JP3164456U - シリコン樹脂製食事用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具であり、口腔内への不快感を与えず、洗浄や殺菌処理や消毒処理などを繰り返しても強度的に十分な耐久性を備えた食事用具を提供する。【解決手段】食物保持部と把持部とからなる。食物保持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、把持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、食物保持部芯部と把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、食物保持部被覆部と把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型される。【選択図】図1
Description
本考案は、食物保持部と把持部とから成り全体が一体成型された飲食用の食事用具において、前記食物保持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記把持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記食物保持部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、前記食物保持部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることを特徴とする、シリコン樹脂製食事用具に関するものである。
近年、身体に障害がある人や高齢者や幼児など、通常の箸やスプーンやフォークなどの食事用具をうまく使えない人を対象にした、工夫された食事用具の提案が成されるようになってきた。その中でも従来の食事用具では口腔内を傷つけてしまう恐れのある人を対象にした軟質プラスチックやシリコン樹脂などを用いた食事用具の開発例が増えてきた。
例えば、食事の際に口腔に挿入されるさじ部を、芯がありながらも口当たりの良い柔らかなものにすることを課題とし、その解決手段として、比較的硬度の高いシリコン樹脂製で、先端に肉薄な接続部2を延長設した柄部1と、比較的硬度の低いシリコン樹脂製で、接続部2と柄部1の先端を成形金型の一部として薄皿状に柄部1に一体成形されるさじ部3とから構成されるスプーンの開発案件が知られている。(特許文献1を参照する)
また例えば、異なる相対的硬さを有する材料で作成された組み合せ材料の食事用具の提供を課題とし、その解決手段として、用具の骨格は硬質材料で作成されて構造一体性を付与すると共に、たとえばボウルもしくはプレートのような皿の底部に沿って用具を容易に摺動させることができ、用具の外縁部およびそのハンドルの部分はたとえばクラトンもしくはシリコーンのような比較的軟質の材料で作成されて、口の内部およびガム質との快適な接触を与える、改良幼児スプーンおよびその製造方法の開発案件が知られている。(特許文献2を参照する)
また例えば、唇、口或いは舌の動きに制限がある人が無理なく食事ができるようなスプーン様喫食用器具を提供することを課題とし、その解決手段として、柄部と皿状凹部を備えており、皿状凹部が二層構造となっており、皿状凹部の上層部が流動体の圧力または機械的要素によって上下に移動可能であるスプーン様喫食器具であり、前記柄部と皿状凹部が、共に中空部を有していて、中空部は互いに連通しており、中空部に流動体が充填されており、皿状凹部の上層部が下層部より柔軟性を有しているスプーン様喫食器具の開発案件が知られている。(特許文献3を参照する)
例えば、食事の際に口腔に挿入されるさじ部を、芯がありながらも口当たりの良い柔らかなものにすることを課題とし、その解決手段として、比較的硬度の高いシリコン樹脂製で、先端に肉薄な接続部2を延長設した柄部1と、比較的硬度の低いシリコン樹脂製で、接続部2と柄部1の先端を成形金型の一部として薄皿状に柄部1に一体成形されるさじ部3とから構成されるスプーンの開発案件が知られている。(特許文献1を参照する)
また例えば、異なる相対的硬さを有する材料で作成された組み合せ材料の食事用具の提供を課題とし、その解決手段として、用具の骨格は硬質材料で作成されて構造一体性を付与すると共に、たとえばボウルもしくはプレートのような皿の底部に沿って用具を容易に摺動させることができ、用具の外縁部およびそのハンドルの部分はたとえばクラトンもしくはシリコーンのような比較的軟質の材料で作成されて、口の内部およびガム質との快適な接触を与える、改良幼児スプーンおよびその製造方法の開発案件が知られている。(特許文献2を参照する)
また例えば、唇、口或いは舌の動きに制限がある人が無理なく食事ができるようなスプーン様喫食用器具を提供することを課題とし、その解決手段として、柄部と皿状凹部を備えており、皿状凹部が二層構造となっており、皿状凹部の上層部が流動体の圧力または機械的要素によって上下に移動可能であるスプーン様喫食器具であり、前記柄部と皿状凹部が、共に中空部を有していて、中空部は互いに連通しており、中空部に流動体が充填されており、皿状凹部の上層部が下層部より柔軟性を有しているスプーン様喫食器具の開発案件が知られている。(特許文献3を参照する)
また、従来から身体に障害がある人や高齢者や幼児など、通常の箸やフォークなどの食事用具ではスパゲッティや麺類などをうまく食することが難しい人を対象にした、工夫された食事用具の提案が成されるようになってきた。その中でも従来の食事用具では口腔内を傷つけてしまう恐れのある人を対象にした軟質プラスチックやシリコン樹脂などを用いた食事用具の開発例が増えてきた。
例えば、スパゲッティなどの麺類を食するにあたり、頭部の側面で麺類が滑りにくく、麺類を頭部に容易に絡め取ることができ、麺類が頭部から脱落しにくいような、飲食用フォークの提供を課題とし、その解決手段として、棒状の柄部2と、複数の突片3a,3b,3cを有する頭部3と、からなり、全体がプラスチックにより成形される飲食用フォーク1であって、前記頭部の少なくとも一方の側面に凹溝4が形成されていることを特徴とする、飲食用フォークの開発案件が知られている。(特許文献4を参照する)
例えば、スパゲッティなどの麺類を食するにあたり、頭部の側面で麺類が滑りにくく、麺類を頭部に容易に絡め取ることができ、麺類が頭部から脱落しにくいような、飲食用フォークの提供を課題とし、その解決手段として、棒状の柄部2と、複数の突片3a,3b,3cを有する頭部3と、からなり、全体がプラスチックにより成形される飲食用フォーク1であって、前記頭部の少なくとも一方の側面に凹溝4が形成されていることを特徴とする、飲食用フォークの開発案件が知られている。(特許文献4を参照する)
ところが、特許文献1のスプーンの開発案件では、比較的硬度の高いシリコン樹脂製で、先端に肉薄な接続部を延長設した柄部と、比較的硬度の低いシリコン樹脂製で、接続部と柄部の先端を成形金型の一部として薄皿状に柄部に一体成形されるさじ部とから構成されることを特徴とするが、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具は、比較的硬度の低いシリコン樹脂製での成形部位に雑菌が繁殖しやすいという問題が知られており、そのため、食器洗浄器で頻繁に洗浄したり、沸騰消毒を頻繁にしたり、殺菌剤による殺菌処理を頻繁にしたり、消毒剤による消毒処理を頻繁にしたり、する場合が多いので、比較的硬度の高いシリコン樹脂部と比較的硬度の低いシリコン樹脂部との接続部分の存在により、特許文献1のスプーンでは耐久性に問題があるという指摘を受けている。
また特許文献2の改良幼児スプーンおよびその製造方法の開発案件では、用具の骨格は硬質材料で作成されて構造一体性を付与すると共に、たとえばボウルもしくはプレートのような皿の底部に沿って用具を容易に摺動させることができ、用具の外縁部およびそのハンドルの部分はたとえばクラトンもしくはシリコーンのような比較的軟質の材料で作成されることを特徴とするが、軟質材料での成形部位に雑菌が繁殖しやすいという問題が知られており、そのため、この改良幼児スプーンは、食器洗浄器で頻繁に洗浄したり、沸騰消毒を頻繁にしたり、する必要性があるにも関わらず、軟質材料と硬質材料との境目が存在しているので、耐久性に問題があるという指摘を受けている。
また特許文献3のスプーン様喫食器具の開発案件では、柄部と皿状凹部を備えており、皿状凹部が二層構造となっており、皿状凹部の上層部が流動体の圧力または機械的要素によって上下に移動可能であるスプーン様喫食器具であり、前記柄部と皿状凹部が、共に中空部を有していて、中空部は互いに連通しており、中空部に流動体が充填されており、皿状凹部の上層部が下層部より柔軟性を有しているが、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具は、軟質材料での成形部位に雑菌が繁殖しやすいという問題が知られており、そのため、食器洗浄器で頻繁に洗浄したり、沸騰消毒を頻繁にしたり、殺菌剤による殺菌処理を頻繁にしたり、消毒剤による消毒処理を頻繁にしたり、する必要があり、このため構造的に複雑な特許文献3のスプーン様喫食器具では耐久性に問題があるという指摘を受けている。
また、特許文献4の飲食用フォークの開発案件では、棒状の柄部と、複数の突片を有する頭部と、からなり、全体がプラスチックにより成形される飲食用フォークであって、前記頭部の少なくとも一方の側面に凹溝が形成されていることを特徴とするが、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具は、軟質材料での成形部位に雑菌が繁殖しやすいという問題が知られており、そのため、食器洗浄器で頻繁に洗浄したり、沸騰消毒を頻繁にしたり、殺菌剤による殺菌処理を頻繁にしたり、消毒剤による消毒処理を頻繁にしたり、する必要があり、このため特許文献4の飲食用フォークでは耐熱性または強度的に問題があるという指摘を受けている。
本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具であり、口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への不快感を与えないために軟質プラスチック製またはシリコン樹脂製の食事用具であり、食器洗浄器での洗浄や沸騰消毒や殺菌剤による殺菌処理や消毒剤による消毒処理などを繰り返し実施しても強度的に十分な耐久性を備えた食事用具の提供を目的とする。また以上の課題を解決しながら、スパゲッティや麺類を容易に食することができる軟質プラスチック製またはシリコン樹脂製のフォークの提供を目的とする。
課題を解決するための第一の手段(請求項1の記載を含む)は、食物保持部と把持部とから成り全体が一体成型された飲食用の食事用具において、前記食物保持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記把持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記食物保持部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、前記食物保持部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることを特徴とする、シリコン樹脂製食事用具を提供することである。
課題を解決するための第一の手段で記述した比較的硬質な合成樹脂に関しては、本明細書で記述または使用するシリコン樹脂またはシリコンゴムまたは比較的軟質な合成樹脂よりは硬度の高い合成樹脂であれば使用できるものとする。ただし、前記食物保持部芯部と前記把持部芯部に前記食事用具に骨格を与え、好ましくは構造剛性を付与し、使用に際し本明細書で記述する食事用具の不当な屈曲を防止するものを選択するものとする。好適具体例としては、ナイロン66、ナイロン6、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂やメラミン樹脂などの熱硬化性樹脂や硬質シリコン樹脂などが知られている。また、前記硬質シリコン樹脂に関しては、例えばシリコン樹脂は、その硬度として、軟質のものから硬質のものまで30度から90度程度の段階があり、ここでは60〜80度程度のものを採用するのが好ましい。また前記合成樹脂に関しては、透明タイプ、半透明タイプ、着色タイプ、などから選択して単独で用いても組合わせて用いても構わない。
課題を解決するための第一の手段で記述したシリコン樹脂(シリコーン樹脂ともいう)に関しては、例えばシリコン樹脂は、その硬度として、軟質のものから硬質のものまで30度から90度程度の段階があり、課題を解決するための第一の手段で記述した食物保持部被覆部と把持部被覆部に用いるシリコン樹脂に関しては、30〜60度程度のものを採用するのが好ましい。また前記シリコン樹脂に関しては、透明タイプ、半透明タイプ、着色タイプ、などから選択して単独で用いても組合わせて用いても構わない。またシリコン樹脂とは、ケイ素樹脂とも呼ばれ、ケイ素化合物を主成分とする合成樹脂であり、一般的には、高分子シリコーンを主成分とするシリコーン樹脂を意味する。化学以外の分野からは「シリコーン」「シリコン」の呼称でシリコーン樹脂を指すことがある。
課題を解決するための第一の手段で記述したシリコンゴム(シリコーンゴム)(silicone rubber)とは、シリコーン樹脂(シリコーンを主成分とする合成樹脂)のうち、ゴム状のものをいう。シリコンゴム、ケイ素ゴムとも言われる。
課題を解決するための第一の手段で記述したシリコンゴム(シリコーンゴム)(silicone rubber)とは、シリコーン樹脂(シリコーンを主成分とする合成樹脂)のうち、ゴム状のものをいう。シリコンゴム、ケイ素ゴムとも言われる。
課題を解決するための第一の手段で記述したシリコン樹脂製食事用具を製造するために、前記食物保持部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型する方法は、特に制限はなく、従来公知の成型方法を採用することができる。また前記食物保持部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型する方法は、特に制限はなく、従来公知の成型方法を採用することができる。
課題を解決するための第二の手段(請求項2の記載を含む)は、前記シリコン樹脂製食事用具が飲食用のフォークであり、前記シリコン樹脂製フォークの食物保持部が少なくとも2つの刺し部から形成され、前記フォーク刺し部は前記芯部と前記被覆部で形成され、前記フォーク刺し部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、前記フォーク刺し部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載のシリコン樹脂製食事用具を提供することである。
課題を解決するための第二の手段で記述したフォーク刺し部に関しては、少なくとも2つの刺し部から形成されているが、好適には3つの刺し部から形成されている場合である。この場合の3つの刺し部は夫々平行であることが好ましいが夫々平行でなくとも構わない。
課題を解決するための第二の手段で記述したシリコン樹脂製フォークを製造するために、前記フォーク刺し部芯部と前記把持部芯部が課題を解決するための第一の手段で記述された比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型する方法は、特に制限はなく、従来公知の成型方法を採用することができる。また前記フォーク刺し部被覆部と前記把持部被覆部が課題を解決するための第一の手段で記述されたシリコン樹脂または課題を解決するための第一の手段で記述されたシリコンゴムを用いて一体成型する方法は、特に制限はなく、従来公知の成型方法を採用することができる。
課題を解決するための第三の手段(請求項3の記載を含む)は、前記フォーク刺し部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように形成することを特徴とする、課題を解決するための第一の手段または課題を解決するための第二の手段に記載のシリコン樹脂製食事用具を提供することである。
課題を解決するための第三の手段で記述した前記フォーク刺し部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように形成する手段に関しては、課題を解決するための第二の手段に記載の、フォーク刺し部芯部とフォーク刺し部被覆部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように設計した金型を介して従来公知の成型方法を用いて、形成すればよい。また、課題を解決するための第二の手段に記載の、フォーク刺し部芯部とフォーク刺し部被覆部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように形成する場合に、その長さは任意で構わない。
課題を解決するための第四の手段(請求項4の記載を含む)は、前記フォーク刺し部芯部の少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第三の手段のいずれかに記載のシリコン樹脂製食事用具を提供することである。
課題を解決するための第四の手段で記述した前記フォーク刺し部芯部の少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させることに関しては、前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させないタイプと前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させるタイプとの前記フォーク刺し部芯部と前記フォーク刺し部被覆部との一体化のための成型手段を経た後の前記フォーク刺し部芯部と前記フォーク刺し部被覆部との密着性を比較すると前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させたタイプの前記フォーク刺し部の強度が向上することを本考案の考案者が当社開発部の試作室内での本考案の試作品のテスト中に見出し本考案に至った次第である。このことは前記刺し部芯部先端部の表面積が増えることで、前記フォーク刺し部芯部と前記フォーク刺し部被覆部との密着性が向上すると想定される。
課題を解決するための第四の手段で記述した前記フォーク刺し部芯部の少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させる手段に関しては、前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの玉状体または凸状体を形成させるように設計した金型を介して従来公知の成型方法を用いて、形成すればよい。また前記玉状体または前記凸状体の寸法や形状や数量は任意で構わないものとする。
課題を解決するための第五の手段(請求項5の記載を含む)は、前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第四の手段のいずれかに記載のシリコン樹脂製食事用具を提供することである。
課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第四の手段のいずれかに記載のシリコン樹脂製食事用具は全体がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型され前記シリコン樹脂製食事用具は全体が平滑にしかも軟質系素材で形成されているので、前記フォーク刺し部の表面も柔らかくかつ比較的滑らかであるため、スパゲッティやそばやうどんやそうめんなどの麺類全般を食する場合、滑りやすく絡め取りにくいという問題や、さらに本考案の利用者が何とか前記シリコン樹脂製食事用具でスパゲッティや前記麺類をやっと絡め取り本考案の利用者の口に運ぶ段階でスパゲッティや前記麺類が脱落しやすい、という不都合が生じていた。そこで、本考案の考案者が当社開発部の試作室内で課題を解決するための第五の手段で記述した前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させたところ、上述した不都合が解消されることを本考案の試作品のテスト中に見出し本考案に至った次第である。
課題を解決するための第五の手段(請求項5の記載を含む)は、前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させる手段に関しては、前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させるように設計した金型を介して従来公知の成型方法を用いて、形成すればよい。また前記突起体または前記凸状体の寸法や形状や数量は任意で構わないものとする。また前記の一方の側面に関しては、前記フォーク刺し部被覆部の外側側面であることが好ましい。
請求項1(課題を解決するための第一の手段で記述した内容を含む)の考案によって、食物保持部芯部と把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され食物保持部被覆部と把持部被覆部がシリコン樹脂を用いて一体成型され全体の一体感が強化されることで、食器洗浄器での洗浄を繰り返しても、または沸騰消毒を繰り返しても、または殺菌剤による殺菌処理を繰り返しても、または消毒剤による消毒処理などを繰り返し実施しても十分な耐久性を備えた、シリコン樹脂製食事用具を提供できる。
請求項1(課題を解決するための第一の手段で記述した内容を含む)の考案によって、上述した考案の効果に加えて、食物保持部芯部と把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され食物保持部被覆部と把持部被覆部がシリコン樹脂を用いて一体成型され、すなわち全体が一体成型されるような効果を達成することで、本考案には境界部分とか段差とか切れ目等がほとんどなく連続した形状に形成されていることから、前記境界部分とか前記段差とか前記切れ目等に食物の残滓や唾液や口中の雑菌が溜まって不衛生となるといった問題もない、シリコン樹脂製食事用具を提供できる。
従来の金属製のフォークではもちろんのこと硬質プラスチック製のフォークでもその刺し部によって、例えば、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる場合には、口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への不快感を与えたり、口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への傷や破損が生じたりする場合が知られているが、請求項2(課題を解決するための第二の手段で記述した内容を含む)の考案により、上述した考案の効果に加えて、前記フォーク刺し部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることで、前記フォーク刺し部被覆部が口腔内保護手段として機能し、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いても、口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への不快感を与えたり、口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への傷や破損を減少させることができる。
本来なら、本考案のようにシリコン樹脂またはシリコンゴムまたはその他軟質系素材で飲食用のフォークを製作すると、前記フォーク刺し部の表面も柔らかくかつ比較的滑らかであるため、スパゲッティやそばやうどんやそうめんなどの麺類全般を食する場合、滑りやすく絡め取りにくいという問題があったが、請求項3(課題を解決するための第三の手段で記述した内容を含む)の考案により、上述した考案の効果に加えて、前記フォーク刺し部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように形成することで、図1に示すとおりスパゲッティや前記麺類に対する接触面積を比較的増加させることができ、その結果、シリコン樹脂またはシリコンゴムまたはその他軟質系素材で作製した飲食用のフォークであるにも拘らず、スパゲッティや前記麺類を比較的容易に食することができる、シリコン樹脂製食事用具の提供が可能になる。
請求項4(課題を解決するための第四の手段で記述した内容を含む)の考案によって、上述した考案の効果に加えて、前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させないタイプと前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させるタイプとの前記フォーク刺し部芯部と前記フォーク刺し部被覆部との一体化のための成型手段を経た後の前記フォーク刺し部芯部と前記フォーク刺し部被覆部との密着性を比較すると前記刺し部芯部先端部に少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させたタイプの前記フォーク刺し部の強度が向上するので、硬質系素材と軟質系素材との2重の素材で形成されている飲食用のフォークであるにも拘らず、耐久性を向上させたシリコン樹脂製食事用具を提供できる。
本来なら、本考案のようにシリコン樹脂またはシリコンゴムまたはその他軟質系素材で飲食用のフォークを製作すると、前記フォーク刺し部の表面も柔らかくかつ比較的滑らかであるため、スパゲッティやそばやうどんやそうめんなどの麺類全般を食する場合、滑りやすく絡め取りにくいという問題があったが、請求項5(課題を解決するための第五の手段で記述した内容を含む)の考案により、上述した考案の効果に加えて、前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させることで、スパゲッティや前記麺類に対する接触面積を図1に示すとおり相当に増加させることができ、その結果、シリコン樹脂またはシリコンゴムまたはその他軟質系素材で作製した飲食用のフォークであるにも拘らず、スパゲッティや前記麺類を相当容易に食することができる、シリコン樹脂製食事用具の提供が可能になる。
請求項5(課題を解決するための第五の手段で記述した内容を含む)の考案によって、上述した考案の効果に加えて、前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に、シリコン樹脂またはシリコンゴムまたはその他軟質系素材の突起体または凸状体を形成させることで、前記突起体または前記凸状体を食器や皿に押し当てることで食器や皿に対する接触面積を相当に増加させることができるので、食器や皿の食物を寄せ集めたりきれいに掻き取ったりすることが容易にできる、シリコン樹脂製食事用具の提供が可能になる。
以下、本考案のシリコン樹脂製食事用具の実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本考案の実施の形態例を示す正面図である。図2は本考案の実施の形態例を示す側面図である。図3は図1の食物保持部を説明するための拡大図である。図4は本考案の実施の形態例を示す使用説明図である。
図1と図2より、請求項1および課題を解決するための第一の手段で記述した内容の実施例を説明する。Fは食物保持部と把持部とから成り全体が一体成型された飲食用の食事用具としてのフォークであり、FaはフォークFの食物保持部であり、FbはフォークFの把持部である。Fa10は食物保持部Faの芯部であり、Fa20は食物保持部芯部Fa10を被覆する被覆部であり、食物保持部Faは食物保持部芯部Fa10と食物保持部被覆部Fa20になるように形成される。Fb10は把持部Fbの芯部であり、Fb20は把持部芯部Fb10を被覆する被覆部であり、把持部Fbは把持部芯部Fb10と把持部被覆部Fb20になるように形成される。また食物保持部芯部Fa10と把持部芯部Fb10を一体になるように、かつフォークFの骨格になるように形成する手段は、食物保持部芯部Fa10と把持部芯部Fb10を一体になるよう設計した金型と本明細書で記述した比較的硬質な合成樹脂から選択したナイロン6を用いて公知の成型方法により一体成型される。次に一体成型された物保持部芯部Fa10と把持部芯部Fb10に食物保持部被覆部Fa20と把持部被覆部Fb20を形成する手段は、一体成型後の物保持部芯部Fa10と把持部芯部Fb10を食物保持部被覆部Fa20と把持部被覆部Fb20を形成するように設計した金型に入れて本明細書で記述したシリコン樹脂またはシリコンゴムまたは比較的軟質な合成樹脂から選択したシリコンゴム原料を注入して公知の成型方法により一体成型され、フォークFを形成する。
図1と図2より、請求項2および課題を解決するための第二の手段で記述した内容の実施例を説明する。実施例1によるフォークFを基にして、Fa11は食物保持部芯部Fa10から食物を刺し入れるのに適切な形状に形成されるフォーク刺し部の一つであり食物保持部芯部Fa10の一端に設けられるフォーク刺し部芯部であり、Fa12は食物保持部芯部Fa10から食物を刺し入れるのに適切な形状に形成されるフォーク刺し部の一つであり食物保持部芯部Fa10の他端に設けられるフォーク刺し部芯部であり、Fa13は食物保持部芯部Fa10から食物を刺し入れるのに適切な形状に形成されるフォーク刺し部の一つでありフォーク刺し部芯部Fa11とフォーク刺し部芯部Fa12の間に設けるように形成されるフォーク刺し部芯部である。Fa21は食物保持部被覆部Fa20の一部としてフォーク刺し部Fa11を被覆するように形成されるフォーク刺し部被覆部であり、Fa22は食物保持部被覆部Fa20の一部としてフォーク刺し部Fa12を被覆するように形成されるフォーク刺し部被覆部であり、Fa23は食物保持部被覆部Fa20の一部としてフォーク刺し部Fa13を被覆するように形成されるフォーク刺し部被覆部である。
図3より、請求項3および課題を解決するための第三の手段で記述した内容の実施例を説明する。実施例1または実施例2によるフォークFのフォーク刺し部が、フォーク刺し部芯部Fa11、フォーク刺し部芯部Fa12、フォーク刺し部芯部Fa13、で形成されている場合には、夫々フォーク刺し部被覆部Fa21、フォーク刺し部被覆部Fa22、フォーク刺し部被覆部Fa23、が形成されているという場合に、フォーク刺し部芯部Fa13は図示したようにフォーク刺し部芯部Fa11よりも短くなるように形成し、それに合わせてフォーク刺し部被覆部Fa21を形成させる。また、フォーク刺し部芯部Fa13は図示したようにフォーク刺し部芯部Fa12よりも短くなるように形成し、それに合わせてフォーク刺し部被覆部Fa22を形成させる。
図3より、請求項4および課題を解決するための第四の手段で記述した内容の実施例を説明する。実施例1または実施例2または実施例3によるフォークFのフォーク刺し部が、フォーク刺し部芯部Fa11、フォーク刺し部芯部Fa12、フォーク刺し部芯部Fa13、で形成されている場合には、夫々フォーク刺し部被覆部Fa21、フォーク刺し部被覆部Fa22、フォーク刺し部被覆部Fa23、が形成されているという場合において、Fa11凸はフォーク刺し部芯部Fa11の先端部に形成させた玉状体であるフォーク刺し部芯部玉状体であり、Fa12凸はフォーク刺し部芯部Fa12の先端部に形成させた玉状体であるフォーク刺し部芯部玉状体である。次にフォーク刺し部芯部玉状体Fa11凸を形成させフォーク刺し部被覆部Fa21の先端部と一体になるように成型することでフォーク刺し部芯部玉状体Fa11凸とフォーク刺し部被覆部Fa21の先端部との密着度が向上し、すると食物保持部芯部Fa10と食物保持部被覆部Fa20の強度が向上しさらに食物保持部Fa及びフォークFの耐久性の向上に繋がるものである。次にフォーク刺し部芯部玉状体Fa12凸を形成させフォーク刺し部被覆部Fa22の先端部と一体になるように成型することでフォーク刺し部芯部玉状体Fa12凸とフォーク刺し部被覆部Fa22の先端部との密着度が向上し、すると食物保持部芯部Fa10と食物保持部被覆部Fa20の強度が向上しさらに食物保持部Fa及びフォークFの耐久性の向上に繋がるものである。
図3と図4より、請求項5および課題を解決するための第五の手段で記述した内容の実施例を説明する。実施例1または実施例2または実施例3または実施例4によるフォークFのフォーク刺し部が、フォーク刺し部芯部Fa11、フォーク刺し部芯部Fa12、フォーク刺し部芯部Fa13、で形成されている場合には、夫々フォーク刺し部被覆部Fa21、フォーク刺し部被覆部Fa22、フォーク刺し部被覆部Fa23、が形成されているという場合において、Fa21凸はフォーク刺し部被覆部Fa21の外側側面に形成させた少なくとも1つ以上(任意)の突起体であるフォーク刺し部被覆部突起体であり、Fa22凸はフォーク刺し部被覆部Fa22の外側側面に形成させた少なくとも1つ以上(任意)の突起体であるフォーク刺し部被覆部突起体である。すなわち、フォーク刺し部被覆部突起体Fa21凸を形成させることでフォーク刺し部被覆部Fa21のスパゲッティやそばやうどんやそうめんなどの麺類全般に対する接触面積が相当数増加することで、スパゲッティや前記麺類全般を食する場合でも、効率よく絡め取ることができ、フォーク刺し部被覆部突起体Fa22凸を形成させることでフォーク刺し部被覆部Fa22のスパゲッティやそばやうどんやそうめんなどの麺類全般に対する接触面積が相当数増加することで、スパゲッティや前記麺類全般を食する場合でも、効率よく絡め取ることができる。
図4より、本考案のシリコン樹脂製食事用具であるフォークFを使用して、そばやうどんやそうめんなどの麺類全般を食する場合の手順を説明する。なお、Mは麺類であり、Bは麺類Mが入れられている食器であり、M1は食器BよりフォークFを用いて絡め取られている麺類である。
(1)まず本考案の使用者は、麺類Mが入れられている食器Bの内部にフォークFの食物保持部Faを差し入れる。
(2)すると食物保持部被覆部Fa20が麺類Mに接触する。
(3)フォークFを回転させると、フォーク刺し部被覆部Fa21やフォーク刺し部被覆部Fa22との接触により麺類M1が絡め取られる。
(4)次に本考案の使用者は、食物保持部Faを口中に移動させ食する。
(1)まず本考案の使用者は、麺類Mが入れられている食器Bの内部にフォークFの食物保持部Faを差し入れる。
(2)すると食物保持部被覆部Fa20が麺類Mに接触する。
(3)フォークFを回転させると、フォーク刺し部被覆部Fa21やフォーク刺し部被覆部Fa22との接触により麺類M1が絡め取られる。
(4)次に本考案の使用者は、食物保持部Faを口中に移動させ食する。
上記実施の形態の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮するものではない。また、本考案の各部構成は上記実施の形態に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本考案のシリコン樹脂製食事用具は、身体に障害がある人や高齢者や幼児用に用いる食事用具としてだけでなく、健常者または一般的な消費者が使用しても口腔内(舌、歯、歯茎、粘膜など)への不快感を与えない食事用具として提供できるので、産業上の利用可能性は高いと判断できる。
M・・麺類
M1・・麺類
B・・食器
F・・フォーク
Fa・・食物保持部
Fb・・把持部
Fa10・・食物保持部芯部
Fa11・・フォーク刺し部芯部
Fa11凸・・フォーク刺し部芯部玉状体
Fa12・・フォーク刺し部芯部
Fa12凸・・フォーク刺し部芯部玉状体
Fa13・・フォーク刺し部芯部
Fa20・・食物保持部被覆部
Fa21・・フォーク刺し部被覆部
Fa21凸・・フォーク刺し部被覆部突起体
Fa22・・フォーク刺し部被覆部
Fa22凸・・フォーク刺し部被覆部突起体
Fa23・・フォーク刺し部被覆部
Fb10・・把持部芯部
Fb20・・把持部被覆部
M1・・麺類
B・・食器
F・・フォーク
Fa・・食物保持部
Fb・・把持部
Fa10・・食物保持部芯部
Fa11・・フォーク刺し部芯部
Fa11凸・・フォーク刺し部芯部玉状体
Fa12・・フォーク刺し部芯部
Fa12凸・・フォーク刺し部芯部玉状体
Fa13・・フォーク刺し部芯部
Fa20・・食物保持部被覆部
Fa21・・フォーク刺し部被覆部
Fa21凸・・フォーク刺し部被覆部突起体
Fa22・・フォーク刺し部被覆部
Fa22凸・・フォーク刺し部被覆部突起体
Fa23・・フォーク刺し部被覆部
Fb10・・把持部芯部
Fb20・・把持部被覆部
Claims (5)
- 食物保持部と把持部とからなり全体が一体成型された飲食用の食事用具において、前記食物保持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記把持部が芯部と芯部を被覆する被覆部で形成され、前記食物保持部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、前記食物保持部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることを特徴とする、シリコン樹脂製食事用具。
- 前記シリコン樹脂製食事用具が飲食用のフォークであり、前記シリコン樹脂製フォークの食物保持部が少なくとも2つの刺し部から形成され、前記フォーク刺し部は前記芯部と前記被覆部で形成され、前記フォーク刺し部芯部と前記把持部芯部が比較的硬質な合成樹脂を用いて一体成型され、前記フォーク刺し部被覆部と前記把持部被覆部がシリコン樹脂またはシリコンゴムを用いて一体成型されることを特徴とする、請求項1に記載のシリコン樹脂製食事用具。
- 前記フォーク刺し部が、少なくとも3つの刺し部で形成されている場合に、その中の少なくとも1つの刺し部の長さが他の刺し部の長さよりも短くなるように形成することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のシリコン樹脂製食事用具。
- 前記フォーク刺し部芯部の少なくとも1つの先端部に玉状体または凸状体を形成させることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のシリコン樹脂製食事用具。
- 前記フォーク刺し部被覆部の少なくとも1つの少なくとも一方の側面に突起体または凸状体を形成させることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のシリコン樹脂製食事用具。
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JP6259150B1 (ja) * | 2017-06-27 | 2018-01-10 | 亮 國井 | 撹拌具及びマドラー |
-
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- 2010-09-08 JP JP2010006451U patent/JP3164456U/ja not_active Expired - Fee Related
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