JP3167431U - 熱取入戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】夏の暑い日に冷房機を止めて外の空気を採り入れる網枠を用いると同様に、冬の寒い日で日当たりの良い室内に、暖房せずに、太陽の熱を充分に採り入れて室内の暖さを保つことができる熱取入戸を提供する。【解決手段】本熱取入戸1は、引き違い状の複層ガラス枠3、3と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面4を塞ぐ網戸5の網に代えて太陽熱を通す素材を張ったことを特徴とし、室内に太陽熱の暖かさを充分に採り入れられるように構成した。また、前記太陽熱を通す素材を透明プラスチックシートを張って軽量化してもよく、前記網戸の網に重ねて太陽熱を通す素材を張って網戸と熱取入戸とを一体化してもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、太陽熱を室内に採り入れることのできる熱取入戸に関するものである。
一般に、エコ住宅は、特開2000−120341号公報にも記載があるように、居室の窓または出入口に、複層ガラス枠(サッシ枠にガラス板を二重に気密に嵌め、中間を空気層としたもの)を引き違い状にたてている。前記複層ガラス枠は断熱性に優れ、その室内での暖房効率が良い。
このような、エコ住宅では、夏の暑い日の冷房効果にも優れているが、時には、冷房をしないで、外の空気を採り入れたいこともある。この要求に応えて引き違い状の複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐように網戸を設けていることが多い。網戸は複層ガラス枠を開けたときの開放面から外気を採り入れる一方、蚊や餓が室内に入ることを有効に防ぐ目的がある。
特開2000−120341号公報
しかしながら、上記エコ住宅に用いている複層ガラス枠は、確かに、断熱性に優れ、暖房効率や冷房効率を良くするが、冬の寒い日にあっても、複層ガラス枠にて内と外とが仕切られた居室は、たとえ日当たりの良い場所でも、暖房機を作動させていないと、室内が寒いということが言われていた。これは断熱性に優れた複層ガラスは室内の暖かさを外に逃がさない反面、外の熱(太陽熱)も遮断して室内に入れないからである。
本考案は、上記の点に鑑みて創出したもので、その目的とするところは、夏の暑い日に冷房機を止めて外の空気を採り入れる網戸を用いるのと同様に、冬の寒い日で日当たりの良い室内では、暖房せずに、太陽熱を充分に採り入れて室内の暖さを保つことができる熱取入戸を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の熱取入戸は、引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ったことを特徴とし、室内に太陽熱の暖かさを充分に採り入れられるように構成した。
また、請求項2に記載の熱取入戸は、引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ってなり、該太陽熱を通す素材が透明プラスチックシートであることを特徴とし、太陽熱を通す素材の軽量化が図れるように構成した。
さらに、請求項3に記載の熱取入戸は、引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に重ねて太陽熱を通す素材を張ったことを特徴とし、網戸と熱取入戸とを一体化し、冬はそのまま使用し、夏は太陽熱を通す素材を除去して網のみを残して利用できるように構成した。
本考案によれば、引き違いの複層ガラス枠の一方が他方に重なるように移動させ、その移動により開いた開放面に、本願熱取入戸を移動すると、室内と外とが太陽熱を通す素材により仕切られ、太陽熱が通り抜けるため、暖房機の作動を停止させても太陽熱により室内を暖かく保つことができるという優れた効果を奏するものである。
また、請求項2に記載の考案によれば、太陽の熱を通す素材としては透明ガラスもあるが、透明プラスチックシートにすることにより全体の軽量化が図れるという優れた効果を奏するものである。
さらに、請求項3に記載の考案によれば、網戸と熱取入戸とを一体化し、冬はそのまま使用し、夏は太陽の熱を通す素材を除去することにより網戸となるように使うことができるという優れた効果を奏するものである。
次に、本考案の実施態様を添付図面に基づいて説明する。図1は本願熱取入戸で複層ガラス枠の開放面を塞いだ状態を示す略示的平面図、図2は網戸を示し、(a)は部分平面図、(b)は網の取付部の拡大断面図、図3は網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ったもので、(a)は部分平面図、(b)は素材の取付部の拡大断面図、図4は複層ガラス枠を閉じた状態の略示的平面図、図5は網戸の網に重ねて太陽熱を通す素材を張ったもので、(a)は部分平面図、(b)は素材の取付部の拡大断面図、図6は太陽熱を通す素材として板物を用いた場合で、(a)は部分平面図、(b)は拡大断面図、図7は太陽熱を通す素材として板物を用いた場合の他の例で、(a)は固定部の部分斜視図、(b)は網と板物とを重ねた状態の部分断面図である。
本願熱取入戸1は、図1の如く、居室の窓(又は出入口)2に、引き違い状に嵌めた複層ガラス枠3の開放面4を塞ぐように位置させている。該本願熱取入戸1は、図2(a)の如く、網戸5のアルミ製のサッシ枠5aの枠周に設けた凹溝5bにゴム製Oリング5cにより図2(b)の如く、固定していた網5dを取り外し、その網戸5の網5dに代えて図3(a)及び(b)の如く、太陽熱を通す素材6を同じ凹溝5bにゴム製Oリング5cにより張っている。勿論、本願熱取入戸1の専用のサッシ枠を用意してもよい。
前記本願熱取入戸1は、網戸5を使用する時期になったときは物置などにしまっておいた網をサッシ枠に張って網戸に戻して使用してもよいが、本願熱取入戸1と網戸5とをそれぞれ別個に用意し、夏には網戸、冬には本願熱取入戸1の如く、使い分けるようにすることもある。この場合には、使わない時期には物置などに保管されることとなる。
前記複層ガラス枠3、3は、図1の如く、複層用サッシ枠3aに2枚のガラス板3b、3cを、気密に嵌め、中間に空気層3dを設けてなり、高い断熱性を有している。したがって、図4の如く、複層ガラス枠3、3を互いに引き違い状に居室の窓(又は出入口)2を、閉じてしまうと、居室の内Aと外Bとが熱的に断熱され、居室の内Aは暖房機の暖房効率が高くなる一方、冬の寒い日に、たとえ日当たりが良好でも、暖房機を作動させていないと室内が寒いということになる。すなわち、断熱性に優れた複層ガラス枠3、3は室内の暖かさも外に逃がさない反面、外Bの熱(太陽熱)をも遮断してしまうこととなるからである。なお、図面上では複層ガラス枠3、3間には隙間を持つが、現実にはかかる隙間が出来ないようにしている。
前記本願熱取入戸1は、図5の如く、網戸5の網5dに重ねて太陽熱を通す素材6を張ってもよい。この場合、図面上では、サッシ枠5aの枠周に設けた網用の凹溝5bの外側にさらに凹溝5b′を設け、太陽熱を通す素材6をOリング5c′により固定するようにしている。なお、図示していないが、網5dと太陽熱を通す素材6とを重ね、網用の凹溝5bにOリング5cにより一緒に固定してもよいことは勿論である。この場合には、冬はそのまま使用しても良いが、夏は太陽熱を通す素材6を除去して網のみを残して利用することとなる。除去した素材6は次の使用時期まで物置等にしまわれる。
前記太陽熱を通す素材6としては、ガラス板もあるが、透明プラスチックシートを用いると、丈夫であるほか、材質的に軽量化が図れる点で優れている。透明プラスチックシートはクリアな透明ばかりでなく、半透明でも着色透明でもよい。あるいは模様や絵柄を付したものでもよい。勿論、軽量化のためであれば、不織布を単独利用してもよいし、プラスチックシートと不織布との複合品でもよい。
前記透明プラスチックシートとしては、アクリル板のような板物6′を用いることもある。たとえば、図6(a)の如く、サッシ枠5aの枠周に、前記板物6′の厚さ相当の段部5eを下面に有する当て板5fをビス5gで固定してもよい。また、図7(a)の如く、サッシ枠5aのレールが使えるサッシ枠5a′の表面に前記板物6′の両端縁6″を挿入できる襞部5hを設けて袋状に構成してもよい。また、このサッシ枠5a′に、図7(b)の如く、予め、網5dを張っておき、前記襞部5hの袋内に板物6′を挿入するようにしてもよい。なお、前記アクリル板のような板物6′の厚さは自由に決定される。
本願熱取入戸は、引き違いの複層ガラス枠の一方を他方に重なるように移動させ、その移動により開いた開放面を塞ぐように使用し、居室の内と外とを太陽熱を通す素材により仕切り、該素材に太陽が当たることにより熱が通り抜けて暖房機の作動を停止させても太陽熱により室内を暖かく保つことができるようにしたもので、家庭用は勿論、産業上の利用可能性も極めて高いものである。
本願熱取入戸で複層ガラス枠の開放面を塞いだ状態を示す略示的平面図である。 網戸を示し、(a)は部分平面図、(b)は網の取付部の拡大断面図である。 網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ったもので、(a)は部分平面図、(b)は素材の取付部の拡大断面図である。 複層ガラス枠を閉じた状態の略示的平面図である。 網戸の網に重ねて太陽熱を通す素材を張ったもので、(a)は部分平面図、(b)は素材の取付部の拡大断面図である。 太陽熱を通す素材として板物を用いた場合で、(a)は部分平面図、(b)は拡大断面図である。 太陽熱を通す素材として板物を用いた場合の他の例で、(a)は固定部の部分斜視図、(b)は網と板物を重ねた状態の部分断面図である。
1 本願熱取入戸
2 居室の窓(又は出入口)
3 複層ガラス枠
4 開放面
5 網戸
5a、5a′ サッシ枠
5b、5b′ 凹溝
5c、5c′ ゴム製Oリング
5d 網
5e 段部
5f 当て板
5g ビス
5h 襞部
6 太陽熱を通す素材
6′ 板物
6″ 板物の両端縁
A 居室の内
B 居室の外

Claims (3)

  1. 引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ったことを特徴とする熱取入戸。
  2. 引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に代えて太陽熱を通す素材を張ってなり、該太陽熱を通す素材が透明プラスチックシートであることを特徴とする熱取入戸。
  3. 引き違い状の複層ガラス枠と、該複層ガラス枠の一方を他方に重ねるように移動させて作られた開放面を塞ぐ網戸の網に重ねて太陽熱を通す素材を張ったことを特徴とする熱取入戸。
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