JP3163161U - 電動発動機の伝動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発動機の全体構造を簡単にし、燃料燃焼方式でのパワー産生を避け、環境に対する汚染問題を低減する電動発動機の伝動装置を提供する。【解決手段】伝動装置1は主に、一定の間隔で配列される数個の支持軸12と、支持軸12の軸接部を貫く伝動主軸13と、伝動主軸13が貫通、固定される最少4個の荷重プーリー141〜144と、伝動主軸13に軸、固定され、電動発動機3に駆動される第一伝動プーリー151と、伝動主軸13と軸接、固定され、発電機2にパワーを供給する最少1個の第二伝動プーリー152とを備え、前記4個の荷重プーリー141〜144は2個ずつ支持軸12の両側に配置され、伝動装置1は第一伝動部と第二伝動部とにより構成され、支持軸12の中央に伝動主軸13が貫通される伝動軸受122が設置される。【選択図】図1

Description

本考案は電動発動機の伝動装置に関する。
人間は太陽熱、水力、風力を利用して電力を獲る装置、例えば外燃機、内燃機、電動機、太陽熱装置、風力発電機、水力発電機を開発、発展させてきた。
しかしながら、上記従来の装置は次のような問題を有している。
(1)外燃機は、体積が大きく、消耗する燃料と水が多いため、エネルギー消耗量が多いという問題がある。また、燃料が燃えた後、廃気の産生は環境汚染になる。
(2)内燃機は、仕組が複雑で、外燃機と同じく、エネルギーの消耗量が大きく、環境汚染の問題がある。
(3)電動機、蓄電池は、電力を提供するが、電動機は故障すると、新しいものと交換しなければ仕事ができない。
(4)太陽熱装置は、時間的の制限があり、気候の影響もある。また、太陽光の吸収率は吸収板の設置数量と正比例するため、開いて配列する吸収板は空間使用上の問題がある。
(5)風力発電機は、風力の強さにより発電の安定性が影響されるため、設置場所は風力が強くて滅多に止まらない区域に限定される。
(6)水力発電機は、風力発電機と同じく区域条件による設置制限がある。川の長さが短いと流速が速い川を選択しないといけないので、設置場所の問題がある。
以上の問題に鑑み、発動機の全体構造を簡単にし、燃料燃焼方式でのパワー産生を避け、環境に対する汚染問題を低減することが、本考案が解決しようとする課題である。
上記課題を解決するために、本考案は、電動発動機の伝動装置の一種である。この伝動装置(1)の入力端は電動発電機(3)に駆動され、伝動装置(1)の出力端はパワーを発電機(2)に提供し、発電させる。発電機(2)は産生した電力を蓄電装置(4)に保存し、そして蓄電装置(4)はまた前述の電動発電機(3)に供電して、伝動装置(1)を駆動する。その特徴は、上述の伝動装置(1)は主に、一定の間隔で排列する数個の支持軸(12)、支持軸(12)の軸接部を貫く伝動主軸(13)、伝動主軸(13)が貫通、固定する最少4個の荷重プーリー(141、142、143、144)、伝動主軸(13)が軸、固定して電動発動機(3)に駆動される第一伝動プーリー(151)、伝動主軸(13)と軸接、固定して発電機(2)にパワーを提供する最少1個の第二伝動プーリー(152)に構成されること、前述の4個の荷重プーリー(141〜144)は2個ずつ支持軸(12)の両側に配置されるため、伝動装置(1)は第一伝動部(1a)と第二伝動部(1b)に形成され、支持軸(12)の真ん中に伝動主軸(13)が貫通する伝動軸受(122)が設置されること、にある。
この場合、伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)が伝動主軸(13)における排列位置の順番は、第一伝動プーリー(151)、第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第三荷重プーリー(143)、伝動軸受(122)、第四荷重プーリー(144)、第二伝動プーリー(152)であることが好ましい。
伝動装置(1)は表面に開口部(11)があるケース(10)の内部に設置され、ケース(10)内壁面が最少4個の荷重プーリー(141〜144)に対応、荷重プーリー(141〜144)の外周にある可動軌道輪(50)をカバーできる。可動軌道輪(50)は荷重プーリー(141〜144)外周を囲む内軌道輪(51)一個、ケース(10)内壁の中にあり、内軌道輪(51)と間隔を持つ外軌道輪(52)一個、内軌道輪(51)と外軌道輪(52)の間にあり、内軌道輪(51)を囲む玉(53)数個により構成されることが好ましい。
ケース(10)は一つのケースベース(101)と、それぞれケースベース(101)の二箇所に被る二つのケースカバー(102、103)により構成され、二つのケースカバー(102、103)の間に開口部(11)が形成され、さらにケース(10)内の左右半部の底面に、上述の可動軌道輪(50)の玉(53)に機械油を提供する機械油槽(104、105)がそれぞれ設置されることが好ましい。
全ての荷重プーリー(141〜144)の半分の輪には、凹部(14a)が設置される。全ての荷重プーリー(141〜144)の残りの半分の輪は、凸部(14b)が設置される。一つの荷重プーリー(141〜144)の凸部(14b)と凹部(14a)が、もう一つの荷重プーリー(141〜144)の凸部(14b)と凹部(14a)の間に、角度(θ)を形成することが好ましい。
伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)が伝動主軸(13)における排列位置の順番は、第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第二伝動プーリー(152)、第一伝動プーリー(151)、第三荷重プーリー(143)、伝動軸受(122)、第四荷重プーリー(144)であることが好ましい。
伝動装置は第五荷重プーリーと第六荷重プーリー、及び第二伝動プーリー2個を増設できる。伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)が伝動主軸(13)における排列位置の順番は、第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第二伝動プーリー(152)、第三荷重プーリー(143)、第二伝動プーリー(153)、伝動軸受(122)、第一伝動プーリー(151)、第四荷重プーリー(144)、第二伝動プーリー(154)、第五荷重プーリー(145)、伝動軸受(122)、第六荷重プーリー(146)であることが好ましい。
本考案は、上記の構成により、次のような効果を奏する。
(a)本新型伝動装置1は主に最少4個の荷重プーリー(141〜144)、最少2個の伝動プーリー、伝動軸受(122)等の構成部品、さらにケース(10)のケースベース(101)とケースカバー(102,103)により伝動装置(1)を二つの伝動部(1a、1b)を形成する。この設計のメリットは第一伝動プーリーや第二伝動プーリーを伝動主軸の中央段に設置することができ、ベルト(22、32)をケース開口部に通し、電動発動機や発電機に接続することができる。
(b)上述の伝動装置(1)は電動発動機(3)に駆動されるため、伝動燃料燃焼式によりパワー産生を避けることができる。パワー伝達の過程において、伝動装置(1)も燃料を燃焼する必要がなく、環境汚染の低減ができる。
(c)上述の伝動装置(1)はケース(10)内部に可動軌道輪(50)の設置により、パワー伝達の過程において、緩くなった荷重プーリーを回転続けさせるため、伝動主軸(13)の運転に対する影響を下げられ、止まってから検査、交換することができる。
(d)上述の伝動装置(1)は排列位置において、柔軟な運用ができる。2個の伝動プーリー(151、152)を伝動主軸(13)の中央段に設置により、上述の発電機(2)と電動発電機(3)を第二荷重プーリー(142)と第三荷重プーリー(143)の間に設置することができるため、本新型伝動装置の第二実施例は細長い環境に対応することができる。
(e)上述の伝動装置(1)は第五荷重プーリー(145)、第六荷重プーリー、及び2個の第二伝動プーリーの増設ができる。それぞれ二つの発電機(2)に運転させる以外、もう一つの同じ伝動装置(1')と接続したら、伝動装置(1')における電動発電機(3')が故障した場合は、代わってパワー提供をして伝動装置(1')を運転させることができる。
本考案の第一の実施の形態における伝動装置を示す図 図1の伝動装置をカースに設置した後の状態を示す断面図 図2におけるX−X線断面図 図2におけるY−Y線断面図 図2における4個の荷重プーリーを示す図 図2における伝動装置の断面図 本考案の第二の実施の形態における伝動装置を示す図 本考案の第三の実施の形態における伝動装置を示す図
次に、この考案を実施するための形態について図を用いて説明する。図1〜図6に第一の実施の形態を示している。これらの図に示すように、新型の伝動装置1は、主に一定の間隔で配列される数個の支持軸12と、これらの支持軸12の軸接部を貫く伝動主軸13と、伝動主軸13が貫通、固定される最少4個の荷重プーリー141、142、143、144と、伝動主軸13が軸、固定されて電動発動機3により駆動される第一伝動プーリー151と、伝動主軸13と軸接、固定されて発電機2にパワーを供給する最少1個の第二伝動プーリー152とにより構成される。前述の4個の荷重プーリー141〜144は2個ずつ支持軸12の両側に配置されるため、伝動装置1は第一伝動部1aと第二伝動部1bが形成され、支持軸12の真ん中に伝動主軸13が貫通する伝動軸受122が設置される。
上記の仕組により、この伝動装置1は電動発動機3により駆動されるため、伝動燃料燃焼式によるパワー産生を避けることができる。パワー伝達の過程において、伝動装置1も燃料を燃焼する必要がなく、環境汚染の低減ができる。
上述の4個の荷重プーリー141〜144について、第一荷重プーリー141、第二荷重プーリー142、第三荷重プーリー143、第四荷重プーリー144は上述の伝動軸受122と2個の伝動プーリー151、152に合わせて実施され、伝動主軸13の位置に配列される。図1に示すように、下から上までの順番は第一伝動プーリー151、第一荷重プーリー141、伝動軸受122、第二荷重プーリー142、第三荷重プーリー143、伝動軸受122、第四荷重プーリー144、第二伝動プーリー152であり、第二伝動プーリー152はベルト22を利用して上述発電機2の転動盤21を動かし、電動発動機3の駆動盤31は同様にベルト32を利用して伝動装置1の第一伝動プーリー151を動かす。
上述の第一、第二伝動プーリー151、152、転動盤21、駆動盤31は歯車により実施でき、ベルト22、32は歯付きベルトが採用される。前述の伝動軸受122の構造はリング式すべり軸受に類似し、点検蓋により検視して、リングは確実に運転するかどうか確認でき、さらに静止の油面により油面計のメーター位置を注意できる。
この伝動装置1の実施例では、図に示すように、伝動装置1は表面に開口部11があるケース10の内部に設置され、支持軸12の両側がそれぞれケース内部の上下壁面に固定され、上述の伝動軸受122が支持軸12の中心に設置され、そして伝動主軸13が貫通される。図3に示すように、ケース10内壁面が最少4個の荷重プーリー141〜144に対応し、荷重プーリーの外周にある可動軌道輪50をカバーできる。可動軌道輪50は荷重プーリーの外周を囲む内軌道輪51一個、ケース10内壁の中にあり、内軌道輪51と間隔を持つ外軌道輪52一個、内軌道輪51と外軌道輪52の間にあり、内軌道輪51を囲む玉53数個により構成される。前述の内軌道輪51は中空で、外軌道輪52の両側縁は内側に曲げられるが、内軌道輪51との間に些細な隙を持つ。機械油を浸入させるため以外、荷重プーリーが緩くなっても荷重プーリーを支持でき、それ以上の損害を避ける効果もある。
ケース10は一つのケースベース101と、それぞれケースベース101の二箇所に被る二つのケースカバー102、103により構成され、二つのケースカバー102、103の間に開口部11が形成され、さらにケース10内の左右半部の底面に、上述の可動軌道輪50の玉53に機械油を提供する機械油槽104、105がそれぞれ設置される(図4参照)。そのため、可動軌道輪50は荷重プーリーの動きと共にスムーズに回転できる。前述の機械油はケース開口部11から機械油槽104、105に注入でき、或いはケースカバー102、103の上部注入口106より支持軸12に注入して、伝動軸受122を経由して機械油槽104、105に入れることができる。ケースベース101には機械油を排出するための排出パイプとパイプ口にあるネジ式の防漏蓋が設置される。
この伝動装置1では、4個の荷重プーリー141〜144の平均設置と、ケースベース101とケースカバー102、103の組み合わせにより、伝動装置1は第一伝動プーリー151から第二荷重輪142まで第一伝動部が形成され、第三荷重プーリーから第二伝動プーリーまで第二伝動部が形成される。このようにして伝動装置1の各プーリーと軸受を二部分に分けて実施すると、一部分の荷重プーリーが緩くなっても前述の可動軌道輪50により緩めた荷重プーリーの回転を続けさせ、止まってから検査、交換することができる。或いは第一伝動プーリー151や第二伝動プーリー152を伝動主軸の中央段に設置し、ベルト22、32をケース開口部に通させ発動機や発電機の接続により、臨時運転として使用することができる。
この伝動装置1を運転する時、4個の荷重プーリー141〜144の慣性作用力により伝動主軸を回転させるために、実施案としてはそれぞれの荷重プーリーの輪面に凹部14aと凸部14bを設置、或いは凹部14aを凸部14bに合わせて実施する。そうしたら、一つの荷重プーリー凸部14bをもう一つの凸部14b'の間に角度θを形成させ、また凹部14aの方も同じ状況である。
上述の4個の荷重プーリー141〜144の構造と形状は同じなので、一個の荷重プーリーを選んでその実施案を説明する。図4に示すように、第二荷重プーリー142の半分の輪面には凹部14aがあり、また半分の輪面には凸部14bがある。第二荷重プーリー142を重量不変の状況にして、荷重プーリーの重心を変移させて、凸部14bを持つ半分輪部のモーメントをもう半分輪部のモーメントより大きくして、第二荷重プーリーの回転を始める。ここで分かるのは、各荷重プーリー141〜144は、図5に示すように、一定角度のθを回転してから伝動主軸13と接続するため、各輪面の凸部14bと凸部14bはずれている。角度θの設定は、伝動装置1で採用される荷重プーリーの数量により均分する。4個の荷重プーリーで実施する場合は、角度θは90度となる。静止の場合は、4個の荷重プーリーはてこの平衡状態となり、第一伝動プーリー151の回転と共に、各荷重プーリー141〜144のモーメントは変動と共にバランスが崩れ、可動軌道輪により各荷重輪50の回転がスムーズに進行できる。
上述の凸部14bは荷重プーリーと一体成型して、ブロック、リッブ、或いは粒の形で実施でき、或いは他の重物の輪面の固定により実施、調整できる。上述の凹部14aは荷重プーリーの輪面に凹みを設け、或いは輪面に穴開けをする。また図6は、伝動装置の簡単な実施例である。その違いは、上述の4個の荷重プーリーを可動軌道輪に入れて実施することである。可動軌道輪50の外軌道輪52と両側の支持軸もケースベース101に固定される。
図7に第二の実施の形態を示している。前述の伝動装置の主要構成部品は配列位置において柔軟な運用ができる。各プーリーと軸受の伝動主軸における位置が下から上へ、第一荷重プーリー141、伝動軸受122、第二荷重プーリー142、第二伝動プーリー152、第一伝動プーリー151、第三荷重プーリー143、伝動軸受122、第四荷重プーリー144の順番である。このように上述の発電機2と電動発電機3を第二荷重プーリー142と第三荷重プーリー143の間に設置することにより、この伝動装置の第二実施例では細長い環境に対応することができる。
上述の発電機2は商品番号GR−66のマイクロ発電機が採用され、商品番号GR−22Aも採用できる。上述電動発電機3に電動モーターを利用して伝動装置1の入力端を駆動する。上述蓄電装置4は主要供電の第一電池41、第一電池と連接する予備供電の第二電池42、第一電池と第二電池を収納する電池座43により構成される。電池座43内部の感知電路は、第一電池の電圧が下がって供電不能の場合に第二電池42を通して充電し、第一電池に使用させる。上述の発電機2が運転により産生した電流は、電池座43内部の整流器と電解蓄電器を通し、第二電池で保存する。この蓄電装置4の作用としては、電動モーターが仕事する時の電力を提供する。もう一つの作用は電動モーターが運転に際して、電圧と回転速度を安定することである。
図8に第三の実施の形態を示している。図8は前述の伝動装置の主要構成部品のもう一つの配列案であり、上述の第一、第二実施例の応用例を示している。この伝動装置1では、第五荷重プーリー145、第六荷重プーリー146、及び2個の第二伝動プーリー153、154を増設して実施している。伝動主軸13に配列する順番は下から上まで、第一荷重プーリー141、伝動軸受122、第二荷重プーリー142、第二伝動プーリー152、第三荷重プーリー143、第二伝動プーリー153、伝動軸受122、第一伝動プーリー151、第四荷重プーリー144、第二伝動プーリー154、第五荷重プーリー145、伝動軸受122、第六荷重プーリー146の順番である。
上述の実施例における2個の第二伝動プーリー152、154は、それぞれ2個の発電機2の転動盤21を動かし、もう1個の第二伝動プーリー153は伝動装置1'の第一荷重プーリー151'を動かす。このようにして伝動装置1は同じ伝動装置1'と連接して実施することにより、伝動装置1'の電動発電機3'が故障した場合に、パワー提供源として伝動装置1'を運転させることができる。なお、蓄電装置4'を取り外して蓄電装置4の電池を交換すること、或いは蓄電装置が電力不足の場合、電路制御の切替装置の設置により電動発電機3の蓄電装置4'に接続することにより、電源を獲得できる。
以上、第一乃至第3の実施の形態から明らかなように、この伝動装置1によれば、次のような効果を有する。
(1)伝動装置1は主に最少4個の荷重プーリー141〜144、最少2個の伝動プーリー、伝動軸受122等の構成部品を有し、さらにケース10のケースベース101とケースカバー102,103により、伝動装置1が二つの伝動部1a、1bにより構成されるので、第一伝動プーリーや第二伝動プーリーを伝動主軸の中央段に設置することができ、ベルト22、32をケース開口部に通し、電動発動機や発電機に接続することができる。
(2)伝動装置1は電動発動機3に駆動されるため、伝動燃料燃焼式によりパワー産生を避けることができる。パワー伝達の過程において、伝動装置1も燃料を燃焼する必要がなく、環境汚染の低減を図ることができる。
(3)伝動装置1はケース10内部に可動軌道輪50の設置により、パワー伝達の過程において、緩くなった荷重プーリーの回転を続けさせるため、伝動主軸13の運転に対する影響を下げ、止まってから検査、交換することができる。
(4)伝動装置は各部の配列位置において、柔軟な運用ができる。2個の伝動プーリー151、152を伝動主軸13の中央段に設置することにより、上述の発電機2と電動発電機3を第二荷重プーリー142と第三荷重プーリー143の間に設置することができ、伝動装置の第二実施例のとおり、細長い環境に対応することができる。
(5)伝動装置1は第五荷重プーリー145、第六荷重プーリー、及び2個の第二伝動プーリーを増設することができ、これにより二つの発電機2を運転させる他、もう一つの同じ伝動装置1'と接続して、伝動装置1'において電動発電機3'が故障した場合に、代わってパワー提供をして伝動装置1'を運転させることができる。
1、1' 伝動装置
1a 第一伝動部
1b 第二伝動部
10 外ケース
101 外ケース座
102、103 外ケース蓋
104、105 機械油槽
106 注入口
107 排出パイプ
108 防漏蓋
11 開口部
12 支持軸
122 伝動軸受
13 伝動主軸
14a、14a' 凹部
14b、14b' 凸部
141 第一荷重プーリー
142 第二荷重プーリー
143 第三荷重プーリー
144 第四荷重プーリー
151、151' 第一伝動プーリー
152、153、154 第二伝動プーリー
2、2' 発電機
21 轉動盤
22 ベルト
3、3' 電動発動機
31 駆動盤
32 ベルト
4、4' 蓄電装置
41 第一電池
42 第二電池
43 電池座
50 可動軌道輪
51 内軌道輪
52 外軌道輪
53 玉
θ 角度

Claims (7)

  1. 伝動装置(1)の入力端は電動発電機(3)に駆動され、伝動装置(1)の出力端はパワーを発電機(2)に提供し、発電させ、発電機(2)は産生した電力を蓄電装置(4)に保存し、そして蓄電装置(4)はまた前述の電動発電機(3)に供電して、伝動装置(1)を駆動する形式の電動発動機の伝動装置であって、
    前記伝動装置(1)は主に、一定の間隔で配列される数個の支持軸(12)と、支持軸(12)の軸接部を貫く伝動主軸(13)と、伝動主軸(13)に貫通、固定される最少4個の荷重プーリー(141、142、143、144)と、伝動主軸(13)に軸、固定され、電動発動機(3)に駆動される第一伝動プーリー(151)と、伝動主軸(13)に軸接、固定され、発電機(2)にパワーを供給する最少1個の第二伝動プーリー(152)とを備え、前記4個の荷重プーリー(141〜144)は2個ずつ支持軸(12)の両側に配置されて、伝動装置(1)は第一伝動部(1a)と第二伝動部(1b)とにより構成され、支持軸(12)の中央に伝動主軸(13)が貫通される伝動軸受(122)が設置される、
    ことを特徴とする電動発動機の伝動装置。
  2. 伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)は伝動主軸(13)に、その一端側から第一伝動プーリー(151)、第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第三荷重プーリー(143)、伝動軸受(122)、第四荷重プーリー(144)、第二伝動プーリー(152)の順番に配置される請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
  3. 伝動装置(1)は表面に開口部(11)を有するケース(10)の内部に設置され、ケース(10)内壁面は最少4個の荷重プーリー(141〜144)に対応し、荷重プーリー(141〜144)の外周の、荷重プーリー(141〜144)外周を囲む内軌道輪(51)一個、ケース(10)内壁の中にあり、内軌道輪(51)と間隔を持つ外軌道輪(52)一個、内軌道輪(51)と外軌道輪(52)の間にあり、内軌道輪(51)を囲む玉(53)数個により構成される可動軌道輪(50)をカバーする請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
  4. ケース(10)は、一つのケースベース(101)と、ケースベース(101)の二箇所に被せられる二つのケースカバー(102、103)により構成され、二つのケースカバー(102、103)の間に開口部(11)が形成され、さらにケース(10)内の左右半部の底面に、可動軌道輪(50)の玉(53)に機械油を供給するための機械油槽(104、105)がそれぞれ設置される請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
  5. 全ての荷重プーリー(141〜144)の半分の輪に、凹部(14a)が設置され、全ての荷重プーリー(141〜144)の残りの半分の輪に、凸部(14b)が設置され、一つの荷重プーリー(141〜144)の凸部(14b)と凹部(14a)が、もう一つの荷重プーリー(141〜144)の凸部(14b)と凹部(14a)の間に、角度(θ)を形成する請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
  6. 伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)は、伝動主軸(13)に、その一端側から第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第二伝動プーリー(152)、第一伝動プーリー(151)、第三荷重プーリー(143)、伝動軸受(122)、第四荷重プーリー(144)の順番に配置される請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
  7. 伝動装置に、第五荷重プーリー、第六荷重プーリー、及び第二伝動プーリー2個が増設され、伝動装置(1)の各プーリー(141〜144、151、152)と軸受(122)は、伝動主軸(13)に、その一端側から第一荷重プーリー(141)、伝動軸受(122)、第二荷重プーリー(142)、第二伝動プーリー(152)、第三荷重プーリー(143)、第二伝動プーリー(153)、伝動軸受(122)、第一伝動プーリー(151)、第四荷重プーリー(144)、第二伝動プーリー(154)、第五荷重プーリー(145)、伝動軸受(122)、第六荷重プーリー(146)の順番に配置される請求項1に記載の電動発動機の伝動装置。
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JP2020065408A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 恒男 鳥居 高効率発電システムおよびその制御方法

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