JP3165221U - 空気流通穴を設けた靴箱 - Google Patents

Abstract

【課題】購入時に靴が入っている靴箱を、カビの発生や湿気によるべとつきが起こる事なく、靴の保存に適した保存箱に変更可能な靴箱を提供する。【解決手段】靴箱の側面の短辺、長辺の対向面のそれぞれにミシン目を用いて簡単に開けられるようにした空気流通穴の候補を設け、また空気流通穴の候補の位置、大きさは、穴を開けたとき、外側から覗いて内部に収納されている靴が容易に判別できるものとして靴箱を構成する。【選択図】図１

Description

本考案は靴箱の短辺側、長辺側それぞれの対向面に空気流通用の穴が簡単に開く装置を設け、任意の箇所に穴を開けて用いることで蒸れを防ぎ、靴本体の材質の確保及び臭気やカビ雑菌の繁殖を防止するものである。

技術背景

密閉された靴箱において、革靴などにカビが発生したり、ケミカルシューズがべとつくなどのことが見られた。また指掛穴の開いているもがあるが、それらは、その穴の数や位置など空気の流通という視点を考慮されていなかった。

靴箱内の空気が停滞しつづけることで、蒸れや、臭気、カビ雑菌の繁殖などが起き、靴を傷めていた。従来廃棄されることの多かった靴箱に実用性を与えることで、エコロジーにも役立てようとするものである。また、穴を開けて用いることで、内容物が容易に確認できるようになる。

長方形の靴箱の短辺側と長辺側の対向面にそれぞれ各２カ所、計４カ所に、ミシン目を用いた空気流通用穴の候補を設ける。その内、任意の２カ所以上に穴を開けることで空気を流通させる。穴の大きさは靴箱の実用的強度を損なわない程度に留めるものとする。

靴箱に空気流通用の穴を設けることで、蒸れや、臭気、カビ雑菌の繁殖など靴にとって有害な要素を除くことができる。またオフシーズンなど不使用靴の下駄箱以外への保存にも役立ち、単純に捨てられずに活用され、資源の保護にも貢献できるものである。

本考案の実施例を示す外観図である。 空気流通穴を開けた例とミシン目を２重に設けた例である。

靴箱の短辺と長辺の対向面に各１カ所、計４カ所、もしくはそれ以上の空気流通用の穴をミシン目を用いて設ける。各穴は、ミシン目を２重にして拡大できるようにしてもよい。また、空気の流通と内容物の判別のために、対向面の穴を当初から開けておいてもよい。

（１）靴箱の短辺側に設けるミシン目による空気流通穴の候補
（２）靴箱の長辺側に設けるミシン目による空気流通穴の候補
（３）靴箱の短辺側に開けた空気流通穴
（４）靴箱の長辺側に設けた空気流通穴の候補
（５）空気流通穴の候補のミシン目を２重にした例
（６）２重にしたミシン目の一部を開けた例

Claims (1)

1. 靴箱に空気の流通を目的とした穴を設ける。穴は靴箱の短辺、長辺の対向面にそれぞれ設ける。各面の穴の位置、数は自由であるが、靴箱の強度を著しく損なわないものとする。穴は最初から開けておいてもよいが、ミシン目を用いて、自分で開けたり、穴の大きさを拡大できるようにしてもよい。

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