JP3165357U - 模型取付け台 - Google Patents
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Abstract
【課題】臨床診療時における歯科診療台でのヒトの歯列の角度と位置関係を再現できる模型取付け台を提供する。【解決手段】模型取付け台は、下側プレート1に下顎模型9の基底面側が取り付けられ、上側プレート2に上顎模型8の基底面側が取り付けて構成する。厚紙や金属板やプラスチック板を用いたVの字形状をした2枚のスタンドプレート3とこれに直交して嵌め合える3つの基底面を付与した上顎プレート2と下顎プレート1を井の字形を形成するように組み立て、これらを接着したり溶接したりして構成する。上顎プレート2に設けた長穴を通し模型取付けネジ5にて上顎プレート2に上顎模型9を固定し、同様に下顎プレート1に設けた長穴を通し、模型取付けネジにて下顎プレート1に下顎模型8を固定すると、対をなす上顎模型8と下顎模型9が上方に向け開口状態で固定し設置できる。【選択図】図1
Description
本考案は、歯科実習用模型や患者説明用模型を開口状態にて固定し設置できる模型取付け台に関するものである。
一般的に展示目的などにおいて、歯科実習用模型や患者説明用模型を開口状態にて固定し設置する場合、歯科用咬合器やヒトの頭部を模倣した「シミュレーター」と呼ばれる機器を用いて実施することが多い。
これらの歯科用咬合器やシミュレーターなどは解剖学における顎運動を再現させることを目的としているため、咬合運動を再現させることが可能ではあるが機器としてみた場合複雑にならざるを得ない。
展示目的などにおいては咬合運動などの動きを伴わせる必要がなく、本来歯科実習用模型や患者説明用模型をアピールしたいのに、逆に歯科用咬合器やシミュレーターのほうが目を引いてしまうことも多々ある。
他方、展示目的以外、すなわち歯科衛生士の歯科実習等においても全く咬合運動を必要としない実習分野が存在するが、同様に咬合運動を再現させることが可能な歯科用咬合器やシミュレーターなどを利用している。
目的とする実習には不要な機能を組み込まれた機器を使用するため操作が煩雑であり誤った使用方法で実習を行ってしまう危険性も伴ってしまい、結果、間違った技術を習得してしまうことも懸念される。
本考案はこれら問題点を解決すべく、開口状態にて固定し設置できる模型取付け台を提供することを課題とするものである。
本考案者は種々検討を行なった結果、臨床診療時における歯科診療台でのヒトの歯列の角度と位置関係を再現できる、すなわち水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲、下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持ち、また真上と左右方向に対してはそれぞれ60度から45度の範囲での角度にて設置できる面を持つ構造体を見い出して、本考案を完成した。
厚紙や金属板やプラスチック板などを加工し、これらを張り合わせたり溶接したり接着したりし、水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲、下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持ち、また真上と左右方向に対してはそれぞれ60度から45度の範囲での角度にて設置できる面を持つ構造体を構成させる。
なお、プラスチック板を用いて図3に示す手順にて輪ゴムなどで組上げる構成であると分解組立てが簡単に行えるので持ち運びの利便性が向上する。また、輪ゴムによる滑り止め効果も発生し模型取付け台としての安定性も向上する。
本考案の模型取付け台に歯科実習用模型や患者説明用模型を取付けることにより、予め決めた角度と位置関係、すなわち臨床診療時における歯科診療台でのヒトの歯列の角度と位置関係を再現した、水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲で下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持った状態で設置できる。また真上と左右方向に対してそれぞれ60度から45度の範囲設置できる面を持つ構造体であるので向きを変えることも瞬時に可能である。
特に歯科衛生士学校等、複数の学生に学習指導する際に、使用操作が煩雑な歯科用咬合器やシミュレーターなどと異なり画一的な教育が実行できるため間違った技術を習得させてしまうことも払拭できる。
以下、本考案の模型取付け台の好ましい具体例を図面に示して、本考案を詳細に説明するが、本考案は、図面に例示したものに限定されるものではない。
図1に示されるように、本考案の模型取付け台は、下側プレート1に下顎模型9の基底面側が取り付けられ、上側プレート2に上顎模型8の基底面側が取り付けられて使用されるものであって、上顎模型8と下顎模型9とを取り外した際の外観が図2に示されている。尚、図2の下側プレート1と上側プレート2にそれぞれ1個ずつ設けられている長穴4は、模型取付けネジ5を用いて顎模型を取り付けるための取付け穴であり、下側プレート1と上側プレート2の材質については厚紙や金属板やプラスチック板が好ましい。
図1に示されるように、本考案の模型取付け台は、下側プレート1に下顎模型9の基底面側が取り付けられ、上側プレート2に上顎模型8の基底面側が取り付けられて使用されるものであって、上顎模型8と下顎模型9とを取り外した際の外観が図2に示されている。尚、図2の下側プレート1と上側プレート2にそれぞれ1個ずつ設けられている長穴4は、模型取付けネジ5を用いて顎模型を取り付けるための取付け穴であり、下側プレート1と上側プレート2の材質については厚紙や金属板やプラスチック板が好ましい。
この図2に例示した本考案の模型取付け台の構造の詳細及び作用効果について、図3を用いて説明する。図3(a)に示されるように本考案の模型取付け台には、臨床診療時における歯科診療台でのヒトの歯列の角度と位置関係を再現した、水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲で下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持った状態で、図3(b)に示されるような真上と左右方向に対してそれぞれ60度から45度の範囲での角度にて設置できる面を有した下側プレート1および上側プレート2を接合できる斜面を
有した1組のスタンドプレート3にて構成される。
有した1組のスタンドプレート3にて構成される。
これら下側プレート1および上側プレート2および1組のスタンドプレート3は、厚紙や金属板やプラスチック板にて作成されていてそれぞれの素材に適した加工方法、すなわち、張り合わせたり溶接したり接着したりし接合されている。また、補強プレート6を追加することによりさらに剛性を高めることも可能である。
図3に示される構成内容を有し、図2に示される外観の本考案の模型取付け台を作製し、この模型取付け台の上側プレートと下側プレートにそれぞれ、市販の上顎模型と下顎模型を取付け、図1の外観として使用したところ、臨床診療時における歯科診療台でのヒトの歯列の角度と位置関係を再現した、水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲で下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持った状態で設置できた。また真上と左右方向に対してそれぞれ60度から45度の範囲設置できる面を持つ構造体であるので向きを変えることも瞬時に可能であった。さらに、図4(a)に示す切り欠き付き各プレート1‘、2‘、3‘を用いて図4(b)に示す輪ゴム7で組み立てれば分解組立てが簡単に行えるので持ち運びの利便性が向上した。また、輪ゴムによる滑り止め効果も発生し模型取付け台としての安定性も向上した。
本考案の模型取付け台は、歯科実習用模型や患者説明用模型を開口状態にて固定し設置するのに非常に有用である
1 下側プレート
1‘ 切り欠き付き下側プレート
2 上側プレート
2‘ 切り欠き付き上側プレート
3 スタンドプレート
3‘ 切り欠き付きスタンドプレート
4 長穴
5 模型取付けネジ
6 補強プレート
7 輪ゴム
8 下顎模型
9 上顎模型
1‘ 切り欠き付き下側プレート
2 上側プレート
2‘ 切り欠き付き上側プレート
3 スタンドプレート
3‘ 切り欠き付きスタンドプレート
4 長穴
5 模型取付けネジ
6 補強プレート
7 輪ゴム
8 下顎模型
9 上顎模型
Claims (2)
- 上顎模型と下顎模型を開口状態にて固定し設置できる模型取付け台にあって、水平面に対して上顎模型は90度から75度の範囲、下顎模型は75度から50度の範囲での角度を持ち、また真上と左右方向に対してはそれぞれ60度から45度の範囲での角度にて設置できる面を持つことを特徴とする模型取付け台。
- プラスチック板を用いて輪ゴムで組上げる構成であることを特徴とする請求項1に記載の模型取付け台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005204U JP3165357U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 模型取付け台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005204U JP3165357U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 模型取付け台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3165357U true JP3165357U (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=54876643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010005204U Expired - Fee Related JP3165357U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 模型取付け台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165357U (ja) |
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2010
- 2010-07-14 JP JP2010005204U patent/JP3165357U/ja not_active Expired - Fee Related
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