JP3164586U - 装飾品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドレッドヘアなど頭髪を傷め易いヘアスタイルを模して、恰も当該ヘアスタイルの如き外観を呈し、しかも着脱が容易であり、需要者の趣味感も満たす頭髪用装飾品を提供する。【解決手段】ファイバー材を撚り合せ、柔軟性とボリューム感を保有した長尺体2を複数合せて房束3とし、その房束を途中で二折りし、クリップ材7の枢軸部に跨設し、対応する房束の基端を結束し、前記したファイバー材はアクリル素材を使用する。これにより、頭髪の一部にクリップ材7によって装飾することで、頭髪の外観的なボリュームを増し、ドレッドヘアを模した状態で頭髪を飾り、需要者の趣味感も十分に満足させることができる。【選択図】図1
Description
本考案は装飾品、特に頭髪用の装飾品として使用されることを主たる目的とした装飾品に関する。
昨今、男女を問わずヘアスタイルには種々のものが開発採用されているが、そのなかでも特にドレッドヘアと称されるものは、多くの時間と費用を要するものであり、かつ、その維持にも多くの時間と手間がかかり、しかも非常に頭髪を傷め易いものとなっている。
また、いわゆるウィッグではドレッドヘアを彷彿させるものを製作するのは困難で、また、仮にできたとしても非常に高価なものとなってしまう。
出願人は、本願考案に関し、先行する技術文献を調査したが、格別に本願考案と関連し、類似すると思われる文献は発見できなかった。
本考案が解決しようとする問題点は、従来、時間や費用がかかり、しかも頭髪を傷め易いヘアスタイルを模して、恰も当該ヘアスタイルの如き外観を呈し、しかも着脱が容易であり、需要者の趣味感も満たすという製品は存在していなかったという点である。
上記した問題点を解決するために、本考案に係る装飾品は、ファイバー材を撚り合せ、柔軟性とボリューム感を保有した長尺体を複数合せて房束とし、その房束を途中で二折りし、クリップ材の枢軸部に跨設し、対応する房束の基端を結束してあることを特徴とし、前記したファイバー材はアクリル素材を使用していることを特徴としている。
また、本考案に係る装飾品は、前記した長尺体はその太さ、長さをランダムに形成してあることを特徴とし、前記した長尺体のうち、一部に適宜、装飾部材を取り付けてあることを特徴とし、前記したクリップ材は櫛歯形成されていることを特徴としている。
本考案に係る装飾品は上記のように構成されている。そのため、頭髪の一部にクリップ材によって装飾することで、頭髪の外観的なボリュームを増し、ドレッドヘアを模した状態で頭髪を飾り、需要者の趣味感も十分に満足させることができるものとなっている。
そして、本願に係る装飾品では頭髪を傷める虞はなく、簡単に着脱できるので、必要な時にのみ装着すればよく、維持のための手入れ等も不要となり、製品価格も低廉なため、安価で楽しむことができ、状況に応じて複数を用意し、選択使用することも可能となる。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本考案の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図中1は本考案を実施した装飾品本体を示している。この装飾品本体1は複数本の長尺体2、2‥を有しており、この長尺体2、2‥はファイバー材、特にアクリル素材を撚り合せて形成されているもので、柔軟性を有し、絞りをかけていない部分では大径となってボリューム感を保有したものとなっている。
また、前記した長尺体2、2‥は各々がその長さ、太さとランダムに異ならしめて形成しており、その長尺体2、2‥をまとめて途中で二折りし、房束3を形成している。また、この房束3を形成するにあたり、屈曲部分4は長尺体2、2‥を絞り細径のものとし、その屈曲部分4の一方側及び基端には長尺体2、2‥と同質の紐もしくは糸5によって結束し、全体を一体化している。
さらに、適宜に選択された長尺体2、2‥には、ビーズ等の装飾部材6、6‥が、その中心に形成された貫通孔を通して取り付けられている。この装飾部材6、6‥が挿通された長尺体2はその挿通部分が装飾部材6自体によって絞られ、遊端の太径によって脱落する虞はない。尚、この装飾部材6、6‥は図としては球体のものを示しているが、これにこだわるものではなく、また、その装飾部材6に貫通孔を設けて長尺体2を挿通するという構成にもこだわらず、糸等を利用して吊持させる形態とすることも可能である。
また、前記房束3を構成する各長尺体2、2‥は揃いの単色でもよいが、各長尺体2、2‥ごとに着色を異ならしめることも、あるいは一本の長尺体2を部分的に着色または複数色で色分けすることも可能であり、使用者の目的や状況に応じて、あるいは好みに応じて採択することができる。
一方、図中7はクリップ材を示している。このクリップ材7は本実施例にあってはプラスチックで成形されており、一対の枢動体8、8を有している。この各枢動体8、8は合同形をしており、一方を上下反転させてセットされている。また、この枢動体8、8は開閉側の端縁に複数の櫛歯9、9‥が一体に成形され、良好に頭髪に留められる構成となっている。
さらに、一対の枢動体8、8は、内側に相互に重合するフランジ10、10‥が一体的に形成されており、その各々のフランジ10、10‥を貫通して枢動軸11が設けられている。そして、この枢動軸11の周囲には弦巻きバネ12が巻装され、枢動体8、8を常に閉方向へ附勢している。枢動体8、8の櫛歯9と反対側には操作片13、13が外方へ湾曲されて一体に設けられ、この操作片13、13を摘むことで櫛歯9、9‥が開く構成となっている。
本実施例に係る装飾品本体1は上記のように構成されている。この場合、クリップ体7を頭髪の一部に挟み付けることで装着がなされるが、房束3をクリップ体7に巻き付けるようにすることで、より一層のボリューム感、盛り付ける感覚が生じることとなる。加えて、クリップ体7のみでは不安定な場合、ゴムバンド等で補強することもできる。
本実施例に係る装飾品は、頭髪用として説明してあるが、この頭髪用としての使用に限定されてしまうものではなく、服飾品やバッグ等の装飾品としても使用できるものであり、サイズを小型化すれば、ブローチやペンダント等にも応用できる。さらには、室内用インテリア等としても幅広く応用実施することができる。
1 装飾品本体
2 長尺体
3 房束
4 屈曲部分
5 長尺体と同一素材による糸
6 装飾部材
7 クリップ材
8 枢動体
9 櫛歯
10 フランジ
11 枢動軸
12 弦巻きバネ
13 操作片
2 長尺体
3 房束
4 屈曲部分
5 長尺体と同一素材による糸
6 装飾部材
7 クリップ材
8 枢動体
9 櫛歯
10 フランジ
11 枢動軸
12 弦巻きバネ
13 操作片
Claims (5)
- ファイバー材を撚り合せ、柔軟性とボリューム感を保有した長尺体を複数合せて房束とし、その房束を途中で二折りし、クリップ材の枢軸部に跨設し、対応する房束の基端を結束してあることを特徴とする装飾品。
- 前記したファイバー材はアクリル素材を使用していることを特徴とする請求項1に記載の装飾品。
- 前記した長尺体はその太さ、長さをランダムに形成してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾品。
- 前記した長尺体のうち、一部に適宜、装飾部材を取り付けてあることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の装飾品。
- 前記したクリップ材は櫛歯形成されていることを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載の装飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010006348U JP3164586U (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010006348U JP3164586U (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3164586U true JP3164586U (ja) | 2010-12-09 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010006348U Expired - Fee Related JP3164586U (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 装飾品 |
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JP (1) | JP3164586U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160049675A (ko) * | 2014-10-28 | 2016-05-10 | 김진숙 | 업스타일용 헤어피스 및 이의 제작 부착 방법 |
WO2016130698A1 (en) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | The Perfect Plait, LLC | Hair accessory, method of making and use |
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2010
- 2010-09-24 JP JP2010006348U patent/JP3164586U/ja not_active Expired - Fee Related
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