JP3164912B2 - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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JP3164912B2
JP3164912B2 JP26330392A JP26330392A JP3164912B2 JP 3164912 B2 JP3164912 B2 JP 3164912B2 JP 26330392 A JP26330392 A JP 26330392A JP 26330392 A JP26330392 A JP 26330392A JP 3164912 B2 JP3164912 B2 JP 3164912B2
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electrode filament
discharge
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fluorescent lamp
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郁弘 奥野
稔 明星
徹夫 松葉
晃司 山本
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松下電子工業株式会社
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大形カラー映像表示装置
の発光素子等に用いられる蛍光ランプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】大形カラー映像表示装置に用いられる複
数の絵素を持つ発光素子として、出願人は図3に示すよ
うな蛍光ランプを提案している(特開平2−12984
7号公報)。図3において、放電空間6a,6b,6c
が1つの絵素を、放電空間7a,7b,7cがもう1つ
の絵素をそれぞれ形成している。気密容器本体1の底面
の中央部、つまり各放電空間の一方の端部には、図4に
示すように小さな穴8が独立して設けられており、これ
らの穴によって各放電空間と電極フィラメント収納部4
の空間部とが連通されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発明者の検討
によると、図3に示す構成に基づき、例えば4絵素を構
成しようとすると、気密容器本体1の底面と平行な面内
の、電極フィラメント収納部4の体積が大きくなり、そ
の結果、気密容器本体の後方部分のランプ体積の増大を
きたし、映像表示装置への組み込みのための口金部分の
設計が困難になるという不都合が生じることがわかっ
た。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、気密容器本体後方部分のランプ体積を
低減させることにより、映像表示装置への組み込みを容
易にできる蛍光ランプを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明の蛍光ランプは、透光性の前面板を有
する気密容器本体とこの気密容器本体の底面に備えた電
極フィラメント収納部とで気密容器を形成し、前記気密
容器本体内に隔壁を設けることによって複数の放電空間
を形成し、前記気密容器本体の底面中央部に各放電空間
と前記電極フィラメント収納部の空間部とを連通させる
ための穴を独立して設け、各放電空間の前記穴から遠い
方の端部に電極を設けて、前記電極フィラメント収納部
に設けられた電極フィラメントと前記各電極との間で複
数の放電路を形成し、かつ前記気密容器本体の各放電路
となる部分に蛍光体を塗布することにより、複数の絵素
を形成した蛍光ランプにおいて、前記気密容器本体の底
面と前記電極フィラメント収納部とがこの電極フィラメ
ント収納部の断面積より大きい断面積の放電空間部を持
ち、かつ高さが前記電極フィラメント収納部の高さより
も低い連結部材を介して一体化されて、前記気密容器本
体内の複数の放電空間と前記電極フィラメント収納部の
空間部とが前記連結部材の放電空間部を介して連通され
ている構成を有している。
【0006】
【作用】本発明によると、気密容器本体の底面と電極フ
ィラメント収納部との間にその収納部の断面積より大き
い断面積の放電空間を持つ連結部材を設けているので、
電極フィラメント収納部の体積が増大するのを防止する
ことができて、映像表示装置への組み込みのための口金
部分の設計を容易にできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の蛍光ランプの分
解斜視図、図2は同正面図である。図1に示すように、
本発明実施例の蛍光ランプは、セラミックス容器からな
る直方体状の気密容器本体1、この前面に低融点ガラス
で封着されたガラス板からなる前面板2、一端が開口さ
れ、他端が封止されているガラス管からなる電極フィラ
メント収納部4、および、気密容器本体1の後面と電極
フィラメント収納部4とを一体化し、かつこの電極フィ
ラメント収納部の断面積より大きい断面積の放電空間部
を持つ蓋状の連結部材16で気密容器が構成されてい
る。そして、連結部材16の矩形状の先端面が、連結部
材で穴8を覆うように気密容器本体1の底面に低融点ガ
ラスで固着され、かつ電極フィラメント収納部4の開口
部が連結部材16の中央部に設けられた穴に低融点ガラ
スで固着される。
【0009】気密容器本体1内には、隔壁5が格子状に
一体成形されて設けられていて、6個の放電空間6a,
6b,6c,7a,7b,7cが形成されている。気密
容器本体1の底面の中央部、つまり各放電空間の一方の
端部には、図2に示すように、小さな穴8が独立して設
けられており、これらの穴によって各放電空間が連結部
材16の放電空間部を介して電極フィラメント収納部4
の空間部と連通されている。電極フィラメント収納部4
内には、2本の内部導入線10で支持された電極フィラ
メント9が設けられている。
【0010】2本の内部導入線10はステム11で支持
されており、これらに外部導入線13がそれぞれ接続さ
れている。なお、12は排気管を示す。また、穴8から
遠い方の端部、つまり、これらの放電空間の他方の端部
には各々電極14a,14b,14c,15a,15
b,15cが設けられて、電極フィラメント9との間で
複数の放電路が形成されている。また、気密容器には水
銀と希ガスが封入されている。気密容器本体1の各放電
路となる部分、すなわち放電空間6a,6b、6c,7
a、7b,7cに蛍光体が塗布されている。
【0011】このような構成を有する絵素ピッチが14
mmである本発明実施例の蛍光ランプは、電極フィラメン
ト収納部4の断面積より大きい断面積の放電空間部を持
つ連結部材16が設けられていない従来の蛍光ランプに
比して、気密容器本体1の後方部分のランプ体積を19
%も低減できることが確認された。また、絵素ピッチが
18mmの場合は17%に低減できることが確認された。
これらの場合はいずれも、放電維持電圧等の他の特性に
変化はなかった。
【0012】また、上記実施例の蛍光ランプは2絵素の
ものであるが、4絵素のものでも同様の効果が得られ
た。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気密容器本体の後方部のランプ体積を従来に比して低減
させることができるので、映像表示装置への組み込みの
ための口金部分の設計が容易な蛍光ランプを提供するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である蛍光ランプの分
解斜視図
【図2】同じく正面図
【図3】従来例の蛍光ランプを説明するための分解斜視
【図4】同じく正面図
【符号の説明】
1 気密容器本体 2 前面板 3 穴 4 電極フィラメント収納部 5 隔壁 6a,6b,6c,7a,7b,7c 放電空間 8 穴 9 電極フィラメント 10 内部導入線 11 ステム 12 排気 13 外部導入線 14a,14b,14c,15a,15b,15c 電
極 16 連結部材
フロントページの続き (72)発明者 山本 晃司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−20953(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/92 H01J 61/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性の前面板を有する気密容器本体と
    この気密容器本体の底面に備えた電極フィラメント収納
    部とで気密容器を形成し、前記気密容器本体内に隔壁を
    設けることによって複数の放電空間を形成し、前記気密
    容器本体の底面中央部に各放電空間と前記電極フィラメ
    ント収納部の空間部とを連通させるための穴を独立して
    設け、各放電空間の前記穴から遠い方の端部に電極を設
    けて、前記電極フィラメント収納部に設けられた電極フ
    ィラメントと前記各電極との間で複数の放電路を形成
    し、かつ前記気密容器本体の各放電路となる部分に蛍光
    体を塗布することにより、複数の絵素を形成した蛍光ラ
    ンプにおいて、前記気密容器本体の底面と前記電極フィ
    ラメント収納部とがこの電極フィラメント収納部の断面
    積より大きい断面積の放電空間部を持ち、かつ高さが前
    記電極フィラメント収納部の高さよりも低い連結部材を
    介して一体化されて、前記気密容器本体内の複数の放電
    空間と前記電極フィラメント収納部の空間部とが前記連
    結部材の放電空間部を介して連通されていることを特徴
    とする蛍光ランプ。
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