JP3164371U - スライド装置 - Google Patents

スライド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3164371U
JP3164371U JP2010006139U JP2010006139U JP3164371U JP 3164371 U JP3164371 U JP 3164371U JP 2010006139 U JP2010006139 U JP 2010006139U JP 2010006139 U JP2010006139 U JP 2010006139U JP 3164371 U JP3164371 U JP 3164371U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
mounting
guide member
slide plate
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010006139U
Other languages
English (en)
Inventor
克仁 西澤
克仁 西澤
瞬 山口
瞬 山口
中台 慎一
慎一 中台
紳一 秦野
紳一 秦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd filed Critical Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority to JP2010006139U priority Critical patent/JP3164371U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164371U publication Critical patent/JP3164371U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】組み立て性の向上及び強度の向上を図りうるスライド装置を提供する。【解決手段】スライド規制部16A,16Bが形成されたベースプレート11と、ガイド溝30が形成されたガイド部材28とスライド規制部16A,16Bと当接するストッパー部材35とが装着される装着部25がその両側に形成されたスライドプレート12とを設けてスライド装置を構成する。さらに、装着部25に取付穴26を形成し、ガイド部材28に第1の取付用突起32を形成し、ストッパー部材35に第2の取付用突起38を形成し、第1及び第2の取付用突起32,38を同一の取付穴26内に共に挿入して係合させることにより、ガイド部材28とストッパー部材35を共に装着部25に装着する。【選択図】図1

Description

本考案はスライド装置に係り、特にベースプレートにスライドプレートをスライド可能に保持する構成のスライド装置に関する。
例えば、電子機器の一つとして、テンキー等が配設された第1の筐体に対して液晶表示装置等が配設された第2の筐体をスライド可能な構成とした携帯電話機が提供されている。この種の携帯電話機には、筐体のスライド動作を可能とするためにスライド装置が内設されている。
この種のスライド装置としては、種々の構成を有したものが提案されているが、その中で例えば特許文献1に開示されるように、第1の筐体に取り付けられるベースプレートと、第2の筐体に取り付けられるスライドプレートとを有し、ベースプレートに対してスライドプレートをスライド可能な構成とすることにより、第1の筐体に対して第2の筐体がスライドするよう構成されたスライド装置がある。
この種のスライド装置は、ベースプレートに対するスライドプレートのスライドを円滑に行うため、ベースプレートの両側部にガイドレール部を設けると共に、スライドプレートの両側にガイドレール部とスライド可能に係合する樹脂製のガイド部材が設けられている。また、スライドプレートが所定のスライド範囲を越えてスライドするのを防止するため、ベースプレートにスライド規制部を設けると共にスライドプレートにストッパー部材を設けている。そして、ストッパー部材がスライド規制部に当接することにより、スライドのそれ以上のスライドが規制される構成とされている(特許文献1参照)。
特開2008−506229号公報
上記の特許文献1に開示されたスライド装置は、ガイド部材とストッパー部材が個別にスライドプレートの側部に取り付けられる構成とされていた。具体的には、スライドプレートの側部をコ字状に折り曲げてスライド方向に延在する装着部を形成する。また、この装着部の中央にガイド部材を取り付けるためのガイド部材用取付穴を形成すると共に、このガイド部材用取付穴を挟んで装着部の両端部にストッパー部材を取り付けるためのストッパー部材用取付孔を形成している。
そして、ガイド部材の中央部に取付用突起を形成し、この取付用突起を装着部の中央部に形成されたガイド部材用取付穴に挿入して係止することにより、ガイド部材を装着部(スライドプレート)に装着する。また、ストッパー部材にも取付用突起を形成し、この取付用突起を装着部の両端部近傍に形成されたガイド部材用取付穴に挿入して係止することにより、ガイド部材を装着部の両端部にそれぞれ装着する。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたスライド装置では、装着部に少なくとも3個以上のガイド部材用取付穴を形成する必要があり、その加工が面倒であると共に、多数の穴を形成することにより装着部の強度が低下するという問題点がある。また、ガイド部材と当接部を個別に取付穴に取り付ける必要があるため、組み立て作業が面倒であるという問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、組み立て性の向上及び強度の向上を図りうるスライド装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
スライド方向に延在するガイドレール部が両側部に形成されたベースプレートと、
前記ガイドレール部に案内されて前記ベースプレートに対してスライドするスライドプレートと、
前記ガイドレール部とスライド可能に係合するスライド溝が形成されたガイド部材と、
前記ベースプレー上の前記スライドプレートのスライド限度位置に対応して設けられたスライド規制部と、
前記スライドプレートが前記スライド限度位置まで移動した際に前記スライド規制部と当接するストッパー部材と、
前記スライドプレートに形成されており、前記ガイド部材と前記ストッパー部材が装着される装着部と、
一端が前記ベースプレートに接続されると共に他端部が前記スライドプレートに接続され、前記ベースプレートに対し前記スライドプレートをスライド付勢するばね手段とを有しており、
前記装着部に取付穴を形成し、
前記ガイド部材に第1の取付用突起を形成し、
前記ストッパー部材に第2の取付用突起を形成し、
前記第1の取付用突起と前記第2の取付用突起を同一の前記取付穴内に共に挿入して前記取付穴に係合させる構成としたことを特徴とするスライド装置により解決することができる。
開示のスライド装置によれば、ガイド部材に形成された第1の取付用突起とストッパー部材に形成された第2の取付用突起とを同一の取付穴内に共に挿入して取付孔に係合させるため、取付穴の数を少なくすることができると共に組み立て性の向上及び強度の向上を図ることが可能となる。
図1は、本考案の一実施形態であるスライド装置を示す分解斜視図である。 図2は本考案の一実施形態であるスライド装置の閉じ状態を示しており、(A)は上から見た斜視図であり、(B)は下から見た斜視図である。 図3は本考案の一実施形態であるスライド装置の開き状態を示しており、(A)は上から見た斜視図であり、(B)は下から見た斜視図である。 図4は、ガイド部材及びストッパー部材を装着部に装着する前の状態を示す図である。 図5は、ガイド部材及びストッパー部材を装着部に装着した後の状態を示す図である。
次に、本考案の実施の形態について図面と共に説明する。
図1乃至図3は、本考案の一実施形態であるスライド装置10を示している。なお、図1はスライド装置10の分解斜視図であり、図2は閉じ状態のスライド装置10の斜視図、図3は開き状態のスライド装置10の斜視図である。
スライド装置10は、例えばテンキー等が配設された第1の筐体に対し、液晶表示装置等が配設された第2の筐体をスライド可能な構成とした携帯電話機に適用されるものである。このスライド装置10は、大略するとベースプレート11、スライドプレート12、ばね部材13、ガイド部材28、及びストッパー部材35等により構成されている。
先ず、ベースプレート11について説明する。ベースプレート11は、金属板材(例えば、ステンレス等)をプレス加工により成形したものであり、平面視で略長方形状を有している。このベースプレート11は、本体部14、ガイドレール部15、ベース側フック部材17、及びFPC用開口18等が形成されている。
本体部14は、スライド方向(図中X1,X2方向)に長い長方形状を有している。この本体部14の長辺側の両側部には、スライドプレート12のガイド部となるガイドレール部15がX1,X2方向に延在するよう形成されている。このガイドレール部15は、本体部14の両側部を略Z字状に折曲形成した構成とされている。
ベースプレート11のスライドプレート12のスライド限度位置に対応する位置(スライドプレート12の過剰なスライドを規制する位置)には、スライド規制部16A,16Bが形成されている。具体的には、各ガイドレール部15の矢印X1方向端部にはスライド規制部16Aが形成されると共に、矢印X2方向端部にはスライド規制部16Bが形成されている。
このスライド規制部16A,16Bは、ベースプレート11の表面から突出するよう形成されている。具体的には、各スライド規制部16A,16Bは、本体部14の一部を略直角に折り曲げることによりベースプレート11に一体的に形成された構成とされている。このスライド規制部16A,16Bは、後述する当接部36が当接することによりスライドプレート12の過剰なスライドを規制する機能を奏するものである。
なお、ベースプレート11の所定一には、スライド装置10が携帯電話機に搭載された際に、フレキシブル基板(以下、FPCという)が挿通されるFPC用開口18が形成されている。
次に、スライドプレート12について説明する。スライドプレート12は、本体部20、装着部25、取付穴26、ガイド部材28、及びストッパー部材35等を有した構成とされている。
本体部20は金属板材(例えば、ステンレス等)をプレス加工により成形したものであり、平面視で略長方形状を有している。この本体部20の幅寸法(図中Y1,Y2方向の長さ)は、ベースプレート11の幅寸法と略同じ長さとされている。これに対し、本体部20のスライド方向(図中X1,X2方向)の長さは、ベースプレート11のスライド方向の長さに比べて短く設定されている。
装着部25は、本体部20の両側部(Y1,Y2方向の側部)に一体的に形成されている。この装着部25は本体部20の両側部を略コ字状に折曲したものであり、スライド方向(X1,X2方向)に延在するよう形成されている。また各装着部25には、取付穴26が形成されている。この取付穴26は各装着部25に2個ずつ形成されており、その形成位置は装着部25のスライド方向に対する両端部近傍に設定されている。よって、本実施形態では、装着部25の中央位置に穴は形成されていない。上記構成とされた装着部25には、後述するガイド部材28及びストッパー部材35が装着される。
なお、スライドプレート12の中央位置には、前記したFPCを配設するためのFPC用凹部21が形成されている。
トーションばね13は、前記したベースプレート11とスライドプレート12との間に配設される。具体的には、トーションばね13の一端部13aはベース側フック部材17によりベースプレート11に接続され、他端部13bはスライド側フック部材22によりスライドプレート12に接続される。このトーションばね13は、ベースプレート11に対しスライドプレート12をスライド付勢するばね手段として機能する。なお、ベース側フック部材17及びスライド側フック部材22は、各プレート11,12にかしめ等により固定される。
次に、ガイド部材28について説明する。ガイド部材28は図1に加えて図4に示すように棒状の部材であり、スライドプレート12に形成された装着部25に装着されるものである。このガイド部材28は、摺動特性等に優れた樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)により形成されている。また、ガイド部材28は、本体部29、ガイド溝30、幅細部31、及び第1の取付用突起32等を一体的に形成した構成とされている。
本体部29は、スライドプレート12に形成された装着部25の内側部25aの形状に対応して形成されている。よって、ガイド部材28が装着部25に装着された際、本体部29は内側部25aに嵌合した状態となる。
ガイド溝30は、ガイド部材28の内側(装着部25と嵌合する側と反対側)にスライド方向(X1,X2方向)に延在するよう形成されている。このガイド溝30には、ベースプレート11に形成されたガイドレール部15がスライド可能に係合する。前記のように、ガイド部材28は摺動特性等に優れた樹脂により形成されている。よって、ガイド部材28はガイドレール部15に対して円滑にスライドする。
幅細部31は、ガイド部材28の両端部の所定範囲にわたり形成されている。この幅細部31は、装着部25への装着時に後述するストッパー部材35の延出部37と組み合わされる部位である。幅細部31と延出部37が組み合わされた状態の厚さ(Y1,Y2方向の厚さ)は、ガイド部材28と略同じ厚さとなる。
第1の取付用突起32は、ガイド部材28のスライド方向(X1,X2方向)の両端部近傍に形成されている。具体的には、第1の取付用突起32は、幅細部31の形成範囲内に形成されている。この第1の取付用突起32は、ガイド部材28が装着部25に装着された際に取付穴26に挿入し、この取付穴26と係合する。よって、第1の取付用突起32の形成位置と、取付穴26の形成位置は対応するよう構成されている。また、第1の取付用突起32は、ベースプレート11と対向する側とは反対側の方向(図中、矢印Z1で示す上方向)に突出するよう形成されている。
次に、ストッパー部材35について説明する。ストッパー部材35は、ガイド部材28と共にスライドプレート12に形成された装着部25に装着されるものである。このストッパー部材35は、スライドプレート12の両側部に形成された装着部25の両端部に夫々配設される。このストッパー部材35は,耐久性及び耐衝撃性に優れた樹脂により形成されている。また、ストッパー部材35は当接部36、延出部37、及び第2の取付用突起38等を一体的に形成した構成とされている。
当接部36は、ストッパー部材35を装着部25に装着した際に装着部25の端部に位置するよう構成されている。また、前記のようにストッパー部材35は装着部25の両端部に配設される。そして、ストッパー部材35が装着部25に装着された際、各当接部36は装着部25の両端部を覆った状態となるよう構成されている。
延出部37は、前記のようにガイド部材28の幅細部31と組み合わされた状態で装着部25に装着される部位である。第2の取付用突起38は、この延出部37に形成されている。第2の取付用突起38は、延出部37に対して直角方向(外方向)に向け突出するよう形成されている。また、第2の取付用突起38は、ガイド部材28が装着部25に装着された際、第1の取付用突起32と共に取付穴26に挿入し、この取付穴26に係合するよう構成されている。
よって、第1及び第2の取付用突起32,38の形成位置は、取付穴26の形成位置と対応するよう構成されている。また、第1の取付用突起32の突出方向(Z1方向)と、第2の取付用突起38の突出方向(外方向)は、90°異なっている。このため、取付穴26は、第1の取付用突起32と係合する上方開口部26aと、第2の取付用突起38と係合する側方開口部26bが形成された構成とされている。よって、この上方開口部26aの開口方向と側方開口部26bの開口方向も、90°異なるよう構成されている。
図5は、ガイド部材28及びストッパー部材35が装着部25に装着された状態を示している。同図に示されるように、本実施形態では第1の取付用突起32及び第2の取付用突起38が共に取付穴26内に係合する構成とされている。なお、この構成の詳細については、説明の便宜上、後述するものとする。
次に、上記構成とされたスライド装置10の動作について説明する。
図2(A),(B)は、スライドプレート12がベースプレート11上において矢印X1方向端部に位置した状態(以下、この状態を閉じ状態という)を示している。この閉じ状態では、ばね部材13はスライドプレート12を矢印X1方向に向け弾性付勢している。しかしながら、スライドプレート12の装着部25に装着されたストッパー部材35の当接部36が、ガイドレール部15のX1方向端部に形成されたスライド規制部16Aと当接することにより、図示される位置(スライド限度位置という)以上にスライドプレート12がX1方向に移動することを規制している。
閉じ状態からスライドプレート12をスライドさせるには、ベースプレート11に対してスライドプレート12を矢印X2方向に移動させる。この時、操作者がスライドプレート12をスライドさせる力がばね部材13の弾性力よりも大きい場合、スライドプレート12は矢印X2方向に移動を開始する。
スライドプレート12のX2方向への移動により、ベース側フック部材17とスライド側フック部材22が略一直線(Y1,Y2方向に略一直線)になると、ばね部材13によるX2方向に対する弾性力は一時的にX1,X2方向には作用しない状態となる(この状態を中立状態という)。
この中立状態から、操作者がスライドプレート12を更にX2方向に移動させると、ばね部材13の弾性力の付勢方向は反転してスライドプレート12をX2方向に向けて弾性付勢するようになる。従って、その後は操作者がスライドプレート12をX2方向にスライド付勢しなくても(即ち、操作者がスライドプレート12から手を離しても)、スライドプレート12はばね部材13の弾性力(弾性復元力)により自動的にX2方向に移動する。
図3(A),(B)は、スライドプレート12がベースプレート11上において矢印X2方向端部に位置した状態(以下、この状態を開き状態という)を示している。この開き状態においては、ばね部材13はスライドプレート12を矢印X1方向に向け弾性付勢している。なお、前記のようにガイドレール部15のX2方向端部にもスライド規制部16Bが設けられており、このスライド規制部16Bにストッパー部材35の当接部36が当接することにより、図示される位置(スライド限度位置という)以上にスライドプレート12がX2方向に移動することを規制している。
このように、ベースプレート11に対してスライドプレート12がスライドする際、ガイドレール部15はガイド部材28に形成されたガイド溝30内を移動する。ガイド部材28は滑性の良好な樹脂により形成されているため、スライドプレート12のスライドは円滑に行われる。また、スライドプレート12がスライド限度位置まで移動した際に、当接部36がスライド規制部16A,16Bと当接することによりそれ以上のスライドが規制されるが、当接部36(ストッパー部材35)も樹脂製であるため、この当接により異音が発生するようなことはない。
次に、上記構成とされたガイド部材28とストッパー部材35を装着部25に装着する方法について説明する。ガイド部材28及びストッパー部材35を装着部25に装着するには、先ずガイド部材28を装着部25に装着する。これにより、第1の取付用突起32は、装着部25に形成された取付穴26(上方開口部26a)に係合する。
また、前記のようにガイド部材28の両端部には幅細部31が形成されている。よって、ガイド部材28を装着部25に装着した状態で、装着部25と幅細部31との間には間隙が形成されている。ストッパー部材35は、この間隙に延出部37を挿入することにより装着部25に装着される。
具体的には、延出部37を前記間隙内に挿入してゆき、第1の取付用突起38が装着部25に形成された取付穴26(側方開口部26b)に係合することにより、ストッパー部材35は装着部25に装着される。ガイド部材28とストッパー部材35が装着部25に装着された状態において、第1の取付用突起32と第2の取付用突起38は互いに90度離間した状態となる。
図5は、ガイド部材28及びストッパー部材35が装着部25に装着された状態を示している。同図に示されるように、本実施形態では第1の取付用突起32と第2の取付用突起38を同一の取付穴26に共に挿入して係合させることにより、ガイド部材28とストッパー部材35を共に装着部25(スライドプレート12)に装着した構成としている。この装着状態で、第1の取付用突起32は取付穴26の上方開口部26aと係合し、第2の取付用突起38は側方開口部26bと係合している。
従来のようにガイド部材とストッパー部材を別箇に装着部に係合させ固定する構成では、少なくとも3個の取付穴が必要であったが、本実施形態のスライド装置10によれば第1及び第2の取付用突起32,38が同一の取付穴26に係合するため、装着部25に形成される取付穴26の数を2個とすることができる。これにより、装着部25(スライドプレート12)に対する取付穴26の加工が容易になると共に、取付穴26が少なくなることにより装着部25の強度を向上させることができる。また、取付穴26の数が少なくなることにより、各取付用突起32,38の取付穴26への係合作業も少なくなり、組み立て性の向上を図ることもできる。
更に、従来では装着部の両側部に形成される取付穴はストッパー部材の取付に用いられていたため、ガイド部材を固定するための取付穴は装着部の中央に形成されていた。このため、ガイド部材に形成される取付用突起も中央位置に設定されていたため、ガイド部材が装着部内で変位しやすいという問題点があった。しかしながら本実施形態では、ガイド部材28はその両端部近傍が装着部25に係止されるため、装着部25内におけるガイド部材28の変位はなくなり、ベースプレート11に対するスライドプレート12のスライドを円滑に行うことが可能となる。
以上、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
10 スライド装置
11 ベースプレート
12 スライドプレート
13 トーションばね
15 ガイドレール部
16A,16B スライド規制部
17 ベース側フック部材
22 スライド側フック部材
23 フック固定孔
25 装着部
26 取付穴
28 ガイド部材
29 本体部
30 ガイド溝
31 幅細部
32 第1の取付用突起
35 ストッパー部材
36 当接部
37 延出部
38 第2の取付用突起

Claims (4)

  1. スライド方向に延在するガイドレール部が両側部に形成されたベースプレートと、
    前記ガイドレール部に案内されて前記ベースプレートに対してスライドするスライドプレートと、
    前記ガイドレール部とスライド可能に係合するスライド溝が形成されたガイド部材と、
    前記ベースプレー上の前記スライドプレートのスライド限度位置に対応して設けられたスライド規制部と、
    前記スライドプレートが前記スライド限度位置まで移動した際に前記スライド規制部と当接するストッパー部材と、
    前記スライドプレートに形成されており、前記ガイド部材と前記ストッパー部材が装着される装着部と、
    一端が前記ベースプレートに接続されると共に他端部が前記スライドプレートに接続され、前記ベースプレートに対し前記スライドプレートをスライド付勢するばね手段とを有しており、
    前記装着部に取付穴を形成し、
    前記ガイド部材に第1の取付用突起を形成し、
    前記ストッパー部材に第2の取付用突起を形成し、
    前記第1の取付用突起と前記第2の取付用突起を同一の前記取付穴内に共に挿入して前記取付穴に係合させる構成としたことを特徴とするスライド装置。
  2. 前記第1の取付用突起の突出方向と、前記第2の取付用突起の突出方向が異なっていることを特徴とする請求項1記載のスライド装置。
  3. 前記スライド規制部は、前記ベースプレートの表面から突出形成された構成であることを特徴とする請求項1又は2記載のスライド装置。
  4. 前記取付穴は、前記装着部の前記スライド方向に対する両端部近傍に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスライド装置。
JP2010006139U 2010-09-13 2010-09-13 スライド装置 Expired - Lifetime JP3164371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006139U JP3164371U (ja) 2010-09-13 2010-09-13 スライド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010006139U JP3164371U (ja) 2010-09-13 2010-09-13 スライド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3164371U true JP3164371U (ja) 2010-11-25

Family

ID=54875772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010006139U Expired - Lifetime JP3164371U (ja) 2010-09-13 2010-09-13 スライド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164371U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113132819A (zh) * 2019-12-30 2021-07-16 启碁科技股份有限公司 安装结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113132819A (zh) * 2019-12-30 2021-07-16 启碁科技股份有限公司 安装结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5085343B2 (ja) 携帯機器のスライド機構及び携帯機器
US20100197372A1 (en) Information terminal apparatus and hinge unit
US20080090627A1 (en) Mobile communication terminal
KR20050077005A (ko) 슬라이드기구
JP4562083B2 (ja) 小型電子機器
JP3164371U (ja) スライド装置
US8807622B2 (en) Urging device
KR101419416B1 (ko) 슬라이드 유닛 기구
TWI384834B (zh) Mobile machine sliding mechanism and action machine
KR101428737B1 (ko) 슬라이드 기기
JP2009147565A (ja) 携帯機器並びにこの携帯機器の開閉装置
KR100747455B1 (ko) 슬라이드 타입 휴대 단말기
JP4316608B2 (ja) スライド機構
JP4688943B2 (ja) スライド機構
US8374336B2 (en) Portable terminal
JP2010239320A (ja) 情報端末装置
JP5968437B2 (ja) 部品の取り付け構造
JP4871931B2 (ja) スライド式携帯端末
JP4187638B2 (ja) クリック機構
US8238083B2 (en) Slide mechanism for slide-type portable electronic device
JP4000483B2 (ja) 押し釦装置
JP2023130918A (ja) ラッチ受け
JP2006173459A (ja) スライド型可変抵抗器
JP2010226267A (ja) スライド回転ヒンジ
KR20080010078A (ko) 휴대용 단말기의 슬라이딩 장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3164371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term