JP3163215U - 種子取り出し具 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋詰めされた小粒の大量の種子の中から、種子の大きさを選別すると同時に種蒔きに必要とする個数を取り出すことを可能にする種子取り出し具を提供する。【解決手段】袋詰め等されている大量の小さな種子の中に、樹脂性・金属性・木製・竹製の挿入し易いスプーン状に形成した器具の先端部分2で種子を掬い取り、掬い取った種子を保持する部分3に選別したい大きさの凹状の窪み4を取り出したい数だけ付けたことにより、種子を掬った後に少し傾ける、もしくは、少し篩いにかけることで、凹状の窪み4にハマリ込んだ以外の種子はこぼれ落ち、目的の大きさの種子が目的の数だけ取り出し、あらかじめ本器具の穴あけ部5で明けていた種まき用穴に、本器具を深く傾ける事により落とし込むようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、大量に袋詰め等された小粒の野菜や草花等の種子の中から決まった大きさの種子を一定数取り出し、苗床にあらかじめあけた窪みに蒔く器具である。
従来、野菜や草花等の種蒔きをする場合、袋詰めされた大量の小粒の野菜や草花等の種子から、手で直接一粒、あるいは、決めた数の種子を選別して取り出す事は、難しく、手間がかかる。そこで、不特定の種子を適当量取り、筋蒔き、あるいは、バラ蒔きし、芽が出た時点で不要な苗を間引きするという手法が一般的である。
従来の種子を取り出す器具は、周囲や手を汚さずに体裁よく果菜、果実等から取り出すことを目的にしたもので、実に差し込み使用するものである。
また、錠剤定数取出し具は、壜詰または箱詰された錠剤を取り出すことを目的としていて、錠剤より小粒の種子を選別し苗床に蒔くことにはそぐわない。
登録実用新案第3012119号 登録実用新案公報 登録実用新案第3022348号 登録実用新案広報
本考案が解決しょうとする課題は、従来、袋詰めされた大量の小粒の種子の中から一粒ずつ選別して取り出す場合、手作業では困難で手間がかかるため、一端手で掴んだ不特定個数の種子を苗床に筋蒔き、あるいは、バラ蒔きし、芽が出た時点で不要な苗を間引きしているため、間引きの手間がかかっていた。
また、登録実用新案第3012119号の果菜、果実等の種取り出し具は、目的が周囲や手を汚さずに体裁よく果菜、果実等から取り出すことにあり、直接実に差し込み使用することから、種子の大きさや数を選別することは出来ない。
また、登録実用新案第3022348号の錠剤定数取出し具は、壜詰または箱詰された錠剤を定数取り出すことにあり、錠剤より小粒の種子の選別取出しを確実に行うことは出来ない。
これらの欠点の鑑み、本考案は、袋詰めされた小粒の大量の種子の中から、種子の大きさを選別すると同時に種蒔きに必要とする個数を取り出すことを可能にすることを課題としている。
課題を解決するための手段として、本考案は、樹脂製・金属製・木製・竹製などで、袋詰めされた大量の小粒の種子の中に挿入し易いスプーン状に形成した器具を使い、種子を掬って保持する部分に選別したい大きさと形状の凹状の窪みをつけたことにより、多くの種子を掬った後に少し傾ける、もしくは、少し篩いにかけることで、凹状の窪みにハマリ込んだ以外の種子は掬って保持する部分からこぼれ落ち、選別したい大きさと形状の種子だけが種子を掬って保持する部分に残るようにした。
種子を掬って保持する部分の凹状の窪みは選別したい数だけ作り、目的の数だけ取り出せるようにしたことを特徴とするものである。
種子を保持する部分を、スプーン状にすることにより、掬い取られた種子から、保持部の底部の凹状の窪みに確実に必要数をハマリ込ませることが出来る。
器具の柄のもう一方の先端は、種蒔き用穴を苗床にあけることができる円柱状もしくは角柱状の形状にした。
本考案の最大の効果は、従来野菜や草花等の小さな種子を畑や、苗ポットや苗床等に1粒、あるいは、等間隔で発芽させる場合は、一粒、あるいは、一定数を取り出すのが困難なため、一端多くの種子を筋蒔き、あるいは、バラ撒きし、発芽した時点で間引くという方法が一般的であるが、その効果を要約すると次にようになる。
(1)大量の小粒の種子の中から使用者が求める種子の個数だけを取り出し蒔くことが容 易に出来る。考案者が実際の種蒔き作業に使用し、非常に楽で簡単である事を実感 している。
(2)(1)を行うことにより間引き作業が省ける。間引き作業は、しゃがみ込み、ある いは、腰を曲げた俯き姿勢で行うため、腰への負荷が大きく辛い作業であり、間引 き作業をなくする効果は大きい。
(3)大量の小粒の種子の中から種子の大きさの選別と取り出しを同時にすることが出来 る。
(4)本器具で苗床への種子用穴あけ作業から種まき作業が連続してできるため、作業に ムダがなく、能率を上げることが出来る。
本考案の種子の大きさ選別と一定個数取り出し具の全体を示した説明図である。 本考案の種子の大きさ選別と2個取り出しの全体を示した説明図である。 本考案の製作例の一つを示した平面図である。 種子の形状と大きさ、あるいは、数を考慮して掬い取った種子を保持する部分に凹状の窪みを形成させた事例図である。 図4の事例の窪み部に、種子がハマリ込んだ事例図である。
図1の種子取り出し具1は、種子の大きさの選別と種子を一定個数取り出すことを想定しており、種子を掬う先端部2を大量の種子の中に入れて、掬った多数の種子を保持部3で保持する。保持部3の中央部には、取り出したい大きさ以下の種子1個が入る大きさと形状の凹状の窪み4が成型されており、この窪み4に1個の種子のみがハマリ込む。この状況で本器具を軽く篩う、もしくは、傾けると、種子1個が凹状の窪み4に残り、他の種子は保持部3からこぼれ落ちる仕組みに成っている。凹状の窪み4に残った種子は、本器具を深く傾けて、あらかじめ苗床に明けていた穴に落とし込むことが出来る。
また、本器具の柄6の端部5は、種まき用穴を苗床にあける事が出来るように円柱状、あるいは、角柱状にしておくことで、手を汚さずに、苗床への種まき用穴明け作業が出来、種まき作業が連続して可能となる。
図2は、掬い取った種子を保持する部分7に凹状の窪み4を二個付けることで、種子を2個選別し取り出すことが可能となる。
これは、種子を掬って保持する部分(図1の3)の凹状の窪み4の数を増やすことで、選別し取り出す種子の数を増やすことが出来る。
図4の8は楕円状の種子に対応した窪み例である。図4の9は円形状で大きめの種子(2〜4mm未満径のもの)に対応する事例である。図4の10は円形状で小さめの種子(1〜2mm未満径のもの)に対応する二個取り事例である。図4の11は円形状で小さめの種子(1〜2mm未満径のもの)に対応する一個取り事例である。
図5の12はレタスの種子大のものが1粒入った事例である。図5の13は大根の種子大のものが1粒入った事例である。図5の14はカブラの種子大のものが2粒入った事例である。図5の15はカブラの種子大のものが1粒入った事例である。
本考案の目的として、広く園芸等の種まき器具として使用することが出来る他、医薬品の小さな丸粒の選別、あるいは、手芸の小さなビース等の選別にも使用出来る。
1 種子取り出し具
2 種子を掬う先端部分
3 掬った複数の種子を保持する部分
4 種子をハメ込むための凹状の窪み部
5 種蒔き用穴あけ部
6 柄部
7 掬った複数の種子を保持する部分

Claims (3)

  1. 本体図1のスプーン状に形成された種子を掬って保持する部分3に凹状の窪み4を設けることにより、大量の種子の中から凹状の窪み4にハマリ込んだ数と大きさの種子だけを選別し取り出すことが出来ることを特徴とする種子の取り出し具。
  2. 本体図2の種子を掬って、スプーン状に形成された保持する部分7に凹状の窪み4を一定数(図2では2個)設けることにより、数多くの種子の中から決まった個数の種子を取り出すことが出来ることを特徴とする種子の取り出し具。
  3. 本体図1の柄6の端部5に種蒔き用穴明けの機能を持たせた請求項1、もしくは、請求項2の取り出し具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102804952A (zh) * 2011-06-02 2012-12-05 徐力棋 空心管制点豆播种器的方法

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