JP3168268U - 犬用マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 粉塵などの大気中に浮遊している様々な物質から犬の鼻や喉を保護可能であり、犬の健康を維持管理可能な犬用マスクの提供。【解決手段】犬の口先部分が挿入される筒状部10と、筒状部10から犬の頭部方向に向かって延びる固定用ベルト部20と、によって、犬用マスク1を形成し、筒状部10を、先端側部分が薬液を含浸させた不織布14によって塞がれて筒体12と、筒体12を着脱可能に支承する支承体16と、によって形成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、犬の頭部に装着して使用する犬用マスクに関する。
粉塵などの大気中に浮遊している物質から鼻や喉を保護するためにマスクが広く用いられている(特許文献1を参照)。特に、近年、杉花粉による被害が広がっており、花粉症対策としてマスクを着用する人も多い。
特開2010−162209号公報
昔から人は犬を飼っており、数多くの犬が人と生活を共にしている。このため、犬も、杉花粉をはじめとする大気中に浮遊している物質の影響を受ける。しかし、人が使用するマスクは、その構造上、犬が使用するには適さない。このため、犬は鼻や口を外に露出したままでいることが多く、大気中に浮遊している様々な物質が、鼻や口から犬の体内に直接入り込んでしまうことが多い。その結果、鼻や喉を痛める犬が多く、場合によっては犬が病気になって健康を害してしまう。そして、犬に治療を受けさせる場合には、その治療費が高額となり、飼い主の負担が大きい。
本考案は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、大気中に浮遊している様々な物質から犬の鼻や喉を保護可能であり、犬の健康を維持管理可能な犬用マスクを提供することである。
本考案は、その課題を解決するために以下のような構成をとる。請求項1の考案に係る犬用マスクは、犬の頭部に装着して使用する犬用マスクであって、犬の口先部分が挿入される筒状部と、当該筒状部から犬の頭部の後ろ側に向かって延びる固定用ベルト部と、を有し、前記筒状部の先端側部分が通気性を有する素材によって塞がれている。
犬用マスクを犬の頭部に装着する際は、先ず、犬の口先部分を筒状部に挿入し、犬の鼻を筒状部の奥まで入れる。次いで、固定用ベルト部を犬の頭部の後ろ側にまわし、固定用ベルト部によって犬用マスクを犬の頭部に固定する。
犬は、筒状部の先端側部分を塞ぐ通気性を有する素材を通して、呼吸することができる。大気中に浮遊している物質は、筒状部の先端側部分を塞ぐ通気性を有する素材によって遮断される。したがって、犬が大気中に浮遊している物質を鼻や口から体内に取り込むことが防止される。
支承体は、筒状であり、たとえば、布製や紙製の素材を用いることができる。
筒状部の先端側部分を塞ぐ素材は、人のマスクに使用される素材を用いることができる。かかる素材として、たとえば、ガーゼなどの織布や不織布を挙げることができる。また、筒状部の先端側部分を塞ぐ素材は、多数の穴をあけた紙などによって形成されていても良い。
固定用ベルト部は、紐状部材によって形成されていても良いし、幅広のテープ状部材によって形成されていても良い。また、固定用ベルト部は、ゴムなどの伸縮性を有する素材によって形成されていても良いし、伸縮性を有していない素材によって形成されていても良い。
さらに、固定用ベルト部は、左右の二つの部分に分かれ、犬用マスクを犬に装着しやすいように、オスバックルとメスバックルとからなる係合部材を有している。バックルの代わりに、たとえば、面ファスナーのような係合可能な部材を用いることもできる。
請求項2の考案に係る犬用マスクは、請求項1に記載の犬用マスクであって、前記筒状部の先端側部分を塞ぐ前記素材が、殺菌剤、抗菌剤あるいは抗ウィルス剤のうちの少なくともひとつを含む薬液を含浸させた素材である。
犬は、筒状部の先端側部分を塞ぐ素材を通して呼吸し、この素材に含浸させた薬液を一緒に吸入する。そして、この素材に含浸させる薬液は、一種類の薬液であっても良いし、複数種類の薬液であっても良い。犬が大気中に浮遊しているウィルスなどを吸引することがあったとしても、吸引したウィルスなどによって犬が罹病することが防止される。
請求項3の考案に係る犬用マスクは、請求項1または請求項2に記載の犬用マスクであって、前記筒状部の先端側部分を塞ぐ前記素材が、前記筒状部の先端側部分に着脱可能に取り付けられている。
筒状部の先端側部分を塞ぐ素材を必要に応じて交換することができる。たとえば、大気中に浮遊している物質の種類に応じた対応が可能となる。また、筒状部の先端側部分を塞ぐ素材が古くなったり汚れたりしたら、これを新しいものに交換することができる。
請求項4の考案に係る犬用マスクは、請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の犬用マスクであって、前記筒状部の内面が、口を閉じた状態の犬の口先部分の外形に対応する形状を有している。
筒状部の内面が、口を閉じた状態の犬の口先部分の外形に対応する形状を有しているので、犬が口先部分を筒状部に挿入すると、犬の口は閉じた状態になってしまう。したがって、犬は口を開けて吼えたり噛み付いたりすることができない。
必要に応じて、筒状部の内面の形状を、口を閉じた状態の犬の口先部分の外形よりも若干大きくすることが可能である。筒状部の内面をかかる形状とすることで、犬の口先部分を筒状部に挿入しても、筒状部の内面と犬の口先部分との間に隙間ができる。この結果、犬用マスクを装着した犬はより楽に呼吸することができる。
請求項5の考案に係る犬用マスクは、請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の犬用マスクであって、前記筒状部は、先端側部分が通気性を有する前記素材によって塞がれている筒体と、当筒体を着脱可能に支承する支承体と、からなり、前記支承体に前記固定用ベルト部の端部が接続されている。
古くなった筒体を支承体から取り外せば、新しい筒体を支承体に取り付けて使用できる。たとえば、筒体を安価な素材で形成すれば、経済的負担を考えずに気楽にいつでも新しい筒体を使用することができる。
また、筒体と、筒体の先端側部分を塞ぐ通気性を有する素材と、を、洗濯可能な素材によって形成することができる。筒体が汚れた場合には、筒体を洗濯し、常に清潔な状態の筒体を使用することができる。そして、必要に応じて、適切な種類の薬液を、筒体の先端側部分を塞ぐ通気性を有する素材に含浸させることができる。また、支承体を洗濯可能な素材によって形成することもできる。
上記のような犬用マスクであるので、大気中に浮遊している様々な物質から犬の鼻や喉を保護することができ、犬の健康を維持管理することもできる。
犬用マスクの斜視図である。 筒体の斜視図である。 支承体と固定ベルト部の斜視図である。 犬用マスクの使用状態の説明図である。
本考案の実施の形態を図1から図4を参照しつつ説明する。
図1から図3に示すように、犬用マスク1は、筒状部10と、固定用ベルト部20と、を有する。
筒状部10は、紙製の筒体12と、布製の支承体16と、を有する。筒体12は、略円筒形をなしており、その後端側部分から先端側部分に向かって径が徐々に細くなっている。筒体12の内面は、口を閉じた状態の犬50の口先部分の外形に対応する形状を有している。
筒体12の先端側部分が、通気性を有する不織布14によって塞がれており、筒体12の後端側部分が、開放している。不織布14が、通気性を有する素材をなしている。この不織布14には、殺菌剤、抗菌剤あるいは抗ウィルス剤のうちの少なくともひとつを含む薬液を含浸させてもよい。
支承体16は、略円筒形をなしている。支承体16は、その後端側部分から先端側部分に向かって径が徐々に細くなっている。支承体16のその後端側部分と先端側部分とは、ともに開放している。
支承体16は、その内側に筒体12を挿入可能な大きさを有している。支承体16の先端の径は、筒体12の後端の径よりも小さく、支承体16の後端の径は、筒体12の先端の径よりも大きい。そして、支承体16は、筒体12の先端側部分を支承体16の先端側部分に向けて、支承体16の後端側から支承体16の内側に筒体12を挿入可能に構成されている。
固定用ベルト部20は、一対の幅広のテープ状部材22によって形成されており、各テープ状部材22の先端側部分が支承体16の後端側部分に接続されている。各テープ状部材22の先端側部分が支承体16に接続されている位置は、支承体16の周方向におよそ180度の間隔をあけて離れている。
一方のテープ状部材22の後端側部分には、オスバックル24が取り付けられており、他方のテープ状部材22の後端側部分には、メスバックル26が取り付けられている。オスバックル24とメスバックル26とは互いに係合可能に構成されており、オスバックル24とメスバックル26とによってテープ状部材22の後端側部分どうしを接続可能に構成されている。
一方のテープ状部材22の中間部分には、このテープ状部材22の長さを調節するための長さ調節機構28がある。
犬用マスク1は、上記のように構成されている。次に、犬用マスク1の使用方法と犬用マスク1が奏する作用効果とについて説明する。
図1に示すように、後出の犬50の飼い主は、先ず、筒体12の先端側部分を支承体16の先端側部分に向けて、支承体16の後端側から支承体16の内側に筒体12を挿入する。そして、図4に示すように、犬50の口を閉じさせ、犬50の鼻から口先部分を筒体12内に挿入する。
犬50の口先部分を筒体12内に挿入したら、テープ状部材22を犬50の頭部51の後ろ側へまわす。そして、オスバックル24とメスバックル26とを互いに係合させて、頭部51の後ろ側でテープ状部材22の後端側部分どうしを接続し、犬用マスク1を頭部51に固定する。長さ調節機構28によって固定用ベルト部20の全体の長さを調節してやれば、犬用マスク1は頭部51にしっかりと固定される。
犬50は、筒体12の先端側部分の不織布14を通して呼吸することができる。大気中に浮遊する物質は、不織布14によって遮断される。したがって、犬50が大気中に浮遊する物質を鼻や口から体内に取り込むことが防止される。
また、犬50は、不織布14に含浸させた薬液を一緒に吸入する。犬50が、大気中に存在しているウィルスなどを吸引することがあったとしても、犬50が罹病することが防止される。
また、筒体12の内面が、口を閉じた状態の犬50の口先部分の外形に対応する形状を有しているので、犬用マスク1を装着した犬50は、口を開いて吠えたり噛み付いたりすることができない。したがって、犬50の無駄吠えなどを防止することができる。
飼い主は、古くなった筒体12を交換することによって、常に新しく清潔な筒体12を使用することができる。また、筒体12を交換する際、支承体16を洗濯して綺麗にすることができる。
上記のような犬用マスクであるので、飼い主が飼い犬の健康を維持管理するうえでの補助具として有用である。
1 犬用マスク
10 筒状部
12 筒体
14 不織布
16 支承体
20 固定用ベルト部
22 テープ状部材
24 オスバックル
26 メスバックル
28 長さ調節機構
50 犬
51 犬の頭部

Claims (5)

  1. 犬の頭部に装着して使用する犬用マスクであって、
    犬の口先部分が挿入される筒状部と、当該筒状部から犬の頭部の後ろ側に向かって延びる固定用ベルト部と、を有し、
    前記筒状部の先端側部分が通気性を有する素材によって塞がれていることを特徴とする犬用マスク。
  2. 前記筒状部の先端側部分を塞ぐ前記素材が、殺菌剤、抗菌剤あるいは抗ウィルス剤のうちの少なくともひとつを含む薬液を含浸させた素材であることを特徴とする請求項1に記載の犬用マスク。
  3. 前記筒状部の先端側部分を塞ぐ前記素材が、前記筒状部の先端側部分に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の犬用マスク。
  4. 前記筒状部の内面が、口を閉じた状態の犬の口先部分の外形に対応する形状を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の犬用マスク。
  5. 前記筒状部は、先端側部分が通気性を有する前記素材によって塞がれている筒体と、当筒体を着脱可能に支承する支承体と、からなり、
    前記支承体に前記固定用ベルト部の端部が接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の犬用マスク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180000699U (ko) * 2016-08-31 2018-03-08 한성만 애완동물용 마스크
WO2019035524A1 (ko) * 2017-08-18 2019-02-21 조규리 애완동물용 마스크
KR20200000280U (ko) * 2018-07-26 2020-02-05 심선기 반려동물용 미세먼지 마스크

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