JP3167873U - 包装グミキャンディ - Google Patents

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【課題】従来より問題となっていた流通時における外部からの衝撃によるセンター部の漏れ出しを顕著に改善し、携帯性にも優れた包装グミキャンディを提供すること。【解決手段】保形性の弱いセンター部とそれを包含するシェル部とからなる円錐台形状のグミキャンディが、該円錐台形の軸方向に一列に整列した状態で複数個包装された包装グミキャンディ。前記グミキャンディのセンター部は強い酸味を有するものが含まれる。【選択図】図2

Description

本考案は、複数のグミキャンディを包装した菓子に関する。
グミキャンディは、糖質とゼラチンを主体とする菓子として世界中の幅広い人々に認知されており、噛み応えのある弾力性の食感と風味を楽しむ菓子として親しまれている。中でも、刺激や爽快感の得られる酸味の強いグミキャンディは人気があり、さらなる酸味のインパクトが求められている。
しかし、通常、グミキャンディは耐酸性が弱く、吸湿による耐久力にも乏しいため、強い酸味の付与は非常に困難であった。酸味を比較的強く感じられる市販のグミキャンディとして、カンロ株式会社製「ピュレグミ」(登録商標)、ノーベル製菓株式会社製「ノーベルサワーズ」(登録商標)、ユーハ味覚糖株式会社製「シゲキックス」(登録商標)等が挙げられるが、いずれのグミキャンディも酸味の付与はコーティングによるものであり、グミキャンディ自体に強い酸味を有するものではない。また、前記のようにコーティングにより酸味を付与する場合においては、コーティング部分に含まれるクエン酸をはじめとする有機酸は、吸湿・べとつきの原因となり、少量の使用に限定されていた。
一方で、グミキャンディのセンター部(中心部)がゾルもしくは保形性の弱いゲルであり、該センター部に強い酸味を持たせることにより、噛んだときに酸味を強く感じさせるグミキャンディも存在する。該グミキャンディにおいて、酸味を強く感じさせるためにはセンター部が軟らかく口溶けよいことが必要であるが、しかしセンター部の強度の弱さから、グミキャンディの外部に力が加えられた場合には、センター部がグミキャンディ表面に漏れ出すことが問題となっていた。
また、噛むと中からソースが出てくるセンター入りグミキャンディも存在するが、これらも同様にセンター部が漏れ出し易く、品質の安定化が課題となっていた。
センター部とシェル部(外層部)を有するセンター入りグミキャンディの製造方法は、ダブルノズルによるダブルデポジッター(2液体充填装置)でセンター部とシェル部とをスターチベッドの凹部に同時に充填する方法で製造している。しかし、充填後にセンター部がシェル部との比重差により浮上もしくは沈降する現象がしばしば起こり、それにより製品のシェル層の厚みの大小が部分的に生じ、圧力や衝撃が加わったときにシェルの薄くなった部分が破れやすく、流通後の商品形態としてもシェルが破れてセンター部が漏れ出し易い構造のものが市販されているのが現状である。前記問題を解決する方法としては、下部、センター部、上部からなるグミ生地の比重差を利用してセンター部を中央に留める方法(特許文献1参照。)が提案されているが、ダブルデポジッターに加えてもう一つシングルデポジッターの設備を必要とする。
一方で、グミキャンディの包装体は、小袋に規則性なく複数個収容された形態が一般的である。その他の形態としては、チャック袋に小粒のグミキャンディが複数個充填されたユーハ味覚糖株式会社製「ぷっちょ(登録商標)グミ」や、円柱状の袋に略円柱状のセンター部のないグミキャンディが複数個整列して収容されたハリボー社製「ROULETTE」、ユーハ味覚糖株式会社製「かむシゲキックス(登録商標)スティック」等がある。
特開平5−68481号公報
本考案は、センター入りグミキャンディにおいて、従来より問題となっていた流通時における外部からの衝撃によるセンター部の漏れ出しを顕著に改善し、携帯性にも優れた包装グミキャンディを提供するものである。
上記課題を解決すべく、本考案者らは、センター入りグミキャンディの形状を円錐台形状に設計し、複数個のグミキャンディを円錐台形状の軸方向に一列に整列させた状態で包装する構成をとることにより本考案を完成させた。
即ち、本考案の要旨は、
(1)保形性の弱いセンター部とそれを包含するシェル部とからなる円錐台形状のグミキャンディが、該円錐台形の軸方向に一列に整列した状態で複数個包装された包装グミキャンディ、
(2)前記グミキャンディのセンター部が強い酸味を有する前記(1)に記載の包装グミキャンディ
に関する。
本考案により、携帯性よく衝撃に強い包装グミキャンディを得ることができるため、保形性の弱いセンター部を有するセンター入りグミキャンディでも流通後に高い品質を保つことが可能となる。
本考案で用いるグミキャンディ1の傾斜図である。 本考案の包装グミキャンディ7の平面図である。 実施例1で製造された包装グミキャンディ7の平面図である。
本考案に係る包装グミキャンディは、図1に示すように保形性の弱いセンター部2とそれを包含するシェル部3とからなる円錐台形状のグミキャンディ1が、図2に示すように該円錐台形の軸方向に一列に整列した状態で複数個包装されたものである。なお、図2では、包装体8内部のグミキャンディ1(a)〜グミキャンディ1(e)の位置を見易くするために各グミキャンディは実線で記載する。
本考案において、グミキャンディ1のシェル部3の組成は、糖質、ゼラチンを主体とする一般的なグミキャンディの組成であればよい。また、必要に応じて、ゲル化剤、酸味料、香料、果汁、着色料等を使用してもよい。
本考案におけるグミキャンディ1のセンター部2は、保形性が弱いものである。ここで、保形性が弱いとは、シェル部3と比べて保形性が弱い状態を言う。
このようなセンター部2としては、例えば、シェル部3と同様に、糖質、ゼラチンを主体とする一般的なグミキャンディとして、その保形性を弱めるために組成を調整したものであればよい。また、ゼラチンを用いずにゲル化剤や増粘剤によるゾルもしくはゲルとしてもよい。必要に応じて、ゲル化剤、酸味料、香料、果汁、着色料等を使用してもよい。中でも、センター部2の味にインパクトをもたせるために、酸味料を入れて強い酸味をセンター部2に付与させることが好ましい。
なお、センター部2の形状としては、図1で示すように略球状であればよいが、その断面積が楕円状、液滴のような形状であってもよい。
図1に示すように、グミキャンディ1は、上面4、底面5および側面6からなる円錐台形の形状を有する。
上面4と底面5とは略円状となっている。また、上面4は底面5と比べて面積が小さいように形成されている。なお、上面4と底面5の直径については、それぞれ口に入れられるサイズであればよく、特に限定はないが、例えば、上面4の直径を12〜24mmの範囲、底面5の直径を14〜26mmの範囲に調整することが挙げられる。
上面4と底面5との間の長さ(高さ)についても口に入れられるサイズであればよく特に限定はないが、6〜15mmの範囲に調整することが挙げられる。
本考案の包装グミキャンディ7は、図2に示すように、前記グミキャンディ1が円錐台形の軸方向に一列に整列した状態で複数個が包装体8により包装されている。
円錐台形の軸方向に一列に整列したグミキャンディ1の状態とは、円錐台形の上面および底面の円のそれぞれの中心を結ぶ軸方向が略同一となるように、それぞれのグミキャンディ1どうしが整列していることをいい、具体的には、複数のグミキャンディ1が上面どうし、底面どうしまたは上面と底面とを面接触させながら整列している状態をいう。
例えば、図2に示すような配置が挙げられる。図2においては、グミキャンディ1(a)〜1(e)の順に合計5個のグミキャンディ1が左側から右側にかけて円錐台形の軸方向に一列に整列している。
そして、左端のグミキャンディ1(a)の底面はグミキャンディ1(b)の底面と面接触している。このグミキャンディ1(b)の上面はグミキャンディ1(c)の上面と面接触している。このグミキャンディ1(c)の底面はグミキャンディ1(d)の上面と面接触しており、このグミキャンディ1(d)の底面とグミキャンディ1(e)の上面が面接触している。
センター入りグミキャンディは、製造時、グミキャンディベースの充填時のセンター部とシェル部の比重差により、スターチベット上でセンター部の浮上もしくは沈降が起こり易く、その時、上面もしくは底面のシェル層が薄くなる問題が発生する。そのため、製造時において成形用型であるスターチベット上での上面部(本考案で用いるグミキャンディでは、円錐台形の底面に相当)もしくは下面部(本考案で用いるグミキャンディでは、円錐台形の上面に相当)からのセンターの漏れ出しが起こり易い。本考案では、上記のように複数個の円錐台形グミキャンディを円錐台形の軸方向に一列に整列させた状態で包装することにより、該グミキャンディの上面どうし、底面どうし、または上面と底面とを面接触させることで、流通時において生じる外部からの衝撃が上面4または底面5に伝わり難くすることが可能となり、センター部の漏れ出しを抑制できる。また、該グミキャンディが整列することにより、包装体における側面からの耐衝撃性が向上する。また、上記のような配置を取ることで、従来品のように袋中にグミキャンディをその位置を決めずに入れただけの状態と比べて、グミキャンディを入れるスペースを低減させることができ、携帯性にも優れることになる。
なお、包装グミキャンディ7中のグミキャンディ1の面接触のタイプとしては、図2に示すようにランダムになっていてもよいし、例えば、グミキャンディ1(c)〜グミキャンディ1(d)のように上面と底面どうしが接触するように揃えていてもよい。
また、前記グミキャンディ1どうしの面接触の状態としては、上面および/または底面の全面または一部が接触していればよい。また、前記面どうしの間が離れていてもよいが、この隙間は、包装グミキャンディ7を上下左右に向きを変えたときに、包装体8内で各グミキャンディ1の向きが大きく変化して、面接触できないような向きに変わらない程度であればよい。
なお、前記グミキャンディの整列は、例えば、一つのグミキャンディの上面または底面に別のグミキャンディの上面または底面を接触させることを繰り返すことで行うことができるし、予め上面又は底面の向きを揃えたグミキャンディどうしを一度に接触させることで行うことができる。これらの整列は機械で自動的に行えばよい。
また、包装グミキャンディ7に含まれるグミキャンディ1の数としては、グミキャンディ1の大きさによって一概に限定できないが、携帯性に優れる観点からは、20個以下とするのが好ましい。
前記包装グミキャンディ7で使用される包装体8は、図2に示すように、1列に整列したグミキャンディ1の周囲、すなわち側面6および、両端にあるグミキャンディ1(a)およびグミキャンディ1(e)の上面又は底面を被覆している。
前記包装体8により包装することで、特にグミキャンディ1(a)〜グミキャンディ1(e)の側面6は、外部からの衝撃を受け難くなる。
包装体8の材料としては、食品分野で使用されるプラスチックフィルムが使用されるが、特に限定はない。
また、包装手段としては、図2に記載のように、複数個のグミキャンディ1を一列に並べた状態で包装できる包装装置を用いればよく、特に限定はない。
また、前記包装体8の長軸方向の端部は、略線状に包装されていればよいが、指の力で簡単に包装体8を開き易くするために、図2に示すように略山形状などの切り裂き易い形状を付与していてもよい。
前記のような構成を有する包装グミキャンディは、以下の実施例1に記載のようにして製造することができる。
(A)シェル部グミシロップとして、砂糖50部と水飴50部を煮詰めたものにゼラチン9部、クエン酸2部、レモン香料0.2部、レモン果汁1部を添加し、糖度73%に調整した。
(B)センター部グミシロップとして、砂糖50部と水飴50部を煮詰めたものにゼラチン4部、クエン酸12部、レモン香料0.2部、レモン果汁1部を添加し、糖度を73%に調整した。
一方、スターチベッドに円錐台形の石膏型を用いて、グミシロップ充填用の円錐台形の凹部(底面の直径約18mm、上部の開口部約19mm、高さ約11mm)を準備した。
充填に関しては、ダブルデポジッターで(A)シェル部グミシロップ4.0gと(B)センター部グミシロップ0.6gを、準備しておいたスターチベットに同時充填した。
室温で48時間乾燥させた後、スターチを取り除き、少量の油を用いてグミキャンディ表面をコートした。
12個の円錐台形グミキャンディを、円錐台形の軸方向に一列になるように接触させながら整列させ、自動包装機を用いてポリプロピレンシートで12個まとめてピロー包装し、図3に示すような包装グミキャンディ7を得た。
こうして得られた包装グミキャンディ7は、携帯性よく、外部からの衝撃にも強いグミキャンディであった。
1 グミキャンディ
2 センター部
3 シェル部
4 上面
5 底面
6 側面
7 包装グミキャンディ
8 包装体

Claims (2)

  1. 保形性の弱いセンター部とそれを包含するシェル部とからなる円錐台形状のグミキャンディが、該円錐台形の軸方向に一列に整列した状態で複数個包装された包装グミキャンディ。
  2. 前記グミキャンディのセンター部が強い酸味を有する請求項1に記載の包装グミキャンディ。
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