JP3168406U - バルーン巻回具 - Google Patents

バルーン巻回具 Download PDF

Info

Publication number
JP3168406U
JP3168406U JP2011001764U JP2011001764U JP3168406U JP 3168406 U JP3168406 U JP 3168406U JP 2011001764 U JP2011001764 U JP 2011001764U JP 2011001764 U JP2011001764 U JP 2011001764U JP 3168406 U JP3168406 U JP 3168406U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
hole
winding
blade
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011001764U
Other languages
English (en)
Inventor
大作 森田
大作 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Zeon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zeon Corp filed Critical Zeon Corp
Priority to JP2011001764U priority Critical patent/JP3168406U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168406U publication Critical patent/JP3168406U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】シンプルな構造でありながら、きわめて容易にバルーン膜を内部支持体の周囲に巻き付けることが可能なバルーン巻回具を提供する。【解決手段】バルーンカテーテルのバルーン部に設けられたバルーン膜を内部支持体の周囲に巻回するためのバルーン巻回具2である。このバルーン巻回具は、内部支持体を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分をバルーン膜に形成するための導入部分4と、導入孔と連通して内部支持体の長手方向に沿って羽根状部分を案内する案内孔7が形成してある案内部分6と、案内孔により案内されてきた複数の羽根状部分を同じ方向に巻き込んで内部支持体の外周に巻き付かせる巻き付け孔9が形成してある巻き付け部分8と、巻き付け孔と連通して内部支持体の外周に巻き付けられた羽根状部分を外周から押し付ける癖付け孔11が形成してある癖付け部分10とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、バルーンカテーテルのバルーン部に設けられたバルーン膜を、内管などの内部支持体の周囲に巻回するためのバルーン巻回具に関する。
バルーンカテーテルのバルーン部では、内管、ロッドあるいはワイヤなどの内部支持体の外周で、バルーン膜の内部に気体や液体を導入または導出することによりバルーン膜の膨張および収縮が可能になっている。バルーンカテーテルのバルーン部を体内に挿入する際には、患者の負担を最小限にするために、バルーン膜が内部支持体の外周に巻き付けられており、外径が小さくなっている。
バルーン部のバルーン膜を内部支持体の外周に巻き付けるための装置としては、たとえば特許文献1に示す発明が知られている。特許文献1に示す発明によれば、バルーン膜を内部支持体の外周にきつく巻き付けて外径を小さくすることが期待できる。
しかしながら、特許文献1に示す発明では、バルーン膜を内部支持体の外周に巻き付けるために、大型の装置を必要とする。また、装置が大型であり、複雑な制御操作を必要とすることから、医療現場において、バルーンカテーテルを再利用したいユーザが、バルーン膜を再巻回(リラップ)し、体内に再挿入する作業には向かない。
なお、バルーン膜をリラップする装置としては、特許文献2に示す筒状のリラップ装置が知られている。しかしながら、特許文献2に示すリラップ装置では、筒状の本体の内部には、単純な貫通孔が形成してあるのみであり、バルーン部のバルーン膜を内部支持体の周囲に巻き付けるための作業は、やはり手作業に頼る必要があった。
特開2006−271678号公報 実用新案登録第3115667号公報
本考案は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、シンプルな構造でありながら、きわめて容易にバルーン膜を内部支持体の周囲に巻き付けることが可能なバルーン巻回具を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案に係るバルーン巻回具は、
バルーンカテーテルのバルーン部に設けられたバルーン膜を内部支持体の周囲に巻回するためのバルーン巻回具であって、
膨らんだ状態の前記バルーン部が導入口から通されることにより、前記バルーン部の内部の流体を排気させて、前記内部支持体を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分を前記バルーン膜に形成するための導入孔が形成された導入部分と、
前記導入部分に連続して形成してあり、前記導入孔と連通して前記内部支持体の長手方向に沿って前記羽根状部分を案内する案内孔が形成してある案内部分と、
前記案内部分に連続して形成してあり、前記案内孔と連通して前記案内孔により案内されてきた複数の羽根状部分を同じ方向に巻き込んで前記内部支持体の外周に巻き付かせる巻き付け孔が形成してある巻き付け部分と、
前記巻き付け部分に連続して形成してあり、前記巻き付け孔と連通して前記内部支持体の外周に巻き付けられた羽根状部分を外周から押し付ける癖付け孔が形成してある癖付け部分と、を有する。
本考案に係るバルーン巻回具では、バルーンカテーテルのバルーン部を、膨らました状態で、その先端側または後端側から、バルーン巻回具の導入口に差し込み、その後に、徐々に押し込むだけで良い。バルーン部を導入口から巻回具の内部に押し込んで行くにつれて、バルーン膜が内部支持体の外周に巻き付けられていく。
すなわち、導入部分の導入口にバルーン部が押し込まれると、バルーン部の内部の流体が排気され、導入孔を通過するに従い、内部支持体を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分がバルーン膜に形成される。その後に、案内部分の案内孔では、内部支持体の長手方向に沿って羽根状部分が案内され、バルーン膜の全長にわたり、羽根状部分が長手方向に沿って形成される。
その後に、羽根状部分は、巻き付け部分の巻き付け孔を通過することで、案内孔により案内されてきた複数の羽根状部分を同じ方向に巻き込んで内部支持体の外周に巻き付かせる。その後に、羽根状部分が巻き付けられた内部支持体は、癖付け部の癖付け孔を通り、内部支持体の外周に巻き付けられた羽根状部分を外周から押し付けて、バルーン部の外径を小さくする。
本考案に係るバルーン巻回具では、きわめてシンプルな構造でありながら、バルーン部を巻回具の導入口から通すのみで、きわめて容易にバルーン膜を内部支持体の周囲に巻き付けることができる。本考案に係るバルーン巻回具は、未使用のバルーン膜を内部支持体の周りに巻き付ける作業に使えると共に、使用済みのバルーンカテーテルにおけるバルーン部を再使用するために、バルーン膜を内部支持体の周囲に再巻回(リラップ)する際にもユーザが容易に使用することができる。
好ましくは、前記導入部分の導入孔には、前記導入口から前記案内孔方向に向けてテーパ状に内径が小さくなる縮径用テーパ壁が円周方向に複数形成してあり、
前記縮径用テーパ壁の円周方向の相互間には、前記羽根状部分をそれぞれ形成するための羽根挿通孔が形成してある。
好ましくは、前記案内部分の案内孔には、前記導入孔における羽根挿通孔の出口形状に合わせた羽根案内孔がそれぞれ長手方向に沿って形成してあると共に、
前記羽根案内孔の放射方向の中心には、前記バルーン膜が外周に配置してある内部支持体を通過させる案内中心孔が前記羽根案内孔に連通して形成してある。
好ましくは、前記巻き付け部分の巻き付け孔には、前記案内部分の案内中心孔と同芯状に巻き付け中心孔が形成してあり、
前記巻き付け中心孔の外周には、前記羽根案内孔を通過してきた各羽根状部分を、前記内部支持体の周囲に巻き付く方向に傾斜させる傾斜壁が形成してある。
好ましくは、前記癖付け部分の癖付け孔には、前記巻き付け部分の巻き付け孔の出口に連通して入口から奥に行くに従いテーパ状に内径が小さくなるテーパ孔と、前記テーパ孔の奥に形成してある癖付け中心孔とが形成してある。
図1は本考案の一実施形態に係るバルーン巻回具の縦断面図であり、図2に示すI−I線に沿う断面図である。 図2は図1に示すII−II線に沿うバルーン巻回具の導入口側正面図である。 図3(A)〜図3(D)は図1に示す各部分の要部切り欠き斜視図である。 図4はバルーンカテーテルの一例を示す縦断面図である。 図5Aはバルーン巻回具によるバルーン膜の巻回方法を示す概略図である。 図5Bは図5Aの続きの工程を示す概略図である。 図5Cは図5Bの続きの工程を示す概略図である。 図5Dは図5Cの続きの工程を示す概略図である。 図5Eは図5Dの続きの工程を示す概略図である。 図6(A)および図6(B)はバルーン膜の巻回状態を横断面で見た断面図である。 図7(A)および図7(B)は本考案の他の実施形態に係るバルーン巻回具によるバルーン膜の巻回状態を横断面で見た断面図である。 図8はバルーン巻回具によるバルーン膜の巻回方法の他の例を示す概略図である。
以下、本考案を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1に示すバルーン巻回具2は、たとえば図4に示すバルーンカテーテル40のバルーン部22におけるバルーン膜20を、内部支持体としての内管30の周囲に巻き付けるための装置である。このバルーン巻回具2は、未使用のバルーンカテーテル40におけるバルーン膜20を内管30の周囲に巻き付ける際にも使用できるが、使用済みのバルーン膜20を内管30の周囲に巻き付ける際にも使用できる。
本実施形態のバルーン巻回具2について説明する前に、図4に示すバルーンカテーテル40について簡単に説明する。
図4に示すバルーンカテーテル40は、心臓の拍動に合わせて膨張および収縮するIABPバルーンカテーテルであるが、本考案のバルーン巻回具が適用されるバルーンカテーテルは、IABPに限らず、PTCA、PTA、TDC、TPC、ERCPなどのその他のバルーンカテーテルであっても良い。
特に、PTCAまたはPTAバルーンカテーテルを用いた治療では、一度、病変部をバルーンカテーテルで拡張し、その後に、バルーンカテーテルを体外へ抜去した後、ステントを病変に留置して、再度バルーンカテーテルを挿入して、ステントを血管壁に押し付けるように拡張することがある。そのような場合には、使用済みのバルーンカテーテルにおけるバルーン膜を、再度、巻回する作業を必要とし、本考案に係るバルーン巻回具2を使用する有用性が高い。
図4に示すバルーン部22は、膜厚がたとえば約100〜150μm程度の筒状のバルーン膜20で構成される。なお、PTCAの場合には、バルーン膜20の膜厚は、約20〜40μm程度である。バルーン膜の材質は、特に限定されないが、耐屈曲疲労特性に優れた材質であることが好ましく、例えばポリウレタン、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル、ポリエステル系エラストマーなどにより構成される。バルーン部22の膨張時の外径(最大外径)d1および長さL1は、バルーン部22の用途などに応じて決定される。
このバルーン膜20の先端部には、連通孔23が形成してある先端チップ部25が熱融着ないしは接着などの手段で取り付けてある。この先端チップ部25の内周側には、内管30の先端部が熱融着ないしは接着などの手段で取り付けてある。先端チップ部25の外周に取り付けてあるバルーン膜20の外径d2は、内管30の外径よりも大きく膨張時のバルーン膜20の外径d1より小さい。
バルーン膜20の後端部27には、カテーテル管24の先端部が連結してある。このカテーテル管24の内部に形成された流体圧導通路29を通じて、バルーン部22のバルーン膜20内に、流体圧が導入または導出され、バルーン部22が膨張ないし収縮するようになっている。バルーン膜20とカテーテル管24との連結は、熱融着あるいは紫外線硬化樹脂などの接着剤による接着により行われる。カテーテル管24の先端外周部に装着されるバルーン膜20の外径d3は、外径d1よりも大きく、膨張時のバルーン膜20の外径d1より小さい。
内管30は、バルーン部22およびカテーテル管24の内部を軸方向に延在し、後述する分岐部42の血圧測定口44に連通するようになっており、その内部には、バルーン部22の内部およびカテーテル管24内に形成された流体圧導通路29とは連通しない導通路31が形成してある。バルーン部22内に位置する内管30は、バルーンカテーテル40を動脈内に挿入する際に、収縮したバルーン部22が巻かれてバルーン部22が都合良く動脈内に差し込まれる際のガイドワイヤー挿通管腔としても用いられる。
カテーテル管24は、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド等で構成される。カテーテル管24の内径および肉厚は、特に限定されず、用途に応じて決定される。内管30は、特に限定されないが、硬質チューブ、金属スプリング補強チューブ、ステンレス細管等で構成される。
カテーテル管24の後端部には、患者の体外に設置される分岐部42が連結してある。分岐部42は、カテーテル管24と別体に成形され、熱融着あるいは接着などの手段で固着される。分岐部42には、カテーテル管24内の流体圧導通路29およびバルーン部22内に圧力流体を導入または導出するための圧力流体導入出口46が形成される第1通路47と、内管30内に連通する血圧測定口44が形成される第2通路45とが形成してある。
圧力流体導入出口46は、たとえば図示省略してあるポンプ装置に接続され、このポンプ装置により、流体圧がバルーン部22内に導入または導出されるようになっている。導入される流体としては、特に限定されないが、IABPの場合には、ポンプ装置の駆動に応じて素早くバルーン部が膨張または収縮するように、粘性の小さいヘリウムガスなどが用いられる。PTCAの場合には、たとえば造影剤や生理食塩水などが用いられる。
血圧測定口44は、例えば血圧測定装置に接続され、バルーン部22先端の連通孔23から取り入れた動脈内の血液の血圧の変動を測定可能になっている。IABPの場合には、この血圧測定装置で測定した血圧の変動に基づき、心臓の拍動に応じてポンプ装置を制御し、バルーン部22を膨張または収縮させるようになっている。
本実施形態の分岐部42では、圧力流体導入出口46が形成された第1通路47をカテーテル管24の軸心方向に沿ってストレート状に配置し、血圧測定口44が形成される第2通路45を、第1通路47の軸心に対して所定の傾きを以て配置するように構成してある。
しかも本実施形態の分岐部42では、第2通路45内に、内管30の端部を保持し、この内管30を、カテーテル管24の内壁に接するように偏心させて配置させるための第1内管端部保持具48と第2内管端部保持具50とが装着してある。
次に、主として図1〜図3に基づき、本実施形態に係るバルーン巻回具2について説明する。図1に示すように、バルーン巻回具2は、全体として軸方向に細長い円柱形状をしており、円柱の軸方向に沿って、導入部分4と、案内部分6と、巻き付け部分8と、癖付け部分10とが形成してある。
また、このバルーン巻回具2は、その中心線から半径方向に外側に位置する外層部2aと、その内側に位置する内層部2bとから成っている。外層部2aは、バルーン巻回具2の軸方向に沿って一様に円筒形状を有しているが、その内側に位置する内層部2bには、軸方向に沿って各部分4,6,8,10毎に異なる形状の孔5,7,9,11が形成してある。図3(A)〜図3(D)には、各部分4,6,8,10毎に異なる形状の孔5,7,9,11が見やすいように、外層部分2aを除去して内層部分2bのみを示してある。
導入部分4に形成してある導入孔5は、図5Cに示すように、膨らんだ状態のバルーン部22を導入口5aから通すことにより、バルーン部22の内部の流体を図1に示す圧力流体導入出口46から排気させて、図6(A)に示すように、内管30を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分20aをバルーン膜20に形成するための孔である。
この導入孔5には、図1〜図3に示すように、導入口5aから案内部分6の案内孔7方向に向けてテーパ状に内径が小さくなる縮径用テーパ壁5bが円周方向に複数形成してある。図3(A)に示すように、図示する例では、円周方向に3つの縮径用テーパ壁5bが形成してある。縮径用テーパ壁5bは、図2に示すように、軸方向から見て扇形の円弧状曲面に形成してあるが、台形あるいはその他の形状でも良い。
これらの縮径用テーパ壁5bの円周方向の相互間には、羽根挿通孔5cが形成してある。羽根挿通孔5cは、図2に示すように、軸方向から見て扇形状であり、図6(A)に示すバルーン膜20の羽根状部分20aをそれぞれ形成するために都合の良い形状を有している。なお、羽根挿通孔5cの横断面形状は、扇形状が好ましいが、扇形状で無くとも、略長方形に近い形状でも良い。
図6(A)に図示する例では、3つの羽根状部分20aを形成するために、図2に示すように、円周方向に3つの羽根挿通孔5cを導入孔5の導入中心孔5dに対して放射状に形成してある。しかしながら、たとえば図7(A)に示すように、2つの羽根状部分20aを形成するには、図2に示す導入孔5において、2つの縮径用テーパ壁5bと二つの羽根挿通孔5cを形成すれば良い。また、4つ以上の羽根状部分20aをバルーン膜20に形成するには、同様にして、その数に合わせた縮径用テーパ壁5bおよび羽根挿通孔5cを導入孔5に形成すれば良い。ただし、2〜5枚の羽根状部分20aを形成するように設計することが好ましい。
図1に示すように、縮径用テーパ壁5bの軸線に対するテーパ角度θ1は、好ましくは45度以下、さらに好ましくは30〜44度である。この角度θ1を所定範囲内とすることで、図6(A)に示すバルーン膜20に、複数の羽根状部分20aと、それらの間に位置する縮径部分20bとを形成しやすくなる。なお、図1に示す断面において、縮径用テーパ壁5bは、直線状に形成してあるが、必ずしも直線状である必要は無く、凹曲線形状あるいは凸曲線形状でも良い。
図2に示す導入孔5における導入口5aの内径d4は、図4に示す拡張状態のバルーン部22の外径d1と同等以上が好ましいが、拡張状態のバルーン部22の外径d1の2倍以下が好ましい。導入口5aの内径d4を、あまりに大きくすると、図1に示す導入部分4の軸方向長さL3が長くなりすぎる傾向にある。
縮径用テーパ壁5bは、図6(A)に示すバルーン膜20の縮径部分20bを形成するための部分であり、図1に示す縮径用テーパ壁5bの出口部分の内径d5は、以下の式により決定されることが好ましい。すなわち、内径d5=d3+(d1×α1)である。ここで、α1は、0.05〜0.2の係数である。縮径用テーパ壁5bの出口部分では、図4に示すバルーン膜20の後端部27が通過する必要があることから、その後端部27の外径d3より大きい必要がある。また、縮径用テーパ壁5bの出口部分では、図6(A)に示す縮径部分20bも通過する必要があることから、その外径よりも大きい必要がある。そこで、上記の数式のようにして決定される。上記の数式において、α1が大きすぎると、図6(A)に示す縮径部分20bの外径が十分に小さくならない傾向にある。
図2に示す羽根挿通孔5cにおける導入中心孔5dに沿った円周方向幅L2は、図6(A)に示す羽根状部分20aの数に応じて決定され、たとえば上述した内径d5の縮径用テーパ壁5bにおける出口部分の内周の長さ(導入中心孔5dの内周長さと同じ)を、羽根状部分20aの数(たとえば3)のβ倍で割った値となるように決定される。倍数βは、好ましくは1.5〜2.5、さらに好ましくは約2である。なお、図1に示す導入部分4の軸方向長さL3は、図1に示す断面において縮径用テーパ壁5bが直線の場合には、((d4−d5)/2)/tanθ1で表せる。
図1に示すように、導入孔5の出口は、案内孔7の入口に連通してある。案内孔7には、図3(A)および図3(B)に示すように、導入孔5における羽根挿通孔5cの出口形状に合わせた羽根案内孔7bがそれぞれ長手方向に沿って形成してある。羽根案内孔7bの放射方向の中心には、円柱形状の案内中心孔7aが軸方向に沿って形成してあり、羽根案内孔7bと連通している。
羽根案内孔7bは、図6(A)に示す羽根状部分20aを通過させて癖付けする部分であり、案内中心孔7aは、図6(A)に示す縮径部分20bを内管30の外周に密着させるための部分であり、案内中心孔7aの内径は、前述した内径d5と同等である。ただし、案内中心孔7aの内径は、軸方向に沿って必ずしも同一である必要は無く、入口から出口に向けて徐々に内径が小さくなるように構成しても良い。図6(A)に示す縮径部分20bを内管30の外周に密着させ易くするためである。
図1に示す案内部分6の軸方向長さL4は、図4に示すバルーン部22の軸方向長さL1と同等以上であることが好ましく、たとえばL1の1〜1.2倍が好ましい。バルーン部22の長手方向に沿って図6(A)に示す羽根状部分20aを形成するためである。
図1および図3(C)に示す巻き付け部分8には、案内孔7と連通して案内孔7の羽根案内孔7bにより案内されてきた複数の羽根状部分20b(図6(A)参照)を同じ方向に巻き込んで内管30の外周に巻き付かせる巻き付け孔9が形成してある。
巻き付け部分8の巻き付け孔9には、案内部分6の案内中心孔7aと同芯状に巻き付け中心孔9aが形成してある。巻き付け中心孔9aの外周には、羽根案内孔7bを通過してきた各羽根状部分20aを縮径部分20bの周囲に巻き付く方向に傾斜させる第1傾斜壁9cが、円周方向に沿って、図6(A)に示す羽根状部分20aの数(たとえば3つ)に対応して形成してある。なお、図3(C)に示す切断面9bは、図3(B)に示す断面円弧状の柱部分の後端面と一体化される部分である。
案内部分6の羽根案内孔7bを通過してきた図6(A)に示す羽根状部分20aは、巻き付け部分8において、それぞれ、まず、図3(A)に示す第1傾斜壁9cに当接し、図6(A)の点線で示すように、約90度に折り曲げられる。その後に、図6(A)に示す点線で示される羽根状部分20aは、図3(C)に示す羽根出口9dから図3(D)に示す癖付け部分10の癖付け孔11に通される。
図1に示すように、第1傾斜壁9cの軸芯に対する傾斜角度θ2は、好ましくは30〜60度、さらに好ましくは45±5度である。この傾斜角度θ2が大き過ぎると、羽根状部分20aが潰れて折りたたみにくくなり、また、傾斜角度θ2が小さすぎると、きれいに巻き付けることが困難になる傾向にある。
巻き付け部分8の軸方向長さL5は、((d5×π)/4)/tanθ2で表すことができる。第1傾斜壁9cの軸芯に対する傾斜角度θ2と巻き付け部分の軸方向長さL5を上記のように設定することで、図6(A)の点線で示すように、羽根状部分20aを約90度の角度で捻ることが可能になる。
図1および図3(D)に示すように、巻き付け部分8に連続して形成してある癖付け部分10には、巻き付け孔9と連通して図6(A)に示す羽根状部分20aを外周から押し付ける癖付け孔11が形成してある。癖付け部分10の癖付け孔11には、巻き付け部分8の巻き付け孔9の出口に連通して入口から奥に行くに従いテーパ状に内径が小さくなるテーパ孔11aと、テーパ孔11aの軸方向奥に形成してある癖付け中心孔11bとが形成してある。
テーパ孔11aの入口内径d6は、羽根出口9dの内径と同等であり、内径d5よりは大きく、内径d4よりは小さいことが好ましい。このテーパ孔11aの軸芯に対するテーパ角度θ3は、好ましくは30〜60度、さらに好ましくは45±5度である。この傾斜角度θ2が大き過ぎると、羽根状部分20aが潰れて折りたたみにくくなり、また、傾斜角度θ2が小さすぎると、きれいに巻き付けることが困難になる傾向にある。
癖付け中心孔11bの内径d7は、縮径用テーパ壁5bの出口部分の内径d5よりも小さいことが好ましく、さらに好ましくはd7=d3+(d1×α2)である。ここで、α2は、0.05〜0.1の係数である。癖付け中心孔11bには、図4に示すバルーン膜20の後端部27が通過する必要があることから、その後端部27の外径d3より大きい必要がある。
また、癖付け中心孔11bでは、図6(B)に示すように、複数の羽根状部分20aが同じ巻き付き方向に巻き付けられた内管30も通過する必要があることから、その外径よりも大きい必要がある。そこで、上記の数式のようにして決定される。上記の数式において、α2が大きすぎると、図6(B)に示す羽根状部分20bの巻き付け外径が十分に小さくならない傾向にある。
なお、癖付け中心孔11bの内壁に潤滑剤コーティングを施しておくことも好ましい。そのように構成することで、使用済みのバルーン膜20を内管30の周囲に巻き付けて、再使用する際に、血管を含む体腔内への再挿入が容易になる。
図1に示すテーパ孔11aの軸方向長さL6は、図1に示す断面においてテーパ孔11aの内壁が直線の場合には、((d6−d7)/2)/tanθ3で表せる。また、癖付け中心孔11bの軸方向長さL7は、図4に示すバルーン部22の軸方向長さL1よりも長いことが好ましく、たとえばL1の1.2〜1.5倍が好ましい。
本実施形態のバルーン巻回具は、たとえばポリカーボネート、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、フッ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂や各種金属で構成され、レーザ利用の光造形装置により製造することができる。あるいは、各部分4,6,8,10毎に、合成樹脂製棒材や金属製棒材から切削加工により作製し、これらを接着または融着することでも製造することができる。
次に、本実施形態に係るバルーン巻回具2の使用方法について説明する。まず図4に示すバルーンカテーテル40の内管30の導通路31に、マンドレルまたはガイドワイヤ60を通す。ガイドワイヤ60は、バルーンカテーテル40の使用時に使うものでも良いし、その他のガイドワイヤでも良い。バルーンカテーテル40の内管30の導通路31に、マンドレルまたはガイドワイヤ60を通した状態を図5Aに示す。
次に、図5Bに示すように、バルーンカテーテル40の先端チップ部25から飛び出しているガイドワイヤ60を、先端チップ部25と共にバルーン巻回具2の導入口5aから差し込む。その状態で、図5Cに示すように、バルーン膜20の内部に気体または液体を送り込み、バルーン部22を膨らませる。
その後に、図5Cから図5Dに示すように、バルーンカテーテル40のバルーン部22を、膨らました状態で、その先端チップ25から、徐々に押し込む。バルーン部22を導入口5aから巻回具2の内部に押し込んで行くにつれて、バルーン膜20の内部が排気され、バルーン膜20が内管30の外周に巻き付けられていく。
すなわち、導入部分4の導入口5aにバルーン部22が押し込まれると、バルーン部22の内部の流体が排気され、導入孔5を通過するに従い、図6(A)または図7(A)に示すように、内管30を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分20aと縮径部分20bsがバルーン膜20に形成される。その後に、案内部分6の案内孔7では、内管30の長手方向に沿って羽根状部分20aが案内され、バルーン膜20の全長にわたり、羽根状部分20aが長手方向に沿って形成される。
その後に、羽根状部分20aは、巻き付け部分8の巻き付け孔9を通過することで、案内孔7により案内されてきた複数の羽根状部分20aを同じ方向に巻き込んで内管30の外周に巻き付き方向に捻られる。その後に、テーパ孔11aを羽根状部分20aが通過することにより、図6(B)または図7(B)に示すように、羽根状部分20aが内管30の周囲に巻き付けられる。
羽根状部分20aが巻き付けられた内管30は、癖付け部10の癖付け孔11に送り込まれ、図5Eに示すように、内管30の外周に巻き付けられた羽根状部分20aを外周から押し付けて、バルーン部22の外径を小さくする。その後に、バルーンカテーテル40を導入口5aからゆっくりと引き抜けば、バルーン膜20が内管30の回りに巻き付けられてバルーン部22の外径が小さくされたバルーンカテーテル40を得ることができる。
本実施形態に係るバルーン巻回具2では、きわめてシンプルな構造でありながら、バルーン部22を巻回具2の導入口5aから通すのみで、きわめて容易にバルーン膜20を内管30などの内部支持体の周囲に巻き付けることができる。本実施形態に係るバルーン巻回具2は、未使用のバルーン膜20を内管30等の内部支持体の周りに巻き付ける作業に使えると共に、使用済みのバルーンカテーテル40におけるバルーン部22を再使用するために、バルーン膜20を内管30などの内部支持体の周囲に再巻回(リラップ)する際にもユーザが容易に使用することができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、バルーン巻回具2の導入口5aに対して、バルーンカテーテル40の先端チップ25から挿入する使用方法について説明したが、その使用方法には限定されない。たとえば図8に示すように、バルーンカテーテル40におけるバルーン部22の後端部27からバルーン巻回具2の導入口5aに挿入させてもよい。バルーン部22は、図5A〜図5Eに示す方法と同様にして、導入口5aからバルーン巻回具2の内部に挿入され、癖付け部分10まで差し込まれ、そこでバルーン膜20の巻き付け状態が癖付けされ、導入口5aからゆっくりと引き出される。
また、本考案においては、バルーンカテーテルの構造は、特に限定されず、バルーン膜20が内管30などの内部支持体の周囲で拡張および収縮可能に取り付けられた全てのバルーンカテーテルに、本考案のバルーン巻回具を用いることができる。
以下、本考案を、さらに詳細な実施例に基づき説明するが、本考案は、これら実施例に限定されない。
実施例1
図1〜図3に示すバルーン巻回具2を用いて図4に示したようなバルーンカテーテル40のバルーン膜20を内管30の周囲に巻き付けた。その場合におけるバルーン部22の最大外径は、1.14mmであった。
比較例1
単純にテーパ状に縮径されている導入口と、その導入口に連通する円柱状の癖付け孔とのみ内部が形成してある従来構造のバルーン巻回具を用いた以外は、実施例1と同様にして、バルーンカテーテル40のバルーン膜20を内管30の周囲に巻き付けた。その場合におけるバルーン部22の最大外径は、1.22mmであった。
比較例1では、バルーン巻回具の導入口にバルーン部を通す前に、手作業により、バルーン膜の羽根状部分を巻回する必要があり、その作業が煩雑であった。しかも、比較例1では、バルーン部22の最大外径を実施例1程度に小さくすることができなかった。
2… バルーン巻回具
4… 導入部分
5… 導入孔
5a… 導入口
5b… 縮径用テーパ壁
5c… 羽根挿通孔
6… 案内部分
7… 案内孔
7a… 案内中心孔
7b… 羽根案内孔
8… 巻き付け部分
9… 巻き付け孔
9a… 巻き付け中心孔
9b… 切断面
9c… 第1傾斜壁
9d… 羽根出口
10… 癖付け部分
11… 癖付け孔
11a… テーパ孔
11b… 癖付け中心孔
20… バルーン膜
20a… 羽根状部分
20b… 縮径部分
22… バルーン部
40… バルーンカテーテル
60… ガイドワイヤ

Claims (5)

  1. バルーンカテーテルのバルーン部に設けられたバルーン膜を内部支持体の周囲に巻回するためのバルーン巻回具であって、
    膨らんだ状態の前記バルーン部が導入口から通されることにより、前記バルーン部の内部の流体を排気させて、前記内部支持体を中心として放射状に広がる複数の羽根状部分を前記バルーン膜に形成するための導入孔が形成された導入部分と、
    前記導入部分に連続して形成してあり、前記導入孔と連通して前記内部支持体の長手方向に沿って前記羽根状部分を案内する案内孔が形成してある案内部分と、
    前記案内部分に連続して形成してあり、前記案内孔と連通して前記案内孔により案内されてきた複数の羽根状部分を同じ方向に巻き込んで前記内部支持体の外周に巻き付かせる巻き付け孔が形成してある巻き付け部分と、
    前記巻き付け部分に連続して形成してあり、前記巻き付け孔と連通して前記内部支持体の外周に巻き付けられた羽根状部分を外周から押し付ける癖付け孔が形成してある癖付け部分と、を有するバルーン巻回具。
  2. 前記導入部分の導入孔には、前記導入口から前記案内孔方向に向けてテーパ状に内径が小さくなる縮径用テーパ壁が円周方向に複数形成してあり、
    前記縮径用テーパ壁の円周方向の相互間には、前記羽根状部分をそれぞれ形成するための羽根挿通孔が形成してある請求項1に記載のバルーン巻回具。
  3. 前記案内部分の案内孔には、前記導入孔における羽根挿通孔の出口形状に合わせた羽根案内孔がそれぞれ長手方向に沿って形成してあると共に、
    前記羽根案内孔の放射方向の中心には、前記バルーン膜が外周に配置してある内部支持体を通過させる案内中心孔が前記羽根案内孔に連通して形成してある請求項2に記載のバルーン巻回具。
  4. 前記巻き付け部分の巻き付け孔には、前記案内部分の案内中心孔と同芯状に巻き付け中心孔が形成してあり、
    前記巻き付け中心孔の外周には、前記羽根案内孔を通過してきた各羽根状部分を、前記内部支持体の周囲に巻き付く方向に傾斜させる傾斜壁が形成してある請求項3に記載のバルーン巻回具。
  5. 前記癖付け部分の癖付け孔には、前記巻き付け部分の巻き付け孔の出口に連通して入口から奥に行くに従いテーパ状に内径が小さくなるテーパ孔と、前記テーパ孔の奥に形成してある癖付け中心孔とが形成してある請求項4に記載のバルーン巻回具。
JP2011001764U 2011-03-30 2011-03-30 バルーン巻回具 Expired - Fee Related JP3168406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001764U JP3168406U (ja) 2011-03-30 2011-03-30 バルーン巻回具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001764U JP3168406U (ja) 2011-03-30 2011-03-30 バルーン巻回具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3168406U true JP3168406U (ja) 2011-06-09

Family

ID=54879389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011001764U Expired - Fee Related JP3168406U (ja) 2011-03-30 2011-03-30 バルーン巻回具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168406U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013165930A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Goodman Co Ltd リラップツール及びカテーテルセット
JP2017060618A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 テルモ株式会社 バルーン折り畳み機及びバルーン折り畳み方法
WO2019103099A1 (ja) * 2017-11-22 2019-05-31 テルモ株式会社 薬剤付与デバイスおよび薬剤層の形成方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013165930A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Goodman Co Ltd リラップツール及びカテーテルセット
JP2017060618A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 テルモ株式会社 バルーン折り畳み機及びバルーン折り畳み方法
WO2019103099A1 (ja) * 2017-11-22 2019-05-31 テルモ株式会社 薬剤付与デバイスおよび薬剤層の形成方法
CN111372644A (zh) * 2017-11-22 2020-07-03 泰尔茂株式会社 药物施用装置及药物层的形成方法
JPWO2019103099A1 (ja) * 2017-11-22 2020-11-26 テルモ株式会社 薬剤付与デバイスおよび薬剤層の形成方法
JP7110230B2 (ja) 2017-11-22 2022-08-01 テルモ株式会社 薬剤付与デバイスおよび薬剤層の形成方法
US11690983B2 (en) 2017-11-22 2023-07-04 Terumo Kabushiki Kaisha Drug layer applying device and method for forming drug layer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3813112B2 (ja) カテーテルおよび医療用チューブ
US6849062B2 (en) Catheter having a low-friction guidewire lumen and method of manufacture
JPH02224767A (ja) 操縦可能型拡張カテーテル
US20060271092A1 (en) Balloon-in-balloon cervical canal dilator
JP6573951B2 (ja) 結腸内視鏡と追加管との間を結合するための装置および方法
JPH02167177A (ja) 操縦可能型拡張カテーテル
TW201345577A (zh) 醫療機器及醫療機器之製造方法
JPS6272372A (ja) 色素注入および圧力測定能力を有する操縦可能なバル−ン拡張カテ−テル組立体
CA2502208A1 (en) Cervical canal dilator
JPH02297381A (ja) 心機能助成気嚢及びその挿入方法
JP3168406U (ja) バルーン巻回具
CN105358208A (zh) 导管
WO2005094917A1 (ja) バルーンカテーテル
JP5927974B2 (ja) 医療機器
US20040092868A1 (en) Catheter with full-length core wire shaft for core wire interchangeability
WO2023087185A1 (zh) 一种球囊导管组件
JPH06165820A (ja) 止血バルブ
JP2002291900A (ja) 医療器具およびその製造方法
JP3654355B2 (ja) カテーテル管セット
WO2017159039A1 (ja) ステント
CN112601570A (zh) 具有s形纤维的可充胀医疗球囊
WO2017159688A1 (ja) バルーンカテーテル、およびバルーンカテーテル用長尺部材の製造方法
JP4492182B2 (ja) 大動脈内バルーンカテーテル
JP2004147737A (ja) バルーンカテーテル及びその製造方法
WO2022014000A1 (ja) カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3168406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees