JP3165903U - 香炉箱 - Google Patents

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文忠 黒▲崎▼
文忠 黒▲崎▼
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有限会社黒▲崎▼金属工芸製作所
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Abstract

【課題】着火した線香を容易に供えでき、カラスによる被害を防止できる香炉箱の提供を目的とする。【解決手段】墓石に設けられた香炉台に載置される香炉箱であって、香炉箱は、天板、左右の側板及び底板とからなるケース本体と、底板に沿って突没スライドするスライド板と、天板の前端部から下に向けて回動連結された扉とを備え、扉の上下方向の回動開閉に連動して前記スライド板が前後方向に突没することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、墓石の概ね中央部等に設けられた香炉台に載置し、主に線香を寝かせた状態で供え置く香炉箱に関する。
お墓参りの際に墓前に線香を供えるのが一般的である。
お墓の種類や当地の習慣によっては、墓石の中央部に奥行きのある凹部状の石製香炉台に載置した線香受けに、着火した線香を横に寝かせて供える場合がある。
そのように線香をお供えした場合に線香は比較して長時間着火した状態にあり、人が墓前から立ち去った後も火が付いたままである。
近年、カラスがこの火が付いた状態の線香をくちばしにくわえて持ち去り、飛行の途中で落下させ、周囲の火災の原因となっている。
また、線香が燃えて、残った灰が風等で周囲に飛び散り、墓石を汚してしまう問題があり、
さらには、線香の火が消える前に、風等により可燃物がこの線香の上に乗り、火がつくと火災の原因になる恐れがあった。
前部に扉を設けた香炉箱としては特許文献1に開示するものが公知である。
しかし、同公報に開示する香炉箱は開閉扉の下端を収納器の底板の前縁部に蝶番連結したものである。
従って、線香立てに線香を供える際には、扉の上部に設けた把手をつまみ、下方向に回動し、扉を寝かせるように完全に開かないと中に線香を立てることができないものである。
また、扉を閉じる際には扉の上端部を上方に持ち上げるようにして回動しなければならず、扉の閉じた状態を維持するためには何らかのロック機構が必要となり、操作に手間がかかるものであった。
さらには、ロックが不充分であると自重にて不本意に扉が開き、そのまま放置される恐れがあった。
特開2004−208805号公報
本考案は、着火した線香を容易に供えることができ、カラスによる被害を防止できる香炉箱の提供を目的とする。
本考案に係る香炉箱は、墓石に設けられた香炉台に載置される香炉箱であって、香炉箱は、天板、左右の側板及び底板とからなるケース本体と、底板に沿って突没スライドするスライド板と、天板の前端部から下に向けて回動連結された扉とを備え、扉の上下方向の回動開閉に連動して前記スライド板が前後方向に突没することを特徴とする。
ここで、底板はスライド板を保持し、底板の上面に沿ってスライド板が前後方向に移動できるものであればレール状であってもよく、形状に限定はない。
本考案で扉とスライド板を連動させる手段は各種機構を採用することができるが、例えば、扉の回動中心から当該扉の開放端側に所定の距離を隔てた位置にワイヤーの一端を連結し、当該ワイヤーの他端をスライド板の後部側に連結してあり、扉の上方への回動開きに連動して前記ワイヤーが前記スライド板を前方に突出させるものであってもよい。
この場合にスライド板は没入方向に弾性付勢されていてもよい。
本考案はスライド板に直接、線香受け部を設けてもよいが、別に製作したケース皿状の線香受けを着脱自在に載置可能にすると、線香受けの清掃が容易になる。
本考案に係る香炉箱は一方の片手で扉のつまみを持って上方に扉を開き、他方の片手で着火した線香を寝かせるようにして線香受けに載置し、そのままつまみを離せば扉が閉じるので供えが容易であり、そのまま扉の自重にて閉じた状態が維持されるので、カラスが線香を持ち去るのを有効に防止する。
本考案に係る香炉箱の外観図を示す。 A−A線断面図を示す。 B−B線断面図を示す。 扉を開いた状態の斜視図を示す。 線香受けの外観斜視図を示す。 香炉箱の設置例を示す。
本考案に係る香炉箱の構造例を以下、図面に基づいて説明する。
図1(a)は扉12を閉じた状態を示し、(b)は扉12を上方に向けて回動し、開いた状態を示す。
図2はA−A線断面図、図3はB−B線断面図に相当する部分の扉開閉前後を示す。
図4(a)は線香受け20を取り出し扉12を開き、スライド板14が前方に突出した状態を示し、図4(b)はワイヤー15部の拡大図を示す。
図5は線香受け20の例を示す。
本考案に係る香炉箱10は、図6に示すように墓石1に設けられた奥行きのある香炉台2に載置して使用するのに好適であり、奥行き部の石製の天板3に扉が干渉しないように開閉する必要がある。
本考案に係る香炉箱10は、図1〜4に示すように天板11a、左右の側板11b,11c及び底板11dにてケース本体11を製作し、底板11dが所定の高さになるように底板11dの左右に足板11eを取り付けた例になっている。
天板11aの前端部には蝶番等のヒンジ13を用いて、扉12が上方方向に回動自在に連結してある。
扉12の前面の下部側にはつまみ12aを有し、このつまみ12aを手でつまみ、上方に開くと扉12はヒンジ13を回動中心にして上方に回動する。
扉12の裏面に回動中心となるヒンジ13よりも開放端側に所定の距離を隔てて、扉12の左右に一対のワイヤー15のそれぞれ一端を連結部15aで連結し、このワイヤー15の他端をスライド板14の後壁14bの連結部15bに連結してある。
これにより、扉12を開くとワイヤー15が引張られ、スライド板14が前方に突出する。
本実施例の扉12はパンチングによる孔12bを多数設けた例になっている。
本実施例ではワイヤー15がスムーズに移動するようにガイドピン16とガイド孔16aを設け、スライド板14が前方に移動しやすいようにワイヤーをガイドしている。
また、スライド板14は後壁14bに設けた貫通孔を介してガイドシャフト17に沿って前後移動するようになっていて、ガイドシャフト17の前端側はスプリング18のストッパー17bを有し、このストッパー17bと後壁14bとの間にガイドシャフトに沿ったスプリング18を配したことにより、スライド板14が後方に没入する方向に付勢されている。
従って、扉12を閉じると、このスプリング18によりスライド板14が後方に移動する。
本実施例では、スライド板14の没入位置を位置決めする後端ストッパー17aをケース本体の底板に設けた後方立設片11fに取り付けた例になっている。
スライド板14は図5に示したケース皿状の線香受け20を着脱自在に載置できるように前壁14aと左右方向に位置決めするための立設片14cを左右一対、設けた例になっている。
また、線香受け20は箱状の受け皿20aの内側に金網21を底面から浮き上がった状態に設置してある。
これにより、線香が燃え尽きた灰は金網の下に落下し、受け皿20aに溜まる。
また、左右に孔22を設け、空気が通りやすくなっていて、必要に応じて左右に足部23,24を設ける。
線香受け20をスライド板14の上に載置する際に、この足部23,24の内側に左右の立設片14cが位置するように、位置決めするとよい。
1 墓石
2 香炉台
10 香炉箱
11 ケース本体
11a 天板
11b,11c 側板
11d 底板
12 扉
12a つまみ
13 ヒンジ
14 スライド板
14a 前壁
14b 後壁
15 ワイヤー
16 ガイドピン
16a ガイド孔
17 ガイドシャフト
18 スプリング
20 線香受け
21 金網

Claims (4)

  1. 墓石に設けられた香炉台に載置される香炉箱であって、
    香炉箱は、天板、左右の側板及び底板とからなるケース本体と、
    底板に沿って突没スライドするスライド板と、
    天板の前端部から下に向けて回動連結された扉とを備え、
    扉の上下方向の回動開閉に連動して前記スライド板が前後方向に突没することを特徴とする香炉箱。
  2. 前記扉の回動中心から当該扉の開放端側に所定の距離を隔てた位置にワイヤーの一端を連結し、当該ワイヤーの他端をスライド板の後部側に連結してあり、
    扉の上方への回動開きに連動して前記ワイヤーが前記スライド板を前方に突出させることを特徴とする請求項1記載の香炉箱。
  3. 前記スライド板は没入方向に弾性付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記載の香炉箱。
  4. 前記スライド板は線香受けが着脱自在に載置可能になっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の香炉箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115012722A (zh) * 2022-07-12 2022-09-06 江西金辰科技有限公司 一种方便祭祀用的骨灰盒存放架

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