JP3163863U - トレーラのための安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーラの基本的な制御回路に変更を加えることなく適用することができて、トレーラ単体の落下事故を防止することができる安全装置を、簡単な構成によって提供する。【解決手段】トレーラを構成するトラクタとトレーラ単体とのカプラでの連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備える。【選択図】図6

Description

本考案は、トレーラのための安全装置に関するものである。
図1に示すように、所謂トレーラ10は、牽引側のトラクタ11と、これによって牽引されるトレーラ単体12とからなっていて、このトレーラ単体12の前方下部には、トラクタ11の後部上面に設けたカプラ13内に係合されるキングピン14(図1では示していない)が設けてある。トラクタ11側のカプラ13には、図5の(a)及び(b)に示すように、開閉されるジョー15が設けてあって、このジョー15内にキングピン14が入ったとき、当該ジョー15を閉じることによって、トラクタ11にトレーラ単体12が連結されるのである。勿論、トレーラ単体12は、一本のキングピン14によってトラクタ11に連結されることになるから、このキングピン14を中心にしてトラクタ11に対して所定の範囲内で回転できるものである。
また、このようなトレーラ10は、図1に示すように、荷物を入れたトレーラ単体12に対してトラクタ11をバックさせ、そのカプラ13内のジョー15に対してトレーラ単体12側のキングピン14を係合させることにより、トラクタ11とトレーラ単体12とが繋がったものとなるのである。このトラクタ11とトレーラ単体12とが完全に繋がったときには、図4に示すような連結センサー16が作動して、トラクタ11の運転席内でのランプによって運転者に知らされるようになっている。
逆に、トラクタ11とトレーラ単体12とが完全に繋がっていないときには、連結センサー16からの信号がきていないことの警告灯が運転席内で点灯される。そこで、当該トレーラ10の運転者は、トラクタ11とトレーラ単体12とが完全に繋がるように、つまり警告灯が消灯するのが確認できるまで、操作をやり直すのである。そして、トラクタ11とトレーラ単体12との連結が確認できたなら、運転者はトレーラ10を出発させるのである。
また、このトレーラ10が所定場所に到着して、荷下ろしのためにトレーラ単体12を取り外す場合には、図1に示すように、まずトレーラ単体12の前部側面に設けてある各支持脚12aを引き出して地面に接触させ、これによってトレーラ単体12の前部を支持させておくのである。当該トレーラ10の運転者は、これらの各支持脚12aを完全に降ろした否かを確認後、前述したように、カプラ13を外してトラクタ11を前方に少し移動させるのである。
ところが、このトラクタ11とトレーラ単体12とが完全に連結されたことは、運的席側の警告灯の視認よって行う訳であるから、当然見落としもあるし、また警告灯の球切れということもあり得て、トレーラ単体12が完全に繋がっていないのにトラクタ11だけを発車させてしまう、ということも十分あり得る。
このとき、もし、トレーラ単体12の前部が支持脚12aによって支持されていないとすると、当然このトレーラ単体12の前部は地上に落下してしまう。
このように、荷が入ったトレーラ単体12の前部が地上に落下すると、預かった商品をトレーラ単体12内で破損させてしまって、荷主に多大な損害を与えることになっていまうだけでなく、このトレーラ10によって荷を目的地に搬送することができなくなってしまうのである。
それだけでなく、トレーラ単体12の前部を誤って地上に落下させてしまうと、荷が入っていなくても、トレーラ単体12の前部やここに設けてあるキングピン14、そして中に入れた商品に傷が付くことは当然あり得ることであり、そうでなくても、このトレーラ単体12の前部を荷物が入ったままで持ち上げることは、重機を持ち込まない限り不可能である。
以上のようなトレーラ10についての問題を解決するために、例えば、特許文献1や特許文献2において、種々な方策が提案されている。
特開平11−59511号公報、要約、代表図 特開平11−278317号公報、要約、代表図
特許文献1に記載されている「トレーラー付き車両の安全装置」は、「トレーラーを不完全な連結状態のままで発進できないようにするための安全装置を提供する」ことを目的としてなされたもので、図9に示すように、「トレーラーと牽引車との連結部にピン検出スイッチとトレーラー検出スイッチを設け、コネクタの接続を検出するコネクタ接続検出回路を設け、これらのコネクタ接続検出回路、ピン検出スイッチ及びトレーラー検出スイッチをユニットにおけるキル回路の接地側に接続する」という構成を有するものである。
以上の結果、この特許文献1の「安全装置」では、「コネクタが接続されているがトレーラーが正確に連結されていない状態、逆に、コネクタが接続されていないがトレーラーが正確に連結されている状態のいずれでもキル回路を接地させてユニットの出力を接地することにより、トレーラーの連結が不完全なままの状態下における牽引車の始動を防止する」ことができるものである。
この特許文献1の基本思想は、トラクタ11とトレーラ単体12との連結がなされていないときには、「牽引車の始動を停止する」ようにするものであり、そのために「キル回路を接地させてユニットの出力を接地する」ことである。つまり、この種のトレーラ10が有している内部配線やコンピュータに変更を加えて、「牽引車の始動を停止」できるようにするものである。
しかしながら、最近の車両における配線やコンピュータは複雑化してきており、最初からそのような設計を行っておかないと、この特許文献1の技術、つまり「安全装置」は実施不可能である。逆にいえば、そのような安全装置のないトレーラ10に、改めてこの特許文献の「安全装置」を付加しようとしても、殆ど不可能に近いのである。
また、特許文献2にて提案されている「トレーラ連結の検出装置」は、「特別なスイッチを設けることなく、トラクタに搭載されている各機器をトレーラ連結の有無に応じて作動、制御および調整する」ことを目的としてなされたもので、図10にも示すように、「インフォメ−ションランプ点灯制御回路は、トレーラ有無判定回路から接続無の信号を、かつトレーラストップランプ接続判定回路らトレーラストップランプ接続有の信号を入力されたとき、インフォメーションランプを点灯する。トレーラ有無信号発信回路は、トレーラストップランプ接続判定回路からトレーラストップランプ接続有の信号を入力されると、トラクタに搭載された各機器にトレーラ有無信号を出力する」ように構成したものである。
これにより、この特許文献2の「検出装置」によれば、「トレーラ有無信号に基づいて、これらの各機器の作動、制御および調整がトレーラの連結の有無に応じて行われる」ものと考えられる。
この特許文献2の基本思想は、「トラクタに搭載された各機器にトレーラ有無信号を出力する」ことであって、トラクタ11の発進を積極的に停止させるものではない。つまり、「トラクタに搭載された各機器にトレーラ有無信号を出力」したからといって、運転者がそれに気付かなければ、トレーラ単体12に繋がっていないトラクタ11をそのまま発進させてしまう問題は依然として解決されていないことになる。
そこで、本考案者等は、新車は勿論、現在実車として動いているトレーラ10についても、その基本的な制御回路に変更を加えることなく適用することができて、トレーラ単体12が繋がっていないことの警告を確実に発してトレーラ単体12の落下事故を未然に防止するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本考案を完成したのである。
すなわち、本考案の目的とするところは、この種のトレーラ10の基本的な制御回路に変更を加えることなく適用することができて、トレーラ単体12の落下事故を防止することができる安全装置を、簡単な構成によって提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る考案の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備えて、
トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときには、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20」
である。
すなわち、この安全装置20は、まず、トレーラ10のために元々設けたあったものとは別に、所謂「後付け」されるものであり、元々設けたあった純正安全装置とは別に新たに設置されるものである。そして、この安全装置20を構成している安全連結センサー21や第1リレースイッチ31等からの信号が、後述するような構成によって、元々設けたあった純正安全装置に悪影響を与えないようにしてある。
さて、この安全装置20は、まず、トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12との連結状態を安全連結センサー21により検出して、トラクタ11とトレーラ単体12とが完全に連結されていないときには、図示しない警告装置によって、「トラクタ11とトレーラ単体12が完全に連結されていません」等といった音声あるいは「ブザー音」で運転者に知らせて、トレーラ10の安全発進またはトレーラ単体12の落下防止を促すようにするものである。
そのために、この安全装置20は、図2〜図4、及び図6に示すように、トラクタ11とトレーラ単体12との連結状態を検出すべくカプラ13の近傍に設けた安全連結センサー21と、図6に示すように、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ22と、この第1リレースイッチ22の出力側に設けた図示しない警告装置とを備えたものである。
以上のように、この安全装置20は、少なくとも、カプラ13の近傍に設けた安全連結センサー21と、第1リレースイッチ31とからなる簡単な構成のものであり、安全連結センサー21を、図2〜図4に示すように、この種のトレーラ10が一般的に有している連結センサー16と並列的に設けるようにし、第1リレースイッチ31を例えばこの種のトレーラ10が有しているヒューズボックス内に設置するとともに、警告装置を該当するヒューズが収められている端子に接続することで、その取付が完了するものである。
換言すれば、この安全装置20は、この種のトレーラ10が有している電気系統内に「後付」で設置できるものであり、トレーラ10がもともと有している回路基板の改造や車載コンピュータのソフト変更を全く伴わないものである。このため、現在実車として使用されているトレーラ10についても簡単に適用できるのである。
この安全装置20を採用したトレーラ10において、トラクタ11とトレーラ単体12とが外れているにも拘わらずトラクタ11を発進しようとしたときには、図6に示すように、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31がオフ状態にされる。つまり、安全連結センサー21によって、トラクタ11とトレーラ単体12とが外れていることが検知されたときには、第1リレースイッチ31内のソレノイドへの通電がなされないから、第1リレースイッチ31内のスイッチは第1リレースイッチ31内のオフ側端子に当接したままの状態に維持され、図示しない警告装置は通電可能状態となる。
警告装置は、この種のトレーラが本来的に有しているものを使用すればよく、運転席内で所定の音声または警報を発するものである。
勿論、トラクタ11とトレーラ単体12との連結が完全で有れば、安全連結センサー21がこれを検知して第1リレースイッチ31内のソレノイドに通電され、第1リレースイッチ31内のスイッチは第1リレースイッチ31内のオン側端子に当接し、警告装置は通電できない状態となる。つまり、警告装置は作用しない通常状態のままとなる。
換言すれば、この安全装置20は、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときには、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたものなのである。
なお、安全連結センサー21としては、後述する最良形態で説明している連結センサー16をそのまま利用するように実施してもよい。
また、以上の課題を解決するために、請求項2に係る考案の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときに、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にし、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、この圧力センサー22によって第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20」
である。
すなわち、この請求項2に係る安全装置20は、トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態を検知するとともに、トレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うようにしたものであり、トレーラ単体12の支持脚12aの状態を加味することを付加した点が上記請求項1のそれと異なる点である。
このため、この安全装置20は、図7に示すように、上記請求項1における部材の他に、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えているのである。
圧力センサー22は、例えば、エアサスペンションへ供給する圧力空気のエアタンク等に接続されて、この圧力空気の圧力を測定するものであり、この空気圧力が所定以上の場合に、そのことを第2リレースイッチ32に電気的信号で伝達して、この第2リレースイッチ32が前記警告装置に信号を発するようにするものである。
このエアサスペンションのための空気圧力が所定以上となる場合は、トラクタ11にトレーラ単体12の前部が載せられていて、かつ各支持脚12aが収納されて地面に付いていない場合である。この状態となるのは、当該トレーラ10によって荷が荷下ろし場所に到着したとき以降であるが、到着時点では、カプラ13側の安全連結センサー21が前から作動していたから、警告装置が作動させられることはない。
問題は、当該トレーラ10によって荷が到着してから、当該荷下ろし場所にてトレーラ単体12を外すまでの間である。トレーラ単体12をトラクタ11から外すためには、まず各支持脚12aを出して当該トレーラ単体12の前部を支えなければならないが、トレーラ単体12から支持脚12a出さずにそのままトラクタ11を外すとトレーラ単体12の前部が地面に落下する。勿論、トレーラ単体12の前部が地面に落下する前に、トレーラ単体12の加重がトラクタ11側に掛かることになり、これによって、エアサスペンションに供給する圧力空気が溜めてあるタンク内の圧力が高まるのであるから、これを利用すれば、落下を未然に防ぐことができる筈である。
そこで、この請求項2に係る安全装置20では、エアサスペンションの圧力を検知する圧力センサー22を設けて、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えたものとしたのである。
以上の結果、この請求項2の安全装置20は、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときに、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にし、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、圧力センサー22によって第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するのである。
そして、以上の課題を解決するために、請求項3に係る考案の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とを直列的に電気接続して、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているとき、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、第1リレースイッチ31または第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20」
である。
この請求項3に係る安全装置20は、基本的には、上記請求項2のそれと同様な構成を備えているのであるが、第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とを直列的に電気接続したことが請求項2のそれと異なっている点である。
カプラ13での連結状態は安全連結センサー21によって検知されていたから、トレーラ単体12を接続したトレーラ10は安全に出発できたのであるし、このトレーラ10の走行中には、トラクタ11やトレーラ単体12の振動等によって圧力センサー22にて所定以上の圧力が検出されることがある。もし、第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とが並列的に電気接続されていたとすると、圧力センサー22にて所定以上の圧力が検出されたとき、第2リレースイッチ32が作動して警告装置から警告が発せられることになる。
トレーラ単体12がトラクタ11に安全に接続されている走行中に、警告装置から警告が発せられれば安全運転に支障があるから、支持脚12aがちゃんと納められているときの、圧力センサー22での所定以上圧力の検出は警告を発する必要がない、としたのがこの請求項3に係る安全装置20なのである。
従って、この請求項3の安全装置20は、第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とを直列的に電気接続したから、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているとき、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、第1リレースイッチ31または第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告がなされ、トレーラ10の走行中には、圧力センサー22にて所定以上の圧力が検出されたとしても、第2リレースイッチ32が作動して警告装置から警告が発せられないようにしているのである。
以上説明した通り、本考案は、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備えて、
トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときには、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたこと」
または、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときに、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にし、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、この圧力センサー22によって第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたこと」
あるいは、
「トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とを直列的に電気接続して、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているとき、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、第1リレースイッチ31または第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、この種のトレーラ10の基本的な制御回路に変更を加えることなく適用することができて、トレーラ単体12の落下事故を防止することができる安全装置を、簡単な構成によって提供することができるのである。
次に、以上のように構成した本考案を、図面に示した最良形態に基づいて説明すると、図1には、本考案に係る安全装置20を取り付けたトレーラ10が示してあり、この図1では、荷物を積み込んだトレーラ単体12に向けてトラクタ11を後進させて連結しようとしている状態が示してある。そして、このトレーラ10におけるトレーラ単体12は、トラクタ11から離されているため、その前部は支持脚12aによって支持された状態にしてあり、後部は自身が有する車輪によって支持されている。
このトレーラ10は、図1に示したように、牽引側のトラクタ11と、これによって牽引されるトレーラ単体12とからなっていて、このトレーラ単体12の前方下部には、トラクタ11の後部上面に設けたカプラ13内に係合されるキングピン14(図1では示していない)が設けてある。
トラクタ11側のカプラ13には、図5の(a)及び(b)に示したように、開閉されるジョー15が設けてあって、このジョー15内にキングピン14が入ったとき、当該ジョー15を閉じることによって、トラクタ11にトレーラ単体12が連結されるのである。なお、カプラ13内のキングピン14を留めるジョー15は、トラクタ11の運転席内のスイッチによって、運転者に意志によっても自由に開閉できるものである。
このトラクタ11に設けたカプラ13の後面には、図2に示したように、支持台16aが取り付けてあるとともに、感知ロッド18が進退可能に突出させてある。まず、支持台16aには、一般的な連結センサー16が取り付けてあるが、この連結センサー16は、トラクタ11とトレーラ単体12との連結が不完全であったときに、運転席内の警告灯を点灯させるものである。感知ロッド18は、カプラ13内のジョー15によってトレーラ単体12側のキングピン14が挟持されたとき、つまりトラクタ11とトレーラ単体12とが完全に連結されたときに、カプラ13から突出するものであり、そうでない場合には、カプラ13側に引っ込んでいるものである。
そして、この感知ロッド18の端部には押圧板17が取り付けてあり、この押圧板17が感知ロッド18とともに進退することによって、連結センサー16を押圧(トラクタ11とトレーラ単体12とが連結されていないとき)したり、この押圧を解除(トラクタ11とトレーラ単体12とが完全に連結されたとき)するものである。
さて、支持台16aには連結センサー16が取り付けてあったのであるが、その状態は、図3及び図4に示してある。この支持台16aには、図4の(a)に示したように、取付部16bが形成してあり、この取付部16bに、本考案に係る安全装置20の安全連結センサー21が取り付けてある。つまり、本考案に係る安全装置20を構成している安全連結センサー21は、従来より採用されていて、警告灯の点灯を制御する連結センサー16の支持台16aや押圧板17をそのまま利用するようにして取り付けるものなのである。
このため、安全装置20を構成している安全連結センサー21は、連結センサー16と同様に作動し制御されることになるのであり、この安全連結センサー21を、本考案に係る安全装置20を採用していない従来のトレーラ10に対しても簡単に取り付けて作動できるようにすることができるのである。
また、本考案に係る安全装置20では、図7及び図8に示したように、圧力センサー22を採用することがある。この圧力センサー22は、トラクタ11が備えているエアサスペンションのための圧力空気の圧力を検知して、第2リレースイッチ32等の作動を司るものであり、エアサスペンションのためのベローズ近傍に設けられるものである。
また、この圧力センサー22が作動する所定圧力は、当該トレーラ10の大きさあるいは車種によって種々ことなるが、一般的には、トレーラ単体12が接続されていないトラクタ11が走行安定性を保てる最大圧力を設定値とするのがよい。
さて、本考案に係る安全装置20は、基本的に、図2〜図4、及び図6に示した上記の安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする図6に示した第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31の出力側に設けた警告装置とを備えたものである。
安全連結センサー21は、前述したように、この種のトレーラ10が一般的に有している連結センサー16と並列的に設けるようにすればよく、第1リレースイッチ31は等の各種リレーは、例えばこの種のトレーラ10が有しているヒューズボックス内に設置すればよい。
この安全装置20を採用したトレーラ10において、トラクタ11とトレーラ単体12とが外れているにも拘わらずトラクタ11を発進しようとしたときには、図6に示したように、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31がオフ状態にされる。つまり、この場合には、安全連結センサー21によって、警告装置は通電可能状態となって作動される、つまり警告装置が音声による警告あるいはブザー等による警告音を発することになる。
勿論、トラクタ11とトレーラ単体12との連結が完全で有れば、安全連結センサー21がこれを検知して第1リレースイッチ31内のソレノイドに通電され、第1リレースイッチ31内のスイッチは第1リレースイッチ31内のオン側端子に当接し、警告装置は働かない状態になる。
ところで、図6は、請求項1に係る安全装置20を示すものであるが、所謂「電気回路図」ではなく「作業説明図」であり、各リレースイッチを何処に接続するかを示している。このため、この図6での「黒矢印」は、その線(線上等にその線の色が明示してある)を何に接続するかを示すもので、電気の流れを示すものではない。
この図6では、第1リレースイッチ31は、カプラ13の近傍に設けてある安全連結センサー21からの信号によってオン・オフするものであり、オンの場合には信号を第6リレースイッチ36に送って図示しない警告装置から音声またはブザー音を発生させるものである。この第1リレースイッチ31からの信号は、第3リレースイッチ33を介して第6リレースイッチ36に送られるが、この第3リレースイッチ33にはダイオード39が介在させてあって、残留あるいは過大電流が逆流しないようにしてある。
なお、この図6に示した図中には、圧力センサー22からの信号に応答する第2リレースイッチ32が設けてあるが、圧力センサー22を有さないこの図6の場合は、実質的な作動を行うものではない。なお、第4リレースイッチ34は第1リレースイッチ31のための保護回路であり、第5リレースイッチ35は第2リレースイッチ32のための保護回路である。
また、この図6に示した例の場合、第7リレースイッチ37及び第8リレースイッチ38を第6リレースイッチ36側に接続することにより、第6リレースイッチ36が音声またはブザー音を発するように作動した場合(トラクタ11とトレーラ単体12との連結が良好でない場合)に、エンジンのためのイグニッション電力が入らないようにしている。
図7は、請求項2に係る安全装置20を例示するものであり、この安全装置20は、圧力センサー22を備えている。この圧力センサー22は、エアサスペンション用の圧力空気が「異常圧力」になったときに作動して、図6にも示した第2リレースイッチ32を作動させ、この第2リレースイッチ32によっても図示しない警告装置から音声またはブザー音を発生させるようにするものである。
なお、この図7及び後述する図8において、図6中に使用している部材と同一符号が付してあるものは、同一部材で同一の機能を発揮するものである。
図8には請求項3に係る安全装置20が示してあるが、この安全装置20では、第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とが直列的に電気接続してある。この点が、図7に示したものと唯一異なる点である。
これにより、この図8に示した安全装置20では、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているとき、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、第1リレースイッチ31または第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するのである。
本考案に係る安全装置を取り付けたトレーラの側面図である。 トラクタの後部上面に設けたカプラの後面の様子を示した部分拡大斜視図である。 本考案の安全装置を構成している安全連結センサーの先端部分を中心にして示した部分斜視図である。 同安全連結センサーの先端部分を示すもので、(a)は背面図、(b)は側面図である。 トレーラのカプラとジョーを示す部分斜視図であり、(a)はジョーの開放状態を、(b)はジョーの閉じ状態を示している。 請求項1に係る考案の安全装置を示す作業説明図である。 請求項2に係る考案の安全装置を示す作業説明図である。 請求項3に係る考案の安全装置を示す作業説明図である。 従来の技術を示す回路図である 従来の他の技術を示す回路図である
10 トレーラ
11 トラクタ
12 トレーラ単体
12a 支持脚
13 カプラ
14 キングピン
15 ジョー
16 連結センサー
16a 支持台
16b 取付部
17 押圧板
18 感知ロッド
19 メインソレノイド
20 安全装置
21 安全連結センサー
22 圧力センサー22
31 第1リレースイッチ
32 第2リレースイッチ
33 第3リレースイッチ
34 第4リレースイッチ
35 第5リレースイッチ
36 第6リレースイッチ
37 第7リレースイッチ
38 第8リレースイッチ
39 ダイオード

Claims (3)

  1. トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
    カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備えて、
    トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときには、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20。
  2. トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
    カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
    かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
    トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているときに、安全連結センサー21によって第1リレースイッチ31をオフ状態にし、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、この圧力センサー22によって第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20。
  3. トレーラ10を構成するトラクタ11とトレーラ単体12とのカプラ13での連結状態、及びトレーラ単体12の支持脚12aの状態を検出して、当該トレーラ10の安全発進を行うための安全装置20であって、
    カプラ13での連結状態を検出する安全連結センサー21と、この安全連結センサー21からの信号を受けてオンあるいはオフする第1リレースイッチ31と、この第1リレースイッチ31からの信号を受けて音声またはブザー音で警告する警告装置とを備え、
    かつ、トレーラ10のエアサスペンションの圧力が所定以下であることを検知する圧力センサー22と、この圧力センサー22からの信号を受けて、前記警告装置に信号を発する第2リレースイッチ32とを備えて、
    第1リレースイッチ31と第2リレースイッチ32とを直列的に電気接続して、トラクタ11とトレーラ単体12とがカプラ13で外れているとき、あるいは、前記エアサスペンションの圧力が所定以上であるときに、第1リレースイッチ31または第2リレースイッチ32をオフ状態にして、前記警告装置からの音声またはブザー音で警告するようにしたことを特徴とする安全装置20。
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