JP3163359U - ブローニードル - Google Patents

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Abstract

【課題】小じわを解消すべく多量の細胞間充填液を表皮内に注入することができるブローニードルを提供する。【解決手段】細径針の基部をロッド先端に割刻挿入し、細胞間充填液の含浸性に優れた糸で割刻部を巻装し、そのまま細径針をも巻装し、細径針の先端部を0.2ミリほど残してリターンし、この操作を四回繰り返し、四段巻き糸を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は小じわを解消するブロー成形法に関する。細径針を用いて細胞間充填液を小じわ表皮内に垂らしこむ。
肌に栄養を運んでいる毛細血管はごく細い血管でできていて、目の細かい網のように肌を網羅しています。その位置は真皮層の上層、表皮のすぐ下ですから、わずか0.2mmほどのところにあります。少しでも強い力が加われば血行が良くなるのではなく、毛細血管が損傷します。肌に赤みがでるようなマッサージは、既に毛細血管にはマイナス面の方が多い。摩擦で肌(角質)を傷めない滑りの良いクリームで、優しくマッサージが基本といわれている。顔の筋肉は骨と骨を結び収縮させるような骨格筋とは異なり、皮膚と骨、皮膚と腱膜といった非常にデリケートな接合部であるため強い力が加わると、簡単に壊れます。ストレスや僅かな外力の積み重ねりにより皺(以下小じわと称する)は形成される。人の皮膚は表面から表皮、真皮、皮下と構成され、神経組織や毛細血管は真皮まで達している。細径針先端がこの真皮に達すると痛みや出血を伴う。おおむね表皮(真皮一部)内に顔料を沈着させて眉をメイクするブロー成形技術は極めて高度な経験が要求される。本考案者は既にこの眉メイク技術を体得し普及させており、細径針の開発にも長らく携わってきた。
特開平7−238411号公報 実用新案登録第3062152号 実開昭64−40416号公報
無資格者がこのブロー成形施術をすると出血にともなう腫れや化膿を招く。図2のように表皮5内に細径針1の先端がとどまっていれば痛みや出血はない。真皮6に深く入り込むから痛いのである。表皮5に対して所定角度の傾きを保ったまま表皮内に圧入された細径針1が、この表皮5内にとどまるように糸2の巻装太さ等に工夫が要求される。更に、刺し込みが繰り返されても細径針1先端に小じわを解消するに十分な細胞間充填液の供給が必要となる。
割刻部を設けたロッド先端に、細径針を挿入し、針先端部も約0.2ミリほど残して、細胞間充填液の含浸性の優れた糸2で少なくとも四回重ねて巻装して、ブローニードルを形成する。表皮に対して所定角度を保った状態でブローニードルを小じわ近傍の表皮の押し付け、四段重ねの糸を圧縮して細胞間充填液を細径針先端近傍に導き、ピンと跳ね返す細径針が残す刺し傷内にこの充填液を注入する。
細径針1は僅かな先端部(表皮厚さ)を残して四段巻きの糸が巻装されているため、従来の二段巻きなどに較べて十分な細胞間充填液が含浸されている。小じわ平面に対して所定角度を保ちながら細径針を皮膚に押し付けると、四段巻きの糸は圧縮され多量の細胞間充填液を細径針先端へと供給する。細径針1をピンと引っ掻くように持ち上げると、小じわの表皮内に細胞間充填液が注入される。この操作を繰り返すことで小じわは隆起し、見た目には解消される。従来の眉メイクの顔料よりも多量の細胞間充填液が必要となるが、本考案では、細径針の基部に四段巻き糸が配置されているため、皮膚に押し付け時に、多量の細胞間充填液が表皮内に注入される。
ブローニードルの正面図である。 ブローニードル先端を表皮内に差し込んだ時の説明図である。
ロッド(図示せず)先端に設けた割刻部に、細径針1を挿入し、細胞間充填液の含浸性の優れた糸2で割刻部を巻装し、そのまま細径針1をも巻装し、細径針の先端部を約0.2ミリ残してリターンし、この操作を少なくとも4回繰り返して細径針基部とロッド先端を糸2で四段巻装する。絹糸または木綿糸が採用される。従来の二段巻き方式や三段巻き方式が階段状に巻かれるに較べて、本考案では、細径針1の先端を僅かに0.2ミリの残して四段巻き糸2が臨んでおり、ブローニードルを表皮に押し当てた際には、多量の細胞間充填液が細径針先端近傍に満たされる。
このブローニードルの施術法について説明する。上述したように顔の筋肉は骨と骨を結び収縮させるような骨格筋とは異なり、皮膚と骨、皮膚と腱膜といった非常にデリケートな接合部であるため強い力が加わると、簡単に壊れます。ストレスや僅かな外力の積み重ねりにより小じわは形成される。人の皮膚は表面から表皮、真皮、皮下と構成され、神経組織や毛細血管は真皮まで達している。細径針先端がこの真皮に達すると痛みや出血を伴う。人体に無害でその表面張力により細胞間に分散することなく留まる細胞間充填液は、成形外科分野で広く普及利用されている。小じわの下部に細胞間充填液を圧入することで、見た目に小じわを解消する。図2のように、所定の角度を保ってブローニードルを皮膚に押し付け、表皮5に僅かな刺し傷(キズというよりも凹部)を生じさせ、押し付けられた四段巻き糸2を圧迫して細胞間充填液を凹部に満たし、図2の状態からピーンと細径針1を持ち上げて、細径針1の先端差込キズ内へと細胞間充填液を圧入する。表皮の凹部は弾性変形であり、元の平面状に復帰する。この際に、一部の細胞間充填液は表皮内に閉じ込められる(圧入と表現する)。従来の眉メイクに較べて多量の細胞間充填液が一度の操作で圧入され、施術作業性は向上する。
図2のように細径針1の先端が表皮5にとどまることが重要である。真皮6に達すると神経を刺激し痛みを伴うばかりでなく、医学処置として施術は違法となる。表皮は30日ほどで入れ替わるために、違法にはならないのである。表皮は約0.2ミリの厚さであるため、四段巻き糸2は、細径針1先端から僅か約0.2ミリ後退している。斜めに細径針1が差し込まれるので0.3ミリでも良い。施術者の技能にもよる。糸2は絹が好ましい。
ストレス社会において、小じわの見た目での解消は高齢化社会のニーズに対応する。小じわの目立たない働く女子が元気になり労働生産性向上に大いに寄与する。
1 細径針
2 糸
5 表皮
6 真皮

Claims (3)

  1. ロッド先端に取り付けた細径針1に、針先端部を0.2ミリほど残して、糸2を少なくとも4回重ねて巻装する、ブローニードル。
  2. ロッド先端に設けた割刻部に細径針1を挿入し、針先端部を人の表皮ほどの厚さ分を残して、細胞間充填液の含浸性に優れた糸2で4回重ねて巻き、四段巻き糸2を形成する、ブローニードル。
  3. 絹糸を採用する、請求項2記載のブローニードル。
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