JP3126027U

JP3126027U - 輪体構造

Info

Publication number: JP3126027U
Application number: JP2006006077U
Authority: JP
Inventors: 章雪娥
Original assignee: 章雪娥
Priority date: 2006-07-28
Filing date: 2006-07-28
Publication date: 2006-10-12
Anticipated expiration: 2016-07-28
Also published as: EP1884440A2; EP1884440A3

Abstract

【課題】スムーズに階段や他の特別な地形で移動できる輪体構造を提供する。
【解決手段】中心に輪体軸穴が設けられ、また、少なくとも五つの接合部が設置され、各接合部に、それぞれ、軸穴が設けられる支持ユニットと、それぞれ、各接合部の軸穴に軸設される複数のロールユニットと含有される。
【選択図】図４

Description

本考案は、輪体構造に関し、特に、階段や他の特別な地形でスムーズに移動できるものに関する。

一般の従来のものは、例えば、中華民国特許公報第０９２２１９６５４号「階段面での移動を補助できるトランク車輪構造」であり、それは、トランクの裏面の下方において、両側に上へ延伸する長方形の垂直座が設けられ、当該垂直座に、それぞれ、裏面輪が設けられる複数の車輪座があり、裏面輪の直径が上から下へ少しずつ大きくなるようであり、即ち、トランクの裏面において、下方の両側に複数の裏面輪が設けられ、下方の裏面輪の直径が上方の裏面輪の直径より大きく、上記構造により、階段を登る時、裏面輪が階段の垂直面に抵当して、トランクが斜めになって上へ引張ることができ、また、階段の角で、上方の裏面輪が階段の水平面に抵当して、下方の裏面輪が階段垂の直面に抵当することにより、トランクは大きい角度に変更されて引張ることができ、これにより、トランクを階梯でも引張ることができるような効果が得られる。

しかしながら、上記従来の「階段面での移動を補助できるトランク車輪構造」は、裏面輪と下方の裏面輪により階段の垂直面に抵当することにより、トランクが大きい角度を変更しながら引張られ、トランクが階梯で引張られる効果が得られるが、当該トランクを階段で引張る時、ユーザーがトランクを所定の角度にしてから上へ引張ることにより、裏面輪と下方の裏面輪が階段の垂直面に抵当してロールすることができ、しかしながら、ユーザーが直立の方式や所定の角度でない角度で上へトランクを引張る時、裏面輪を利用して引っ張ることができないため、実用的ではない。
中華民国特許公報第０９２２１９６５４号

本考案の主な目的は、輪体を移動携帯機構に結合することにより、支持ユニットとロールユニットを利用して、ユーザーが移動携帯機構を引張る時、階段や他の特別な地形でも、スムーズに移動できることが得られる輪体構造を提供する。

本考案は、上記目的を達成するため、中心に輪体軸穴が設けられ、また、少なくとも五つの接合部が設置され、各接合部に、それぞれ、軸穴が設けられる支持ユニットと、それぞれ、各接合部の軸穴に軸設される複数のロールユニットとが含有される輪体構造である。

図１と２及び第３は、それぞれ、本考案に係わる第１の実施例の立体外観概念図と本考案に係わる第１の実施例の立体分解概念図及び本考案に係わる第２の実施例の断面状態概念図である。図のように、本考案、輪体構造であり、少なくとも、支持ユニット１と複数のロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄから構成され、支持ユニット１とロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄとを結合することにより、スムーズに階段や他の特別な地形で移動できる。

上記支持ユニット１は、少なくとも、五つの接合部１０が設置され、当該支持ユニット１は対応する第１、２の板体１１、１２から構成され、当該二つの板体１１、１２の間にロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄを設置するための隙間１３が形成され、また、各接合部１０は板体１１、１２の中心から外へ少しずつ縮小し、また、当該支持ユニット１は中央に輪体軸穴１４が設置され、その中心の輪体軸穴１４に連接部１６が設けられ、また、当該支持ユニット１ａは一体成形であってもよく、また、各接合部に、それぞれ、ロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄを設置するための隙間１３ａが形成される（図３を参照のこと）。

各ロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄは、それぞれ、可動的に上記支持ユニット１の二つの板体１１、１２に形成される隙間１３に設置され、また、各ロールユニットは、それぞれ、芯軸２１により支持ユニット１の各接合部１０に軸設され、また、各ロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄはホイール２２と当該ホイール２２の外部を覆うタイヤ２３から構成されてもよく、また、各ロールユニット２は、円形状弾性体であってもよく、また、色々の異なる車輪であってもよい（図示せず）。上記構造により新規な輪体構造が構成される。

図４と５、６及び７は、それぞれ、本考案に係わる第１の実施例の使用状態概念図と本考案に係わる第１の実施例である一般の地形で使用する時の状態概念図、本考案に係わる第１の実施例を特別な地形で使用する時の状態概念図及び本考案に係わる第１の実施例を他の特別な地形で使用する時の状態概念図である。図のように、本考案を使用する時、本考案の輪体構造を移動携帯機構３の収納用本体３１の底部の両側に結合し、例えば、それぞれ、買い物用収納本体やトランク等の移動携帯機構の収納用本体３１の底部の両側に結合し、結合する時、軸桿３２を支持ユニット１の中央に位置する軸穴１４に軸設することだけで、組立てられる。

ユーザーが、移動携帯機構３の一端にあるハンドル３３を持って、移動携帯機構３を引張る場合、ユーザーが一般の地面で引張る時、当該移動携帯機構３の収納用本体３１が傾斜になり、当該二つのロールユニット２、２ａが地面に接触してロールするため、移動携帯の効果が得られ、また、停止の時、移動携帯機構３の収納用本体３１が直立するため、二つのロールユニット２、２ａと収納用本体３１上の車輪３４により支持され、そのため、当該移動携帯機構３が安定的に地面に位置付けられ、また、収納用本体３１を直立状態にして、二つのロールユニット２、２ａと収納用本体３１上の車輪３４により、一般の地面で移動できる。

ユーザーが移動携帯機構３のハンドル３３を引張って階段４を登る時、二つのロールユニット２、２ａが階段面４１に接触してロールして進みことができ、階段４の階段側面４２まで進むと、当該ロールユニット２ｄ、２が、階段４の階段側面４２に接触することにより、ロールして上へ上がることができ、また、階段４の端縁に進んで、ユーザーが更に上へ移動すると、当該ロールユニット２ｄが、階段の角を超えて、上層の階段面４３に接触し、その後、当該ロールユニット２も、階段の角を超えて、二つのロールユニット２ｄ、２が上層の階段面４３に接触するようになり、これにより、ユーザーが移動携帯機構３を引張る時、スムーズに階段４や他の特別な地形で移動できる効果が得られる。

図７は、本考案に係わる第３の実施例の概念図である。図のように、本考案を使用する時、当該ロールユニット２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄと支持ユニット１に、それぞれ、減衰装置２４が設けられても良く、これにより、移動する時、減衰装置により減衰の効果が得られる。

以上の説明から分かるように、本考案に係わる輪体構造は、有効的に従来の様々の欠点を改善でき、輪体を移動携帯機構に結合すると、支持ユニットとロールユニットにより、ユーザーが移動携帯機構を利用する時、スムーズに、階段や他の特別な地形で移動でき、本考案は、より進歩的且つ実用的であるため、法に従って、実用新案登録請求を出願する。

以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲や明細書の内容に従って行う等価の変更や修正は、全てが、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲内に含まれる。

本考案に係わる第１の実施例の立体外観概念図本考案に係わる第１の実施例の立体分解概念図本考案に係わる第２の実施例の断面状態概念図本考案に係わる第１の実施例の使用状態概念図本考案に係わる第１の実施例を一般地形で使用する時の状態概念図本考案に係わる第１の実施例を特殊地形で使用する時の状態概念図本考案に係わる第３の実施例の概念図

符号の説明

１、１ａ支持ユニット
１０接合部
１１、１２板体
１３、１３ａ隙間
１４軸穴
１５板体
１６連接部
２、２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄロールユニット
２１芯軸
２２ホイール
２３タイヤ
２４減衰装置
３移動携帯機構
３１収納用本体
３２軸桿
３３ハンドル
３４車輪
４階段
４１、４３階段面
４２階段側面

Claims

中心に輪体軸穴が設けられ、また、少なくとも五つの接合部が設置され、各接合部に、それぞれ、軸穴が設けられる支持ユニットと、
それぞれ、上記各接合部の軸穴に軸設される複数のロールユニットと、が含有される、ことを特徴とする輪体構造。
当該支持ユニットは、対応する第１、２の板体から構成され、その中心の輪体軸穴に連接部が設けられ、当該二つの板体において、対応する接合部同士の間に、ロールユニットを設置するための隙間が形成され、また、各接合部が板体の中心から外側へ向かって少しずつ縮小することを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。
当該支持ユニットは一体成形で、各接合部に、それぞれ、ロールユニットを設置するための隙間が形成されることを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。
各ロールユニットは、それぞれ、芯軸により支持ユニットの各接合部に軸設されることを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。
各ロールユニットは、ホイールと当該ホイールの外部を覆うタイヤから構成されることを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。
各ロールユニットは、円形状弾性体であることを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。
各ロールユニットや支持ユニットは、それぞれ、減衰装置が設けられることを特徴とする請求項１に記載の輪体構造。