JP3162934B2 - 携帯用通信機 - Google Patents

携帯用通信機

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JP3162934B2
JP3162934B2 JP01917295A JP1917295A JP3162934B2 JP 3162934 B2 JP3162934 B2 JP 3162934B2 JP 01917295 A JP01917295 A JP 01917295A JP 1917295 A JP1917295 A JP 1917295A JP 3162934 B2 JP3162934 B2 JP 3162934B2
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一敏 頭師
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話等の携帯用通
信機に於いて、着信信号等の注意喚起用ランプの透光イ
ンディケータを、少なくとも正面と上方からの2方向か
ら目視できるようにしたインディケータの取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】携帯電
話は、着信信号を音とランプで表示できる様になってお
り、携帯者が携帯電話を腰ベルトに吊した状態でも、或
いは、机上に置いた状態でもランプの点滅が判る様に、
即ち、携帯電話を上から見ても、正面から見てもランプ
の点滅が判る様に、図9、図10に示す如く、キャビネ
ット(1)の正面と上面のコーナ部に透光インディケータ
(3)を装着し、キャビネット(1)内に該インディケータ
(3)に対向してLED等のランプ(図示せず)を配備した
ものが一般化している。
【0003】透光インディケータ(3)及びキャビネット
(1)は、共に合成樹脂に形成されており、一般的に、合
成樹脂部材どうしの接合は、超音波溶着によれば、安価
に且つ防水性を保障できる高い接合が望める。前記の如
く、インディケータ(3)は、キャビネット(1)のコーナ
部に配備されており、図11に示す如く、インディケー
タ(3)に対するキャビネット(1)の取付け面は、キャビ
ネット(1)の正面壁の内面(10)及び天板の内面(16)の互
いに略直交する2面となる。
【0004】従来より、防水性を保って超音波溶着でき
るのは、接合部が同一平面にあるときのみであるとされ
ており、前記インディケータ(3)の様に、キャビネット
(1)の略直交する2面(10)(16)に対して、インディケー
タ(3)外周の全周に形成された接合部(31)を防水性を保
障して超音波溶着することは極めて困難である。従っ
て、従来はこの様な条件の下では超音波接着は実施され
ておらず、接着剤或いは機械的取付け法によって、イン
ディケータ(3)を固定しており、インディケータ(3)の
取付けに手間が掛かる上、防水性は期待出来なかった。
【0005】キャビネットの正面、上面の内、何れか一
面からキャビネット壁面を貫通してインディケータ(3)
を取付ければ、インディケータ(3)に対するキャビネッ
ト(1)の取付け面は同一平面に形成できるため、超音波
溶着により高い防水性を維持してインディケータ(3)を
固定できる。しかし、この場合、インディケータ(3)を
キャビネット(1)壁面から外側に突出させねば、上面及
び正面の2方向からランプの点滅を目視することはでき
ない。インディケータ(3)をキャビネット(1)の壁面か
ら単独で突出させることは、携帯電話を専用ケースに収
納する際或いは着衣のポケットに収める際に、インディ
ケータ(3)が引っ掛かる虞れがあり、容認されるもので
はない。更に、従来はインディケ−タがキャビネットの
最外周縁の角部に形成されているため、携帯電話の背景
側の光や、背景色によってインディケータの表示が見に
くなる問題があった。
【0006】本発明は、携帯電話の機種によっては、キ
ャビネット正面上部に、スピーカ領域を示す膨らみ段部
が形成されていることに着目し、該膨らみ段部の外輪郭
部に面してインディケータを設けることにより、前記問
題を一挙に解決できるインディケータの取付け構造を明
らかにするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明の携帯用通信機は、キャ
ビネット(1)の前面上部に、スピーカ領域を示すため
等、ランプ表示以外の主目的により形成された膨らみ段
部(11)を有する携帯用通信機に於いて、該膨らみ段部(1
1)のキャビネット天井板側の輪郭部上の、キャビネット
(1)の表裏に貫通して少なくともキャビネットの前面か
ら上面側に連続して開口する取付け孔(13)に嵌まって、
着信信号等の注意喚起用ランプの透光用インディケータ
(3)が輪郭部の表面の高さにほぼ揃う様に装着され、該
インディケータ(3)の内端部周縁には同一平面内で外方
に延びる接合部(31)が全周に亘って形成され、キャビネ
ット(1)の内面には、前記取付け孔(13)を同一面内で全
周に亘って包囲して取付け面(14)が形成され、該取付け
面(14)に前記インディケータ(3)の接合部(31)が超音波
接着されている。
【0008】
【作用及び効果】キャビネット(1)の内側からインディ
ケータ(3)を取付け孔(13)に嵌め、取付け面(14)にイン
ディケータ(3)の接合部(31)を重ねる。インディケータ
(3)の背面に超音波接着用ホーン(4)を当てて、取付け
面(14)に接合部(31)を超音波接着してインディケータ
(3)をキャビネット(1)に固定する。取付け面(14)及び
接合部(31)は夫々同一平面にあるため、通常の超音波接
着が可能であり、取付け部の防水性は保障される。
【0009】膨らみ段部(11)のキャビネット天井板側の
輪郭部上の、キャビネット(1)の表裏に貫通し、少なく
ともキャビネット(1)の正面から上面側に連続して開口
する取付け孔(13)にインディケータ(3)が嵌まっている
ため、該インディケータ(3)を通して、ランプの光をキ
ャビネット(1)の正面及び上面の2方向から目視でき
る。
【0010】膨らみ段部(11)は、ランプ表示以外の主目
的があり、インディケータ(3)を取付けるために新たに
形成するものではなく、又、インディケータ(3)は、膨
らみ段部(11)の表面から突出しないため、携帯用通信機
を専用ケース、或いは着衣のポケットに収める際、イン
ディケータ(3)が引っ掛かって邪魔になることはない。
更に、本発明では、キャビティ(1)の前面上部の、最外
周縁より内側の位置に形成された膨らみ部(11)にインデ
ィケータ(3)が装着されているので、携帯電話の背景色
に左右されることなく、インディケータの発光を確実に
認識できる。
【0011】
【実施例】以下、携帯電電話における実施例について説
明する。図1に示す如く、携帯電話は、合成樹脂製の縦
長キャビネット(1)の前面上部に、スピーカ領域を示す
横長楕円状の膨らみ段部(11)、該膨らみ段部(11)の下方
に液晶表示部(18)、該表示部(18)の下方に操作ボタン群
(図示せず)が配備され、開閉フラップ(2)によって隠さ
れている。
【0012】膨らみ段部(11)は、外周の輪郭線から内側
に丸みをもって膨らみ、膨らみ段部(11)の内側は、環状
中心側の頂上から徐々に低く傾斜する浅い凹み部(12)が
形成されている。凹み部(12)には、キャビネット(1)の
表裏を貫通して複数の小孔(19)が貫通開設され、キャビ
ネット(1)の裏側にはスピーカ(図示せず)が設けられて
いる。上記膨らみ段部(11)は、電話に熱中するあまり、
耳の位置とスピーカの位置がずれることを、該膨らみ段
部(11)が耳に触れることにより防止することを主目的と
して形成されている。
【0013】キャビネット(1)の天井板の一端側に伸縮
式アンテナ(17)が設けられている。本発明は、上記膨ら
み段部(11)の一部に開設した取付け孔(13)に、携帯電話
を正面からも、上方からも目視でき、且つ膨らみ段部(1
1)全体から突出しない様に、透光用インディケータ(3)
を配備したことを特徴とする。取付け孔(13)は、膨らみ
段部(11)のキャビネット天井板側の輪郭部上の、キャビ
ネット(1)の表裏に貫通して少なくともキャビネットの
前面から上面側に連続して開口している。
【0014】キャビネット(1)の内面には、取付け孔(1
3)の内側孔縁を一周して同一平面上に取付け面(14)が形
成され、該取付け面(14)の近傍に2本の位置決め軸(15)
(15)が突設されている。インディケータ(3)は、合成樹
脂にて形成された透明或いは半透明体であって、取付け
孔(13)を埋める様に該取付け孔(13)の内部形状に対応
し、先端が前記キャビネット(1)の膨らみ段部(11)の表
面湾曲形状に対応して湾曲している。
【0015】インディケータ(3)の内端には、取付け板
(32)がインディケータ(3)と一体に形成され、更に、取
付け板(32)上には、インディケータ(3)の基端を一周
し、前記キャビネット(1)の取付け孔(13)を包囲する取
付け面(14)に対応して接合部(31)が取付け板(32)より僅
か高く形成されている。上記取付け板(32)には、インデ
ィケータ(3)が取付け孔(13)に嵌まった状態で、前記位
置決め軸(15)(15)が嵌まる孔(33)及び切欠(34)が開設さ
れている。
【0016】然して、キャビネット(1)の内側からイン
ディケータ(3)を取付け孔(13)に嵌め、取付け面(14)に
インディケータ(3)の接合部(31)を重ねる。同時に取付
け板(32)の孔(33)と切欠(34)を位置決め軸(15)(15)に嵌
める。インディケータ(3)の背面に超音波接着用ホーン
(4)を当てて、取付け面(14)に接合部(31)を超音波接着
してインディケータ(3)をキャビネット(1)に固定す
る。取付け面(14)及び接合部(31)は夫々同一平面にある
ため、通常の超音波接着が可能であり、取付け部の防水
性は保障される。キャビネット(1)内に、プリント配線
基板(図示せず)等の構成部品を配備し、インディケータ
(3)の背面には、LED等のランプ(図示せず)を位置さ
せる。
【0017】膨らみ段部(11)のキャビネット天井板側の
輪郭部上の、キャビネット(1)の表裏に貫通し、少なく
ともキャビネット(1)の正面から上面側に連続して開口
する取付け孔(13)にインディケータ(3)が嵌まっている
ため、インディケータ(3)を通してランプの光がキャビ
ネットの正面及び上面の2方向から目視できる。膨らみ
段部(11)は、ランプ表示以外の主目的があり、インディ
ケータ(3)を取付けるために新たに形成するものではな
く、又、インディケータ(3)は、膨らみ段部(11)の表面
から突出しないため、携帯用通信機を専用ケース、或い
は着衣のポケットに収める際、インディケータ(3)が引
っ掛かって邪魔になることはない。
【0018】図8は、キャビネット(1)の略楕円上の膨
らみ段部(11)の上部側コーナにインディケータ(3)を取
付けた他の実施例を示しており、この場合は、キャビネ
ット(1)の前方、上方、側方の3方からインディケータ
(3)を通してランプの点滅を目視できる。本発明は上記
携帯電話に限定されることなく、その他の通信機器に実
施可能であり、又、特許請求の範囲に記載の範囲で種々
の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話の正面図である。
【図2】携帯電話の平面図である。
【図3】キャビネットの内面の要部正面図である。
【図4】インディケータ及びキャビネットの断面図であ
る。
【図5】インディケータを装着した状態のキャビネット
の断面図である。
【図6】インディケータの斜面図である。
【図7】キャビネットの要部及びインディケータの斜面
図である。
【図8】他の実施例の携帯電話の正面図である。
【図9】従来例の携帯電話の正面図である。
【図10】従来例の携帯電話の平面図である。
【図11】従来例のインディケータ取付け状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット (11) 膨らみ段部 (13) 取付け孔 (3) インディケータ (31) 接合部 (32) 取付け板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 H04Q 7/32 H04Q 7/38 H04M 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(1)の前面上部に、スピー
    カ領域を示すため等、ランプ表示以外の主目的により形
    成された膨らみ段部(11)を有する携帯用通信機に於い
    て、該膨らみ段部(11)のキャビネット天井板側の輪郭部
    上の、キャビネット(1)の表裏に貫通して少なくともキ
    ャビネットの前面から上面側に連続して開口する取付け
    孔(13)に嵌まって、着信信号等の注意喚起用ランプの透
    光用インディケータ(3)が輪郭部の表面の高さにほぼ揃
    う様に装着され、該インディケータ(3)の内端部周縁に
    は同一平面内で外方に延びる接合部(31)が全周に亘って
    形成され、キャビネット(1)の内面には、前記取付け孔
    (13)を同一面内で全周に亘って包囲して取付け面(14)が
    形成され、該取付け面(14)に前記インディケータ(3)の
    接合部(31)が超音波接着されている携帯用通信機。
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