JP3165960U - 携帯用芳香放出容器 - Google Patents

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粟村 惠
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【課題】棒状の芳香発生材を簡単に収納することができ、必要に応じて芳香の放出量を変えることが可能な携帯用芳香放出容器を提供する。【解決手段】棒状の芳香発生材の収納スペースと、芳香放出用の小窓を有する。小窓からの芳香の放出量調節機能を備え、容器の形態がペンダント、ストラップ、筆記具などの身の回りの携帯品である。【選択図】図2

Description

本考案は、棒状の芳香発生材の収納スペースと芳香放出用の小窓を有する携帯用芳香放出容器に関する。
お香や香水を携帯して簡単に香りを楽しむ道具としては、粉末状香料などを布製の袋に収納したもの、アクセサリーのペンダントヘッドに香水を入れたもの、スプレータイプの芳香発生器などが知られているが、芳香には好き嫌いがあり、香りが強すぎると、職場、レストラン、満員電車などでは周囲に迷惑なこともある。しかし、職場や人混みの中で迷惑が掛からないように手軽に使える携帯用芳香放出容器は見当たらない。
特許文献1には、芳香窓を有する芳香板ケースに芳香板を収納した携帯用小型芳香器が開示されているが、芳香板に液状の香料を染み込ませて用いる必要がある上に、芳香板を洗浄しなければならず使い勝手が良くない。更に、芳香窓の大きさは変えられず芳香の放出量を調節することはできない。
また、液状の芳香発生材は揮発性が高いため長時間楽しめないし、お線香や細い棒状のお香は1本では折れやすいが、1本だけ入れて携帯できる容器もなかった。
特開平8−131528号公報
本考案は、棒状の芳香発生材を簡単に収納して芳香を放出することができ、更には必要に応じて芳香の放出量を変えることが可能な携帯用芳香放出容器の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)〜3)の考案によって解決される。
1) 棒状の芳香発生材の収納スペースと、芳香放出用の小窓を有する携帯用芳香放出容器。
2) 小窓からの芳香の放出量調節機能を備えた請求項1記載の携帯用芳香放出容器。
3) 容器の形態が身の回りの携帯品(ペンダント、ストラップ、筆記具など)である1)又は2)記載の携帯用芳香放出容器。
本考案によれば、棒状の芳香発生材を簡単に収納して芳香を放出することができ、更に必要に応じて芳香の放出量を変えることが可能な携帯用芳香放出容器を提供できる。
この容器を携帯すれば、何時でも何処でも周囲に迷惑を掛けることなく簡便に香りを楽しむことができる。更に、小窓からの芳香の放出量調節機能を備えた容器を選択すれば、周囲の状況や個人の好みに応じて芳香放出用の小窓の大きさを変えることにより、芳香の放出量を調節することができるので一層便利である。
また、容器の形態を身の回りの携帯品(ペンダント、ストラップ、筆記具など)にすれば、該携帯品兼用とすることができて便利であるし、兼用とせず形態を真似ただけでも、芳香放出容器を携帯していることを他人に気づかれずに済むので有用である。
ペンダント型携帯用芳香放出容器とした例を示す図。 ペンダント型携帯用芳香放出容器とした他の例を示す図。 ストラップ型携帯用芳香放出容器とした例を示す図。 ペン型携帯用芳香放出容器とした例を示す図。
以下、上記本考案について詳しく説明する。
本考案の携帯用芳香放出容器は、棒状の芳香発生材を収納することができ、かつ芳香を放出する小窓を有することを特徴とする。液状の香水や香料を用いず、棒状の芳香発生材を用いることにより、香水などに比べてほのかな香りを放出することができる。また、棒状のお香は、火をつけないで利用すると小窓に鼻を近づけて始めて香る程度であるため、強い芳香が広範囲に拡散することがなく、周囲に迷惑を掛けないで済む。高温多湿の日本では、香水の香りは強すぎて迷惑なことも多いので、本考案は有用である。
また棒状のお香はスティックインセンスなどと称して多種類のものが市販されており、適宜入れ替えて好きな香りを楽しむことができるし、棒状のお香を複数本同時に収納できるようにすれば、異なる種類のお香を組み合わせて自分だけのオリジナルにミックスした香りを楽しむこともできる。
更に、本考案では小窓からの芳香の放出量調節機能を備えた形態としてもよい。周囲の状況や個人の好みなどに応じて小窓の開閉状態を変えることにより、芳香の発生量を自在に調節することができるし、小窓を完全に閉じられるように設計すれば、周囲への迷惑を一層確実に防止することができる。
小窓の形状は特に限定されないが、例えば丸(大・中・小)、長方形、長い三角形などが挙げられる。小窓の開閉状態を変えるための構造も特に限定されないが、例えば、適当な位置に小窓を設けた容器本体と、スライド式、回転式等の小窓開閉用カバー部材を組み合わせる方式が挙げられる。小窓が長方形や長い三角形の場合は、小窓からお香が飛び出さないように、小窓の長さをお香よりも短くする。通常の場合、小窓の長さは1〜3cm程度とするが、容器の大きさなどに応じて適宜変更可能である。
容器を、ペンダント、ストラップ、筆記具などの身の回りの携帯品兼用とすれば便利であるし、これらの物品に似せた形態にすれば、お香の使用を悟られずにさりげなく携帯することができるので好ましい。また、素材やデザインを変えることにより、様々な場面に適合したものを作製することもできる。
容器の素材としては、木、金属、プラスチック、象牙などから適宜選択すればよいが、アクリル樹脂やセルロイドなどが使いやすい。また、紫檀や象牙などの高級な材料を用いて装飾性を高くすることもできる。
最近の研究では、視覚や味覚に比べて嗅覚の遺伝子が非常に多いことが判明しており、すでに医療現場など各方面で匂いや香りが利用されている。また、アロマテラピーという用語も一般的となっており、今後、匂いや香りの活用が、予防医学、精神医学、老人ホーム、美容、健康、ストレス解消など幅広い分野で一層広がっていくと思われる。
このような時代背景の中で、本考案の携帯用芳香放出容器は安全であるし、老若男女を問わず簡便に香りを楽しむことができるので、大きな貢献が期待される。
以下、実施例を示して本考案を更に具体的に説明するが、本考案は、これらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
図1はペンダント型携帯用芳香放出容器とした例である。
容器は全長80mm、断面が10mm×5mmの長方形である紫檀製で、スティック状のお香を1本収納できるスペース及び長さ3cm、幅2mmの長方形の小窓を有する。
本実施例の容器を、図に示すように紐をつけてペンダントとして首から提げていれば、アクセサリーになるし、仄かな香りを楽しむことができる。
なお、図には、容器にロート(香立て)用の穴を設けた例を示したが、この穴は無くてもよい。穴を設けた場合には、必要なときにロートにお香を立て、火をつけて香りを楽しむことができる。
実施例2
図2はペンダント型携帯用芳香放出容器とした他の例である。
容器は全長80mm、直径7mmのアクリル樹脂製で、スティック状のお香を1本収納できるスペース及び長さ3cm、幅2mmの長方形の小窓を有する容器本体と、これと組み合わされたスライド式の小窓開閉用カバー部材とからなり、カバー部材をスライドさせることにより、図2(a)の小窓が閉じた状態、図2(b)の小窓が一部開いた状態、図2(c)の小窓が全部開いた状態を適宜選択することができる。なお、小窓の形は図2(d)に例示したように適宜変更可能である。
本実施例の容器を、図に示すように紐をつけてペンダントとして首から提げていれば、アクセサリーになるし、必要なときには気分転換などの目的で小窓を開けて仄かな香りを楽しむことができる。
実施例3
図3はストラップ型携帯用芳香放出容器とした例である。
容器は全長80mm、直径7mmのアクリル樹脂製で、スティック状のお香を1本収納できるスペース及び幅2mmで長さが徐々に短くなる3つの長円形の小窓を長さ約3cmに渡って有する容器本体と、これと組み合わされたスライド式の小窓開閉用カバー部材とからなり、カバー部材をスライドさせることにより、図3(a)の小窓が閉じた状態、図3(b)の小窓が一部開いた状態、図3(c)の小窓が全部開いた状態を適宜選択することができる。なお、小窓の形は前記図2(d)に例示したように適宜変更可能である。
本実施例の容器は、図に示すように鎖をつけてストラップとして用いることができるので便利であり、必要なときには気分転換などの目的で小窓を開けて仄かな香りを楽しむことができる。
実施例4
図4はペン型携帯用芳香放出容器とした例である。
容器は全長85mm、直径10mmのアクリル樹脂製で、スティック状のお香を1本収納できるスペース及び長さ1cm、幅5mmの長方形の小窓を有する容器本体と、この小窓と対応する同程度の大きさの小窓を有する回転式の小窓開閉用キャップとからなり、キャップを回転させることにより、容器本体の小窓とキャップの小窓の位置を一致させたりずらしたりして、容器本体の小窓が閉じた状態、一部開いた状態、全部開いた状態を適宜選択することができる。
本実施例の容器を胸ポケットにさす筆記具のようにして用いれば、男性でも周囲に気づかれずに気兼ねなく日常的に好きな香りを嗅いで気分をリフレッシュすることができる。

Claims (3)

  1. 棒状の芳香発生材の収納スペースと、芳香放出用の小窓を有する携帯用芳香放出容器。
  2. 小窓からの芳香の放出量調節機能を備えた請求項1記載の携帯用芳香放出容器。
  3. 容器の形態が身の回りの携帯品(ペンダント、ストラップ、筆記具など)である請求項1又は2記載の携帯用芳香放出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7393837B1 (ja) 2023-05-12 2023-12-07 啓二 羽石 香りカプセル

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