JP3168400U - 支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性を有する支持装置を提供する。【解決手段】この支持装置1は、複数の摺動室21を有するシリンダケース2と、各摺動室21内において摺動可能に設置されたピストンヘッド52と、該ピストンヘッド52の一方端側から延びるピストンロッドと、各作動流体室22に連通する流体溜め部41を有する流体溜め部材4とを備えている。各ピストンロッドは、上端面が摺動室21から突出しており、各上端面は、隣接する各上端面との間隔が0mmより大きく1.0mm以下である。【選択図】図3

Description

本考案は、支持装置に関するものである。
自動車の各種部品等のワークに対してバリ取りやスポット溶接等の加工を施す際にはワークを支持する必要があり、このワークの支持のための手段としては一般的に治具が使用されている(例えば特許文献1参照)。バリ取りやスポット溶接等の加工が施されるワークは、様々な種類があり、またそれぞれ複雑な形状を有しているために、治具は各種ワーク毎に専用のものを準備する必要がある。
特開平10−34467号公報
しかしながら、各種ワーク毎に治具を設計、製作することは、多大な時間や費用を投資する必要があり経済的でないという問題があった。そこで、本考案は、汎用性を有する支持装置を提供することを課題とする。
本考案に係る支持装置は、複数の摺動室を有するシリンダケースと、前記各摺動室内において摺動可能に設置されたピストンヘッドと、前記ピストンヘッドの一方端側から延びるピストンロッドと、前記摺動室内壁面と前記ピストンヘッドの他方端面とで画定される各作動流体室に連通する流体溜め部を有する流体溜め部材と、を備え、前記各ピストンロッドは、先端面が前記摺動室から突出しており、前記各先端面は、隣接する各先端面との間隔が0mmより大きく1.0mm以下となるよう構成されている。
このように構成された支持装置は、各作動流体室及び流体溜め部に作動流体が満たされている。そして、各ピストンロッドの先端面にワークが当接すると、摺動室内をピストンヘッドが摺動して、ピストンヘッドの先端面がワークの形状に沿った支持面を形成する。このため、各種ワークの種々の形状に対応することができる。また、各ピストンロッドの先端面同士の間隔が1.0mm以下であるため、安定してワークなどを支持することができる。
上記支持装置において、流体溜め部と各作動流体室との連通を遮断可能とするロック部材をさらに備えた構成とすることができ、これにより、より安定してワークなどを支持することができる。このロック部材は、例えば、流体溜め部材とシリンダケースとの間に設置され、各流体作動室と対応するよう複数の貫通孔が形成された構成とすることができる。また、ロック部材は、貫通孔が形成されていない部分で流体溜め部と作動流体室との連通を遮断する位置と、各貫通孔が各作動流体室と整列して各作動流体室と流体溜め部とを連通させる位置との間でスライド可能となるような構成とすることができる。
また、上記支持装置において、各先端面を正六角形とすることが好ましく、また、各先端面は先端側に凸形状の湾曲面としてもよい。
本考案に汎用性に富んだ支持装置を実現することができ、種々の形状のワークを支持することができる。
図1は本実施形態に係る支持装置の側面図である(ピストンの記載は省略)。 図2は本実施形態に係る支持装置の平面図である。 図3は本実施形態に係る支持装置の要部側面断面図である。 図4は本実施形態に係るピストンの側面図である。 図5は本実施形態に係るピストンロッドの側面図である。 図6は本実施形態に係るC形止め輪の平面図である。 図7は本実施形態に係るピストンヘッドの側面断面図である。 図8は本実施形態に係るシリンダケースの平面図である。 図9は本実施形態に係る蓋部材の平面図である。 図10は本実施形態に係る流体溜め部材の平面図である。 図11は他の実施形態に係る支持装置の要部側面断面図である。 図12は他の実施形態に係る支持装置の要部側面断面図である。
以下、本考案に係る支持装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、支持装置1は、シリンダケース2と、シリンダケース2の上面に設置された蓋部材3と、シリンダケース2の下面に設置された液体溜め部材4と、を備えている。また、図3に示すように、シリンダケース2には複数の摺動室21が設けられており、この各摺動室21にピストン5がそれぞれ上下方向に摺動可能に設置されている。
ピストン5は、図4に示すように、ピストンロッド51と、このピストンロッド51の下端部に取り付けられたピストンヘッド52から主に構成されている。
図5に示すように、ピストンロッド51は、ロッド本体部511と、このロッド本体部511の下部にロッド本体部511よりも小さい径で形成された取付部512と、ロッド本体部511の上部にロッド本体部511よりも大きい径で形成された支持部513と、から構成されている。このように、それぞれ径が異なっているため、ロッド本体部511と取付部512との間に第1の肩部514が形成され、ロッド本体部511と支持部513との間に第2の肩部515が形成されている。ロッド本体部511と取付部512は水平断面が円形となっており、支持部513は水平断面が正六角形となっている(図2参照)。また、取付部512の下部にはC形止め輪516が取り付けられている(図6参照)。支持部513の上面(先端面)は上方に凸状となる湾曲面として形成されており、この支持部513の上面が加工対象のワークWを支持する支持面を構成している。支持部513の上面は隣接する支持部513の上面との間隔sを1.0mm以下とすることが好ましい。
図4及び図7に示すように、ピストンヘッド52は、ピストンロッド51の取付部512に取り付けられており、シリンダケース2の摺動室21内を摺動するような寸法で設計されている。このピストンヘッド52は、その内径をピストンロッド51の取付部512の外径とほぼ同じとするとともに、上端面が第1の肩部514に当接し、下端面が止め輪516に当接することで、ピストンロッド51に対して固定されている。また、ピストンヘッド52の下部は、他に比べて径が小さく形成されており、この部分にシール部材53が取り付けられている(図4参照)。このシール部材53によって、後述する作動流体を作動流体室 内から漏出することを確実に防止している。シール部材53として、スプリングが内蔵されたターコンバリシール(登録商標)を使用することができる。なお、ピストンヘッド52は、摺動室21内を摺動可能であり、また、このピストンヘッド52は、特に限定されるものではないが、SUS304などによって形成することができる。
図3及び図8に示すように、シリンダケース2は、ブロック状に形成されており、上下方向に貫通する摺動室21が複数形成されている。摺動室21は水平断面が円形であって、この摺動室21内には上述したピストンヘッド52が摺動可能に設置されており、このピストンヘッド52の下面と摺動室21の内壁面とによって作動流体室22が画定されている。
シリンダケース2の上面には、板状の蓋部材3が設置されている。この蓋部材3は、図3及び図9に示すように、複数の貫通孔31が形成されており、各貫通孔31は、上述したシリンダケース2の各摺動室21の上面開口と対応する位置に形成されている。この貫通孔31は、摺動室21の径よりも小さく形成されており、また、ロッド本体部511の外径とほぼ同じ内径を有している。これにより、ロッド本体部511が貫通孔31を摺動可能となっている。なお、蓋部材3は、ボルトなどの締結部材32によってシリンダケース2の上面に固定されている。
また、シリンダケース2の下面には、板状の流体溜め部材4が設置されている。この流体溜め部材4は、図3及び図10に示すように、凹状に形成された流体溜め部41を有しており、流体溜め部材4をシリンダケース2に取り付けた状態において、シリンダケース2の各摺動室21の下面側開口が流体溜め部41に臨むように構成されている。これにより、流体溜め部41と各作動流体室22とが連通するようになっている。この流体溜め部41には、作動流体が溜められており、この作動流体としては、例えば、空気等の気体や、油などの液体を挙げることができる。また、この作動流体は、流体溜め部41内だけでなく作動流体室22内にも貯留されている。流体溜め部41には、内壁面に沿うようにシール部材42が設けられており、このシール部材42は、シリンダケース2の下面における摺動室21が形成された領域の外側でシリンダケース2の下面と当接することによって、作動流体が外部に漏出することを防止する。なお、流体溜め部材4は、ボルトなどの締結部材43によってシリンダケース2の下面に固定されている。
次に、上述した支持装置1を使用したワークの支持方法について図3を参照しつつ説明する。
まず、加工対象であるワークWを支持装置1の上方から支持装置1上に載置する、すなわち、各ピストン5の支持部513の上面によって形成される支持面にワークWを載置する。ワークWによって荷重が掛けられた各ピストン5は、当接するワークWの裏面形状に沿って下降及び上昇する。具体的には、ワークの表面形状が平坦でない場合、ワークWの下面で凸状となった部分と当接したピストン5a等が下降し、これによりこのピストン5aが設置された作動流体室22a内の作動流体が流体溜め部41へと流れ込む。流体溜め部41内へと作動流体が流れ込むことで、流体溜め部41内の作動流体が、ワークWの下面で凹状となった部分に対応するピストン5b等が設置された作動流体室22b内へと流れ込む。これにより、このピストン5bが上昇し、ピストン5bの支持部513の上面がワークWの下面に当接する。このように各ピストン5がワークWの下面形状に従って昇降するため、各ピストン5の支持部513の上面によって形成される支持面がワークWの下面に沿った形状となる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、図11及び図12に示すように、支持装置1がワークWを支持した状態で各ピストン5の相対的な昇降動作をロックするためのロック部材6を設けることができる。この場合は、まず、シリンダケース2の下面から各摺動室21(作動流体室22)の下面へと延びる連通孔23が形成されている。また、ロック部材6には、この各連通孔23と対応する位置に貫通孔61が形成されている。そして、ロック部材6は水平方向にスライド可能に設置されており、各貫通孔61が各連通孔23と整列する位置(図11)、及び貫通孔61が形成されていない部分によって連通孔23を塞ぐ位置(図12)との間でスライドすることができる。ワークWを載置して各ピストン5の支持部513の上面をワークWの下面形状に沿わせたいとき、すなわち各ピストン5を昇降させたいときは、図11に示すように各貫通孔61が各連通孔23と整列する位置にスライドさせる。これにより、各流体作動室22と流体溜め部41とが連通し、各ピストン5が昇降することができる。そして、各ピストン5がワークWの下面形状に沿った状態に配置され各ピストン5の昇降動作を停止させたいときは、図12に示すように、貫通孔61が形成されていない部分において各連通孔23を塞ぐようにロック部材6を水平方向にスライドさせる。これにより、各流体作動室22と流体溜め部41との間における作動流体の連通が遮断され、各ピストン5はその相対的な配置関係を保持することができる。
また、上記実施形態では、ピストン5は、ピストンロッド51とピストンヘッド52とを別部材として構成していたが、これらを1つの部材で構成することもできる。
また、流体溜め部41や作動流体室22内に作動流体を注入するための注入口をシリンダケース2や作動流体溜め部材4に設けることもできる。
また、上記実施形態では、支持装置1は、ピストン5の先端面が上方を向くように配置して、この支持装置1上にワークWを載置するように使用したが、特にこれに限定されるものではなく、ピストン5の先端面が水平方向を向くように支持装置1を横に向け、ワークWの側面からワークWを支持したりと、ワークWを種々の方向から支持することができる。さらには、この支持装置1を複数準備し、ワークWを上下方向や左右方向から挟持するように支持することもできる。
1 支持装置
2 シリンダケース
21 摺動室
22 作動流体室
4 流体溜め部材
41 流体溜め部
5 ピストン
51 ピストンロッド
52 ピストンヘッド

Claims (5)

  1. 複数の摺動室を有するシリンダケースと、
    前記各摺動室内において摺動可能に設置されたピストンヘッドと、
    前記ピストンヘッドの一方端側から延びるピストンロッドと、
    前記摺動室内壁面と前記ピストンヘッドの他方端面とで画定される各作動流体室に連通する流体溜め部を有する流体溜め部材と、を備え、
    前記各ピストンロッドは、先端面が前記摺動室から突出しており、
    前記各先端面は、隣接する各先端面との間隔が0mmより大きく1.0mm以下である、支持装置。
  2. 前記流体溜め部と前記各作動流体室との連通を遮断可能なロック部材をさらに備えた、請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記ロック部材は、
    前記流体溜め部材と前記シリンダケースとの間に設置され、
    前記各流体作動室と対応するよう複数の貫通孔が形成されており、
    前記貫通孔が形成されていない部分で前記流体溜め部と前記作動流体室との連通を遮断する位置と、前記各貫通孔が前記各作動流体室と整列して前記各作動流体室と前記流体溜め部とを連通させる位置との間でスライド可能である、請求項2に記載の支持装置。
  4. 前記各先端面は、正六角形である、請求項1から3のいずれかに記載の支持装置。
  5. 前記各先端面は、先端側に凸形状の湾曲面である、請求項1から4のいずれかに記載の支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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