JP3166114U - 白色光ledパッケージ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、補色光を使用し、回路基板上に直接チップ実装を行うという2種類の技術により、良好な白色光の演色指数と優れたLEDチップの放熱効果を兼ね備える白色光LEDパッケージ構造を提供する。【解決手段】本考案の提供する白色光LEDパッケージ構造は主に、回路基板と、回路基板表面上に設置されて被覆エリアを形成するフレームと、被覆エリアに複数個の実装された低出力の主色光LEDチップと補色光LEDチップと、被覆エリア内に充填された蛍光粉と、被覆エリア内の開放端を覆う保護層を含む。また、各主色光LEDチップと補色光LEDチップは複数個のワイヤと回路基板の金属配線を通じて電気的接続している。【選択図】図2b
Description
本考案はLEDパッケージ構造に関するものであって、特に高い演色性を有する白色光LEDパッケージ構造に関するものである。
発光ダイオード(LED)はそれ自体の光学特性による多くの長所を有する。例えば、非常に長い使用寿命、極めて低い消費電力、冷光の有する安全防火効果、無騒音、紫外線放射等がその長所であり、LED照明器具は既存の照明器具に取って代わるのは逆らえない傾向である。
現在生産されている白色光源のLEDパッケージ構造は2種類に区分される。1つは補色光を利用してLEDの演色指数を高め、その実施方法は、まず高出力且つ異なるスペクトルを兼ね備えた複数個の表面実装発光ダイオード素子(SMD−LED)を取ってから、各SMD−LED10の構造は図1aに示すように表面実装技術を利用して、図1bに示すように、白色光源のLEDパッケージ構造12を構成する。つまり、この種のLEDパッケージ構造は数個の異なる波長のSMD−LEDを組み合わせることで全体の白色光の演色指数を高める。例えば、図1bでは、2つの高出力白色光SMD−LEDの中間に1つの高出力赤色光SMD−LEDを混ぜる方式を採用し、全体の演色指数を高める。しかし、このような状況下では、高出力SMD−LEDのチップ13はまず接着層14を通じて支持部15上に接合してから、接着層16を通じて支持部15を回路基板17に接合する。このため、少なくとも2度の接合プロセスを経る必要があり、より大きな接触熱抵抗が生じてしまう。熱抵抗が大きいほど稼動中のチップは急速に温度が上昇し、信頼性は低くなる。この現象は高いワット数の白色光源のLEDパッケージ構造が集まった際に発生し、より顕著である。また、同じ電力のSMD−LEDを使用して低出力の白色光LEDパッケージ構造を集めた場合は、光出力がより低くなる問題がある。
もう1つの高出力白色光LEDパッケージ構造は、複数個の低出力青色光LEDを集め、被覆エリア内の赤緑蛍光粉と赤色蛍光粉を組み合わせて充填し、演色指数を高める。しかし、この構造では、演色指数を高めた後光出力が低下することがしばしば起こる。
これらの点を考慮し、上述した公知技術の欠点に対して、本考案は新しい白色光LEDパッケージ構造を提案し、上述の問題を克服する。本考案の主な目的は、補色光の使用及びチップの回路基板上への直接実装(Chip on board,COB)という2種類の技術を組合せ、良好な白色光演色指数を獲得して優れたLEDチップの放熱効果を兼ね備えた白色光LEDパッケージ構造を提供することである。
本考案のもう1つの目的は、白色光LEDパッケージ構造を提供し、白色光LEDパッケージ構造全体にかかるコストを低下させることである。
本考案の更なる目的は、使用する主色光LEDチップのワット数電力と、顧客が必要とする演色指数に基づいて、補色光LEDチップの数量調整を行う白色光LEDパッケージ構造を提供することである。
上述の目的を達成するため、本考案の提案する白色光LEDパッケージ構造は、回路基板を含み、回路基板の表面上にフレームを設置し、被覆エリアを形成する。被覆エリア内の回路基板上にはM個の低出力の主色光LEDチップとN個の低出力の補色光LEDチップを実装する。各主色光LEDチップと補色光LEDチップは数個のワイヤと回路基板の金属配線を通じて電気的接続しており、M>N>0である。被覆エリア内には更に蛍光粉を充填し、上述のLEDチップの光線を吸収し、光で誘起された発光効果をもたらす。被覆エリアの開放端は保護層で覆われている。
本考案の白色光LEDパッケージ構造は、補色光の使用によって、白色光の演色指数を高めるだけでなく、接着層を使用して、LEDチップの放熱時に発生する接触熱抵抗を減少するのに有効であり、LEDチップ化同時に熱を排出する速度を速めることができる。また、本考案の白色光LEDパッケージ構造は全体的に比較的シンプルで、白色光LEDパッケージ構造のコストを低下させることができる。
また、本考案の白色光LEDパッケージ構造は、使用する主色光LEDチップのワット数電力と、顧客が必要とする演色指数に基づいて、補色光LEDチップの数量調整を行うことができる。
本考案の構造特徴と達成される効果の更なる理解と認識のため、図面を参照しながら好ましい実施例を挙げて以下に詳細に説明する。
本考案は、補色光を使用して演色指数を高め、チップを回路基板上への直接実装(Chip on board,COB)するという2種類の技術を組合せ、良好な白色光演色指数を獲得して優れたLEDチップの放熱効果を兼ね備えた、新しい白色光LEDパッケージ構造である。
以下は本考案の具体的実施例であるが、これによって本考案がこの実施例に基づく実施のみに限定されることはない。
図2aは考案の白色光LEDパッケージ構造の実施例平面図であり、図2bは図2aのA−A’線断面図である。この実施例中では、低出力の赤色光LEDチップを以って補色光LEDチップとし、低出力の青色光LEDチップを以って主色光LEDチップとする。
図が示すように、本考案の白色光LEDパッケージ構造20は、放熱効果を有する回路基板22を含み、回路基板22の表面上には、フレーム24を設置して被覆エリア26の境界を区切る。被覆エリア26内の回路基板22上にはM個の低出力の青色光LEDチップ28とN個の低出力の赤色光LEDチップ30を実装し、各青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30はCOB方式を採用して直接回路基板22上に接着し、M>N>0である。また、被覆エリア26内には蛍光粉32を充填し、上述の赤色光と青色光LEDチップ30、28の光線を吸収して、光で誘起された発光効果が生じる。複数個のワイヤ34は、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30と回路基板22の金属配線33が電気的接続を形成するのに用いられる。保護層36は、被覆エリア26の開放端を覆い、導線34と青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30と蛍光粉32をフレーム24と保護層36と回路基板22の間に封止する。
本考案の青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30はCOB方式を採用して直接回路基板22上に接着するので、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30の稼動時に発生する熱は直接回路基板22に送られて放出される。このようにして、赤色光と青色光のLEDチップ30、28の温度による稼動の失敗が発生する確率を大幅に低下させる。
上述の蛍光分32はイットリウムアルミニウムガーネット蛍光粉であってもよい。青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30の出力は3ワット〜70ワットである。
他にも、この実施例中では、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30の配列方式は、複数個の青色光LEDチップ28中に1つの赤色光LEDチップ30を挿入して一列とし、この列の青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30は直列接続を採用する。
また、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30の回路基板22上への接着は、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30の底面上に接着層38を設置して、青色光LEDチップ28と赤色光LEDチップ30を回路基板22上に接着する方式を採用する。この接着層38ははんだ層であることができる。
上述では本考案の好ましい実施例を開示したに過ぎず、本考案の実施範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で加えた形状、構造、特徴など各種の変更や潤色は全て、本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれる。
10 SMD−LED
10 LEDパッケージ構造
13 チップ
14 接着層
15 支持部
16 接着層
17 回路基板
20 白色光LEDパッケージ構造
22 プリント基板
24 フレーム
26 被覆エリア
28 青色光LEDチップ
30 青色光LEDチップ
32 蛍光粉
33 金属配線
34 ワイヤ
36 保護層
38 接着層
10 LEDパッケージ構造
13 チップ
14 接着層
15 支持部
16 接着層
17 回路基板
20 白色光LEDパッケージ構造
22 プリント基板
24 フレーム
26 被覆エリア
28 青色光LEDチップ
30 青色光LEDチップ
32 蛍光粉
33 金属配線
34 ワイヤ
36 保護層
38 接着層
Claims (8)
- 回路基板と、
前記回路基板表面に設置され、被覆エリアを形成するフレームと、前記被覆エリア内の前記回路基板上に実装され、M>N>0であるM個の低出力の主色光LEDチップとN個の低出力の補色光LEDチップと、前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップと回路基板の金属配線が電気的接続を形成するのに用いられる複数個のワイヤと、
前記被覆エリア内に充填される蛍光粉と、
前記被覆エリア内の開放端を覆う保護層と、
を含むことを特徴とする白色光LEDパッケージ構造。 - 前記蛍光粉がイットリウムアルミニウムガーネット蛍光粉であることを特徴とする、請求項1に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップの配列は、複数個の前記主色光LEDチップの中間に1つの前記補色光LEDチップを挿設し一列とする方式を採用することを特徴とする、請求項1に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記配列の前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップは直列接続を採用することを特徴とする、請求項3に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップの出力は3ワット〜70ワットであることを特徴とする、請求項1に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップの底面上に接着層を設け、前記主色光LEDチップと前記補色光LEDチップを前記回路基板上に実装することを特徴とする、請求項1に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記接着層ははんだ層であることを特徴とする、請求項6に記載の白色光LEDパッケージ構造。
- 前記主色光LEDチップは青色光LEDチップであり、前記補色光LEDチップは赤色光LEDチップであることを特徴とする、請求項1に記載の白色光LEDパッケージ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010008032U JP3166114U (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 白色光ledパッケージ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010008032U JP3166114U (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 白色光ledパッケージ構造 |
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JP3166114U true JP3166114U (ja) | 2011-02-17 |
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Family Applications (1)
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JP2010008032U Expired - Lifetime JP3166114U (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 白色光ledパッケージ構造 |
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JP (1) | JP3166114U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012227249A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Citizen Electronics Co Ltd | Ledパッケージ |
-
2010
- 2010-12-09 JP JP2010008032U patent/JP3166114U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012227249A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Citizen Electronics Co Ltd | Ledパッケージ |
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