JP3168705U - キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく伝導力の強さと安定性に優れたキャスターブレーキを備えるスーツケース構造を提供する。【解決手段】底面に複数のキャスター20を持つスーツケース本体10、スーツケース本体の底面におけるキャスターに対応のところに設けられるブレーキセット、スーツケース本体の一箇所に設けられ、昇降切替モジュールと作動側を備えてなる昇降式プッシュスイッチ40を有する。使用者が前記昇降式プッシュスイッチ40を押した時、斜面式作動モジュール50は、弾性ケーブルセット60弾力ケーブルを動かし、ブレーキセットのキャスターブレーキを働かせる。【選択図】図1

Description

本考案は、一種のスーツケースに係り、特に、キャスターブレーキ機能付きで、斜面式作動モジュールと弾性ケーブルセットによって伝動するオリジナルな構造形態に係る。
従来のスーツケースの構造設計は、使用者が移動しているとき、それを引きながら動かしやすいように、どれもキャスターや伸縮キャリーハンドルの構造が設けられている。
しかし、該キャスターが転がりやすいため、スーツケースを使用しているときにいくつかの問題点が起きる。例えば、使用者が他人と話したり、物を持ったり、携帯電話を使用したりしている状況において、スーツケースを手で持っていないと、地面が滑る場合または地面に傾斜がある場合にスーツケースがそのまま滑り出して他のところへ行ったり、あるいは外力からの衝突などで滑り動いたりする可能性があり、そのような場合に使用者がそれに気づかなければ、その後スーツケースを紛失したり、スーツケースが床などに転倒する恐れがある。
このような事態を考慮しかつそれに対応するために、業界ではスーツケースのキャスターを止められる構造設計が開発されてきた。かかる構造設計は、上述の問題点を解決してスーツケースの放置状態を安定させるように設けられているが、従来の構造設計にはやはり次のような問題点がある。
1.組立部品について: 従来のスーツケースのキャスター止めの位置決め構造は通常、複数の連結棒によって、方向の変換、接続して長さを伸ばして、伝動力を発揮させるようにする。しかしながら従来の構造には、ユニット部品や組立部位が多くて設置コストが高く、スーツケースの重さが大幅に増加し、スーツケースの内部空間を過大に使う、という問題点や欠点がある。
2.使用効果について: 従来のスーツケースのキャスター止めの位置決め構造において、ユニット部品や組立部位が多く、組立時に組立部位の位置ずれが発生するが、こうした位置ずれが重ねて発生した場合、不安定な伝動仕組みとなり、作動側からキャスターブレーキシューへ行ったとき伝動力が弱まり、所望される伝動力の強さが得られない。ゆえに、従来のスーツケースのキャスター止めの位置決め構造においては、使用時に作動モードからストップモードに切り替えてもやはり揺れ動きなどが発生し、位置決めがしっかりと行われない、といった使用効果が不十分な問題点や欠点がある。
ゆえに、従来のスーツケースのキャスター止めの位置決め構造が有する問題点について、より理想的で実用性のあるオリジナルな構造を開発することは、使用者にとって望ましいことであり、関連業者がそれを研究開発するように取り組み、達成する目標及び方向性でもある。
本考案は、キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造を提供し、より理想的で実用性のある新式スーツケースキャスターブレーキの位置決め構造を改良及び達成するよう開発すること、を目的とする。
課題を解決使用とする本考案の技術的特徴は、以下の通りである。本考案は、キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造であり、中空ケース体であり、上部面と底面とを備えるスーツケース本体を有する。伸縮キャリーハンドルを設けるためのキャリーハンドル受け台は、上部面の片側に設けられる。複数のキャスターは、キャスター受けによって、スーツケース本体の底面において、キャスターに対応する箇所に取り付けられ、キャスターにブレーキ作用を与えるためのブレーキセットが与えられる。昇降式プッシュスイッチは、スーツケース本体の一箇所に突出して備えられ、昇降切替モジュールと作動側とを有し、該昇降式プッシュスイッチが押されると、作動側に昇降変化を行わせる。斜面式作動モジュールは、昇降式プッシュスイッチ内部の対応する箇所に設けられ、該斜面式作動モジュールは、受動台と引動台とフレキシブルリセットユニットとを有する。引動台の第一端部は、昇降式プッシュスイッチの作動側に押されるように連動し、引動台の第二端部は引動斜面を有する。受動台は、スライド移動可能であり、引動台の第二端部に対応するよう設けられ、受動台の受動斜面は、引動台にある引動斜面と相互に突き当たるように設けられ、引動台が押し動かされたとき、引動斜面と受動斜面との間に斜面の導き作用が生じることにより受動台の位置移動が行われる。受動台と対向した外端においてはケーブル接続部が設けられ、フレキシブルリセットユニットはそれによって引動台にリセット弾力を与えるように設けられ、弾性ケーブルセットは、斜面式作動モジュールとブレーキセットとの間に設けられ、中空管と該中空管内に設けられる弾力ケーブルとを有する。該弾力ケーブルは、受動端部と牽引端部とを有する。該受動端部は、斜面式作動モジュールの受動台にあるケーブル接続部に接続され、牽引端部はブレーキセットに接続されてそれを動かすようにされる。背景技術と比べて、上述したような独自の設計により、本考案は、使用者が該昇降式プッシュスイッチを押したとき、斜面式作動モジュールが弾性ケーブルセットの弾力ケーブルを動かし、ブレーキセットのキャスターブレーキを働かすように設けられていることを特徴とし、スーツケースのキャスターブレーキ伝動構造によって、組立部位数を減らし、設置コストを削減し、組立をより簡単にし、スーツケースの重さを減少させ、部品設置に必要な空間を減らし、伝動力の強さと安定性を高める、という実用性、進歩性が有する。
また、引動台及び受動台に垂直部突当て面を設ける構造特徴によって、強く押しても、あるいは引動台がやや上昇しても、斜面作動プロセスは最終的に垂直部突当て面に突き当たって止まり、スムーズに安定して押すように操作され得、過大な作動が避けられ、揺れ動きがなく、位置決めの状態を確実に確保することができる。
本考案のスーツケース全体構造の立体図である。 本考案の局所部品の組立立体図である。 本考案の局所部品の第1の分解立体図である。 本考案の局所部品の第2の分解立体図である。 本考案におけるブレーキシュー及びキャスターの対応状態の平面仰視図である。 本考案における昇降式プッシュスイッチ及び斜面式作動モジュール作動状態の第1の平面断面図である。 本考案のブレーキセット作動状態の第1の平面断面図(キャスターが開放状態になった場合)である。 本考案における昇降式プッシュスイッチ及び斜面式作動モジュール作動状態の第2の平面断面図である。 本考案のブレーキセット作動状態の第2の平面断面図(キャスターブレーキがかかった場合)である。
図1〜図4に示されるのは、本考案のキャスターブレーキ機能付きスーツケース構造の好適な実施例であり、該実施例は、単に説明を目的に用いられるものであり、実用新案請求の際、かかる構造に制限されないものとする。
本考案は、キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造であり、中空ケース体であり、底面11と上部面12とを備えるスーツケース本体10を有する。伸縮キャリーハンドル14を設けるためのキャリーハンドル受け台13は、上部面12の片側に設けられる。本実施例は4つのキャスターである複数のキャスター20は夫々、キャスター受け21によって、スーツケース本体10の底面11の外部の四隅において、スーツケース本体10の底面11と同じ側にある2つのキャスター20に対応する箇所に取り付けられ、キャスター20にブレーキ作用を与えるための2つのブレーキセット30が与えられる。昇降式プッシュスイッチ40は、スーツケース本体10の一箇所に突出して備えられ、昇降切替モジュール41と作動側42とを有し、該昇降式プッシュスイッチ40が押されると、作動側42に昇降変化を行わせる。該昇降切替モジュール41の具体的な実施構造形態は、従来の技術によって行われるものであり、本考案が保護しようとする範疇ではないため、本考案では該昇降切替モジュール41のみで区別するようにするが、本実施例において提示される昇降切替モジュール41は、ボールペンによく用いられる芯のプッシュスイッチにある管型昇降切換構造に類似するが、その形態に限らないものであり、例えば電子プッシュスイッチ用の環状経路切換タイプを用いてもよい。斜面式作動モジュール50は、昇降式プッシュスイッチ40内部の対応する箇所に設けられ、該斜面式作動モジュール50は、2つの受動台51、1つの引動台52、及び1つのフレキシブルリセットユニット53(らせんばねでもよい)を有する。引動台52の第一端部521は、昇降式プッシュスイッチ40の作動側42に押されるように連動し、引動台52の第二端部522は間隔をおかれた対称する2つの引動斜面523を有する。2つの受動台51は、間隔をおかれ、対向スライド移動可能であり、引動台52の第二端部522に対応するよう設けられる。2つの受動台51はいずれも、それぞれ引動台52の第二端部522の2つの引動斜面523に突き当たるための受動斜面511を有する。それにより、引動台52が押し動かされたとき、引動斜面523と受動斜面511との間に斜面の導き作用が生じることにより2つの受動台51が対向して近付く。また、対向して引動台52と受動台51において垂直部突当て面524、514が設けられる。引動台52がプロセス設定に押し動かされると、引動斜面523と受動斜面511における斜面の導き状態から、垂直部突当て面524、514が相互に突き当たり、位置が決められる。2つの受動台51の対向した外端にはケーブル接続部512(カット状通し孔でもよい)が設けられ、フレキシブルリセットユニット53はそれによって、引動台52に上向きリセット弾力を与える。2つの弾性ケーブルセット60は、斜面式作動モジュール50とブレーキセット30との間に設けられる。弾性ケーブルセット60は、中空管61及び該中空管61内に設けられる弾力ケーブル62を有する。該弾力ケーブル62は、受動端部621及び牽引端部622を有し、受動端部621は、斜面式作動モジュール50の受動台51にあるケーブル接続部512に接続され、牽引端部622はブレーキセット30に接続されてそれを動かすようにされる。
図4に示される通り、キャスター20は、間隔をおいた2つの輪面(車輪)22を有する二輪式タイプである。ブレーキセット30は、ブレーキシュー31、昇降棒32、フレキシブルリセットユニット33(らせんばねでもよい)、及び揺動フレーム34を有する。ブレーキシュー31は、一対の二点状ブレーキ面311を有し、キャスター20の二輪面22の幅の面に部分的に(図5に示す通り)に突き当たって摩擦を生じさせる。昇降棒32の底部はブレーキシュー31に結合し、昇降棒32の上部はキャスター受け21の上部に伸ばされ、フレキシブルリセットユニット33の組み合わせによって、昇降棒32に上向きリセット弾力がもたらされる。揺動フレーム34の中段は、シャフト35がスーツケース本体10の底面11に設けられることによって揺れ動かされ、揺動フレーム34の第一揺動端341は弾力ケーブル62の牽引端部622と接続し、揺動フレーム34の第二揺動端342は昇降棒32の上部に押し付けられる。
該弾性ケーブルセット60の中空管61は、軟質プラスチックチューブでもよく、該弾力ケーブル62はワイヤロープでもよい。それによって作られた弾性ケーブルセット60は一般的なブレーキケーブルとは異なり、一般的なブレーキケーブルの外管は通常、強度を高めるための金属網を複合して作られている。しかしながら、本考案の弾性ケーブルセット60は高強度を求める必要がなく、スーツケース内部に設けられるため、該中空管61は軟質プラスチックチューブで作られ、スーツケースのキャスターブレーキ伝動部品がより軽量化される。
本実施例の昇降式プッシュスイッチ40は、スーツケース本体10のキャリーハンドル受け台13に属するところに設けられるが、それに限らず、スーツケース本体10の上部面のいずれかのところに設けられてもよく、いずれの場合も使用者が簡単に押して操作することができる。
上述の構造及び組合せ設計により、本考案の使用作動状況は次の通り説明される。
全体的には、本考案のスーツケースのキャスターブレーキ機能の作動は、使用者が昇降式プッシュスイッチ40を押したとき、斜面式作動モジュール50が弾性ケーブルセット60の弾力ケーブル62を動かし、それからブレーキセット30のキャスター20ブレーキを働かす、という順で行われるが、その詳しい説明は後述される。
図8に示される通り、使用者が昇降式プッシュスイッチ40を押して下がった状態になったとき、斜面式作動モジュール50の引動台52の第一端部521は、昇降式プッシュスイッチ40の作動側42に下へと押されて動かされる。この時、引動斜面523と受動斜面511との間に生じる斜面の導き作用によって、2つの受動台51が対向して近づくようになり、フレキシブルリセットユニット53は、引動台52に圧迫されて、上向きリセット弾力を有する。続いて、2つの弾性ケーブルセット60の弾力ケーブル62は、二受動台51の位置移動によって上へ動くように導かれ、予め設定される一定の距離を移動する。弾力ケーブル62の上向き移動に伴い、図9に示すように、ブレーキセット30の揺動フレーム34の第一揺動端341は、弾力ケーブル62の牽引端部622に引っ張られ、上へ上げられる一方、揺動フレーム34の第二揺動端342は、昇降棒32を下へ押さえ、同時に、ブレーキシュー31を下へ動かして、点状ブレーキ面311をキャスター20の輪面22に突き当てて摩擦させることで、キャスター20のブレーキ機能が達成され、位置決めを行う。またこの時、フレキシブルリセットユニット33は、圧迫されてリセット弾力を有する。
反対に、使用者は、前述のキャスター20ブレーキ状態を解放するとき、再度該昇降式プッシュスイッチ40を押し、上昇状態(図6に示す通り)に切り替える。斜面式作動モジュール50の引動台52の下向き圧力は解放され、フレキシブルリセットユニット53の圧力解放で、引動台52が上へ跳ね返り、元の位置に戻る。図7に示すように、ブレーキセット30の昇降棒32は、フレキシブルリセットユニット33の圧力解放で、上へ上がるように戻るが、それに伴って、揺動フレーム34の第二揺動端342が上昇し、揺動フレーム34の第一揺動端341が下向きにスイングするようになる。それによって、弾力ケーブル62が下へ引き下げられ、2つの受動台51を互いに離れさせるようにする。この間、引動台52の引動斜面523と受動台51の受動斜面511とは互いに離れず、接触する状態を保つ。図8に示すように、対向して引動台52と受動台51に設けられる垂直部突当て面524、514の構造特徴を通じて、引動台52が下へ押され、プロセス設定に動かされたとき、斜面の導き状態から該垂直部突当て面524、514が相互に突き当たって平らな突き当て状態となる。このような設計により、受動台51と引動台52の平らな突き当て状態で、位置が決められることになり、昇降式プッシュスイッチ40が押されたとき、昇降切替モジュール41の部品の位置ずれで引動台52がやや上へ上がったとしても、受動台51は垂直部突当て面524、514の突き当て設計によって、揺れ動きなどがないというメリットを有する。また、使用者が力を入れて、昇降式プッシュスイッチ40を強く押した場合、またはストロークが長くても、斜面の導きプロセスは最後に垂直部突当て面524、514の突き当て箇所において止まり、スムーズに安定して押す操作が可能となり、過大な作動が避けられ、揺れ動きがなく、位置決めの状態を確実に確保することができる。
本考案による効果向上の事実は次の通りである。
本考案の“キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造”は、スーツケースのブレーキセットと昇降式プッシュスイッチとの間における斜面式作動モジュール及び弾性ケーブルセットが伝動連結状態になる独自の設計を有する。本考案を前述の「背景技術」の従来の構造と比較すると、使用者が昇降式プッシュスイッチを操作するときに、斜面式作動モジュールが弾性ケーブルセットの弾力ケーブルを動かし、ブレーキセットのキャスターブレーキを働かすように設けられる。弾性ケーブルセットは、可撓性の管状伝動構造形態に設けられ、従来の剛性な連結棒構造とは異なる。弾性ケーブルセットのスーツケース空間には、組立部位が少なく、組立が容易であり、スペースがとられず、軽量である。また、斜面式作動モジュールの斜面伝動設計には、対向する引動台及び受動台に垂直部突当て面が設けられる。引動台がプロセス設定に押し動かされると、斜面の導き状態から平らな突き当て状態となり、強く押しても、または引動台がやや上昇しても、斜面作動プロセスは最終的に垂直部突当て面に突き当たるように止まり、スムーズに安定して押すように操作でき、過大な作動が避けられ、揺れ動きがなく、位置決めの状態を確実に確保でき、隙間など位置ずれの誤差がなく、安定性がよく、伝動力の強さが弱まらないというメリットがある。故に、本考案の設計によるスーツケースのキャスターステーキ伝動構造は、組立部位数が減少、設置コスト削減、組立簡単化、スーツケースの重さを減少、部品設置に必要な空間を減らし、伝動力の強さと安定性を高めるという実用性、進歩を有する。
本考案による新しい効果は次の通り。
1.弾性ケーブルセットの中空管は、軟質プラスチックチューブで作られたため、弾性ケーブルセットは一般的なブレーキケーブルとは異なり、スーツケースのキャスターブレーキ伝動部品をより軽量化されることが可能である。
2.ブレーキシューは、キャスターの二輪面の幅の面に部分的に突き当たって摩擦を生じさせるための二点状ブレーキ面が設けられる。該二輪面のキャスター設計によって、より柔軟に利用できる効果があり、また点状ブレーキ面の設置によって輪面の磨耗を減少させて、キャスターの使用寿命を延ばすというメリットがある。
上述の実施例において提示されたのは、本考案を具体的に説明するための内容であり文中で特定の専門用語で説明してきたが、それらを以って本考案の実用新案範囲を制限してはならない。また、当業者は本考案の概念及び趣旨を理解したうえでその変更や改造などを行ない同等な効果を得たとしても、かかる変更や改造などはすべて添付の実用新案請求範囲に含まれるものとする。
3 キャリーハンドル受け台
10 スーツケース本体
11 底面
12 上部面
14 伸縮キャリーハンドル
20 キャスター
21 キャスター受け
22 輪面
30 ブレーキセット
31 ブレーキシュー
311 点状ブレーキ面
32 昇降棒
33 フレキシブルリセットユニット
34 揺動フレーム
341 第一揺動端
342 第二揺動端
35 シャフト
40 昇降式プッシュスイッチ
41 昇降切替モジュール
42 作動側
50 斜面式作動モジュール
51 受動台
511 受動斜面
512 ケーブル接続部
514 垂直部突当て面
52 引動台
521 第一端部
522 第二端部
523 引動斜面
524 垂直部突当て面
53 フレキシブルリセットユニット
60 弾性ケーブルセット
61 中空管
62 弾力ケーブル
621 受動端部
622 牽引端部

Claims (4)

  1. キャスターブレーキ機能付きスーツケース構造であって、
    中空ケース体であり、底面と上部面とを備えるスーツケース本体を有し、
    伸縮キャリーハンドルを設けるためのキャリーハンドル受け台は、前記上部面の片側に設けられ、
    複数のキャスターは、キャスター受けによって、前記スーツケース本体の前記底面の外部の各隅に取り付けられ、
    前記キャスターにブレーキ作用を与えるためのブレーキセットは、前記スーツケース本体の底面において、少なくとも一つのキャスターに対応する箇所に取り付けられ、
    昇降式プッシュスイッチは、前記スーツケース本体に突出して備えられ昇降切替モジュールと作動側とを有し、該昇降式プッシュスイッチが押されると、前記作動側に昇降変化を行わせ、
    斜面式作動モジュールは、前記昇降式プッシュスイッチ内部の対応する箇所に設けられ該斜面式作動モジュールは、受動台と引動台とフレキシブルリセットユニットとを有し、前記引動台の第一端部は、昇降式プッシュスイッチの作動側に押されるように連動し、前記引動台の第二端部は引動斜面を有し、
    前記受動台は、スライド移動可能であり、前記引動台の前記第二端部に対応するよう設けられ、前記受動台の受動斜面は、前記引動台にある前記引動斜面と相互に突き当たるように設けられ、前記引動台が押し動かされたとき、前記引動斜面と前記受動斜面との間に斜面の導き作用が生じることにより前記受動台の位置移動が行われ、前記受動台と対向した外端においてケーブル接続部が設けられ、前記フレキシブルリセットユニットはそれによって前記引動台にリセット弾力を与えるように設けられ、
    対向して垂直部突当て面は、前記引動台と前記受動台において設けられ前記引動台は、プロセス設定に押し動かされると、前記垂直部突当て面が相互に突き合たって位置が決められ、
    弾性ケーブルセットは、前記斜面式作動モジュールと前記ブレーキセットとの間に設けられ、中空管と該中空管内に設けられる弾力ケーブルとを有し、
    該弾力ケーブルは、受動端部と牽引端部とを有し、該受動端部は、前記斜面式作動モジュールの前記受動台にある前記ケーブル接続部に接続され、前記牽引端部は前記ブレーキセットに接続されてそれを動かすようにされ、
    使用者が前記昇降式プッシュスイッチを押したとき、前記斜面式作動モジュールは弾性ケーブルセットの弾力ケーブルを動かし、ブレーキセットのキャスターブレーキを働かせる、
    ことを特徴とするキャスターブレーキ機能付きスーツケース構造。
  2. 前記キャスターは、間隔をおいた2つの輪面を有する二輪式タイプであり、
    前記ブレーキセットは、ブレーキシューと、昇降棒と、フレキシブルリセットユニットと、揺動フレームとを有し、
    前記ブレーキシューは、一対の二点状ブレーキ面を有し、前記キャスターの二輪面の幅の面に部分的に突き当たって摩擦を生じさせ、
    前記昇降棒の底部は前記ブレーキシューに結合され、前記昇降棒の上部は前記キャスター受けの上部まで伸ばされ、前記フレキシブルリセットユニットの組み合わせによって前記昇降棒に上向きリセット弾力がもたらされ、
    前記揺動フレームの中段は、シャフトが前記スーツケース本体の前記底面に設けられることによって揺れ動かされ、前記揺動フレームの第一揺動端は前記弾力ケーブルの前記牽引端部と接続し、前記揺動フレームの第二揺動端は前記昇降棒の前記上部に押し付けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載のキャスターブレーキ機能付きスーツケース構造。
  3. 前記弾性ケーブルセットの前記中空管は軟質プラスチックチューブであり、
    前記弾力ケーブルはワイヤロープであり、
    前記昇降式プッシュスイッチは、前記スーツケース本体の前記キャリーハンドル受け台に属するところまたはスーツケース本体上部面のいずれかのところに設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載のキャスターブレーキ機能付きスーツケース構造。
  4. 前記斜面式作動モジュールは2つの受動台を有し、
    前記引動台の前記第二端部に間隔をおいて対称の2つの引動斜面が設けられ、
    前記2つの受動台は、間隔をおかれ、対向スライドして前記引動台の前記第二端部の対応する箇所に設けられ、前記2つの受動台はいずれも、それぞれ前記引動台の前記第二端部にある2つの引動斜面と突き当たるよう受動斜面が設けられ、それに合わせて2セットの前記弾性ケーブルセットがあり、該2つの弾性ケーブルセットの受動端部は、前記斜面式作動モジュールの前記2つの受動台にある前記ケーブル接続部と接続し、前記2つの弾性ケーブルセットの牽引端部は、前記スーツケース本体の前記底面の2つのキャスターの対応する箇所にある2つの前記ブレーキセットに接続されてそれを動かすように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1記載のキャスターブレーキ機能付きスーツケース構造。
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