外を被覆し固定される。

当然、各第２係止構造と第１係止構造はその他の着脱に便利な形状とされ得る。そのうち、後ろカバー３２の構造は絶縁本体１の具体構造と設計に対応し得る。たとえば、図３と図４に示されるように、後ろカバー３２は折り曲げ後、保持部１１上のサイドカバー３２２を被覆し、及びそれぞれサイドカバー３２２の各前側縁より折り曲げられ延伸され並びに取り付け部３１４上のカバー本体３２１に当接する。

総合すると、本考案の電気コネクタの金属ケース３の抜き差し端３１はドロー成形によ
り形成され、側壁３１１が舌部１２周辺を被覆し、折り返し辺３１２が舌部１２の前端を被覆し、取り付け部３１４が保持部１１の前表面に当接し、これにより抜き差し端３１は隙間無く舌部１２を被覆し、その案内機能をさらに良好とする。

１絶縁本体１１保持部
１２舌部１１２係止突起
３金属ケース３１抜き差し端
３１１側壁３１２折り返し辺
３１３開口３１４取り付け部
３２後ろカバー３２１カバー本体
３２２サイドカバー３２２１係止板
３２２２係止溝

Claims

電気コネクタにおいて、
絶縁本体であって、塊状の保持部と該保持部前端中部より突出する舌部とを具えた、前記絶縁本体と、
該絶縁本体に固定される複数の導電端子と、
金属ケースであって、該絶縁本体を被覆し、該金属ケースはさらに、抜き差し端を具え、該抜き差し端はドロー成形により形成されて周囲の側壁を有し、側壁の前側縁が内向きに延伸されて折り返し辺が形成され、該折り返し辺で囲まれて開口が形成され、該側壁の後側縁が外向きに延伸されて取り付け部が形成され、該抜き差し端が該舌部に嵌合され、該側壁が該舌部の周側を被覆し、該折り返し辺が該舌部の前端を被覆し、該取り付け部が該保持部の前表面に当接する、上記金属ケースと、
後ろカバーであって、加圧折り曲げ方式で形成され、カバー本体と周囲のサイドカバーを有し、該後ろカバーは折り曲げ被覆方式で該保持部を被覆し、該カバー本体は該取り付け部に当接し、該サイドカバーは該保持部の周側を被覆する、上記後ろカバーと、
を包含したことを特徴とする、電気コネクタ。
請求項１記載の電気コネクタにおいて、該保持部の上下及び両側壁に第１係止構造が設けられ、該サイドカバーに第２係止構造が設けられ、各該第２係止構造はそれぞれ第１係止構造に組み合わされることを特徴とする、電気コネクタ。
請求項２記載の電気コネクタにおいて、上下の側壁の第１係止構造は凹溝とされ、両側壁上の第１係止構造は係止突起とされ、該カバー本体は框状を呈し、該サイドカバーは該カバー本体の外縁より後ろ向きに折り曲げられ延伸されて形成され、上下の該サイドカバー上の第２係止構造は、係止板とされ、両側のサイドカバー上の第２係止構造は係止溝とされ、該係止板が該凹溝に係合され、該係止突起が該係止溝に係合されることを特徴とする、電気コネクタ。
請求項１記載の電気コネクタにおいて、該後ろカバーは折り曲げ後に該保持部を被覆するサイドカバーと、該サイドカバーの各前側縁が折り曲げられ延伸されて並びに取り付け部に当接するカバー本体とを包含することを特徴とする、電気コネクタ。