JP3164773U - 天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ - Google Patents

天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ Download PDF

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Abstract

【課題】天井走行車及び給電レールの保守作業を行うときの作業員の安全を確保できる安全確認ランプを提供する。【解決手段】ベース10及び集電ブラシ20から構成される。ベース10は、ベース上蓋101とベース底台102を含み、ベース上蓋101には、三相発光ダイオード1011が配置され、ベース底台102には、380Vと220Vとの切り替えを行う変圧器が3つ配置される。集電ブラシ20は、ベース10の上方に配置され、天井走行車及び給電レール3と接触する上、ベース底台102の3つの変圧器の電線と接続される。【選択図】図1

Description

本考案は、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプの構造に関し、特に、天井走行車及び給電レールを操作したり、保守したりするとき、作業者の安全を確保することができる天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプに関する。
一般に、製鉄工場、建設現場などでは、天井走行車及び給電レールにより、重量の重い物品が吊架されて搬送される。天井走行車及び給電レールは、重量の重い物品が吊架されて搬送される時間が長いため、故障が発生する割合が非常に高い。従って、天井走行車及び給電レールの電源をオフにし、保守作業を頻繁に行う必要がある。しかし、作業者が保守作業を行っているとき、他の作業者が不注意から電源をオンにした場合、作業者が感電するという大きな事故が発生してしまう。そこで、作業を安全に行うために、予防措置を講じる必要がある。
本考案の考案者は、天井走行車及び給電レールの製造に数十年従事しており、上述の事故の発生に鑑み、作業者の安全を確保するため、本考案の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプを案出した。
特開2009−104357号公報
本考案の目的は、天井走行車及び給電レールの保守作業を行うときの安全性を随時確認することができる天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプを提供することにある。
上述の課題を解決するため、本考案の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプは、ベース及び集電ブラシから構成される。ベースは、ベース上蓋及びベース底台を含む。ベース上蓋には、三相(R相、S相及びT相)発光ダイオード(LED)が配置される。ベース底台には、380Vと220Vとの切り替えを行う変圧器が3つ配置される。集電ブラシは、ベースの上方に配置され、天井走行車及び給電レールと接触する上、ベース底台の3つの変圧器の電線と接続される。
集電ブラシから伝達された電力は、変圧器によって変圧された後、三相発光ダイオードに伝達される。これにより、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプが点灯する。三相発光ダイオードランプがすべて点灯した場合、天井走行車及び給電レールは、通電状態であり、正常に運転されていることを示す。また、三相発光ダイオードランプがすべて消灯している場合、天井走行車及び給電レールには、通電されていないことを示す。このとき、天井走行車及び給電レールの設置又は保守作業を行うことができる。また、三相発光ダイオードランプの1つ又は2つのランプが消灯している場合、天井走行車及び給電レールの線路に問題があり、修理が必要であることを示す。
また、集電ブラシ及びベースは、天井走行車及び給電レールが通電状態のときでも手で嵌入させることができ、天井走行車及び給電レールの電源を遮断したり、ねじを使用して電源と接続固定したりする必要がないため、電源をオンにするときの危険を回避することができる。即ち、本考案の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプにより、作業者の安全を確保することができる。
天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプの三相発光ダイオードランプがすべて点灯した場合、天井走行車及び給電レールは、通電状態であり、正常に運転されていることを示す。また、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプの三相発光ダイオードランプがすべて消灯している場合、天井走行車及び給電レールには、通電されていないことを示す。このとき、天井走行車及び給電レールの設置又は保守作業を行うことができる。また、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプの三相発光ダイオードランプの1つ又は2つのランプが消灯している場合、天井走行車及び給電レールの線路に問題があり、修理が必要であることを示す。このとき、天井走行車及び給電レールの電源をオフにし、修理作業を行う。これにより、天井走行車及び給電レールの保守作業を行うときの作業者の安全を確保することができる。
また、集電ブラシ及びベースは、天井走行車及び給電レールが通電状態のときでも手で嵌入させることができ、天井走行車及び給電レールの電源を遮断したり、ねじを使用して電源と接続固定したりする必要がないため、電源をオンにするときの危険を回避することができる。即ち、本考案の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプは、新規性、進歩性及び実用性を有する。また、天井走行車及び給電レールの保守作業を行うときの安全性を高め、高所作業者の安全を確保し、保守作業をスムーズに行うことができる。
本考案の一実施形態による天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプを示す一部透視図である。 本考案の一実施形態による天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプを示す断面図である。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、本考案の一実施形態による天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1は、主に、ベース10及び集電ブラシ20から構成される。ベース10は、ベース上蓋101及びベース底台102を含む。ベース上蓋101の内面には、三相(R相、S相及びT相)発光ダイオード(LED)1011が配置される。ベース底台102の内側には、380Vと220Vとの切り替えを行うために使用される変圧器1021が3つ配置される。集電ブラシ20の上方は、天井走行車及び給電レール3と接触し、電力が集電される。また、集電ブラシ20の下方の電線は、ベース底台102内の3つの変圧器1021の電線と接続される。また、集電ブラシ20を介して天井走行車及び給電レール3から集電された電力は、ベース上蓋101の内面の三相発光ダイオード1011に伝達される。これにより、三相発光ダイオード1011は、点灯する。
天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1と天井走行車及び給電レール3とが接続されたとき、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1の三相発光ダイオード1011ランプがすべて点灯した場合、天井走行車及び給電レール3は、通電状態であり、正常に運転されていることを示す。また、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1の三相発光ダイオード1011ランプがすべて消灯している場合、天井走行車及び給電レール3には、通電されていないことを示す。このとき、天井走行車及び給電レール3の設置又は保守作業を行うことができる。また、天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1の三相発光ダイオード1011ランプの1つ又は2つのランプが消灯している場合、天井走行車及び給電レール3の線路に問題があり、修理が必要であることを示す。このとき、天井走行車及び給電レール3の電源をオフにし、修理作業を行う。これにより、天井走行車及び給電レール3の保守作業を行うときの作業員の安全を確保することができる。また、集電ブラシ20及びベース10は、天井走行車及び給電レール3が通電状態のときでも手で嵌入させることができ、天井走行車及び給電レール3の電源を遮断したり、ねじを使用して電源と接続固定したりする必要がないため、電源をオンにするときの危険を回避することができる。即ち、本考案の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ1は、新規性、進歩性及び実用性を有する。また、天井走行車及び給電レール3の保守作業を行うときの安全性を高め、高所作業者の安全を確保し、保守作業をスムーズに行うことができる。
上述の説明における名称及び内容は、本考案を説明するためのものであり、本考案の範囲を限定するものではない。また、本考案の主旨を逸脱しない範囲における同等効果の修飾又は変更は、すべて本考案の範囲に含まれる。
1 天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ
3 天井走行車及び給電レール
10 ベース
20 集電ブラシ
101 ベース上蓋
102 ベース底台
1011 三相(R相、S相及びT相)発光ダイオード
1021 変圧器

Claims (2)

  1. ベース及び集電ブラシを備え、
    前記ベースは、ベース上蓋及びベース底台を含み、
    前記ベース上蓋の内側には、三相(R相、S相及びT相)発光ダイオードが配置され、
    前記ベース底台の内側には、380Vと220Vとの切り替えを行う3つの変圧器が配置され、
    前記集電ブラシは、天井走行車及び給電レールの下方に配置され、前記天井走行車及び給電レールに接触して電力を集電し、
    前記ベースは、前記集電ブラシの下方に配置され、前記ベース底台の前記3つの変圧器の電線は、前記集電ブラシの電線と接続され、
    前記ベース内の3つの変圧器の電線は、前記三相発光ダイオードの電線と接続される上、前記ベースの上方に設けられた孔を貫通して前記集電ブラシの電線と接続され、
    前記集電ブラシの上方が前記天井走行車及び給電レールに接触することにより、前記天井走行車及び給電レール上の電力が集電され、その後、前記三相発光ダイオードに伝達され、
    前記三相発光ダイオードが電力を受けたとき、前記三相発光ダイオードの3つのランプがすべて点灯した場合、前記天井走行車及び給電レールは、通電状態であり、正常に運転されていることを示し、前記3つのランプがすべて消灯している場合、前記天井走行車及び給電レールには、通電されていないことを示し、このとき、前記天井走行車及び給電レールの設置又は保守作業を行うことができることを特徴とする天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ。
  2. 前記天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ上の三相発光ダイオードランプがすべて点灯した場合、前記天井走行車及び給電レールは、通電状態であることを示し、前記三相発光ダイオードランプ中の1つ又は2つが消灯している場合、前記天井走行車及び給電レールは、通電状態であるが、線路に問題があり、修理が必要であることを示すことを特徴とする請求項1記載の天井走行車及び給電レール用の安全確認ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070341A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社ダイフク 通行規制装置

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